札幌より日々意見を発信しています。法科大学院の廃止、弁護士人口激増の阻止、裁判員制度の廃止へ向け活動中。

< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
「戦慄の記録インパール」NHKの番組が素晴らしくなってきた
2017年09月02日00:26
 お盆にNHKで放映されていた「戦慄の記録 インパール」ですが、私も見ました。非常によくまとめられています。
 動員される兵士は単なる捨て駒のように扱われていた様子がよくわかります。

 ただ内容としては、以前、NHKが作成した「ドキュメント太平洋戦争 責任なき戦場 インパール」の方がとてもインパクトのある内容でした。
 今でも見られます。
ドキュメント太平洋戦争 第4集 責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~

戦争指導者にとっては自国民も単なる物に過ぎなかった
牟田口


 それは陸軍という巨大な組織の決定のあり方です。
 牟田口による独断だという評価が以前は定説のように言われていましたが、大本営が認可した作戦です。何故、10万にも及ぶ大兵力を動員できたのか、という点こそが責任のあり方とも密接に関わります。
 当初は誰にも相手にされなかった牟田口の立案であったにも関わらず、東条首相が南方での不利な状況から、次第にインパールの作戦に幻想を抱くようになっていたこと、次第に反対する意見は封じ込められていったことが、とてもよく伝わるものでした。
 この点が、今回の番組では少々、物足りなかったところです。人情論で反対意見が圧殺されていったという点は、その通りかもしれませんが、当時の政治情勢もからめて分析し、日本陸軍の意思決定のあり方を映し出した「ドキュメント太平洋戦争 責任なき戦場 インパール」の方が迫力がありました。

 インパール作戦の失敗についても、実際の戦闘の中で、3師団長全員が更迭されるという下りも、佐藤幸徳師団長にの判断による撤退などの指摘はなく、現場での「混乱」の組立方が今ひとつ、中途半端でした。
 また作戦失敗のあとの責任のあり方についての言及がなかった部分も同様です。
日本帝国軍隊の末路とその犠牲

 良い番組の1つには違いありませんが、合わせて「ドキュメント太平洋戦争 責任なき戦場 インパール」も視聴されたらと思います。

 お盆の時期にこの番組も含め、731部隊を扱った人体実験、無条件降伏後の樺太での戦闘もとても番組でした。
 これも籾井氏がNHK会長職を去ったが故に放映できたのでしょうか。
 これからもこういった番組をNHKには期待したいものです。

世界の恥、非常識極まる籾井勝人氏はNHKにはいらない


ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキング
関連記事

カテゴリ : 社会

コメント : 21 / トラックバック : 0

トラックバックURL http://inotoru.blog.fc2.com/tb.php/2959-c1c9681a
< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
コメントを見る
コメントを書く
トラックバック