自民党が参議院選挙の東京選挙区に朝日健太郎氏の擁立を決めました。
ビーチバレーで、二度、五輪に出場した選手だとか、要は、若い世代には有名人なのですね。
この東京選挙区では、自民党は乙武洋匡氏の擁立に失敗し、それに変わる候補を探していたようですが、ようやく著名な人を見つけてきたということです。
朝日氏のツイッターやらブログやらを見てみましたが、政治的な主張は全くありません。
自民党にとってはちょうど良い人寄せパンダなのでしょう。
それとも実はゴリゴリの極右思想の持ち主だったりして。
いずれにしても自民党から出ようという著名人は、全く中身がありません。与党が人寄せパンダとして白羽の矢を立てるのですから必然です。
「
自民党からの立候補 意味のない公約、単語の羅列 それでも投票する人たち」
自民党という与党から出すわけですから、それこそ批判的な思想なんてあったら困るわけで、今井絵理子氏などうってつけの候補なわけです。朝日氏も全く同じです。
中には安倍氏のご機嫌をとろうと、「八紘一宇」なる単語まで覚えてがんばっている三原じゅん子氏のような議員もいますけれど。グローバル化と八紘一宇を結びつけてしまう程度の理解力なのですが、知名度と執行部には絶対に物を言わないという条件さえ満たせば誰もでOKなのです。
「
八紘一宇を絶賛! 三原じゅん子議員 侵略戦争美化」
そして、この自民党の根底に流れる思想が自民党の18歳向けパンフレット「国に届け」です。
「
軽いノリじゃダメですか」と堂々と言ってしまうのが自民党です。
「
自民党の18歳向けパンフレットがおもしろい!」
軽いノリでともかく投票に来てよ、朝日健太郎とか今井絵理子っていう名前、聞いたことある?
中身なんてどうでもいいからさ、その名前さえ書いてくれればいいから、軽いノリでね! 選挙に対する冒涜ですね。野党候補ではその程度の「軽いノリ」では投票してくれませんから。
名前を知っているから投票してしまう有権者もどうかと思います。
朝日健太郎氏も安倍自民党が改憲勢力を参議院でも確保するための数合わせのためだけの候補者ですが、新有権者たちにとっては、
悪の見本そのものです。
先輩の大人たちの堕落の象徴が与党から出るタレント候補です。
しっかりと覚えておきましょう。
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