弁護士業務改革シンポ
- 2011/06/30
- 09:27
日弁連より「弁護士業務改革シンポ」の案内パンフレットが来ました。 テーマは11①小規模法律事務所におけるマーケティング戦略 ~さらなる依頼者志向~②地方自治体の自立と弁護士の役割 ~監査、議会のあり方、クレーマー対策を題材として~③事務職員の育成と弁護士業務の活性化 ~日弁連研修・能力認定試験をどう生かすか~④企業等不祥事における第三者委員会ガイドラインの今後の課題 ~ガイドラインの意義と普及のため...
携帯電話の怪
- 2011/06/29
- 12:46
昨日、車を運転中のことですが、二車線道路で、左レーンを若い女性が運転する車が走っていました。 しかし、車線をはみ出して右レーンに寄ってくるのです。クラクションを鳴らしましたが、見れば携帯電話で話をしているのです。 これではクラクションも聞いてはいないでしょう。 さらに、その後、交差点で赤信号で停車しましたが、まだ携帯電話使用中です。 歩行者分離であったため、歩行者信号だけが青になったのですが、何...
奥島孝康氏 回答せず
- 2011/06/28
- 22:19
坂野真一弁護士が、法科大学院制度に関して奥島孝康氏に公開質問状を送付したところ、一切の回答がないという報告が掲載されています。 王様は裸だ! やっぱりという感じでしょうね。あれだけ無責任な発言をしているようでは、もともと回答できるだけの見識もなかったでしょうし。関連ブログ法科大学院協会特別顧問奥島孝康氏への質問状ブログランキングに登録しています。 クリックをお願いいたします。にほんブログ村人気ブ...
ますます自信を持つ裁判員?
- 2011/06/24
- 18:49
横浜地裁は、2011年6月17日、津田寿美年被告に対し、死刑判決を下しましたが、判決後に語っている裁判員たちの感想が異様に感じます。 前回、横浜地裁で死刑判決が下されたとき、裁判長は、控訴を勧めていました。その後の裁判員の感想も同様でした。 しかし、今回の感想は、神奈川新聞2011年6月18日配信によると、 「会見に出た6人のうち、5人が「控訴しないでほしい」と語った。」とあります。 前回の死刑判決とは、180度...
日弁連ワークライフバランスに関するアンケート
- 2011/06/24
- 11:45
日弁連男女共同参画推進本部によるアンケートのようで、「育児や介護などの家庭と仕事との両立から弁護士が仕事上抱える悩みと仕事の両立まで視野に入れた、発展型のワークライフバランスを想定」しているだそうです。 メンタルヘルス(精神的な悩み)に関するアンケートでは、 ①弁護士業務を遂行するにあたって、心理的な不安が原因と思われる症状が出たか。 ②その理由は何だと思うか。とあります。 ②で記載されている事項...
札幌弁護士会インフォメーションセンター
- 2011/06/22
- 14:08
2011年6月号札幌弁護士会会報が配布されました。 第1回委員長会議報告が掲載されています。 インフォメーションセンターについて、理事者の見解が述べられています。 「弁護士会館1階インフォメーションセンターのガイド弁護士の在り方については、様々ご意見のあるところですが、理事者といたしましては、さらなる発展や機能の充実策について、どのような視点で検討を進めるべきかについてご意見をうかがいたく」 要は、存...
「大きな司法」とは何か
- 2011/06/21
- 12:50
2001年6月に司法審意見書が出され、それ以降、「大きな司法」と言われることがあります。 これまでの司法は、行政や立法に比べても、予算も少なく、規模も小さいので、司法の役割を大きくするのだという主張です。 しかし、この議論には、大きなごまかしがあります。 この司法の役割という視点からは、従来は、行政追随ということが言われていたのであり、憲法判断についても統治行為論に見られるように極めて消極的な姿勢が...
翼賛市民団体の企画
- 2011/06/19
- 10:16
朝日新聞2011年6月17日配信 「裁判員候補者になった人らでつくる大阪の市民団体「裁判への市民参加を進める会(裁判員ACT)」が、神戸市長田区のコミュニティーラジオ局「FMわぃわぃ」(77・8メガヘルツ)で、裁判員を務める意義や制度の課題などを発信する番組「裁判員さしすせそ」を始めた。」 「初回の5月7日には、日本弁護士連合会裁判員本部事務局次長の西村健(たけし)弁護士(52)=大阪弁護士会=が出演...
岡田ヒロミ氏の暴言
- 2011/06/18
- 09:27
法曹の養成に関するフォーラムが開催されています。 気になった発言にコメントしたいと思います 岡田ヒロミ氏(消費生活専門相談員)○岡田委員 先ほどから消費者,消費者と出ていますが実態と違うのではないかなと思っているのですが。製造物責任法ができたときに,日本もアメリカみたいに濫訴社会になるのではないかということを経済界から随分言われましたが,消費生活センターの相談員の認識では,消費者が積極的に裁判を起...
朝日新聞の悪質さ
- 2011/06/16
- 08:00
朝日新聞は、司法審意見書が出されてから10年ということで社説を掲載しています。 2011年6月14日付「司法改革10年-次代担う層どう育てる」 この社説に対しては多くの方が批判的コメントを掲載していますが、私も遅ればせながらコメントしたいと思います。「「身近で頼りがいのある司法」を掲げて司法制度改革審議会が意見書を公表して10年になる。裁判員裁判をはじめ、意見書を踏まえて導入された施策はおおむね順調に推移...
弁護団事件のお知らせ
- 2011/06/13
- 17:04
除排雪業者による除排雪被害について、弁護団が結成されました。 下記のとおり、説明会を開催しますので、お越しください。対象業者 除排雪業者対象となる方 平成22年12月から平成23年3月の間に除排雪を依頼した方説明会日時 平成23年6月18日(土)午後1時場所 札幌弁護士会館5階(札幌市中央区北1条西10丁目)※本事件については、2012年9月24日、和解によって解決しました。 解決内容は、追ってこの記事...
佐藤幸治氏の暴論
- 2011/06/11
- 08:00
朝日新聞2011年6月7日付で、「身近な司法へ模索続く」という特集が掲載されています。 今時の司法「改悪」を推進してきた朝日新聞ならではの記事ですが、とりわけ佐藤幸治氏元司法制度改革審議会長、京都大名誉教授のコメントが最悪です。 既に多くの方々が批判的コメントを述べていますが、私も遅ればせながら、コメントします。 裁判員制度について①裁判員制度の導入により、「調書中心主義」から公判での「直接主義」に変...
法科大学院協会特別顧問奥島孝康氏への質問状
- 2011/06/07
- 19:49
大阪の坂野慎一弁護士が、法科大学院協会特別顧問奥島孝康氏に対し、公開質問状を送付されています。法科大学院協会特別顧問奥島孝康氏への質問状 奥島孝康氏からどのような回答がなされるのか、私も非常に楽しみです。関連ブログ奥島孝康氏のデタラメを許してはならないブログランキングに登録しています。 クリックをお願いいたします。にほんブログ村人気ブログランキングへ...
菅総理の醜態
- 2011/06/02
- 12:44
不信任決議案が提出されるそうですが、民主党からの大量「造反」もあるようです。 もっとも、民主党だから不信任決議案に反対せよということになるかといえば、当然にはならないでしょう。 不信任決議案は、あくまで菅内閣に対するものであり、民主党政権に対するものではないからです。 菅総理は、この間も、参議院選挙の直前に消費税増税を言い出したり、TPPへの参加を言ってみたりと、結局、何をどうしたいのかが全くわ...
奥島孝康氏のデタラメを許してはならない
- 2011/06/01
- 08:45
朝日新聞2011年5月31日付朝刊に「法科大学院は必要か」というタイトルで、奥島孝康氏(元早稲田大総長、法科大学院協会特別顧問)が法科大学院を絶賛し、安念潤司氏(中央大法科大学院教授)が司法試験受験資格にするなという主張を展開しています。 両氏に共通しているのは、弁護士人口を激増せよという点です。 奥島孝康氏の主張は、使い古された暴論の類です。 未だにこのような滑稽なことを平気で公に発言していますので...