札幌より日々意見を発信しています。法科大学院の廃止、弁護士人口激増の阻止、裁判員制度の廃止へ向け活動中。

< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
歩きスマホに対する苛立ち 歩きタバコと同じように禁止エリアを設けてみたらどうだろうか
2017年09月03日23:30
 話は少々古くなりますが、歩きスマホをしている人に対して、故意にぶつかったという事件がありました。故意かどうかについてはぶつかった本人が故意ではないと容疑を否認していますが、このニュースをみたときに思ったことは、歩きスマホに周囲の人たちが相当、苛立っているんだということです。
 昨今、駅構内などでも歩きスマホを止めるようにという注意のアナウンスを聞くようになりました。
 歩きスマホは、前をみない、スマホをやりながら歩いているために歩行速度が極端に遅くなる、というもので、人が多く歩行している場所で、このようなことをされると迷惑この上ないものです。
 高齢者や幼児、身障者が遅いのはやむを得ないもので、これに対してどけどけという態度は許されませんし、誰もが許容するところです。もちろん中にはイライラしている人たちがいますが、本当に心が狭いと言わざるを得ません。
 通勤時間帯ならどうかという問題がベビーカーの利用の是非で話題になったことがありましたが、好き好んでその時間帯に利用したいわけではないのですから、許容性があって然るべきです。
横断歩道と車の関係 歩行者優先が原則 いかに無謀な運転が多いかを観察してみよう

 これらに比べて、歩きスマホは違います。時と場所もわきまえず、ただただ自己中心的に道を塞いでいるだけなのですから、誰もが苛立つのも当たり前なのです。

 未だに自動車や自転車を運転しながらスマホを操作している人たちも少なからずいます。
 歩きスマホと同じで、やたらに動作が遅く、また周囲も見ていない運転であり、歩きスマホと同様に周囲は苛立っています。
 歩きスマホと異なる点は、自動車や自転車の運転中にスマホを操作することは犯罪とされていることです。しかし、実際にはほとんど取り締まられることもなく、黙認状態です。これだけ社会問題になり、事故も絶えないのですから、運転中のスマホなど一発免停にすべきものですし、危険運転致死傷罪の態様の1つにも加えるべきでしょう。
 アルコールと同じように正常な運転ができないものであり、依存症的なことも共通しており、普通の一般的な過失とは異なる以上、厳しい態度で臨むべきなのは当然です。
運転中のスマホの禁止が何故、守られない その典型がポケモンGO 規制提言の市長に脅迫とは恐れ入る

こういう迷惑を掛けても歩きスマホは、やめられないんだろうな
歩きスマホ携帯事故


 歩きスマホについても一定のエリアでは禁止するなどの方策もあってよいと思います。歩きタバコの禁止エリアと同じようなものです。
 歩きタバコの規制が過度な行政の介入という批判もあるところですが、多くの人たちが集まるところでは、タバコもスマホも規制されるのはやむを得ないところでしょう。特に歩きスマホは、歩きタバコよりも危険性が高いものであるし、トラブルの元にもなるものですから、歩きタバコよりも規制の必要性が高いと言えます。
 ただ人の往来の程度が問題になるので、歩きタバコの規制エリアよりは狭くなるものと思われます、最初は駅構内などに限定された空間で実施すれば良く、そのような規制によって歩きスマホに対する問題意識が高まってくるのであれば、それ以上のエリアに拡大する必要はなくなるかもしれませんし、そう期待したいものです。

 社会の中に蔓延しつつあるスマホ(携帯)中毒、依存症は、今の日本社会の病理でもあります。
 誰もがスマホをいじっているだけの社会を想像すると恐ろしいものを感じます。
 人それぞれの趣味ということは建前としてはありますが、誰ともコミュニケーションを取ることもせず、またその能力も劣化していくことは、人としての共同体の崩壊でもあります。
 スマホを維持できる目先の収入させ確保できればいいという発想の人ばかりが増えてしまったら、日本社会の生産を支えることなど全くできなくなります。

 歩きスマホに苛立っている状態というのも健全な社会ではありませんが、スマホ中毒に陥っている日本社会そのものの問題であり、私たちの大きな課題でもあります。


ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキング
関連記事

カテゴリ : 社会

コメント : 7 / トラックバック : 0

トラックバックURL http://inotoru.blog.fc2.com/tb.php/2965-77b20352
< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
コメントを見る
コメントを書く
トラックバック