コメント
覧古考新シリーズについて
猪野先生の記事を読むとよく過去記事へのリンクがある。
リンク先を読んでみると、今読んでも新鮮さを失わないよい記事が多い。
折角、猪野先生が心血を注いでアップされた文章。
一度きりで顧みないのは惜しい。
今一度過去記事を振り返り、現時点でのあり方を考え直す。
古を覧み、新しきを考える。
「覧古考新」シリーズはそのような意図のもとに企画された不定期連載の連続コメントになる。
記事本文と関連した新聞社の見解を並列してみる「社説を読む」シリーズと合わせ、なごやんの「アナザー・アイ」としてお読みいただきたい。
リンク先を読んでみると、今読んでも新鮮さを失わないよい記事が多い。
折角、猪野先生が心血を注いでアップされた文章。
一度きりで顧みないのは惜しい。
今一度過去記事を振り返り、現時点でのあり方を考え直す。
古を覧み、新しきを考える。
「覧古考新」シリーズはそのような意図のもとに企画された不定期連載の連続コメントになる。
記事本文と関連した新聞社の見解を並列してみる「社説を読む」シリーズと合わせ、なごやんの「アナザー・アイ」としてお読みいただきたい。
覧古考新シリーズを振り返って 3-1
覧古考新シリーズは2017/06/13(02:37)にスタートし、2018/07/29(22:58)にゴールを迎えた。
約1年2か月、投稿総数約660コメントにわたる連続投稿シリーズであった。
猪野先生の記事は振り返ってみると、いくつかの特徴がある。
ここで3つほど挙げておこう。
1.猪野先生の記事はいつでも新鮮
猪野先生のブログ記事を過去にさかのぼっていくとき、誰でも思う懸念は、「そんな過去のことをホジくり返しても意味があるのか?もう賞味期限切れの話題ではないか?」ということだった。
しかし、これは全くの杞憂であることがすぐ分かった。
猪野先生のブログ記事は時事の話題をマクラに持ってきた場合でも、それだけで終わることは少ない。
その話題の持っている問題とか本質などを猪野先生が切り込んで、持つべき視点や解決の方向性を提示することが多い。
一例をあげるなら、「靖国問題」。
閣僚が参拝したとか、識者の意見が新聞に載っていたなどの時事性の話題が最初にあるも、続いて、「なぜ、靖国参拝が問題なのか?」「識者の見方が持っている問題点」など切り込んで、主に「人権」「平和主義」「憲法」に沿った解決策を提示している。
また、時事性のない話題は、過去記事であるかどうかは全く関係ない。
たとえば、イスラム教関連で信教の自由を扱った一連の記事は、たいへん優れたものだった。
無神論者の猪野先生であるが、クリスチャンであるわたしから「聖書的である」というキリスト教的には最上級の評価を受けている。
<参考コメント>
覧古考新:高林敏之氏との論争(その1)<2018/02/22(19:32)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-779.html
~
覧古考新:主イエスに従うがゆえに2018/02/22(19:41)
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-788.html
(つづく)
約1年2か月、投稿総数約660コメントにわたる連続投稿シリーズであった。
猪野先生の記事は振り返ってみると、いくつかの特徴がある。
ここで3つほど挙げておこう。
1.猪野先生の記事はいつでも新鮮
猪野先生のブログ記事を過去にさかのぼっていくとき、誰でも思う懸念は、「そんな過去のことをホジくり返しても意味があるのか?もう賞味期限切れの話題ではないか?」ということだった。
しかし、これは全くの杞憂であることがすぐ分かった。
猪野先生のブログ記事は時事の話題をマクラに持ってきた場合でも、それだけで終わることは少ない。
その話題の持っている問題とか本質などを猪野先生が切り込んで、持つべき視点や解決の方向性を提示することが多い。
一例をあげるなら、「靖国問題」。
閣僚が参拝したとか、識者の意見が新聞に載っていたなどの時事性の話題が最初にあるも、続いて、「なぜ、靖国参拝が問題なのか?」「識者の見方が持っている問題点」など切り込んで、主に「人権」「平和主義」「憲法」に沿った解決策を提示している。
また、時事性のない話題は、過去記事であるかどうかは全く関係ない。
たとえば、イスラム教関連で信教の自由を扱った一連の記事は、たいへん優れたものだった。
無神論者の猪野先生であるが、クリスチャンであるわたしから「聖書的である」というキリスト教的には最上級の評価を受けている。
<参考コメント>
覧古考新:高林敏之氏との論争(その1)<2018/02/22(19:32)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-779.html
~
覧古考新:主イエスに従うがゆえに2018/02/22(19:41)
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-788.html
(つづく)
覧古考新シリーズを振り返って 3-2
2.コメントも含めて「弁護士 猪野亨のブログ」
猪野先生のブログは記事本文もさることながらコメント欄も充実している。
コメントの内容は正直「玉石混交」だが、記事本文でフォローしきれない範囲をカバーしていることもある。
たとえば、競馬の記事。
わたしは、競馬は「単なるギャンブルの一種」とだけ認識していた。(猪野先生も同様)
ところが、競馬関連の記事にコメントを寄せるファンの声の熱いこと。
競馬を愛する人がこんなにもおり、また主張していることも筋が通っている。
「競馬と馬券は別」との意見には納得した。
競馬を通して韓国との関係を見るような人もいて、「こんな見方があったんだ」と大変驚いた。
(他には農業やハンティングの記事なども同様の傾向が見られる)
このような形で猪野先生ご自身の考えや、記事本文に反対するコメントも承認しているのは、とても良いことだと思う。
これらのコメントも含めてすべて猪野先生の功績だと思う。
<参考コメント>
覧古考新:「競馬」と「馬券」<2017/12/24(09:33)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1039.html
~
覧古考新:競馬についてのコメント<2017/12/24(09:30)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1044.html
(つづく)
猪野先生のブログは記事本文もさることながらコメント欄も充実している。
コメントの内容は正直「玉石混交」だが、記事本文でフォローしきれない範囲をカバーしていることもある。
たとえば、競馬の記事。
わたしは、競馬は「単なるギャンブルの一種」とだけ認識していた。(猪野先生も同様)
ところが、競馬関連の記事にコメントを寄せるファンの声の熱いこと。
競馬を愛する人がこんなにもおり、また主張していることも筋が通っている。
「競馬と馬券は別」との意見には納得した。
競馬を通して韓国との関係を見るような人もいて、「こんな見方があったんだ」と大変驚いた。
(他には農業やハンティングの記事なども同様の傾向が見られる)
このような形で猪野先生ご自身の考えや、記事本文に反対するコメントも承認しているのは、とても良いことだと思う。
これらのコメントも含めてすべて猪野先生の功績だと思う。
<参考コメント>
覧古考新:「競馬」と「馬券」<2017/12/24(09:33)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1039.html
~
覧古考新:競馬についてのコメント<2017/12/24(09:30)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1044.html
(つづく)
覧古考新シリーズを振り返って 3-3
3.本当はこんなブログにはしたくなかった?
覧古考新で猪野先生の記事を振り返っていくとき、安倍政権時代と民主党政権時代が大きな分水嶺となっている。
民主党政権時代には、ほとんど政治的な話題はない。
裁判員制度や法科大学院など法律関連の記事が中心。
これが猪野先生の本来取り上げたいテーマなのだろう。
安倍政権時代になって、急に政治的な話題が増えてきたのは、猪野先生の危機感なのだと思う。
このままでは時計の針を逆回しにする政治が現実化してしまう。
リベラル的な動きがシャンクを繰り返す現状に、「わたしが何とかしなければ・・・」といった心情になったのだろうと推定できる。
この方針転換は、猪野先生としては本意ではなかっただろうなあと思う。
しかし、これはある意味、神さまに導かれた必然(別の言い方なら時代の要請)だと考える。
これからも猪野先生の健闘を祈ってやまない。
<参考コメント>
覧古考新:覧古考新ファイナル<2018/07/29(22:58)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
以上、覧古考新シリーズを振り返り猪野先生の記事について3点ほどその特徴を上げた。
なお、わたし個人としては猪野先生の御意見には、賛成7割、中立・保留2割、反対1割程度だと思う。
人権・平和・憲法などは賛成、経済関連は中立、司法改革関連などは私に判断能力がないので保留、同性婚・倫理関連などは反対といったところ。
(経済関連は「(猪野先生に)賛成いたしかねる」とする反対に近い中立。)
今後、この割合がどう変化するかは、何とも言えない。
【覧古考新シリーズを振り返って:完】
覧古考新で猪野先生の記事を振り返っていくとき、安倍政権時代と民主党政権時代が大きな分水嶺となっている。
民主党政権時代には、ほとんど政治的な話題はない。
裁判員制度や法科大学院など法律関連の記事が中心。
これが猪野先生の本来取り上げたいテーマなのだろう。
安倍政権時代になって、急に政治的な話題が増えてきたのは、猪野先生の危機感なのだと思う。
このままでは時計の針を逆回しにする政治が現実化してしまう。
リベラル的な動きがシャンクを繰り返す現状に、「わたしが何とかしなければ・・・」といった心情になったのだろうと推定できる。
この方針転換は、猪野先生としては本意ではなかっただろうなあと思う。
しかし、これはある意味、神さまに導かれた必然(別の言い方なら時代の要請)だと考える。
これからも猪野先生の健闘を祈ってやまない。
<参考コメント>
覧古考新:覧古考新ファイナル<2018/07/29(22:58)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
以上、覧古考新シリーズを振り返り猪野先生の記事について3点ほどその特徴を上げた。
なお、わたし個人としては猪野先生の御意見には、賛成7割、中立・保留2割、反対1割程度だと思う。
人権・平和・憲法などは賛成、経済関連は中立、司法改革関連などは私に判断能力がないので保留、同性婚・倫理関連などは反対といったところ。
(経済関連は「(猪野先生に)賛成いたしかねる」とする反対に近い中立。)
今後、この割合がどう変化するかは、何とも言えない。
【覧古考新シリーズを振り返って:完】
覧古考新シリーズ完結・・・そして・・・
そして、最後に覧古考新シリーズの利点を挙げておく。
1.コメントの作り置きができる
私も仕事もあれば、生活もある。
24時間ネットに張り付いて、何時でもコメントできるわけではない。
最新記事につくコメントの流れに追いつくことができず、見送ることもたびたびある。
その点、議論が落ち着いた過去記事なら、時間の隙間を見つけて、コメントを作り置きし、都合のいいタイミングでアップすることができる。
また、1,2週間寝かして、見直しをするので誤字脱字も少なくなる。
<追記>という形で、最新の情報をアップすることもできる。
覧古考新シリーズでは一時、多い時は70コメントほどの在庫を持っていた時もあった。
だいたい一回当たり10コメントの割合で投稿するが、それより多い時は見直し時に追記があった、少ない時は「これは言い過ぎた」と自粛したパターンと思ってもらって構わない。
2.自分の興味がある話題を取り上げられる
自分の興味がある話題にコメントしたい。
これはそんなおかしなことではないと思う。
ただ、記事本文は猪野先生の作成であり、常に自分の興味がある分野が最新記事かと言えば、そうとは言えない。
たとえば、弁護士に向けた大量の懲戒請求について、猪野先生はたびたび記事にアップしている。
弁護士のアイデンティティに関わることだから、猪野先生が強い関心を示すのは当たり前。ただ、私としては「弁護士の品格」というものがよくわからないので判断を保留している。
覧古考新シリーズなら、自分の興味がわかない記事はパスすることに何の問題もない。
3.ベクトル・関連性を読む
猪野先生の記事は同じことを何度もアップする事例が多数ある。
例えば、ひのきみ問題、慰安婦問題、憲法問題、防衛政策、経済政策などなど。
基本となる重要な指針はほぼ変化がない。
しかし、微妙に社会情勢とともにスライドしていく部分はある。
また、猪野先生の質素な生活スタイルの記事を読むと、その「清貧の思想」とも言うべき考え方が、すべての根っこになっていることがわかる。
記事を点として見るのではなく、ベクトルや関連性を読むには覧古考新シリーズは最適だった。
以上、覧古考新シリーズの利点を挙げた。
そして・・・これで終わりではない。
1.コメントの作り置きができる
私も仕事もあれば、生活もある。
24時間ネットに張り付いて、何時でもコメントできるわけではない。
最新記事につくコメントの流れに追いつくことができず、見送ることもたびたびある。
その点、議論が落ち着いた過去記事なら、時間の隙間を見つけて、コメントを作り置きし、都合のいいタイミングでアップすることができる。
また、1,2週間寝かして、見直しをするので誤字脱字も少なくなる。
<追記>という形で、最新の情報をアップすることもできる。
覧古考新シリーズでは一時、多い時は70コメントほどの在庫を持っていた時もあった。
だいたい一回当たり10コメントの割合で投稿するが、それより多い時は見直し時に追記があった、少ない時は「これは言い過ぎた」と自粛したパターンと思ってもらって構わない。
2.自分の興味がある話題を取り上げられる
自分の興味がある話題にコメントしたい。
これはそんなおかしなことではないと思う。
ただ、記事本文は猪野先生の作成であり、常に自分の興味がある分野が最新記事かと言えば、そうとは言えない。
たとえば、弁護士に向けた大量の懲戒請求について、猪野先生はたびたび記事にアップしている。
弁護士のアイデンティティに関わることだから、猪野先生が強い関心を示すのは当たり前。ただ、私としては「弁護士の品格」というものがよくわからないので判断を保留している。
覧古考新シリーズなら、自分の興味がわかない記事はパスすることに何の問題もない。
3.ベクトル・関連性を読む
猪野先生の記事は同じことを何度もアップする事例が多数ある。
例えば、ひのきみ問題、慰安婦問題、憲法問題、防衛政策、経済政策などなど。
基本となる重要な指針はほぼ変化がない。
しかし、微妙に社会情勢とともにスライドしていく部分はある。
また、猪野先生の質素な生活スタイルの記事を読むと、その「清貧の思想」とも言うべき考え方が、すべての根っこになっていることがわかる。
記事を点として見るのではなく、ベクトルや関連性を読むには覧古考新シリーズは最適だった。
以上、覧古考新シリーズの利点を挙げた。
そして・・・これで終わりではない。
再読愚考:覧古考新シリーズについて 再考
<なごやんのコメント>
今一度過去記事を振り返り、現時点でのあり方を考え直す。古を覧み、新しきを考える。
「覧古考新」シリーズはそのような意図のもとに企画された不定期連載の連続コメントになる。
↑
今につながる「覧古考新」シリーズの初投稿。
これで一気になごやんの投稿数がアップしたと思う。
<なごやんのコメント>
(猪野先生の記事の特徴)
1.猪野先生の記事はいつでも新鮮
2.コメントも含めて「弁護士 猪野亨のブログ」
3.本当はこんなブログにはしたくなかった?
↑
わずか3か月前のコメント。
考え方として変わらない。
<なごやんのコメント>
(覧古考新シリーズの利点)
1.コメントの作り置きができる
2.自分の興味がある話題を取り上げられる
3.ベクトル・関連性を読む
そして・・・これで終わりではない。
↑
そして「再読愚考」シリーズが始まる。
今一度過去記事を振り返り、現時点でのあり方を考え直す。古を覧み、新しきを考える。
「覧古考新」シリーズはそのような意図のもとに企画された不定期連載の連続コメントになる。
↑
今につながる「覧古考新」シリーズの初投稿。
これで一気になごやんの投稿数がアップしたと思う。
<なごやんのコメント>
(猪野先生の記事の特徴)
1.猪野先生の記事はいつでも新鮮
2.コメントも含めて「弁護士 猪野亨のブログ」
3.本当はこんなブログにはしたくなかった?
↑
わずか3か月前のコメント。
考え方として変わらない。
<なごやんのコメント>
(覧古考新シリーズの利点)
1.コメントの作り置きができる
2.自分の興味がある話題を取り上げられる
3.ベクトル・関連性を読む
そして・・・これで終わりではない。
↑
そして「再読愚考」シリーズが始まる。