自民党が18歳向けのパンフレットを作成しましたが、あちこちで批判的な見解が出ています。
私も今日、初めて読んでみました。すごいです。これが自民党の発想なんだということがよくわかります。
パンフレットはこちら「
自民党 選挙向け漫画が変 「軽いノリじゃダメですか?」」(毎日新聞2016年6月2日)
最初に出てくる漫画では、女子高校生がかっこいい男子学生に触発されて投票に行くという設定です。
題して「軽いノリじゃダメですか?」
この部分が女性蔑視ということで叩かれているわけですが、自民党ならではの発想だと思います。

それで自民党は本当に軽いわけです。
自民党が担ぎ出す候補が
今井絵理子氏のような著名な昔のアイドルですから、
自民党をあげて軽いんです。集票のためだったら、何でもありなのが自民党です。
「
福祉破壊の自民党が「福祉」の看板 自民参院選に今井絵理子氏? 与党が著名人を擁立するのは自民党の胡散臭さの象徴」
著名だからというだけで国会議員選挙の候補者になるのが自民党です。
中身のないレベルで集票しようという発想が、「軽いノリじゃダメですか」につながるのですから、最低レベルの政党です。
しかもその男子学生がすごい設定です。生徒会長で、その母親は地元の議員だそうですよ。
すごい権威的です。議員といっても想定されているのは自民党議員でしょうね。
ここに出てくる高校生たちは、「このまま人口が減っていくと経済的にも影響が…」なんて話し合っています。
素晴らしい!
と思いますが、実際には、高校内では、文科省は政治活動のこれでもかというほど学校の管理を強調し、実質的な「禁止」を打ち出しています。
「
「高等学校等における政治的教養の教育と高等学校等の生徒による政治的活動等について(通知)」に関するQ&A(生徒指導関係)」
これで高校生が政治活動を萎縮しない方がおかしいです。
あからさまな政治活動について敵視してきたのが文科省であるにも関わらず、表層的です。
政治について
批判的な姿勢はダメということです。このパンフレットには、政治に対して批判的に考えようなどというフレーズは一切、ありませんが、要は投票に来ればいいんだというだけなのです。
投票に来ればいいんだ、候補者には有名どころを用意しておくからよろしくね! これが自民党の選挙に対する思想です。
それはそうでしょう、
自民党にとって国民は支配の客体でしかないのですから。
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