民進党の代表選挙が始まりましたが、枝野幸男氏と前原誠司氏の一騎打ちです。
その中で大きな争点の1つが次期衆議院選挙の他の野党との協力のあり方です。
枝野幸男氏 従来の野党4党合意による選挙協力を継続
前原誠司氏 野党4党合意は白紙 小池新党との連携を模索
小池新党は、どの程度、期待されているのか、産経系の世論調査だと次の通りです。
「
「小池新党」期待48・1% 既成政党の不満の受け皿に」(産経新聞2017年8月21日)
「自民党を離党した若狭勝衆院議員が東京都の小池百合子知事と連携して新党結成を目指していることに関し、新党に期待するとの回答は48・1%、国政選挙で新党に投票すると答えたのは35・6%に上った。小池知事の支持率も73・6%と高水準だった。新党が既存政党に対する不満の受け皿となる可能性が高い。」
民進党にとっては危機的です。同党支持者の4割が小池新党に投票すると答えています。
何故、小池新党のような中身の全くないところにこれだけ多くの期待が行くのか、ということが日本の政治の病理です。
「
日本ファーストが泥船なわけ 早晩、沈没する 野党としての存在意義はない」
民進党に対して、政権交代を期待していないという声は民進党支持者にも多くあります。
「
低い世論の関心 民進党支持層でさえ55%「政権交代ムリ」」(産経新聞2017年8月22日)
「産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が19、20両日に実施した合同世論調査では、民進党支持層ですら55・1%が「政権交代可能な政党になると思わない」と回答し、世論は民進党への期待を失っているからだ。」
当たり前の話です。次の衆議院選挙で民進党が一気に政権獲得なんて考えているとしたらお花畑でしかありませんし、現在はどう考えても党再生中なのですから、次期衆議院選挙はある意味では通過点でしかありません。その通過点で生き残れるのか惨敗するのかという問題です。
そのような中で、
安倍一強による横暴な政治に対して、ストップを掛けられるのかが野党第一党として今、期待されていることです。
今、日本の政治が混乱期にあるのは否定しようもない状況であり、それを一足飛びに政権担当などということを民進党に向けてみても意味がありません。
そのような中で、民進党が小池新党に擦り寄るようなことは自滅の道です。
小池新党との「連携」は単におこぼれに預かりたいという以上のものではありませんし、小池新党が上り調子のときに民進党から「連携」などと言われても相手にされるわけがありません。
しかも、小池新党が一過性のものであることくらい自覚してもらいたいものです。
小池新党が明確に自民党に対する対抗軸を示せるはずもなく、イメージだけで受け皿となっているだけなのですから、長続きするはずもありません。
要は「ファースト」という名称自体の胡散臭さに欺されているということです。
「都民ファースト」も都民が
何に対してファーストなのかという視点がすっぽりと抜け落ちています。自民党による財界と米国の利益を優先する政治に対して、都民(国民)がファーストだという意味には全く取れません。
財界本位か、国民本位か、有権者の選択はここです。
もちろん、国民本位と言った場合でも比重の差は出てきます。共産党は、国民本位に大きな比重を置きますが、だからといって民進党が財界との対立軸をスルーすることはできません。
何よりも、菅直人内閣が財界に擦り寄り、参議院選挙で惨敗し、さらに野田佳彦内閣が財界に擦り寄った結果、衆議院選挙でも惨敗しということの教訓が全くなさすぎます。
民進党に対する国民の期待が低いということは、そうした対立軸を示せていないことの表れです。かえって小池新党の「ファースト」というイメージだけのカラ証文に負けてしまっているということを自覚しなければ、小池新党という泥船で一緒に沈んでいくだけです。
グリーンというイメージだけ
消費税に対する
枝野幸男氏の考えです。
http://logmi.jp/228620枝野 私が目指す多様性を認め合いお互い様に支え合う社会を作っていくためには、将来的には恒久財源としての消費税の負担を国民のみなさんにお願いをしなければならない。また今の財政状況、財政健全化のためにもそうしたことが必要だと思っています。
一方で、税はそうしたべき論だけでは決められません。経済状況あるいは税の使い方に対する国民の信頼、そして全体としての税のあり方。こうしたものを考えるとき、現状で消費税を上げられる状況ではない。消費不況はまだまだ続いています。
それから
昨年法人税を減税している。法人税を減税しておいて消費税を上げるのか。とても国民のみなさんの理解を得られるとは思いません。こうした状況では、今消費税は上げられないというのが私の考えです。
消費税に対する共産党との考え方は違いますが、大企業に対する減税に対する指摘がなされている点こそが、まさに自民党との対立軸の核となっていくものです。
私はこの見解を期待していますし、そういう観点から、野党による選挙協力ができるのであれば、1つの方向性を示しているのであって、野合でも数合わせでもありません。
むしろ、
そうした声を1つにして自民党に対抗する受け皿を求めているのは有権者の声です。何よりも前回の参議院選挙が結果を出しています。
ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。
にほんブログ村
人気ブログランキング
- 関連記事
-
スポンサーサイト