Colaboに対するバッシングへの足立康史議員の意外な発言 真っ当です
- 2023/03/12
- 11:10

いつもは非常に突出しているというか、物議を醸す発言をする足立康史議員ですが、この東京新聞に掲載されているコメントはとても真っ当なものです。正直、驚きました。「Colaboへのバッシング、離婚後の共同親権…女性の人権問題について男性議員に聞いた」(東京新聞2023年3月8日) Colaboの問題は雑な会計処理とレベルの低い報告書、挑発的な代理人弁護士の発言にあるのであって、そこに公金横領のような次元の問題ではありま...
共同親権の断念と精神的DV保護の法制化
- 2023/02/28
- 12:37

法務省は、離婚後の共同親権の導入の是非を巡ってパブリックコメントの募集をしていましたが、今般、離婚後の共同親権の導入は断念したと報じられました。「共同親権、今国会は見送り 賛否まとまらず、民法改正案「時期尚早」」(東京新聞2023年2月28日) 当然といえば当然なのですが、そもそも2月を締切にしたパブコメで、これだけ賛否の対立が激しいのに早々に法制化などあり得ないわけです。 導入を決めた上でとりあえず国...
Z世代が約5割が「子どもがほしくない」 やっぱりの結論 現代特有の問題
- 2023/02/27
- 12:47

テレビ朝日ですが、興味深い世論調査結果を報じています。「Z世代の約5割が「子どもがほしくない」」(テレビ朝日2023年2月26日) 47.5%が子どもが欲しくないという回答ですが、その理由こそが問題です。「その理由として「お金の問題」と答えた人は2割弱にとどまり、「お金の問題以外」が4割を超えました。 さらに「お金の問題以外」の理由を聞いたところ、「育てる自信がない」「子どもが好きではない」「自由がなくなる」が...
幼児に対する暴行が必ずといってよいほど傷害(致死)になることの疑問
- 2023/02/24
- 15:35

今般、またものすごい事件がありました。5歳の幼児に対して殴ったり蹴ったりで脳死状態にしてしまったという事件です。「5歳児が脳死状態 母親の交際相手の男、「4回蹴った」」(朝日新聞2023年2月24日)「「1回蹴ると男児は両ひざ立ちになり、2回目で冷蔵庫に顔をぶつけたように見えた。3回目でしりもちをつき、4回目に蹴ったら床に倒れ込んで立ち上がったが意識を失った」」 これに対する容疑は傷害。 殺すつもりがあれば...
車の前に立ちふさがれたりしたらためらわず110番通報
- 2023/02/12
- 13:26

また痛ましい事件がありました。「「彼氏を車で引きずった」男性がワイパーをつかんだ状態で、約500メートル走行 21歳の女を逮捕 北海道苫小牧市」(HBC2023年2月21日) この女性、この男から逃げたかったんでしょうね。この事件からは誰もがそう思うでしょう。記事によれば警察への相談歴もあるということですが、本当に不幸な事件です。 逃げるということであれば、まず施錠する。 そして車を発進させる、ということです...
離婚後の共同親権制度の導入目的は形を変えた家父長制の復活
- 2023/02/10
- 10:07

今、自民党右派や極右政党維新の会により離婚後の共同親権制度が導入されようとしています。 この制度の目的は、これまでも述べてきましたが、形を変えた家父長制の復活のためです。 特に乳幼児は母が実際の監護をしていることが多く、離婚後は母が親権者になることが多いのが実際でした。 ところがこれまで離婚してしまうと子に関心を持たなかった父親が子に強い関心を示すようになりました。 これが良いことなのかどうかが...
離婚後の共同親権に反対しよう 離婚後の共同親権制度が導入が少子化に拍車を掛ける
- 2023/02/09
- 01:05

現在、「家族法制の見直しに関する中間試案」に関する意見募集が行われています。 締切2023年2月18日0時0分 パブコメなので賛成が多いのか反対が多いのかということはあまり問題ではありません。あくまで内容の問題です。 私も遅くなりましたが、意見を投稿しました。 このパブコメ自体は、右翼自民党が介入して審議会そのものを歪めた経緯があります。「共同親権のパブコメに自民党の介入疑惑 自民党のおごりが酷すぎる」...
共同親権のパブコメに自民党の介入疑惑 自民党のおごりが酷すぎる
- 2023/01/13
- 01:30

現在、家族法制の分野で離婚後の共同親権の是非についてパブリックコメントが実施されています。 これについて自民党が離婚後の共同親権導入の立場から介入したのではなかいという疑惑が報じられています。「共同親権のパブコメに自民党が介入? 推進派議員が関与した資料を政府がサイト掲載 公正・中立性に疑問の声」(東京新聞2023年1月12日) この件では、そもそも中間試案策定段階でも自民党右派が露骨に介入していまし...
中絶に配偶者(夫)の同意が必要とすることの恐ろしさ 病院を訴えるのは筋違い 離婚後の共同親権制度など絶対に導入してはならない
- 2022/12/05
- 23:00

現在、中絶を行うためには配偶者の同意が必要とされています。 何故、配偶者の同意が必要なのか、疑問しかないのですが、この事件はこの同意の要否を考える上では非常に大きなものがあります。 一審で夫側の請求を棄却した判決について福岡高裁那覇支部は控訴を棄却しました。「人工中絶の配偶者同意、男性の控訴を棄却 福岡高裁那覇支部 医師の過失認めず」(沖縄タイムス2022年12月5日) この判決には安堵です。 女性はD...
石井敏宏氏(千葉県館山市議)と杉山程彦弁護士の迷コンビ 離婚後の共同親権制度の危うさ 相当偏った親権感
- 2022/11/30
- 12:17

石井敏宏氏といえば、私もツイッター上で絡まれた離婚後の共同親権推進派の1人です。 とにかく「エビデンス」という言葉が好きで、関連性も客観性もないようなデータ(?)を持ち出して離婚後の共同親権制度を正当化しようとするのですが、全く論証にもなっていない滑稽な主張ばかりです。 今般、石井敏宏氏のツイートに批判などをした弁護士に対して損害賠償請求訴訟が起こされ、結果、棄却となりました。 問題となったツイ...
別居している親でも親権者 離婚後の共同親権の弊害を見せつける不当判決 瀬戸茂峰裁判官は共同親権派か
- 2022/11/22
- 19:25

今般、大津地裁で離婚後の共同親権が導入されたら、これほどの弊害があるのかということを見せつけてくれた判決がありました。 父親の損害賠償請求に5万円の慰謝料を認容したというものです。「娘への手術、面会禁止された父親の同意なしは違法 大津地裁判決」(毎日新聞2022年11月17日)「判決によると、2019年7月、当時3歳だった娘は同医大付属病院で肺の動脈弁をバルーンで拡張する手術を受けた。父親は娘の誕生後間もなく...
12歳の娘との間で恋愛関係が成り立つことはない(続編)
- 2022/11/22
- 19:10

先日、「12歳の娘と真摯な恋愛はあり得る…はずがありません」をエントリーしました。 今回はその続きです。 父親と12歳の娘との間で恋愛関係が成り立ちますか。 父親の年齢もさまざまでしょうね。産まれた年齢の分だけ差となります。 12歳の娘にとっての恋愛はありません。まだ子どもです。12歳でありながら大人と同じレベルの恋愛ができる、そういった子がいないとは限らない、などというのは話になりません。結論として「...
12歳の娘と真摯な恋愛はあり得る…はずがありません
- 2022/11/16
- 00:23

現在、13歳未満であればその同意の有無など一切、関係なく性行為等を行えば犯罪となります。 14歳への引き上げが検討されていましたが、現在は16歳への引き上げの当否です。「「性交同意年齢」16歳に引き上げ、時効は5年延長 法制審試案」(朝日新聞2022年10月24日)「試案では同意年齢を「16歳」に引き上げ、中学生に相当する16歳未満まで保護対象にした。ただ、これでは15歳同士などの性行為も罪に問われるため、13~15歳の...
自身の子3人の生命を奪った父親が無期懲役 年齢が低いと罪が軽くなるだけでなく自分の子ならなおさらという怪現象 性犯罪も同じ
- 2022/11/14
- 10:35

先日、2人の子を殺し、1人ついては死亡と因果関係が争われた事件で父親に対し、無期懲役に判決がありました。「実子など3人死亡 殺人や傷害致死の罪 父親に無期懲役の判決」(NHK2022年10月11日) 検察が無期懲役の求刑だったことから、当初から死刑判決は回避されていたといえます。 私自身は死刑廃止論者ですから、死刑が回避されたこと自体に異議はありません。しかし、他方で、何故、被害者が子どもだったら死刑が回避...
ゆたぼんの人はいつ死ぬかわからない そのやりたいことが投げ銭もらって日本を車で一周すること?
- 2022/11/07
- 09:09

このところ、ヤフーニュースでゆたぼん親子のネタが最近、多いように思います。 しかし、それにしてもこの親子、反面教師のために存在しているのでしょうか。「ゆたぼん「やりたい事は大人になってから」批判に反論 「死んだらどうするん?」「今しかできひん」」(J-CAST2022年11月5日)「「今やりたいって思う事は今やらないと大人になってからはできひんと俺は思うけど!! 」と反論。「大人になる前に死んだらどうするん?...
元小学生ギャルが髪を染めているから授業を受けられないことをどのように考えるのか 子を使ってカネを稼ぐことの是非
- 2022/11/02
- 09:49

「小学生ギャル」ですが、髪を染めているから同じ教室での授業は受けさせない、という学校の方針が果たして間違っているのかどうか。「〈元小学生ギャル〉「入学から半年経っても教室に入れない」「髪色の問題で遠足も辞退…」中学生ギャルの父親(30)が、学校側の対応に思うこと」(文春オンライン2022年10月29日) 私からみると、何故、そもそも小学生にこのようなことをさせるのか、全く理解できません。普通に小学校に通わ...
家庭裁判所手続きのオンライン化が始まるが… 出頭できるのに出頭しないのはデメリットが大
- 2022/09/28
- 12:24

家庭裁判所でもオンラインによる調停手続が10月から始まります。 今までは電話による手続きが行われていましたが、それよりは画面を通しての対応の方が臨場感はあるんだと思います。 しかし、実際に体面することに勝るものになるのでしょうか。 実際にオンラインとなったときのイメージです。 弁護士はそれぞれの事務所で対応する。依頼者(当事者)はその事務所に赴く。 その事務所で弁護士、依頼者(当事者)がオンライン...
子が別居した親に会えないのは離婚後の共同親権がないから? 離婚後の共同親権の有無の問題のかをよく考えよう
- 2022/09/01
- 09:23

このツイート主は16歳の男の子のようです。 このツイート主は離婚後の共同親権を主張していますが、このツイートの内容、どこが間違っているかわかりますか。こんにちは。僕は16歳の男子です。僕から言わせれば、単独親権こそなんのメリットもありません。僕が13歳の時に妹と引き離され、未だに会えないままでいます。これこそ、単独親権の弊害。世界は共同親権を採択する国が多いのに、なぜ日本だけ単独親権にこだわっているの...
もし離婚後も共同親権だったら救えた命ある? ありません。すり替えの議論に欺されないように
- 2022/08/26
- 19:56

以前からなのですが、児童虐待が母子家庭であるとき、何故か離婚後も共同親権だったら救えたのではないか、と言われることがあります。 その思考が独特すぎて、単なる政治スローガンにしかなっていないのですが、離婚後も共同親権であれば救えた命、というものは存在しません。「児童2人放置死、逮捕の母親に突然別れを切り出された父親…やっと手に入れた「普通の幸せ」だった」(読売新聞2022年8月23日)「5月中旬、●●容疑者...
「ゆたぼん」の不登校を考える こんな親の元に育てられた子がかわいそう 虐待と同じレベル
- 2022/08/21
- 10:38

先日、裁判所に行く途中で、「ゆたぼん」なる自動車を見かけました。 助手席に子どもが乗っていました。これが「有名」ユーチューバーだとは知りませんでした。 すぐにこんな記事がヤフーで配信されていました。「ゆたぼん、ペロペロなめた指でタッチパネルを…回転寿司店での行為を反省「ごめんなさいでした」」(スポニチ2022年8月18日) それにしてもスポニチは、こんなコタツ記事が好きですね。 それはともかくまさに社会...
家裁の調停手続きがオンライン化したからといって利便性が上がるわけではない 代理人としては事案に応じた対応が必要
- 2022/08/09
- 15:47

家裁の調停手続きなども申立は電子データ、調停期日はオンライン化するということが法制化されるかもしれません。「離婚調停をオンライン化、法制審議会が中間試案」(日経新聞2022年8月5日) 申立を電子データによることになるのは、それは時代の流れなんだろうなと思う反面、調停手続きそのものをオンライン化することについては利便性ばかりがあるわけではないということは考えておいた方が良いです。 離婚や遺産分割など誰...
家庭裁判所の機能不全 子の奪い合いに無力、無責任 根底には司法予算の不足 犠牲になるのは子どもたち
- 2022/07/14
- 12:43

同居している状況で子を連れ去られたら? よく離婚後の共同親権権を主張する人たちから言われるのがこれ。 これを未成年者拐取の罪で告訴したりするなどしていますが、これは捜査機関には相手にされていません。当たり前です。 だからこれを犯罪とせよ、厳罰とせよと主張しているわけです。 同居中の主たる監護者が子を連れて出ても全く問題ありません。これを監護の継続の観点から判断されます。夫婦として同居してやってい...
フランス人夫の親権認められず TBS報道が歪んでいる
- 2022/07/08
- 09:21

ハンガーストライキなどと称した脅迫じみたやり方で世間を騒がせた事件ですが、東京家裁では母を親権者とする判決が出ました。当然の結論です。 しかし、このTBSの速報があまりに歪んでいます。「【速報】「子どもの連れ去り」訴えたフランス人夫に親権認めず 東京家庭裁判所判決 妻に逮捕状など国際問題に」(TBS2022年7月7日)「一方で調査で子どもが夫に対して否定的な感情を示さなかったことから「妻が夫と子らとの面会交...
LGBT差別発言の根底に潜むのは男尊女卑に基づく、黙って「オレの子を産め」 必然的な少子化の流れを理解できない人たち
- 2022/07/04
- 00:42

自民党の比例区の候補である井上義行氏の発言が物議を醸しています。自民党の井上義行候補がLGBT差別を含む街頭演説をしています。内容としては杉田水脈の「生産性」発言に匹敵するレベルだと思う。本当に酷い。井上氏「同性愛とか色んなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで家庭ができないで子供たちは本当に日本に引き継いでいけるんですか?」 pic.twitter.com/z5TaVEuroi— HOM55 (@HON5437) July 2...
8年も交際していて別れたいというのであれば誠意を示すのが当然 裁判所の発想は当事者の対等を擬制する
- 2022/07/01
- 00:20

この2つの弁護士ドットコムの記事、読んでどう思われますか。「別れを告げたら請求された「慰謝料200万円」 婚約していなくても支払う必要はある?」「「元カノから慰謝料200万円を請求されています」 8年間の交際の末、ドロ沼化」 8年、交際を続けていて、好きな人ができたからお仕舞い、というよくあるパターンです。 慰藉料の支払義務という観点からいえば、婚姻に向けた合意がなければ、交際関係を終えるのは当人の自由...
中絶の禁止に離婚後の共同親権の国だったら妻を無理やりにでも妊娠させたら支配を獲得 男尊女卑のおぞましい社会
- 2022/06/29
- 01:24

米国では離婚後も子の親権は共同親権とされ、暴力的なDVが立証できない限りはこの離婚後の共同親権を排除できません。 そのため、どれだけ多くの命が失われたことか。離婚後の共同親権は弊害しかありません。 この記事にあるように日本であろうがなかろうか、離婚後の共同親権には百害あって一利なしです。 特にこの記事はとても整理されています。是非、ご一読ください。「離婚後の共同親権、橋下徹弁護士が「やっと世界標準...
離婚ビジネスという誹謗中傷 養育費からの「ピンハネ」について 法テラスを受けないという弁護士は「離婚ビジネス」だと思う
- 2022/06/26
- 19:56

離婚後の共同親権に反対する弁護士に対しては以前から「離婚ビジネス」という言葉で離婚後の共同親権を推進する人たちから誹謗中傷されてきました。 その代表格がはすみとしこ氏です。「中共の陰謀? ビジ弁日本代表に選ばれました! 排除に「いいね」を押すみたに英弘議員」「『実子誘拐』はすみとしこ編著」 離婚後の共同親権制度になった場合、離婚事件の依頼が減る? 離婚後の共同親権制度が導入されれば離婚そのものが...
生後7カ月の娘を”誘拐”?? 全く事実関係がわからず何故、逮捕
- 2022/05/25
- 08:46

このニュースをみたとき、何故、逮捕にまでなるのかよくわかりません。「生後7カ月の娘を”誘拐” 女(20)を現行犯逮捕」(九州朝日放送2022年5月24日) 内縁関係だそうですが、何故、内縁の夫の元に子がいるのか。 内縁ということであれば親権者は母であり、この内縁の夫にはない。 一番の問題は母が親権者なのに何故、逮捕にまで至るのか、この記事からは前提事実がよくわからず、疑問だらけです。2022年5月3日撮...
中絶に配偶者の同意を必要としたり、そもそも中絶の禁止など男支配のための手段 離婚後の共同親権を実現できれば完璧
- 2022/05/22
- 10:11

米国での中絶を禁止する法案について違憲とした判例が変更されそうになっていることが報道されました。「中絶の権利の否定は人権侵害 米国の人権保障の程度が問われる」 この判例変更に反対するデモが起きているということですが、当たり前の話です。 産む産まないの自由は当然にあります。これを否定するのは封建制、家父長制の男支配の社会だけです。 キリスト教が中絶を禁止しているというのですが、それもどこまで教義と...
子を連れての別居が違法? 助言した弁護士の法的責任 東京地裁判決について
- 2022/03/31
- 13:26

この記事は、大いに目を引きました。「子を連れて別居、代理人の弁護士にも賠償命令 「違法な助言」」(朝日新聞2022年3月30日) この題名だけをみると、離婚後の共同親権だ、と言っている界隈の人たちの主張に沿ったようにも見えますが、内容はいろいろ複雑のようです。 この事案の特徴は既に協議離婚が成立しており、子らの親権者は父親になり、父と同居してしたものです。協議離婚である以上、親権者は父にすることについ...
家裁による児相申立却下の判断の是非 最高裁、関係機関は検証し、その責任を明らかにしなければならない 裁判官の無責任な態度は許されない
- 2022/03/11
- 10:05

大和市の7歳の児童を児相が一時保護し、入所を求めたことに対し、家裁が却下、約9か月後に母親によって虐殺されたという事件は、本当に痛ましい限りです。 救えた命が家裁によって踏みにじられたと言っても過言ではありません。 何故、家裁は却下したのか。 弁護士ドットコムにその当たりの分析がされています。「大和市7歳児殺害事件で母逮捕…家裁が児相の入所要求を却下したプロセスは?」(弁護士ドットコム) ここに記載...
見解が分かれると言っても責任は家裁(裁判官)にある 子の虐待死 裁判官は亡くなった子に対してどう思っているのか! 裁判官の実名を公表せよ
- 2022/02/27
- 16:51

子が虐待されているのではないか、児相が保護する場合、親権者の同意が得られない場合には家裁の許可を求めることになります。 しかし、家裁は却下した、その子の末路は母親による虐待死です。 朝日新聞記事の見出しはこうです。「施設か親元か、児相と家裁で分かれた見解 専門家「記憶にない事件」」(朝日新聞2022年2月25日)「次男の保護をめぐる児童相談所と家庭裁判所の見解が分かれた。施設に入所させようとした児相の...
米国のこの性被害の実態 これでは男女平等社会とはほど遠い 離婚後の共同親権に疑問符
- 2022/01/21
- 01:13

米国の離婚後の共同親権が絶賛されることがありますが、本当にそれが正しい理解なんだろうかと思うことがあるわけです。 実際にも米国でも離婚後の共同親権の前にはDV問題は全く解決していないわけだし、それはフランスなどの欧州でも同じこと。 そういった国でのこうした性被害の話を聞くと、男女平等などまだまだ何だなあと思うわけです。「性的暴行560億円で和解 米ミシガン大、千人被害」(産経新聞2022年1月20日) ...
臨床心理士が語る「子供達の中で1番心配なのが片親で一人っ子」の問題点 問われる専門職の責任
- 2022/01/02
- 20:29

臨床心理士の資格があるという玉川真里氏のツイートです。私が見ている子供達の中で1番心配なのが片親で一人っ子。親が不機嫌だったり不調だと子供が辛い目に。そんな時、共同養育ならば、協力体制が出来ていれば助かるんです。子供に虐待する人には面会権は与えない強い法的措置の下、子供が親や親戚から沢山の愛を受け取る社会にしたい!— 臨床心理士 玉川真里 (@NPO99408811) December 30, 2021 片親一人親が心配。だ...
養育費と報酬 離婚ビジネス?? 離婚後の共同親権を主張する人たちのデマに欺されないで 法テラスの活用
- 2021/12/03
- 23:30

離婚手続のために弁護士に依頼すれば、弁護士費用は掛かります。収入基準はありますが、所得が少ない方は日本司法支援センター(法テラス)の立替払いを受けることができます。 離婚後の共同親権を推進する人たちは、離婚後の共同親権に反対する弁護士は、子の連れ去りを指南し、婚姻費用(婚費)や養育費を夫(元夫)から取り立て、そこから報酬(例えば、養育費の1割など)をとって離婚で金儲けをしている、離婚ビジネスだと...
裁判所は不貞の相手に慰謝料支払義務を認める判例を改めるべき
- 2021/11/14
- 02:38

またとんでもない事件が起きています。既婚であることを隠して女性と交際、その挙げ句の果てに殺してしまうというものです。「女性殺害容疑で35歳再逮捕 既婚隠して交際しトラブルか 兵庫」(毎日新聞2021年11月7日) この男の行為は当然に不貞行為ということになりますが、一番の問題なのは既婚ということを隠しての行為に悪質さがあるという点です。 普通は既婚と知れば相手にされません。それがわかっているからこそ、既...
離婚訴訟で「DV」が不認定でも支援措置の必要性がある場合は当然に想定される 中日新聞の記事に疑問
- 2021/11/07
- 17:44

中日新聞のこの記事が話題になっています。「DV不認定、面会指示も息子に会えず 小牧の男性「元妻が制度悪用」」(中日新聞2021年11月4日) この事案で問題なのは、DVが不認定というのはあくまで離婚事由としてのDVはなかったということです。訴訟による離婚の場合には離婚が認められる事由が列挙されており、裁判所の判断によって強制的に離婚を認めてしまうので、その離婚事由とされるものが限定されています。 事案から...
北海道新聞社は、離婚後の共同親権問題での問題記事に総括はされたのか、現場の記者の暴走だけは済まない
- 2021/10/17
- 01:23

北海道新聞社は、離婚後の共同親権についてかなり偏った記事を掲載しています。 橋本崇載氏のインタビュー記事を掲載してしまう点でかなり問題があります。 学者の見解を歪めて記載してしまったのも、北海道新聞社が諸々の弁明していますが、いずれにしても現場の記者の暴走であることは明らかです。「本日、北海道新聞社から回答がきました」未だにこのような記事を掲載しています。「子の連れ去り 規制賛否 現行法 明確な...
恐ろしい付きまといの果ての犯罪 何とかして防げないものだろうか
- 2021/10/17
- 00:24

立て続けに恐ろしい事件が起きました。「逮捕少年「見つかれば一家殺害」 交際拒否され、逆恨みか―甲府2人死亡放火」(時事通信2021年10月16日)「兵庫・尼崎の女性刺殺、元夫の身柄確保…殺人容疑で逮捕状を請求」(読売新聞2021年10月16日) 終わりを宣告されればそこまで。その後に何かするは御法度。 法的に主張しうるものがあれば、ルールに従って対応すればよく、それ以外に何かを求めるのは相手が拒否すればそれまでの...