「どの候補に投票したらいいですか?」
と聞かれると
「各候補者の政策を比べてみて判断したらいい」
というのがオーソドックスな答えでしょうか。高校生が投票権を持つ時代となり、大学生は当然に有権者の仲間入りです。その答えが「各候補者の政策を比べてみて判断したらいい」と言われたら、選挙公報を見て比較しますか?
しかし、本当にそれだけで投票先の選択が可能でしょうか。北海道1区の選挙公報です。

これで自民党候補と立憲民主党候補の政策を比較して選ぶということができますか。
クラスの学級委員の選出ではないのだから、その所属政党がこれまでどのようなことをしてきたのか、何故、その政党から立候補しているのか、などを考えなければ単純な政策比較などで結論が出ようはずもありません。
自民党候補は、「この国を守り抜く」という安倍自民党のフレーズをそのまま用いていますが、憲法9条改憲については一言も触れていません。はっきりいえば嘘つきなのですが、
一番、肝心要のものを記載していないのです。
並べられている政策もキャッチフレーズばかりです。「全世代が安心できる社会保障制度をつくります!」とありますが、何故、今まで
与党自民党政権が、実現できなかったのかが問われているのです。選挙のときになると、選挙のときだけ、必ず耳障りのよいキャッチフレーズを並べます。
これで本当に「各候補者の政策を比べてみて判断したらいい」で結論が出せると思いますか。
これは「希望の党」も同じです。何故か、2区から立候補している「希望の党」公認の松木謙公氏は、改憲はおろか、9条を守るなどと言い始めています。「希望の党」の公約は9条改憲もタブー視しないですが、全く逆になっただけでなく、「希望の党リベラル派」などというシールを選挙ポスターに貼りだしています。
「
「希望」候補、護憲アピール 公約改憲だが票流出に危機感」(北海道新聞2017年10月19日)
「「希望の党 リベラル派」。道2区に立候補した前職の松木謙公氏の陣営は16、17の両日、約600カ所に張った掲示板のポスターすべてを、この文言を入れたものに張り替えた。安全保障に関しては「専守防衛に徹します」、憲法9条についても「変えるつもりはありません」のくだりを追記。街頭演説では頻繁に「憲法9条は残した方がいい」と呼びかける。」
北海道9区、12区の「希望の党」公認候補も同様です。
「希望の党合流組では、松木氏以外の元職(道9区)と新人(道12区)の2人も、街頭演説で「平和憲法を守る」「安全保障関連法には今も断固として反対」などと主張している。道4区に出馬した民進党出身ではない元職も、憲法問題にはほとんど触れていない。」
だったら、何故、「希望の党」に離党届を出さない、何故、立憲民主党から立候補しなかったのかということなり、今さら「豹変」しても説得力はないと思いますが、実は、改憲については改憲を推進しようという政党の候補者に限って黙りなのです。
改憲を口にすると票が減る、この典型は自民党候補です。票が減るから口にしない、当選しさえすればいいという発想があまりに酷すぎます。
黙りはウソと全く同じです。戦略などという話ではありません。大ウソなのです。
こうなると候補者の政策で選ぶなどという次元ではなくなります。
典型例は沖縄選出の自民党の国会議員です。米軍普天間基地の辺野古移設反対で当選してきたにも関わらず、突如として自民党の方針に従って「賛成」と沖縄県民を裏切りました。
「
本音剥き出しの沖縄自民党議員 いや単なる嘘つきだ」
道内でも自民党は原発推進なのに、一候補者が止めてみせるなどとその気もないのに大ウソを振りまいている例があります。
「大間原発を巡って前田一男候補(自民)がまたいい加減なことを言っている」
政党自身が大ウソをつくことがあります。
典型例はTTPです。
「
TPP交渉参加 TPP反対を訴えた自民党議員は本気で闘う気があるのか」

候補者の選択において一番、重要なのはこれです。
「どのようにして候補者と政党のウソを見抜くのかも大事な視点なんだよ」
もうちょっとマイルドに言えば「所属政党の政策を比較しなければ意味がないよ。その候補者が何を言っても党議拘束で選挙で口にしていたことはすぐに反故にされるから。しかも、その政党の公約も選挙目当てで言っているだけで実は最初から実現する気もないこともあるんだよ。」でしょうか。
投票先の選択をする上で大事な視点です。「政策の比較」だけでは不十分どころか
選挙詐欺にひっかかります。注意しましょう。
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