コメント
山尾さんの不倫はスルーですか?
ですから
何度も何度もコメントを消す前に、北朝鮮のような国家が水爆やICBMを保有しつつあること、それは日本やアメリカだけでなく世界にとっての脅威であることに気付くべきではありませんか?
弁護士の反権力性は共和国擁護に親和性があるのかと思わされますよ。
弁護士の反権力性は共和国擁護に親和性があるのかと思わされますよ。
No title
白人至上主義がまかり通るというおかしな人権尊重国家が核兵器を持ちえて、
黄色人の分断国家は核兵器を保有してはならない?何て理屈が成り立ちますか?
どっちもどっち?と思いますね。
アメリカも少しは人権を尊重する国家でいてほしいですね。
かなり理性的国家だとばかり思っていましたがトランプ大統領で幻滅ですね。
黄色人の分断国家は核兵器を保有してはならない?何て理屈が成り立ちますか?
どっちもどっち?と思いますね。
アメリカも少しは人権を尊重する国家でいてほしいですね。
かなり理性的国家だとばかり思っていましたがトランプ大統領で幻滅ですね。
黄色人の分断国家?そんなことは言っていませんが
あの三代続く王朝はアメリカよりましですか。そうですか。
太平洋戦争中の日本ですら、アメリカをの大都市を壊滅できる爆撃機や核爆弾は持ってなかったのですが。
あの三代続く王朝はアメリカよりましですか。そうですか。
太平洋戦争中の日本ですら、アメリカをの大都市を壊滅できる爆撃機や核爆弾は持ってなかったのですが。
戦争待望のネトウヨ安倍応援団
記事内で紹介されていたリテラ記事によると、例の安倍応援団の圧力団体「放送法遵守を求める視聴者の会」上念司氏がお花畑ぶりを全開させてますね。
トランプ政権内でウルトラ右翼と目されていたバノン氏でさえ、北朝鮮問題で「軍事解決は無い」と言っていたのに、そるに対して日本のネトウヨは戦争の深刻さを分かろうともせず、それこそ平和ボケしてんじゃないかと思います。
上念氏らのお望み通り米軍が北朝鮮へ先制攻撃かければ間違いなく在日米軍基地のある日本にミサイルが降り注ぐことになるわけですが、そういう因果関係を考えもせずに「北朝鮮の脅威がー!」と言うのはおかしな話です。
で、このような戦争アニメの見過ぎのような認識の人が一国の総理大臣の応援団と言うところが何ともトホホな話ではあります。
トランプ政権内でウルトラ右翼と目されていたバノン氏でさえ、北朝鮮問題で「軍事解決は無い」と言っていたのに、そるに対して日本のネトウヨは戦争の深刻さを分かろうともせず、それこそ平和ボケしてんじゃないかと思います。
上念氏らのお望み通り米軍が北朝鮮へ先制攻撃かければ間違いなく在日米軍基地のある日本にミサイルが降り注ぐことになるわけですが、そういう因果関係を考えもせずに「北朝鮮の脅威がー!」と言うのはおかしな話です。
で、このような戦争アニメの見過ぎのような認識の人が一国の総理大臣の応援団と言うところが何ともトホホな話ではあります。
「報復的抑止」の現実性
日米安保が機能している現状では、日本独自に報復的抑止力を持つ必要は無いですし、そもそも米国が許さない話です。
しかし、将来も日米安保が永続する保証はありませんから、その時はどうするのかというシュミレーションを実施しておく必要があると思います。
①独自に核武装する(現状不可)
②米国から核兵器を導入する(現状不可)
③核兵器以外の報復的抑止力を考える
④非核国家の大道を歩む
それぞれメリットとデメリットはありますし特に予算面の制約も考えないといけませんし、非常に複雑な難問になると思います。
①②は核軍縮という世界の流れに逆行するものとなり世界中に核兵器が拡散された状況を日本自らが招くことになり、そういう世界が果たして今以上に安全と言えるのかどうかという難問に突き当たります。
しかし、将来も日米安保が永続する保証はありませんから、その時はどうするのかというシュミレーションを実施しておく必要があると思います。
①独自に核武装する(現状不可)
②米国から核兵器を導入する(現状不可)
③核兵器以外の報復的抑止力を考える
④非核国家の大道を歩む
それぞれメリットとデメリットはありますし特に予算面の制約も考えないといけませんし、非常に複雑な難問になると思います。
①②は核軍縮という世界の流れに逆行するものとなり世界中に核兵器が拡散された状況を日本自らが招くことになり、そういう世界が果たして今以上に安全と言えるのかどうかという難問に突き当たります。
日本政府だけが「好戦的」
三連投失礼します。
>弁護士の反権力性は共和国擁護に親和性があるのかと思わされますよ
そうなんですかね?
今般での安倍政権の姿勢への批判は「反権力」だからなどという大袈裟な理由ではなくて世界中の普通な認識に基づくものですよ。
トランプ政権の軍人出身閣僚やウルトラ右翼でさえ軍事的解決の選択肢無しとの認識の中で、先制攻撃待望の日本のネトウヨさんたちがズレてるだけですね。
そして、実際に先制攻撃をかけることを期待されている米国の外交問題専門誌が安倍政権の「好戦的」姿勢を批判しているという現実があります。
それと、ブログ主さんはちゃんと北朝鮮の指導部については批判していますよ。
その国の権力層と人民とは区別した上で、その権力層は批判しているのです。
>弁護士の反権力性は共和国擁護に親和性があるのかと思わされますよ
そうなんですかね?
今般での安倍政権の姿勢への批判は「反権力」だからなどという大袈裟な理由ではなくて世界中の普通な認識に基づくものですよ。
トランプ政権の軍人出身閣僚やウルトラ右翼でさえ軍事的解決の選択肢無しとの認識の中で、先制攻撃待望の日本のネトウヨさんたちがズレてるだけですね。
そして、実際に先制攻撃をかけることを期待されている米国の外交問題専門誌が安倍政権の「好戦的」姿勢を批判しているという現実があります。
それと、ブログ主さんはちゃんと北朝鮮の指導部については批判していますよ。
その国の権力層と人民とは区別した上で、その権力層は批判しているのです。
一歩前進
「軍事オプションは考えられない。経済制裁と対話を進めるべき」という猪野先生の趣旨は分かる。
少なくとも「冷静に」と呼び掛けるだけですむ段階ではないことを認識されたらしいことは、一歩前進と受け止めています。
少なくとも「冷静に」と呼び掛けるだけですむ段階ではないことを認識されたらしいことは、一歩前進と受け止めています。
対話せよだけなら誰でも書ける。
そうではなく、件の北朝鮮問題が本当に対話で解決出来るとどうやって立証できるのか、そして、北朝鮮に対して「具体的に」どのような内容の交渉をすれば対話で解決できると考えておられるのか等について、是非明らかにしていただきたい。
(例えば、「北朝鮮を説得すればよい」と言う人がいますが、どうやれば彼らが説得される可能性が高いかについての言及がなければ、説得云々は解決策たり得ませんよね。それと同じようなことです。)
そうではなく、件の北朝鮮問題が本当に対話で解決出来るとどうやって立証できるのか、そして、北朝鮮に対して「具体的に」どのような内容の交渉をすれば対話で解決できると考えておられるのか等について、是非明らかにしていただきたい。
(例えば、「北朝鮮を説得すればよい」と言う人がいますが、どうやれば彼らが説得される可能性が高いかについての言及がなければ、説得云々は解決策たり得ませんよね。それと同じようなことです。)
そりゃ形だけは金王朝を批判するでしょうけど
「北の主張に応じよ」
というのは先軍政治、独裁国家が保有する核と大量破壊兵器による軍事的恫喝の前に屈する、ということでしょ。
それと、石破茂氏が日本国内への核の持ち込みを言及していますよね。
というのは先軍政治、独裁国家が保有する核と大量破壊兵器による軍事的恫喝の前に屈する、ということでしょ。
それと、石破茂氏が日本国内への核の持ち込みを言及していますよね。
だからと言って
>北朝鮮人民は、北朝鮮指導部によって抑圧されている被害者だと言っているだけです。
我々日本人が、朝鮮人民に同情的でなければならない理由はありません。別々の国に属する別々の民族だからです。
助けるにしても、日本の安全を最大限に確保して、なおかつ余裕があれば助ける程度で構いません。
繰り返しますが、日本政府が第一に守るべきは日本国家と日本国民であって、異民族ではありません。(本音では、「どーでんよかばってん」ですが、世間体もあるので、表向きは出さないでおきます)
我々日本人が、朝鮮人民に同情的でなければならない理由はありません。別々の国に属する別々の民族だからです。
助けるにしても、日本の安全を最大限に確保して、なおかつ余裕があれば助ける程度で構いません。
繰り返しますが、日本政府が第一に守るべきは日本国家と日本国民であって、異民族ではありません。(本音では、「どーでんよかばってん」ですが、世間体もあるので、表向きは出さないでおきます)
No title
>今般での安倍政権の姿勢への批判は「反権力」だからなどという大袈裟な理由ではなくて世界中の普通な認識に基づくものですよ。
↑
「世界中の普通の認識」と書いた以上、これを引用で構いませんから証明してみてください。
2つや3つの批判記事だけでは証明になりませんよ。
それから当然中国、韓国、北朝鮮メディアは抜きでお願いしますよ。
↑
「世界中の普通の認識」と書いた以上、これを引用で構いませんから証明してみてください。
2つや3つの批判記事だけでは証明になりませんよ。
それから当然中国、韓国、北朝鮮メディアは抜きでお願いしますよ。
洲蛇亜林さん
一番、肝心なのが抜けている。
⑤ 露中とも組むですよ。
⑤ 露中とも組むですよ。
No title
露プーチンは安倍首相の見解に対して冷淡ですよ。
安倍・プーチン会談は北方4島経済協力だけ。
資金は日本もち、労働者は北朝鮮人出稼ぎ労働者
給料の90%は北朝鮮送金
送金された金は金王朝がミサイルと核開発
これが露中と組んだ結果です。
安倍・プーチン会談は北方4島経済協力だけ。
資金は日本もち、労働者は北朝鮮人出稼ぎ労働者
給料の90%は北朝鮮送金
送金された金は金王朝がミサイルと核開発
これが露中と組んだ結果です。
No title
東大さん
北朝鮮問題は東アジアだけの関心と言ってませんでしたか?
北朝鮮問題は東アジアだけの関心と言ってませんでしたか?
No title
東大さん
イギリスは大使召還、メキシコは大使追放、スペインは外交官追放処分。
北朝鮮問題は東アジアだけの関心と言ってませんでしたか?
イギリスは大使召還、メキシコは大使追放、スペインは外交官追放処分。
北朝鮮問題は東アジアだけの関心と言ってませんでしたか?
対話(政治解決)以外はありや?
>件の北朝鮮問題が本当に対話で解決出来るのかどうやって立証できるのか
軍事解決という選択肢が無いのならば政治解決(政治対話)しかないと思いますけどね。
政治対話ですから、いわゆるサロンでの話し合いのようなほのという訳には行かずに駆け引きと取引きの場なのですが。
そういう対話(政治解決)以外の方法で解決出来るという立証も今のところ見当たらないと思います。
>そりゃ形だけは金王朝を批判するでしょう
ブログ主さんの批判は形だけのものですかね?
この記事のどこから、そのような感想が出て来るのか不思議な話です。
民主主義国家にあっては当然な権力批判的な姿勢を取っている弁護士さんが独裁体制に対して批判的な記事を書いても当然なことにだと私などは思うわけで「そうではない!形だけだ」と断定するには何か特別な根拠でもあるのか?と疑問に感じるところです。
≫北朝鮮人民は、北朝鮮指導部によって抑圧されている被害者だと言ってるだけです
>我々日本人が、朝鮮人民に同情的でなければならない理由はありません
同情するかどうかの問題ではなくて事実がどうなのかという認識の問題ですね。
イラク戦争の際の米国のイラク国家への認識は、イラク国民はフセイン独裁体制に抑圧されているというもの。
従って、その認識からはイラク国民をフセイン独裁体制から解放してイラクを民主化するという戦略(というか本当は建て前)が出て来るのです。
もちろん米国がイラク戦争を始めた動機はイラク国民への同情などではありません。
続く
軍事解決という選択肢が無いのならば政治解決(政治対話)しかないと思いますけどね。
政治対話ですから、いわゆるサロンでの話し合いのようなほのという訳には行かずに駆け引きと取引きの場なのですが。
そういう対話(政治解決)以外の方法で解決出来るという立証も今のところ見当たらないと思います。
>そりゃ形だけは金王朝を批判するでしょう
ブログ主さんの批判は形だけのものですかね?
この記事のどこから、そのような感想が出て来るのか不思議な話です。
民主主義国家にあっては当然な権力批判的な姿勢を取っている弁護士さんが独裁体制に対して批判的な記事を書いても当然なことにだと私などは思うわけで「そうではない!形だけだ」と断定するには何か特別な根拠でもあるのか?と疑問に感じるところです。
≫北朝鮮人民は、北朝鮮指導部によって抑圧されている被害者だと言ってるだけです
>我々日本人が、朝鮮人民に同情的でなければならない理由はありません
同情するかどうかの問題ではなくて事実がどうなのかという認識の問題ですね。
イラク戦争の際の米国のイラク国家への認識は、イラク国民はフセイン独裁体制に抑圧されているというもの。
従って、その認識からはイラク国民をフセイン独裁体制から解放してイラクを民主化するという戦略(というか本当は建て前)が出て来るのです。
もちろん米国がイラク戦争を始めた動機はイラク国民への同情などではありません。
続く
世界の見方
>「世界中の普通の認識」と書いた以上、これを引用で構いませんから証明してみてください
軍事解決の選択肢はなく話し合い(政治的外交的解決)しかないことは世界の共通認識だと思います。
先ず、半島問題一番の当事国の韓国政府が軍事解決に反対し話し合いでの話し合い解決を望んでおります。
何よりも韓国政府(そして日本政府)の同意無しに軍事行動は出来ません。
そして、北朝鮮と国境を接する中国とロシアも平和解決を望んでおります。
そして日本においても軍事専門家の間では軍事解決の選択肢は無いという見解が大半だと思われます。
例えば、元航空自衛隊空将織田邦男氏が『日本ビジネスプレス』(9/7)に寄稿した『北朝鮮の核保有を認めざるを得ない米国、日本に求められるタブーなき冷静な核抑止議論』によれば
「結論から言おう。米国は軍事力行使をしない、いやできないと筆者は考えている。トランプ大統領がレッドラインについては明確にしてこなかった理由もここにある」
と述べております。
このことは米国有力者の発言を見ても明らかなことです。
トランプ大統領自身は日替わりメニューの様々な発言をしていますが、最近までトランプ大統領の最側近であったバノン氏も
「北朝鮮問題など余興に過ぎない」「軍事解決の選択肢は無いことを知るべき」
と発言しておりますし、織田邦男氏による記事から引っ張ると、8月13日にティラーソン国務長官とマティス国防長官が北朝鮮政策に関する連名記事を『ウォールストリートジャーナル』に寄せて、その要旨は
①これまでの「戦略的忍耐」は失敗であったが、これからは軍事的手段に支えられた外交的努力を主とする
②目的は朝鮮半島の非核化であり、金王朝の体制変換は求めず、南北統一も求めない
③軍事力行使ではなく交渉を優先させる
となっております。
まあ、どう考えてもネトウヨさんたちの期待するような北朝鮮への先制攻撃も、今すぐ北朝鮮が日本攻撃するような状況でも無いことは確かですし、詰まるところ外交的努力を優先させるしかないことは明らかだと思います。
>一番、肝心なのが抜けている
>⑤露中とも組むですよ
なるほど、気が付きませんでした。
小林よしのり流に「そうか、その手があったか!」ですね。
最側近で
軍事解決の選択肢はなく話し合い(政治的外交的解決)しかないことは世界の共通認識だと思います。
先ず、半島問題一番の当事国の韓国政府が軍事解決に反対し話し合いでの話し合い解決を望んでおります。
何よりも韓国政府(そして日本政府)の同意無しに軍事行動は出来ません。
そして、北朝鮮と国境を接する中国とロシアも平和解決を望んでおります。
そして日本においても軍事専門家の間では軍事解決の選択肢は無いという見解が大半だと思われます。
例えば、元航空自衛隊空将織田邦男氏が『日本ビジネスプレス』(9/7)に寄稿した『北朝鮮の核保有を認めざるを得ない米国、日本に求められるタブーなき冷静な核抑止議論』によれば
「結論から言おう。米国は軍事力行使をしない、いやできないと筆者は考えている。トランプ大統領がレッドラインについては明確にしてこなかった理由もここにある」
と述べております。
このことは米国有力者の発言を見ても明らかなことです。
トランプ大統領自身は日替わりメニューの様々な発言をしていますが、最近までトランプ大統領の最側近であったバノン氏も
「北朝鮮問題など余興に過ぎない」「軍事解決の選択肢は無いことを知るべき」
と発言しておりますし、織田邦男氏による記事から引っ張ると、8月13日にティラーソン国務長官とマティス国防長官が北朝鮮政策に関する連名記事を『ウォールストリートジャーナル』に寄せて、その要旨は
①これまでの「戦略的忍耐」は失敗であったが、これからは軍事的手段に支えられた外交的努力を主とする
②目的は朝鮮半島の非核化であり、金王朝の体制変換は求めず、南北統一も求めない
③軍事力行使ではなく交渉を優先させる
となっております。
まあ、どう考えてもネトウヨさんたちの期待するような北朝鮮への先制攻撃も、今すぐ北朝鮮が日本攻撃するような状況でも無いことは確かですし、詰まるところ外交的努力を優先させるしかないことは明らかだと思います。
>一番、肝心なのが抜けている
>⑤露中とも組むですよ
なるほど、気が付きませんでした。
小林よしのり流に「そうか、その手があったか!」ですね。
最側近で
訂正
「話し合いでの話し合い」は「話し合いでの」に変更します
「最側近」は削除です
「最側近」は削除です
さぁ
>軍事解決の選択肢はなく話し合い(政治的外交的解決)しかないことは世界の共通認識だと思います。
外交的解決の決め手が、往々にして軍事的手段による恫喝・威嚇・デモンストレーションであることは、過去多くの例があります。
日本人は外交的解決=平和的話し合いと思い込みますが、これは外交常識から見て全く誤っている。ことは、漁業交渉や関税交渉とは訳が違う。向こうは、過去に侵略戦争をやった前科者。ヤクザと渡り合うには、相手がドスやチャカをチラつかせる以上、こちらが堅気の市民であっても防刃チョッキや伸縮警棒、警報ブザーくらいは準備して当然。
まして国際社会に警察はないから、例え目標が合意であってもそのためには「やるんなら、こっちもやったるでぇ」と、ドスに対してはヤッパ、チャカに対してはバラダマを準備・携行・誇示する必要があります。(実際に撃つかどうかは別として)
平和憲法の精神なんか、世界中のどこの国も相手にしません。
外交的解決の決め手が、往々にして軍事的手段による恫喝・威嚇・デモンストレーションであることは、過去多くの例があります。
日本人は外交的解決=平和的話し合いと思い込みますが、これは外交常識から見て全く誤っている。ことは、漁業交渉や関税交渉とは訳が違う。向こうは、過去に侵略戦争をやった前科者。ヤクザと渡り合うには、相手がドスやチャカをチラつかせる以上、こちらが堅気の市民であっても防刃チョッキや伸縮警棒、警報ブザーくらいは準備して当然。
まして国際社会に警察はないから、例え目標が合意であってもそのためには「やるんなら、こっちもやったるでぇ」と、ドスに対してはヤッパ、チャカに対してはバラダマを準備・携行・誇示する必要があります。(実際に撃つかどうかは別として)
平和憲法の精神なんか、世界中のどこの国も相手にしません。
プーチンの言葉
リテラで引用された「フォーリン・ポリシー」の記事はここだろう。
http://foreignpolicy.com/2017/08/29/japans-empty-menu-of-options-to-stop-north-korea/
記事では北朝鮮情勢を利用した日本の防衛費増強に対する懸念まで踏み込んでいる。それは北朝鮮との対話を考えもしない日本政府の態度から論をつなげている。
〈there’s one remaining option, though Abe would likely find it abhorrent — to negotiate directly with Pyongyang. :安倍は忌み嫌うだろうが一つだけ残された選択肢は、北朝鮮との直接交渉だ〉との発言はJeff Kingston(テンプル大学(日本校)でアジア研究学科の教授)によるものだが、ごく真っ当なものと言える。元々国交がないので、切ることができる現実的な外交カードは少ない。日米政府が対話から逃げているようでは事態は改善しない。
「北朝鮮とビジネスをする全ての国との貿易を停止することも検討」と米国は考えているようだが、中国との貿易停止など、現実味があるようには思われない。現実味がなければ威嚇にもならない。だからチキンレースなのだ。圧力によって思うとおりになるという幻想は、北朝鮮しか視野にないように見える。それは次のような点、つまり、北朝鮮体制崩壊についての米国の言及には、そこに中国の軍事介入の恐れを考えているように思われないことからも見て取れる。また、その際の朝鮮半島、および周辺の混乱を分析する能力が日米政府には著しく欠けている。そんなことを公言しているようでは政治家の資質を疑う。
プーチンは今月5日、中国・アモイでこう述べた。
「この状況では、どんな制裁も意味がなく効果がない。北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり、たとえ雑草を食べてでも核・ミサイル計画を放棄しないだろう」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170906-00000016-jnn-int
韓国が中国(1992年)・ソ連(1990年)と国交樹立したものの、北朝鮮は米国(日韓とも)と国交樹立ができなかった。1979年、米中関係が国交樹立しているにもかかわらずである。その孤立感・米国の脅威が今日の北朝鮮を作り出したのである。
〈北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり〉という言葉を日米韓政府は重く受け止めるべきだろう。
http://foreignpolicy.com/2017/08/29/japans-empty-menu-of-options-to-stop-north-korea/
記事では北朝鮮情勢を利用した日本の防衛費増強に対する懸念まで踏み込んでいる。それは北朝鮮との対話を考えもしない日本政府の態度から論をつなげている。
〈there’s one remaining option, though Abe would likely find it abhorrent — to negotiate directly with Pyongyang. :安倍は忌み嫌うだろうが一つだけ残された選択肢は、北朝鮮との直接交渉だ〉との発言はJeff Kingston(テンプル大学(日本校)でアジア研究学科の教授)によるものだが、ごく真っ当なものと言える。元々国交がないので、切ることができる現実的な外交カードは少ない。日米政府が対話から逃げているようでは事態は改善しない。
「北朝鮮とビジネスをする全ての国との貿易を停止することも検討」と米国は考えているようだが、中国との貿易停止など、現実味があるようには思われない。現実味がなければ威嚇にもならない。だからチキンレースなのだ。圧力によって思うとおりになるという幻想は、北朝鮮しか視野にないように見える。それは次のような点、つまり、北朝鮮体制崩壊についての米国の言及には、そこに中国の軍事介入の恐れを考えているように思われないことからも見て取れる。また、その際の朝鮮半島、および周辺の混乱を分析する能力が日米政府には著しく欠けている。そんなことを公言しているようでは政治家の資質を疑う。
プーチンは今月5日、中国・アモイでこう述べた。
「この状況では、どんな制裁も意味がなく効果がない。北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり、たとえ雑草を食べてでも核・ミサイル計画を放棄しないだろう」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170906-00000016-jnn-int
韓国が中国(1992年)・ソ連(1990年)と国交樹立したものの、北朝鮮は米国(日韓とも)と国交樹立ができなかった。1979年、米中関係が国交樹立しているにもかかわらずである。その孤立感・米国の脅威が今日の北朝鮮を作り出したのである。
〈北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり〉という言葉を日米韓政府は重く受け止めるべきだろう。
和平に向けたロードマップ
北朝鮮に自国の安全が保障されたと認識させるにはどうしたらいいのか。中・露は7/4に「韓半島(朝鮮半島)問題に関する中露共同声明」を出している。注目すべきは和平に向けたロードマップが提起されている。
引用開始----
北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定→核問題を含むすべての問題の一括妥結--の順だ。一括妥結の中には、韓半島および北東アジア安全保障体制を構築して最終的には関連国(米朝)の国交正常化を実現するという内容が含まれている。 (注1)
引用終わり----
私はこのロードマップを支持したい。米朝和平に向かう出口が見えない圧力では事態の改善はない。それは日米政府にその気がないからだろう。グアム住民に対する暴言 (注2)の背景にあるのは、トランプにとって北朝鮮の問題がネタでしかないからか。トランプの危機感の薄さ(或いは大統領・政治家としての意識の低さ)が最大の危機である。
さて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外交長官は制裁についてこう述べている。
引用開始----
「(北朝鮮に)軍事力使用を正当化する試みや北朝鮮経済を枯死させるような制裁はダメだ」 (注1)
引用終わり----
破滅に追いやる制裁が解決とならないことを9/11の安保理決議で示してもらいたい。
【注】
1.http://japanese.joins.com/article/941/230941.html
2.http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2925.html
表題「トランプの暴言」の私のコメント
引用開始----
北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定→核問題を含むすべての問題の一括妥結--の順だ。一括妥結の中には、韓半島および北東アジア安全保障体制を構築して最終的には関連国(米朝)の国交正常化を実現するという内容が含まれている。 (注1)
引用終わり----
私はこのロードマップを支持したい。米朝和平に向かう出口が見えない圧力では事態の改善はない。それは日米政府にその気がないからだろう。グアム住民に対する暴言 (注2)の背景にあるのは、トランプにとって北朝鮮の問題がネタでしかないからか。トランプの危機感の薄さ(或いは大統領・政治家としての意識の低さ)が最大の危機である。
さて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外交長官は制裁についてこう述べている。
引用開始----
「(北朝鮮に)軍事力使用を正当化する試みや北朝鮮経済を枯死させるような制裁はダメだ」 (注1)
引用終わり----
破滅に追いやる制裁が解決とならないことを9/11の安保理決議で示してもらいたい。
【注】
1.http://japanese.joins.com/article/941/230941.html
2.http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2925.html
表題「トランプの暴言」の私のコメント
世界転覆だとさ
「全世界を転覆できる雷」 北朝鮮、観光客に核開発宣伝
中国吉林省の旅行業関係者によると、羅先では核実験後、観光バスが通る道路沿いに、「全世界を転覆できるほどの大きな核の雷だ。私たちを止められる者はこの世にはいない」というスローガンが掲げられた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00000054-asahi-int
中国吉林省の旅行業関係者によると、羅先では核実験後、観光バスが通る道路沿いに、「全世界を転覆できるほどの大きな核の雷だ。私たちを止められる者はこの世にはいない」というスローガンが掲げられた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00000054-asahi-int
No title
HNを検討中さん
*あの三代続く王朝はアメリカよりましですか。そうですか。
ましかどうかはわかりません。
三代続く王朝と、2代目経営者上がりの白人至上主義王朝とはどっちもどっちです。
どちらも国民のための軍備を自分の権威のためにだけ使っています。
一方が他方を非難する関係ではありません。
金正恩は第2にイラク第2のシリアになりたくないだけ。
アメリカに、本気で、けんかを仕掛けているわけではありません。
*あの三代続く王朝はアメリカよりましですか。そうですか。
ましかどうかはわかりません。
三代続く王朝と、2代目経営者上がりの白人至上主義王朝とはどっちもどっちです。
どちらも国民のための軍備を自分の権威のためにだけ使っています。
一方が他方を非難する関係ではありません。
金正恩は第2にイラク第2のシリアになりたくないだけ。
アメリカに、本気で、けんかを仕掛けているわけではありません。
No title
>三代続く王朝と、2代目経営者上がりの白人至上主義王朝とはどっちもどっちです。
↑
選挙による信任の有無という点で大いに異なりますが。
↑
選挙による信任の有無という点で大いに異なりますが。
No title
洲蛇亜林さんによると、北朝鮮の解決には「政治対話」しかないとのこと。
しかし、(本音では軍事的オプションを行使する気がなくても、)最初から「軍事的オプションは行使しません」と北朝鮮に言って、どうやって「政治対話」を成功させることができるとお考えなのでしょう?
何が具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策・アイデアはおありなのですか?
しかし、(本音では軍事的オプションを行使する気がなくても、)最初から「軍事的オプションは行使しません」と北朝鮮に言って、どうやって「政治対話」を成功させることができるとお考えなのでしょう?
何が具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策・アイデアはおありなのですか?
No title
アメフトファンさん
*具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策・アイデアはおありなのですか?
安倍首相に乞われて、首相官邸に赴いた田原総一朗さんが、【冒険】をしなければと安倍首相に告げたそうです。
その冒険の内容は明かされませんでしたが、つい最近講演会で内容を開示
朝日新聞デジタル引用
安倍晋三首相に持ちかけた「冒険」は、北朝鮮に乗り込む日朝首脳会談だった――。ジャーナリストの田原総一朗氏は7日、国会内で開かれた自民党国会議員の会合で講演し、北朝鮮と日米韓中ロで話し合う6者協議の復活を目指し、訪朝する案を首相に示していたことを明かした。
安倍首相が総理大臣としての度胸があるか?
多分トランプ「ぽち」で終わると思います。
*具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策・アイデアはおありなのですか?
安倍首相に乞われて、首相官邸に赴いた田原総一朗さんが、【冒険】をしなければと安倍首相に告げたそうです。
その冒険の内容は明かされませんでしたが、つい最近講演会で内容を開示
朝日新聞デジタル引用
安倍晋三首相に持ちかけた「冒険」は、北朝鮮に乗り込む日朝首脳会談だった――。ジャーナリストの田原総一朗氏は7日、国会内で開かれた自民党国会議員の会合で講演し、北朝鮮と日米韓中ロで話し合う6者協議の復活を目指し、訪朝する案を首相に示していたことを明かした。
安倍首相が総理大臣としての度胸があるか?
多分トランプ「ぽち」で終わると思います。
「ロードマップ」
アメフトファンさん
>しかし、(本音では軍事オプションを行使する気がなくても、)最初から「軍事オプションは行使しません」と北朝鮮に言って、どうやって「政治対話」を成功させることができるとお考えでしょうか?
日本が北朝鮮に圧力をかけられるような「軍事オプション」の手段などは持ってませんから「軍事オプションは行使しません」と北朝鮮に言うことはあり得ません。
そもそも、行使するもしないも日本にはその手段がありませんから、わざわざ「行使しない」と言うはずもないのです。
従って、日本の立場としては東大平行線さんの紹介にあったように北朝鮮及びその他の関係国に「北朝鮮と日米韓中ロで話し合う6者協議復活」を呼びかけることから始めのが良いと思います。
他方、米国ですが一応圧力をかけることを前提としておりますが基本的には外交優先ということを鮮明にしております。
もし本気で軍事オプションをちらつかせるつもりならば、実際の開戦を想定して在韓米国人の避難と甚大な被害が予想されるソウル市民の避難ということも実施すれば本気度は示せるでしょうけどね。
まあ、ソウル市民の避難などということは韓国の経済活動を麻痺させて、それこそ甚大な損失となりますから「本音では軍事オプションを行使する気がない」のならばやらないと思います。
>何が具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策アイデアはおありなのですか?
私にそんなアイデアがあるわけも無いのですが、東大平行線さんの紹介されていた内容に加えて、その前の秋風亭遊穂さんの紹介にあったようなロードマップがあります。
ここには出口というものが示されてます。
実際にどのような出口に行き着くのかは交渉次第ですが、出口のを示した上で交渉の入口に入ることを呼びかけているこのロードマップは極めて現実的なものだと思います。
>しかし、(本音では軍事オプションを行使する気がなくても、)最初から「軍事オプションは行使しません」と北朝鮮に言って、どうやって「政治対話」を成功させることができるとお考えでしょうか?
日本が北朝鮮に圧力をかけられるような「軍事オプション」の手段などは持ってませんから「軍事オプションは行使しません」と北朝鮮に言うことはあり得ません。
そもそも、行使するもしないも日本にはその手段がありませんから、わざわざ「行使しない」と言うはずもないのです。
従って、日本の立場としては東大平行線さんの紹介にあったように北朝鮮及びその他の関係国に「北朝鮮と日米韓中ロで話し合う6者協議復活」を呼びかけることから始めのが良いと思います。
他方、米国ですが一応圧力をかけることを前提としておりますが基本的には外交優先ということを鮮明にしております。
もし本気で軍事オプションをちらつかせるつもりならば、実際の開戦を想定して在韓米国人の避難と甚大な被害が予想されるソウル市民の避難ということも実施すれば本気度は示せるでしょうけどね。
まあ、ソウル市民の避難などということは韓国の経済活動を麻痺させて、それこそ甚大な損失となりますから「本音では軍事オプションを行使する気がない」のならばやらないと思います。
>何が具体的かつ実現可能性が高いとお考えの方策アイデアはおありなのですか?
私にそんなアイデアがあるわけも無いのですが、東大平行線さんの紹介されていた内容に加えて、その前の秋風亭遊穂さんの紹介にあったようなロードマップがあります。
ここには出口というものが示されてます。
実際にどのような出口に行き着くのかは交渉次第ですが、出口のを示した上で交渉の入口に入ることを呼びかけているこのロードマップは極めて現実的なものだと思います。
洲蛇亜林さんへ
1 過去、6者協議は行われていましたが、御承知のとおり北朝鮮問題は解決しませんでした。
「6者協議の復活を目指し」云々と言っても、6者協議が復活ただけでは当然のことながら北朝鮮問題は解決せず、当該協議の場等でどのような交渉をするかが重要なのです。その点についての具体的かつ実現可能性の高いアイデアがなければ、6者協議によって云々というだけでは回答になっていないと思います。
2 中露が述べたという「ロードマップ」についてですが、内容を見ると、まず最初に「北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→」等々となってます。しかしながら、これまでの北朝鮮の行動パターンを踏まえれば、韓米が大規模合同訓練を中断したからといって北朝鮮が核・ミサイル試験を「本当に」中断するなどとはとても考えられず、これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
「6者協議の復活を目指し」云々と言っても、6者協議が復活ただけでは当然のことながら北朝鮮問題は解決せず、当該協議の場等でどのような交渉をするかが重要なのです。その点についての具体的かつ実現可能性の高いアイデアがなければ、6者協議によって云々というだけでは回答になっていないと思います。
2 中露が述べたという「ロードマップ」についてですが、内容を見ると、まず最初に「北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→」等々となってます。しかしながら、これまでの北朝鮮の行動パターンを踏まえれば、韓米が大規模合同訓練を中断したからといって北朝鮮が核・ミサイル試験を「本当に」中断するなどとはとても考えられず、これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
No title
*1 過去、6者協議は行われていましたが、御承知のとおり北朝鮮問題は解決しませんでした。
核兵器保有国北朝鮮を承認し且つ保有国としての理性と節度を守ることを中露が説得すれば外交経験のない金正恩とその奥さんは考えますよ。
*これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
北朝鮮外務省の担当者がスイス入りしましたよ。
スイスは金正恩の留学先でスイス大統領も対話の重要性を認めています。
核兵器保有国北朝鮮を承認し且つ保有国としての理性と節度を守ることを中露が説得すれば外交経験のない金正恩とその奥さんは考えますよ。
*これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
北朝鮮外務省の担当者がスイス入りしましたよ。
スイスは金正恩の留学先でスイス大統領も対話の重要性を認めています。
もう一つあります
>日本の立場としては東大平行線さんの紹介にあったように北朝鮮及びその他の関係国に「北朝鮮と日米韓中ロで話し合う6者協議復活」を呼びかけることから始めのが良いと思います。
日本が「軍事オプションを持つ」と宣言し、その計画を公表することです。実際にやるかどうか、やるとしても何時になるかは別として、北朝鮮にとっては重大な危機と感じられるでしょうね。敵に回すのが、アメリカ軍だけでなくなるのだから。
ハッタリでもいいからやれば、大きな交渉力となります。
日本が「軍事オプションを持つ」と宣言し、その計画を公表することです。実際にやるかどうか、やるとしても何時になるかは別として、北朝鮮にとっては重大な危機と感じられるでしょうね。敵に回すのが、アメリカ軍だけでなくなるのだから。
ハッタリでもいいからやれば、大きな交渉力となります。
No title
宇宙戦士バルディオスさん
* 日本が「軍事オプションを持つ」と宣言し、その計画を公表すること
北朝鮮の外交官は日本国憲法を貴方よりもよく理解していますよ。
北の外交官は、日本には軍事オプションは憲法上あり得ないことぐらいわかっていますよ
* 日本が「軍事オプションを持つ」と宣言し、その計画を公表すること
北朝鮮の外交官は日本国憲法を貴方よりもよく理解していますよ。
北の外交官は、日本には軍事オプションは憲法上あり得ないことぐらいわかっていますよ
No title
又、再度書くけど、米国は金体制を認めると公言しているのに、北朝鮮が引き続き米国を挑発する意図を考えねばなりませんよ。
洲蛇亜林さんはバノン氏の「軍事的オプションは無い」発言を流用してますが、バノン氏が言ったことは内容が少し違う。
バノン氏が言った内容は、「北朝鮮問題は対中国との前哨戦みたいなものだから、北朝鮮に対しては軍事的オプションはない」です。
中国・北朝鮮の貿易額の増加が公表されてますが、ここが本音のところです。管理人様も他記事で書いていたが、「中国が北朝鮮の石油輸出」を本当に止めるのかというとこが、次の一番の焦点となるでしょう。
(続く)
洲蛇亜林さんはバノン氏の「軍事的オプションは無い」発言を流用してますが、バノン氏が言ったことは内容が少し違う。
バノン氏が言った内容は、「北朝鮮問題は対中国との前哨戦みたいなものだから、北朝鮮に対しては軍事的オプションはない」です。
中国・北朝鮮の貿易額の増加が公表されてますが、ここが本音のところです。管理人様も他記事で書いていたが、「中国が北朝鮮の石油輸出」を本当に止めるのかというとこが、次の一番の焦点となるでしょう。
(続く)
No title
(続く)
今般、北朝鮮は「日本は米国の従属支配下に置かれるな」と声明を出してました。
ま、中国が言わせてますから、中国の本音でしょう。
しかし、私は思うんだが、確かにその通り。
そろそろ、日本も米国の極東最前線基地の立場を脱却しないとダメだろうね。米国のために露中と敵対関係になっていても、日本の国益には沿わないわね。
前に東大さんがロシアは日本に冷淡と書いてましたが、それは誤りで、外交とは「その時、その時」に自国の国益を最大限に考えるだけです。状況が変われば一変します。
実際のとこ、「霞が関と米国」で日本の至る所に「米軍基地を置ける密約」がある。安倍首相はその密約を知らなかったがプーチン大統領は知っていた。
会談直前に霞が関から知らされた安倍首相は、
プーチン大統領「北方領土を返還すれば米軍基地を置かれる可能性があるのか」
安倍首相 「可能性はあります」
プーチン大統領「ウラジオストックの真近に米軍基地が建設されては困るので北方領土は返還できない」
安倍首相 「・・・・」
プーチン大統領「しかし、そもそも日本は自国だけで決断できることがいくつあるのか?」
安倍首相 「・・・・」
と聞いてます。
米国は日本が露中と平和的解決をしようとすれば、いつも邪魔をする。
いい加減に、近隣諸国とは仲良くしたいものだ。
今般、北朝鮮は「日本は米国の従属支配下に置かれるな」と声明を出してました。
ま、中国が言わせてますから、中国の本音でしょう。
しかし、私は思うんだが、確かにその通り。
そろそろ、日本も米国の極東最前線基地の立場を脱却しないとダメだろうね。米国のために露中と敵対関係になっていても、日本の国益には沿わないわね。
前に東大さんがロシアは日本に冷淡と書いてましたが、それは誤りで、外交とは「その時、その時」に自国の国益を最大限に考えるだけです。状況が変われば一変します。
実際のとこ、「霞が関と米国」で日本の至る所に「米軍基地を置ける密約」がある。安倍首相はその密約を知らなかったがプーチン大統領は知っていた。
会談直前に霞が関から知らされた安倍首相は、
プーチン大統領「北方領土を返還すれば米軍基地を置かれる可能性があるのか」
安倍首相 「可能性はあります」
プーチン大統領「ウラジオストックの真近に米軍基地が建設されては困るので北方領土は返還できない」
安倍首相 「・・・・」
プーチン大統領「しかし、そもそも日本は自国だけで決断できることがいくつあるのか?」
安倍首相 「・・・・」
と聞いてます。
米国は日本が露中と平和的解決をしようとすれば、いつも邪魔をする。
いい加減に、近隣諸国とは仲良くしたいものだ。
No title
体制派ですさん
*そろそろ、日本も米国の極東最前線基地の立場を脱却しないとダメだろうね。
そうですよ。
旧ソ連対策で開始された、日米安保条約は目的を達して終了すべき条約です。
終了するには、政府が条約解消通告すれば一年後には終了します。
誰が守ってくれるのかは、アメリカではないことは確かです。
白人市場主義者で、かつアメリカファースト主義者のトランプ大統領が日本のことを考えているなんて甘すぎます。
日本という地政学的立場では全方位対等外交しかないのです。
アメリカ軍が撤退するだけで、横田エリアを十二分に活用でき2020年オリンピックも容易になります。
*そろそろ、日本も米国の極東最前線基地の立場を脱却しないとダメだろうね。
そうですよ。
旧ソ連対策で開始された、日米安保条約は目的を達して終了すべき条約です。
終了するには、政府が条約解消通告すれば一年後には終了します。
誰が守ってくれるのかは、アメリカではないことは確かです。
白人市場主義者で、かつアメリカファースト主義者のトランプ大統領が日本のことを考えているなんて甘すぎます。
日本という地政学的立場では全方位対等外交しかないのです。
アメリカ軍が撤退するだけで、横田エリアを十二分に活用でき2020年オリンピックも容易になります。
交渉中なら大っぴらには出来ない
アメフトファンさん
6者協議の具体的内容の一例として中露提案のロードマップがあると思います。
北朝鮮が「本当に」核ミサイル開発を中断するのかどうかともかくとしても、少なくとも現在のように大っぴらなことはやれなくなるということです。
つまり、秘密裏に研究開発は続けることは出来ても、実際の核兵器とミサイルの性能を試すテストはやらないということになると思います。
従って、先ずは交渉の入り口に入るということが無意味ということにはなりません。
交渉の結果としての出口が、どうなるのか予断は出来ませんが件のロードマップは目指す方向性は指し示しているとは思うのです。
軍事的圧力かけたり軍事行動での解決ということは幻想に過ぎないし最悪の選択でしかないということは、かなり明らかになっているのではないかと思います。
6者協議の具体的内容の一例として中露提案のロードマップがあると思います。
北朝鮮が「本当に」核ミサイル開発を中断するのかどうかともかくとしても、少なくとも現在のように大っぴらなことはやれなくなるということです。
つまり、秘密裏に研究開発は続けることは出来ても、実際の核兵器とミサイルの性能を試すテストはやらないということになると思います。
従って、先ずは交渉の入り口に入るということが無意味ということにはなりません。
交渉の結果としての出口が、どうなるのか予断は出来ませんが件のロードマップは目指す方向性は指し示しているとは思うのです。
軍事的圧力かけたり軍事行動での解決ということは幻想に過ぎないし最悪の選択でしかないということは、かなり明らかになっているのではないかと思います。
何が出来て何が出来ないか
日本が軍事オプションを持つということは不可能だと思います。
これは、東大平行線さんの御指摘にもあるように、憲法上軍事力で政治問題を解決するということは明確に否定されているからです。
憲法上許されるのは、差し迫った危険があり他の外交的手段などが無い場合に限り相手側の攻撃手段を封じることが出来るというだけです。
つまり、北朝鮮の核ミサイル開発を止めさせるために軍事オプションを示して威嚇するなんてことは許されてはいません。
なぜならば威嚇するということは、いつでも予防先制攻撃をかけるぞということであり、これは日本国憲法のみならず国連憲章にも反する行為です。
過去の政府答弁で許されるとしたのは、あくまでも差し迫った危険を除去するためだけの限定された防御行動だけなのです。
このように軍事オプションで解決ということは憲法上も国際法上も出来ないというばかりではなくて、能力的に我が国がそのような軍事オプションを持つことも不可能です。
米国のような大国にして国家予算に占める軍事費の割合が突出しているような軍事大国でさえ、実際に朝鮮半島問題を軍事解決しようと思えば容易なことではない(最終的に目的は達するとしても)ことを考えれば、日本が軍事オプションの為の手段を持つことなどは幻想的な話に過ぎないことは明らかです。
もし実際に、そのような能力を持とうと大軍拡を行えばたちまち経済破綻国家破綻に見舞われます。
実際に国家として何が出来て何が出来ないのかを冷静に検討することが、国家の進路を誤たないための一つの条件です。
これは、東大平行線さんの御指摘にもあるように、憲法上軍事力で政治問題を解決するということは明確に否定されているからです。
憲法上許されるのは、差し迫った危険があり他の外交的手段などが無い場合に限り相手側の攻撃手段を封じることが出来るというだけです。
つまり、北朝鮮の核ミサイル開発を止めさせるために軍事オプションを示して威嚇するなんてことは許されてはいません。
なぜならば威嚇するということは、いつでも予防先制攻撃をかけるぞということであり、これは日本国憲法のみならず国連憲章にも反する行為です。
過去の政府答弁で許されるとしたのは、あくまでも差し迫った危険を除去するためだけの限定された防御行動だけなのです。
このように軍事オプションで解決ということは憲法上も国際法上も出来ないというばかりではなくて、能力的に我が国がそのような軍事オプションを持つことも不可能です。
米国のような大国にして国家予算に占める軍事費の割合が突出しているような軍事大国でさえ、実際に朝鮮半島問題を軍事解決しようと思えば容易なことではない(最終的に目的は達するとしても)ことを考えれば、日本が軍事オプションの為の手段を持つことなどは幻想的な話に過ぎないことは明らかです。
もし実際に、そのような能力を持とうと大軍拡を行えばたちまち経済破綻国家破綻に見舞われます。
実際に国家として何が出来て何が出来ないのかを冷静に検討することが、国家の進路を誤たないための一つの条件です。
政府答弁は全く違っています
>これは、東大平行線さんの御指摘にもあるように、憲法上軍事力で政治問題を解決するということは明確に否定されているからです。
違います。以下は、過去に出された政府答弁です。
「わが国に対して急迫不正の侵害が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられないと思うのです。そういう場合には、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思います」(鳩山(はとやま)一郎首相答弁、船田中防衛庁長官代読、昭和31年2月29日衆議院内閣委員会15号)。
従って、上記の要件に合致する限り、我が国は軍事オプションを行使できます。(今現在、その能力があるかどうかは別です。)
アメリカとの軍事同盟という、この上ない効果的なツールを捨ててまで、全方位対等外交などという幼稚園のお遊戯をやるべきではありません。
>もし実際に、そのような能力を持とうと大軍拡を行えばたちまち経済破綻国家破綻に見舞われます。
もし日本との間で軍拡レースを行えば、アメリカ以外のいかなる国も、日本より先に経済破綻し、その時点で日本は戦わずして勝利します。
違います。以下は、過去に出された政府答弁です。
「わが国に対して急迫不正の侵害が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられないと思うのです。そういう場合には、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思います」(鳩山(はとやま)一郎首相答弁、船田中防衛庁長官代読、昭和31年2月29日衆議院内閣委員会15号)。
従って、上記の要件に合致する限り、我が国は軍事オプションを行使できます。(今現在、その能力があるかどうかは別です。)
アメリカとの軍事同盟という、この上ない効果的なツールを捨ててまで、全方位対等外交などという幼稚園のお遊戯をやるべきではありません。
>もし実際に、そのような能力を持とうと大軍拡を行えばたちまち経済破綻国家破綻に見舞われます。
もし日本との間で軍拡レースを行えば、アメリカ以外のいかなる国も、日本より先に経済破綻し、その時点で日本は戦わずして勝利します。
六者会合の失敗とは
ブッシュ政権時の六者会合は、北朝鮮の核兵器開発問題解決のためのものであり、その先の展望が見えなかった。また、米国の迷走ぶりが北朝鮮の瀬戸際外交を増長させた。
「北朝鮮 瀬戸際外交の歴史 1966--2012年」(ミネルヴァ書房 /2013)を参照する。
引用開始----
ブッシュ政権は北朝鮮政策をめぐって内部分裂していた。チェイニー副大統領は北朝鮮への関与政策に反対し、これを妨害し続けた。政権内の強硬派は、北朝鮮のレジーム・チェンジ(体制転換)を目標としていた。逆に、穏健派は、関与と圧力を併用することによって、北朝鮮に核開発放棄という「戦略的決断」を迫ろうとした。その結果、チェイニー副大統領の立場が弱まり、強硬派の主要人物が辞任するまで、米国政府は一貫した北朝鮮政策を形成することができなかったのである。(注1)
引用終わり----
迷走の一例として、イラク戦争が始まった2003年を振り返る。
引用開始----
10月、ブッシュ大統領は、六者会談の枠組みの中で米国が北朝鮮に書面で安全の保証を提供することを考慮すると述べた 。これに対し12月、北朝鮮外務省は不可侵条約の代わりに書面での安全の保証を受け入れる用意があると明らかにするとともに、初期段階の措置として北朝鮮が核活動を凍結する代わりに、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除し、政治・経済・軍事的制裁と封鎖を撤回し、重油や電力などのエネルギー支援を行うという取引を提案した 。
しかし、北朝鮮政策について米国政府は一枚岩ではなかった。北朝鮮が提案を発表した三日後、リチャード・チェイニー米副大統領は、「我々は邪悪なもの[北朝鮮]とは交渉しない。我々は、それを打ち破るだけだ」と述べたと伝えられた(注2)
引用終わり----
チェイニーの言葉は、今日の圧力一辺倒で、対話はしないという姿勢に共通する。
周知のとおり、この後、米国はテロ支援国家指定を解除する。北朝鮮は米国の出方により、反発、譲歩を繰り返し、瀬戸際外交のうまみを享受することになる。米国の強硬的態度を利用して、核ミサイルの実験を繰り返し、軍事技術を上げてきた。今日のチキンレースの原型である。
そして、六者会合の最後には、非核化の検証方法について合意できず、2009年には北朝鮮は会合から離脱した。
さて、六者会合の前、2003年、米・朝・中の三者会談後、中国は〈北朝鮮のもつ、自国の安全についての合理的な懸念が考慮・解決されなければならない〉などと述べた(注3)。先のコメントで引用したプーチンの〈北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり〉という視点が既に出ている。これは北朝鮮を交渉のテーブルに着けるための六者会合の基軸にすべき点だと思う。中露の和平に向けたロードマップはその点まで踏み込んでいる。
しかし、トランプには全くその気はないだろう。逆に北朝鮮問題を最大限利用するように見える。それは対イラン政策を見て思うこと。
【注】
1.第9章、「イラク、政府内の亀裂、中間選挙」の節
2.同前 「多国間交渉の開始」の節
2.同前
「北朝鮮 瀬戸際外交の歴史 1966--2012年」(ミネルヴァ書房 /2013)を参照する。
引用開始----
ブッシュ政権は北朝鮮政策をめぐって内部分裂していた。チェイニー副大統領は北朝鮮への関与政策に反対し、これを妨害し続けた。政権内の強硬派は、北朝鮮のレジーム・チェンジ(体制転換)を目標としていた。逆に、穏健派は、関与と圧力を併用することによって、北朝鮮に核開発放棄という「戦略的決断」を迫ろうとした。その結果、チェイニー副大統領の立場が弱まり、強硬派の主要人物が辞任するまで、米国政府は一貫した北朝鮮政策を形成することができなかったのである。(注1)
引用終わり----
迷走の一例として、イラク戦争が始まった2003年を振り返る。
引用開始----
10月、ブッシュ大統領は、六者会談の枠組みの中で米国が北朝鮮に書面で安全の保証を提供することを考慮すると述べた 。これに対し12月、北朝鮮外務省は不可侵条約の代わりに書面での安全の保証を受け入れる用意があると明らかにするとともに、初期段階の措置として北朝鮮が核活動を凍結する代わりに、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除し、政治・経済・軍事的制裁と封鎖を撤回し、重油や電力などのエネルギー支援を行うという取引を提案した 。
しかし、北朝鮮政策について米国政府は一枚岩ではなかった。北朝鮮が提案を発表した三日後、リチャード・チェイニー米副大統領は、「我々は邪悪なもの[北朝鮮]とは交渉しない。我々は、それを打ち破るだけだ」と述べたと伝えられた(注2)
引用終わり----
チェイニーの言葉は、今日の圧力一辺倒で、対話はしないという姿勢に共通する。
周知のとおり、この後、米国はテロ支援国家指定を解除する。北朝鮮は米国の出方により、反発、譲歩を繰り返し、瀬戸際外交のうまみを享受することになる。米国の強硬的態度を利用して、核ミサイルの実験を繰り返し、軍事技術を上げてきた。今日のチキンレースの原型である。
そして、六者会合の最後には、非核化の検証方法について合意できず、2009年には北朝鮮は会合から離脱した。
さて、六者会合の前、2003年、米・朝・中の三者会談後、中国は〈北朝鮮のもつ、自国の安全についての合理的な懸念が考慮・解決されなければならない〉などと述べた(注3)。先のコメントで引用したプーチンの〈北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり〉という視点が既に出ている。これは北朝鮮を交渉のテーブルに着けるための六者会合の基軸にすべき点だと思う。中露の和平に向けたロードマップはその点まで踏み込んでいる。
しかし、トランプには全くその気はないだろう。逆に北朝鮮問題を最大限利用するように見える。それは対イラン政策を見て思うこと。
【注】
1.第9章、「イラク、政府内の亀裂、中間選挙」の節
2.同前 「多国間交渉の開始」の節
2.同前
〈Anything but Obama〉のトランプ
イランをめぐる経緯を振り返る。
★★★★
2015/12月、イラン核合意。
2016/1月、サウジはイランとの国交を断絶
2017/5月、トランプは、アラブ諸国首脳を前に「イラン包囲網」の強化を呼びかけ
1100億ドル相当の武器を米国がサウジに売却することを含め、両国の間に4000億ドル相当の商談が成立。
★★★★
トランプは、選挙期間中からイラン核合意破棄を論じていたが、現在はイランのミサイル発射等に対して追加制裁を加えることで、イランを合意から離脱するよう仕向け、また、サウジなどと連携し、イラン包囲網を画策している。これに対し次のような批判がある。
引用開始----
アナリストのヤン・オベルグ氏は「イランおよびシリアを敵に回して統合を図ることは中東の将来には危険だ。欧米、中国その他の諸国が中東に平和、安定、発展、長所を取り戻すことのできるような政治、外交行動のプランがどうしても必要。ところがトランプ氏の提案はすべて武器であり、対立であり、本来協力を行わねばならない相手国を悪者扱いすることに終始している」と警告を発している。(注1)
引用終わり----
イラン敵視の米国の政策は世界から見ればルール違反。
引用開始----
トランプ大統領がこうした世界各国とイランとの経済関係を止めるよう呼びかけているのだが、この行為はイラン核合意の28条で定められている合意の誠実な履行、および29条で定められているイランと諸外国との経済関係の正常化の阻害という内容に違反した行為である。(注2)
引用終わり----
トランプは対立と憎悪を利用、或いは増長させることで利益を得ようと企んだ。
サウジに対する武器売却と、安倍政権の過去最大となる軍事費がダブって見えてくる。煽られた対立で誰が笑うのか。国民はよく考えねばならない。
【注】
1.https://jp.sputniknews.com/middle_east/201705273683535/
2.http://www.newsweekjapan.jp/suzuki/2017/08/post-8_1.php
★★★★
2015/12月、イラン核合意。
2016/1月、サウジはイランとの国交を断絶
2017/5月、トランプは、アラブ諸国首脳を前に「イラン包囲網」の強化を呼びかけ
1100億ドル相当の武器を米国がサウジに売却することを含め、両国の間に4000億ドル相当の商談が成立。
★★★★
トランプは、選挙期間中からイラン核合意破棄を論じていたが、現在はイランのミサイル発射等に対して追加制裁を加えることで、イランを合意から離脱するよう仕向け、また、サウジなどと連携し、イラン包囲網を画策している。これに対し次のような批判がある。
引用開始----
アナリストのヤン・オベルグ氏は「イランおよびシリアを敵に回して統合を図ることは中東の将来には危険だ。欧米、中国その他の諸国が中東に平和、安定、発展、長所を取り戻すことのできるような政治、外交行動のプランがどうしても必要。ところがトランプ氏の提案はすべて武器であり、対立であり、本来協力を行わねばならない相手国を悪者扱いすることに終始している」と警告を発している。(注1)
引用終わり----
イラン敵視の米国の政策は世界から見ればルール違反。
引用開始----
トランプ大統領がこうした世界各国とイランとの経済関係を止めるよう呼びかけているのだが、この行為はイラン核合意の28条で定められている合意の誠実な履行、および29条で定められているイランと諸外国との経済関係の正常化の阻害という内容に違反した行為である。(注2)
引用終わり----
トランプは対立と憎悪を利用、或いは増長させることで利益を得ようと企んだ。
サウジに対する武器売却と、安倍政権の過去最大となる軍事費がダブって見えてくる。煽られた対立で誰が笑うのか。国民はよく考えねばならない。
【注】
1.https://jp.sputniknews.com/middle_east/201705273683535/
2.http://www.newsweekjapan.jp/suzuki/2017/08/post-8_1.php
訂正
イラン核合意は2015年7月14日だったので、先のコメントを訂正したい。
イラン核合意はいかに形成されたか。
坂梨祥氏の論考を参照する。
核合意でイランは変わるのか――信頼醸成のゆくえ
1.https://synodos.jp/international/14711
まず、イランは核開発について、何を合意したのか。
★★★★
・濃縮ウラン備蓄量を10トンから300キロに減らす
・アラークに建設が予定されていた重水炉の設計を、プルトニウムは製造されない形に変更する。
・今後10年間は核関連活動の規模を大幅に縮小する。
・ウラン濃縮を行う遠心分離機の台数を、現在の1万9千台あまりから、6千台程度まで削減する。
・一連の核関連活動を、国際原子力機関(IAEA)による厳しい監視下のもとで行う。
・IAEAは相応の根拠があれば、イランの軍事施設の査察を要求できる。
★★★★
P5+1(国連安保理常任理事国5カ国プラス・ドイツ)は軍事的威嚇によってイランを屈服させるのではなく、経済制裁・対話・外交交渉で難局を打開した。そして、イランが合意内容を実施すれば、経済制裁は緩和するという合意だ。
交渉チームは相互にどう向き合ったのか。
まず、オバマは---
引用開始----
「イランとの合意が成立しなければ、中東における新たな戦争を回避できない(そして米国はその戦争に、否応なく巻き込まれてしまいかねない)」という懸念があった。イスラエルが過去何年にもわたり、「誰もイランを止めないのなら、自らが空爆によってその核開発を阻止する」という威嚇を繰り返したことも、「イランの核保有を交渉によって阻止する」というオバマ政権の決意を、堅固なものにしたのだといえる。
引用終わり----
一方、イラン側は----
引用開始----
イランの核交渉チームが依拠したものは、NPTという規範であり、その目指したものは、あくまでも「NPT加盟国としての権利の行使と義務の履行」であった。(中略)
「P5+1の懸念」にも理解を示し、核関連活動の大幅な縮小と、IAEAによる査察強化も受け入れた。その一方、軍事施設への無制限のアクセス要求に関しては、「そのような形態の査察を実施するNPT加盟国は他にない」ことを盾にして、これに抵抗したのである。
引用終わり----
この議論展開の中に、規範を重視する意思があり、そこに期待・信頼を醸成できた。そして、経済交流をする中で、規範の重要性が広く国内に認識される可能性もある。
北朝鮮との国交樹立はこの点でも意味がある。
トランプはシリアへの「懲罰的空爆」によって国際法という規範を無視したが、今後の展開にどう影響を与えるだろうか。
核合意でイランは変わるのか――信頼醸成のゆくえ
1.https://synodos.jp/international/14711
まず、イランは核開発について、何を合意したのか。
★★★★
・濃縮ウラン備蓄量を10トンから300キロに減らす
・アラークに建設が予定されていた重水炉の設計を、プルトニウムは製造されない形に変更する。
・今後10年間は核関連活動の規模を大幅に縮小する。
・ウラン濃縮を行う遠心分離機の台数を、現在の1万9千台あまりから、6千台程度まで削減する。
・一連の核関連活動を、国際原子力機関(IAEA)による厳しい監視下のもとで行う。
・IAEAは相応の根拠があれば、イランの軍事施設の査察を要求できる。
★★★★
P5+1(国連安保理常任理事国5カ国プラス・ドイツ)は軍事的威嚇によってイランを屈服させるのではなく、経済制裁・対話・外交交渉で難局を打開した。そして、イランが合意内容を実施すれば、経済制裁は緩和するという合意だ。
交渉チームは相互にどう向き合ったのか。
まず、オバマは---
引用開始----
「イランとの合意が成立しなければ、中東における新たな戦争を回避できない(そして米国はその戦争に、否応なく巻き込まれてしまいかねない)」という懸念があった。イスラエルが過去何年にもわたり、「誰もイランを止めないのなら、自らが空爆によってその核開発を阻止する」という威嚇を繰り返したことも、「イランの核保有を交渉によって阻止する」というオバマ政権の決意を、堅固なものにしたのだといえる。
引用終わり----
一方、イラン側は----
引用開始----
イランの核交渉チームが依拠したものは、NPTという規範であり、その目指したものは、あくまでも「NPT加盟国としての権利の行使と義務の履行」であった。(中略)
「P5+1の懸念」にも理解を示し、核関連活動の大幅な縮小と、IAEAによる査察強化も受け入れた。その一方、軍事施設への無制限のアクセス要求に関しては、「そのような形態の査察を実施するNPT加盟国は他にない」ことを盾にして、これに抵抗したのである。
引用終わり----
この議論展開の中に、規範を重視する意思があり、そこに期待・信頼を醸成できた。そして、経済交流をする中で、規範の重要性が広く国内に認識される可能性もある。
北朝鮮との国交樹立はこの点でも意味がある。
トランプはシリアへの「懲罰的空爆」によって国際法という規範を無視したが、今後の展開にどう影響を与えるだろうか。
米国の迷走
トランプの米国はイランを敵視し続け、この合意を危ういものにしようとする。
なお、米国はまたもや一枚岩でないことが明らかになっている。
引用開始----
トランプ氏は、ティラーソン氏からのアドバイスを受け入れ、合意破棄を渋々思いとどまったと明かしている。 ティラーソン氏は国務省のブリーフィングで「イランとの核合意などの課題や、この合意の生かし方について、大統領と自分は意見が異なっている」と述べた。(中略)
トランプ氏は先月の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、イランは10月に予定されている合意の履行状況に関する審査で不履行の判定を受けるだろうし、自分なら数カ月前にそのような判断を下しただろうと述べた。しかしティラーソン氏は「この合意を使ってわれわれの政策を押し進め、イランとの関係を改善する、さまざまな代替手段がある」と述べ、イランとの合意には潜在的な利用価値があるとの考えを示した。(注1)
引用終わり----
米国の追加制裁をティラーソンがどう考えているのか知るよしもないが、両国の関係が悪化し、イランの合意離脱となれば、まさに2003年の六者会合の失敗の再来だ。
こんなシナリオもある。
引用開始----
トランプ政権は、核以外の分野で制裁を復活させたり、イランの革命防衛隊をテロ組織と認定することにより、イランが堪えがたいような圧力を加えるかもしれない。革命防衛隊はイラン革命の公式の擁護者であるのみならず、イラン経済で大きな役割を果たしている。ブッシュ、オバマ政権はイランをテロ支援国家と指定し、革命防衛隊の個々の司令官に制裁を加えたが、代価の方が利益より大きいと考え、革命防衛隊自身をテロ組織と指定することはしなかった。
革命防衛隊に直接挑戦すれば、その司令官たちは核合意からの撤退を迫り、核合意の主たる推進者であったロウハニ大統領の再選の見通しを暗くするだろう。
引用終わり----
悪夢は、監督・脚本・主演のトランプによってその第一幕を迎えようとしている。悲劇は誰も見たくないことをトランプや核合意に反対する人に理解してもらわねばならない。イランが合意を離脱すれば、現在の北朝鮮と同じ道を進む危険がある。NPTを破壊するのはトランプだ。
【注】
1.https://jp.reuters.com/article/tillerson-trump-iran-idJPKBN1AI0DB
2.http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9138
なお、米国はまたもや一枚岩でないことが明らかになっている。
引用開始----
トランプ氏は、ティラーソン氏からのアドバイスを受け入れ、合意破棄を渋々思いとどまったと明かしている。 ティラーソン氏は国務省のブリーフィングで「イランとの核合意などの課題や、この合意の生かし方について、大統領と自分は意見が異なっている」と述べた。(中略)
トランプ氏は先月の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、イランは10月に予定されている合意の履行状況に関する審査で不履行の判定を受けるだろうし、自分なら数カ月前にそのような判断を下しただろうと述べた。しかしティラーソン氏は「この合意を使ってわれわれの政策を押し進め、イランとの関係を改善する、さまざまな代替手段がある」と述べ、イランとの合意には潜在的な利用価値があるとの考えを示した。(注1)
引用終わり----
米国の追加制裁をティラーソンがどう考えているのか知るよしもないが、両国の関係が悪化し、イランの合意離脱となれば、まさに2003年の六者会合の失敗の再来だ。
こんなシナリオもある。
引用開始----
トランプ政権は、核以外の分野で制裁を復活させたり、イランの革命防衛隊をテロ組織と認定することにより、イランが堪えがたいような圧力を加えるかもしれない。革命防衛隊はイラン革命の公式の擁護者であるのみならず、イラン経済で大きな役割を果たしている。ブッシュ、オバマ政権はイランをテロ支援国家と指定し、革命防衛隊の個々の司令官に制裁を加えたが、代価の方が利益より大きいと考え、革命防衛隊自身をテロ組織と指定することはしなかった。
革命防衛隊に直接挑戦すれば、その司令官たちは核合意からの撤退を迫り、核合意の主たる推進者であったロウハニ大統領の再選の見通しを暗くするだろう。
引用終わり----
悪夢は、監督・脚本・主演のトランプによってその第一幕を迎えようとしている。悲劇は誰も見たくないことをトランプや核合意に反対する人に理解してもらわねばならない。イランが合意を離脱すれば、現在の北朝鮮と同じ道を進む危険がある。NPTを破壊するのはトランプだ。
【注】
1.https://jp.reuters.com/article/tillerson-trump-iran-idJPKBN1AI0DB
2.http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9138
再読愚考:経済制裁と対話 4-1
>北朝鮮人民は、北朝鮮指導部によって抑圧されている被害者だと言っているだけです。
>北朝鮮の国家体制が崩壊し、その結果、中国などの難民が押し寄せるのであれば、そのための経済的負担を分担するか、日本でも北朝鮮難民を受け入れよ、と主張しているのです。
↑
確かに従来から猪野先生は北朝鮮指導部と人民を分けて考えている。
北朝鮮が崩壊したときの対応についても、猪野先生のご指摘どおり、わが国が知らん顔をするわけにはいかないだろう。
<東大さんのコメント>
(米国も北朝鮮も)どっちもどっち?と思いますね。
↑
わたしはそうは思わない。
アメリカに問題点が全くないとは言わないが、一応、民主主義が機能している超大国である米国と、失敗国家寸前のテロ支援国家もどきの北朝鮮を同列における訳がない。
<洲蛇亜林さんのコメント>
トランプ政権の軍人出身閣僚やウルトラ右翼でさえ軍事的解決の選択肢無しとの認識の中で、先制攻撃待望の日本のネトウヨさんたちがズレてるだけですね。
↑
「軍事オプションは非現実的」とわたしは繰り返し主張している。
このコメント欄には先制攻撃「待望論」の人はほぼいないと思うが、先制攻撃「容認論」の人はいると思う。これは危うい。
<なごやんのコメント>
「軍事オプションは考えられない。経済制裁と対話を進めるべき」という猪野先生の趣旨は分かる。
↑
国連中心の経済制裁はかなり有効のようだ。
完全決着とはまだいかないが、北朝鮮も世界経済の中に思っている以上に組み込まれているということだと思う。
韓国の文政権が、現段階で北朝鮮への経済制裁を緩めるよう諸外国に説いて回っていることには賛成できない。
(つづく)
>北朝鮮の国家体制が崩壊し、その結果、中国などの難民が押し寄せるのであれば、そのための経済的負担を分担するか、日本でも北朝鮮難民を受け入れよ、と主張しているのです。
↑
確かに従来から猪野先生は北朝鮮指導部と人民を分けて考えている。
北朝鮮が崩壊したときの対応についても、猪野先生のご指摘どおり、わが国が知らん顔をするわけにはいかないだろう。
<東大さんのコメント>
(米国も北朝鮮も)どっちもどっち?と思いますね。
↑
わたしはそうは思わない。
アメリカに問題点が全くないとは言わないが、一応、民主主義が機能している超大国である米国と、失敗国家寸前のテロ支援国家もどきの北朝鮮を同列における訳がない。
<洲蛇亜林さんのコメント>
トランプ政権の軍人出身閣僚やウルトラ右翼でさえ軍事的解決の選択肢無しとの認識の中で、先制攻撃待望の日本のネトウヨさんたちがズレてるだけですね。
↑
「軍事オプションは非現実的」とわたしは繰り返し主張している。
このコメント欄には先制攻撃「待望論」の人はほぼいないと思うが、先制攻撃「容認論」の人はいると思う。これは危うい。
<なごやんのコメント>
「軍事オプションは考えられない。経済制裁と対話を進めるべき」という猪野先生の趣旨は分かる。
↑
国連中心の経済制裁はかなり有効のようだ。
完全決着とはまだいかないが、北朝鮮も世界経済の中に思っている以上に組み込まれているということだと思う。
韓国の文政権が、現段階で北朝鮮への経済制裁を緩めるよう諸外国に説いて回っていることには賛成できない。
(つづく)
再読愚考:経済制裁と対話 4-2
<バルディオスさんのコメント>
(本音では、「どーでんよかばってん」ですが、世間体もあるので、表向きは出さないでおきます)
↑
この本音ぐあいはよい意味で笑える。
<洲蛇亜林さんのコメント>
(ティラーソン国務長官とマティス国防長官の連名記事によれば)
①これまでの「(オバマ政権の)戦略的忍耐」は失敗であったが、これからは軍事的手段に支えられた外交的努力を主とする
②目的は朝鮮半島の非核化であり、金王朝の体制変換は求めず、南北統一も求めない
③軍事力行使ではなく交渉を優先させる
↑
ティラーソン国務長官は辞任、マティス国防長官も2019年2月には辞任予定だが、北朝鮮に対するアメリカの基本方針は変更ないと思う。
トランプ政権にとっては、いま火を噴いている中東や、NATO関連でウクライナのほうが断然重要。そして、それ以上に「アメリカ・ファースト」は絶対だろう。
<秋風亭さんのコメント>
(プーチン大統領の発言)
「この状況では、どんな制裁も意味がなく効果がない。北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり、たとえ雑草を食べてでも核・ミサイル計画を放棄しないだろう」
↑
今の米朝の話し合いは無意味だろうか?
もちろん、まだ途中だし、失敗する可能性も否定できない。
ただ、「どんな制裁も意味がなく効果がない」とのプーチン大統領の認識は間違いだと思う。
<秋風亭さんのコメント>
(「韓半島(朝鮮半島)問題に関する中露共同声明」について)
北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定→核問題を含むすべての問題の一括妥結--の順だ。一括妥結の中には、韓半島および北東アジア安全保障体制を構築して最終的には関連国(米朝)の国交正常化を実現するという内容が含まれている。
↑
フム。
今は「交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定」の間と言ったところか。
これは興味ぶかい。
最終的な着地点に不安はあるが、ここまでは良いと思う。
(つづく)
(本音では、「どーでんよかばってん」ですが、世間体もあるので、表向きは出さないでおきます)
↑
この本音ぐあいはよい意味で笑える。
<洲蛇亜林さんのコメント>
(ティラーソン国務長官とマティス国防長官の連名記事によれば)
①これまでの「(オバマ政権の)戦略的忍耐」は失敗であったが、これからは軍事的手段に支えられた外交的努力を主とする
②目的は朝鮮半島の非核化であり、金王朝の体制変換は求めず、南北統一も求めない
③軍事力行使ではなく交渉を優先させる
↑
ティラーソン国務長官は辞任、マティス国防長官も2019年2月には辞任予定だが、北朝鮮に対するアメリカの基本方針は変更ないと思う。
トランプ政権にとっては、いま火を噴いている中東や、NATO関連でウクライナのほうが断然重要。そして、それ以上に「アメリカ・ファースト」は絶対だろう。
<秋風亭さんのコメント>
(プーチン大統領の発言)
「この状況では、どんな制裁も意味がなく効果がない。北朝鮮は自国の安全が保障されたと認識しないかぎり、たとえ雑草を食べてでも核・ミサイル計画を放棄しないだろう」
↑
今の米朝の話し合いは無意味だろうか?
もちろん、まだ途中だし、失敗する可能性も否定できない。
ただ、「どんな制裁も意味がなく効果がない」とのプーチン大統領の認識は間違いだと思う。
<秋風亭さんのコメント>
(「韓半島(朝鮮半島)問題に関する中露共同声明」について)
北朝鮮の核・ミサイル試験の中断および韓米による大規模合同訓練の中断→交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定→核問題を含むすべての問題の一括妥結--の順だ。一括妥結の中には、韓半島および北東アジア安全保障体制を構築して最終的には関連国(米朝)の国交正常化を実現するという内容が含まれている。
↑
フム。
今は「交渉開始→武力不使用・不侵略・平和共存を含めた総体的原則の確定」の間と言ったところか。
これは興味ぶかい。
最終的な着地点に不安はあるが、ここまでは良いと思う。
(つづく)
再読愚考:経済制裁と対話 4-3
<東大さんのコメント>
三代続く王朝と、2代目経営者上がりの白人至上主義王朝とはどっちもどっちです。
↑
全く賛成できない。
<アメフトファンさんのコメント>
過去、6者協議は行われていましたが、御承知のとおり北朝鮮問題は解決しませんでした。
↑
その通り。もしかしたら、米朝という2者協議のほうが話がスムーズでよいのかもしれない。「船頭多くして船山に上る」ということか。
<アメフトファンさんのコメント>
韓米が大規模合同訓練を中断したからといって北朝鮮が核・ミサイル試験を「本当に」中断するなどとはとても考えられず、これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
↑
一応これは「本当に」中断された。(再開の可能性は皆無ではないが)
アメフトファンさんが疑っていたのはよくわかるが、とりあえず交渉までこぎつけたのだから前向きに進めるのがよいのではないだろうか。
<体制派さんのコメント>
米国は日本が露中と平和的解決をしようとすれば、いつも邪魔をする。
いい加減に、近隣諸国とは仲良くしたいものだ。
↑
近隣諸国との友好自体は結構なことだ。
しかし、近いがゆえに利害関係が発生しやすいのも事実。
アメリカとの距離を考えることは反対しないが、まさか民主党のように日米中正三角形論を体制派さんが主張するようなことはないと思う。
<東大さんのコメント>
旧ソ連対策で開始された、日米安保条約は目的を達して終了すべき条約です。
↑
わたしはそうは思わない。
「自衛隊・日米安保・憲法9条」の三点セットが日本を守ってきた。
この微妙なバランスの上に成り立つ仕組みを壊すべきではないと思う。
(つづく)
三代続く王朝と、2代目経営者上がりの白人至上主義王朝とはどっちもどっちです。
↑
全く賛成できない。
<アメフトファンさんのコメント>
過去、6者協議は行われていましたが、御承知のとおり北朝鮮問題は解決しませんでした。
↑
その通り。もしかしたら、米朝という2者協議のほうが話がスムーズでよいのかもしれない。「船頭多くして船山に上る」ということか。
<アメフトファンさんのコメント>
韓米が大規模合同訓練を中断したからといって北朝鮮が核・ミサイル試験を「本当に」中断するなどとはとても考えられず、これではいつまで経っても交渉は開始されないだろうと思います。
↑
一応これは「本当に」中断された。(再開の可能性は皆無ではないが)
アメフトファンさんが疑っていたのはよくわかるが、とりあえず交渉までこぎつけたのだから前向きに進めるのがよいのではないだろうか。
<体制派さんのコメント>
米国は日本が露中と平和的解決をしようとすれば、いつも邪魔をする。
いい加減に、近隣諸国とは仲良くしたいものだ。
↑
近隣諸国との友好自体は結構なことだ。
しかし、近いがゆえに利害関係が発生しやすいのも事実。
アメリカとの距離を考えることは反対しないが、まさか民主党のように日米中正三角形論を体制派さんが主張するようなことはないと思う。
<東大さんのコメント>
旧ソ連対策で開始された、日米安保条約は目的を達して終了すべき条約です。
↑
わたしはそうは思わない。
「自衛隊・日米安保・憲法9条」の三点セットが日本を守ってきた。
この微妙なバランスの上に成り立つ仕組みを壊すべきではないと思う。
(つづく)
再読愚考:経済制裁と対話 4-4
<洲蛇亜林さんのコメント>
先ずは交渉の入り口に入るということが無意味ということにはなりません。交渉の結果としての出口が、どうなるのか予断は出来ませんが件の(秋風亭さんが提示した)ロードマップは目指す方向性は指し示しているとは思うのです。
↑
同意。
<バルディオスさんのコメント>
上記(鳩山一郎首相答弁)の要件に合致する限り、我が国は軍事オプションを行使できます。
もし日本との間で軍拡レースを行えば、アメリカ以外のいかなる国も、日本より先に経済破綻し、その時点で日本は戦わずして勝利します。
↑
「机上の空論」で意味があるとは思えない。
<参考記事>
北朝鮮にたいして挑発していたのは米国トランプ氏だった 危機を煽り、安倍政権が爆買いに走るだけでなく、先制攻撃を想定している?
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2978.html
<秋風亭さんのコメント>
イラン敵視の米国の政策は世界から見ればルール違反。
サウジに対する武器売却と、安倍政権の過去最大となる軍事費がダブって見えてくる。
煽られた対立で誰が笑うのか。国民はよく考えねばならない。
NPTを破壊するのはトランプだ。
↑
ウーン。
これは秋風亭さんのコメントは無視できないな。
2018年5月には、米トランプ大統領はイラン核合意からの離脱を宣言する。
アメリカのイスラエル寄り政策が行きつく先は、中東での戦火かもしれない。
<追記>
金正恩氏、訪中先で製薬工場などを視察(毎日1/9)
https://mainichi.jp/articles/20190109/k00/00m/030/253000c
↑
金正恩氏が本気で外資導入を希望するなら、それなりの誠意が必要だ。
今の経済制裁は、おいそれと解除すべきではない。
【再読愚考:経済制裁と対話:完】
先ずは交渉の入り口に入るということが無意味ということにはなりません。交渉の結果としての出口が、どうなるのか予断は出来ませんが件の(秋風亭さんが提示した)ロードマップは目指す方向性は指し示しているとは思うのです。
↑
同意。
<バルディオスさんのコメント>
上記(鳩山一郎首相答弁)の要件に合致する限り、我が国は軍事オプションを行使できます。
もし日本との間で軍拡レースを行えば、アメリカ以外のいかなる国も、日本より先に経済破綻し、その時点で日本は戦わずして勝利します。
↑
「机上の空論」で意味があるとは思えない。
<参考記事>
北朝鮮にたいして挑発していたのは米国トランプ氏だった 危機を煽り、安倍政権が爆買いに走るだけでなく、先制攻撃を想定している?
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2978.html
<秋風亭さんのコメント>
イラン敵視の米国の政策は世界から見ればルール違反。
サウジに対する武器売却と、安倍政権の過去最大となる軍事費がダブって見えてくる。
煽られた対立で誰が笑うのか。国民はよく考えねばならない。
NPTを破壊するのはトランプだ。
↑
ウーン。
これは秋風亭さんのコメントは無視できないな。
2018年5月には、米トランプ大統領はイラン核合意からの離脱を宣言する。
アメリカのイスラエル寄り政策が行きつく先は、中東での戦火かもしれない。
<追記>
金正恩氏、訪中先で製薬工場などを視察(毎日1/9)
https://mainichi.jp/articles/20190109/k00/00m/030/253000c
↑
金正恩氏が本気で外資導入を希望するなら、それなりの誠意が必要だ。
今の経済制裁は、おいそれと解除すべきではない。
【再読愚考:経済制裁と対話:完】
No title
なごやん さん
*この微妙なバランスの上に成り立つ仕組みを壊すべきではないと思う。
バランスの取れない、不平等日米地位協定で、
不必要な辺野古基地埋め立ても断れない属国。
しかも、
首都圏の空域はすべてアメリカ空軍の支配下にあり、
東京近郊の横田基地は国内線だけでなく国際線も使用不能状態。
成田空港から東京への長距離移動を
世界に宣伝する機会になる属国日本での東京オリンピック。
*この微妙なバランスの上に成り立つ仕組みを壊すべきではないと思う。
バランスの取れない、不平等日米地位協定で、
不必要な辺野古基地埋め立ても断れない属国。
しかも、
首都圏の空域はすべてアメリカ空軍の支配下にあり、
東京近郊の横田基地は国内線だけでなく国際線も使用不能状態。
成田空港から東京への長距離移動を
世界に宣伝する機会になる属国日本での東京オリンピック。