コメント
No title
や、山尾さんには政策弁護士の倉持さんがいるから……。
それよりこっちのイベントのほうを大々的にしたほうが
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2018/181201_2.html
憲法ポエム、7歳の作品大賞に「このままのけんぽうで」 日弁連コンテスト
https://www.bengo4.com/internet/n_8813/
こっちを流行らせたほうが政治家を動かすよりもいいんじゃないかな?
それよりこっちのイベントのほうを大々的にしたほうが
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2018/181201_2.html
憲法ポエム、7歳の作品大賞に「このままのけんぽうで」 日弁連コンテスト
https://www.bengo4.com/internet/n_8813/
こっちを流行らせたほうが政治家を動かすよりもいいんじゃないかな?
果たしていません
>今、憲法9条は今なお国家権力を縛る役割をはたしています。
護憲派の主張通り、自衛隊違憲を主張するならば、個別的自衛権が認められた瞬間から、憲法9条が国家権力を縛る役割は終わりました。
それとは別に、立憲主義の意義を、誤解されているのではないでしょうか。立憲主義なるものが存在するなら、それは三権分立を通じて行われるのであって、行政権が憲法上の機関ではない内閣法制局の解釈に拘束されることは、立憲主義というに値しません。内閣法制局が、上部に位置する内閣に従って憲法解釈を改めることは、当然のことです。
護憲派の主張通り、自衛隊違憲を主張するならば、個別的自衛権が認められた瞬間から、憲法9条が国家権力を縛る役割は終わりました。
それとは別に、立憲主義の意義を、誤解されているのではないでしょうか。立憲主義なるものが存在するなら、それは三権分立を通じて行われるのであって、行政権が憲法上の機関ではない内閣法制局の解釈に拘束されることは、立憲主義というに値しません。内閣法制局が、上部に位置する内閣に従って憲法解釈を改めることは、当然のことです。
賛成
>現実にも9条改憲に対する反対運動の中に分裂を持ち込むものという批判もあります。
↑
「そのままでよい」という護憲派のアドバンテージを自ら放棄するようなことだと思う。
>護憲というのであれば、その場合の対応は、「反対」のみですよ。
>これが立憲主義を守るという場合にとるべき対応です。
↑
賛成。
<参考コメント>
9条さわるべきでない<2017/06/01(22:12)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2788.html
改憲派の強みと弱み<2018/01/07(09:29)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3210.html
【引用開始】
つまり護憲派の強みは、「現行憲法を変更するな」という主張だから、一本化しやすい。
(護憲的改憲論という主張もあるが、これは改憲論の一種だと考える)
【引用終了】
↑
「そのままでよい」という護憲派のアドバンテージを自ら放棄するようなことだと思う。
>護憲というのであれば、その場合の対応は、「反対」のみですよ。
>これが立憲主義を守るという場合にとるべき対応です。
↑
賛成。
<参考コメント>
9条さわるべきでない<2017/06/01(22:12)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2788.html
改憲派の強みと弱み<2018/01/07(09:29)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3210.html
【引用開始】
つまり護憲派の強みは、「現行憲法を変更するな」という主張だから、一本化しやすい。
(護憲的改憲論という主張もあるが、これは改憲論の一種だと考える)
【引用終了】
No title
山尾志桜里はもともと前原誠司と近いような人物ですから、憲法そのものにいわゆる護憲派と同じような思い入れがあるとも思えません。不倫スキャンダルで失墜した自らの政治的立場を、憲法改正論議という際どいトピックを利用して再浮上させようとしている、と見るのが自然でしょう。実際、政界入りして以降出したこともなかった著書を、今年になって(いずれも共著や対談本ですが)3冊も出版しているのだから、ある種の宣伝効果は抜群です。
これは護憲派から見ると非常に危険で警戒すべき動きに見えます。立憲民主党が、なぜ山尾氏の動きを容認しているのかわかりませんが、考えてみると枝野氏ももともと改憲案を出すような政治家でしたから、別に深刻だとも思っていないのかもしれない。
しかし、こういう曖昧な態度は、必ず保守派に利用されるでしょうね。そして、本人もそれでいい、いやむしろそれを望んでいるフシがある。
山尾は年齢的に見ても、あと3年弱の安倍政権のことよりも、5年後、10年後の自分の政治的立場がどうなっているか、その時にどうすれば自分に有利か、を考えるのは当然のことです。選挙区のことを考えても、このままなし崩し的に「野党共闘」が進むのなら、共産党が対抗馬を立てるはずもなく、より中道の有権者にアピールするために、「改憲」を掲げることは意味がある。
ポスト安倍時代の憲法論議では、山尾氏が間違いなく「改憲派」として派手に活躍することは間違いありません。最近、石破氏と山尾氏がお互いにブログや発言などを通じてラブコールを送り合っていたのも頷けます。
これは護憲派から見ると非常に危険で警戒すべき動きに見えます。立憲民主党が、なぜ山尾氏の動きを容認しているのかわかりませんが、考えてみると枝野氏ももともと改憲案を出すような政治家でしたから、別に深刻だとも思っていないのかもしれない。
しかし、こういう曖昧な態度は、必ず保守派に利用されるでしょうね。そして、本人もそれでいい、いやむしろそれを望んでいるフシがある。
山尾は年齢的に見ても、あと3年弱の安倍政権のことよりも、5年後、10年後の自分の政治的立場がどうなっているか、その時にどうすれば自分に有利か、を考えるのは当然のことです。選挙区のことを考えても、このままなし崩し的に「野党共闘」が進むのなら、共産党が対抗馬を立てるはずもなく、より中道の有権者にアピールするために、「改憲」を掲げることは意味がある。
ポスト安倍時代の憲法論議では、山尾氏が間違いなく「改憲派」として派手に活躍することは間違いありません。最近、石破氏と山尾氏がお互いにブログや発言などを通じてラブコールを送り合っていたのも頷けます。
よしだ氏の分析に同意です。
猪野先生は真面目過ぎるから
今まで山尾を立派な護憲派と信じておられたのでしょう。
あんなのは不倫スキャンダルの追及をかわすための方便。
かつて鈴木宗男を持ち上げ、失望した経緯を
思い出したほうがいいですよ。
猪野先生は真面目過ぎるから
今まで山尾を立派な護憲派と信じておられたのでしょう。
あんなのは不倫スキャンダルの追及をかわすための方便。
かつて鈴木宗男を持ち上げ、失望した経緯を
思い出したほうがいいですよ。
あれ、削除された
それはいいとして、
「憲法第九条を守る」
ということは、自衛隊を解消させることであり、自衛隊の存在を認めず反対することです。
自衛隊を少しでも認めるような山尾氏のような意見は許されることではない、ということです。
「憲法第九条を守る」
ということは、自衛隊を解消させることであり、自衛隊の存在を認めず反対することです。
自衛隊を少しでも認めるような山尾氏のような意見は許されることではない、ということです。
No title
憲法で国家権力を縛ろうという考え方が立憲主義ですよね。
そうだとすると、集団的自衛権を認めた安保法制を違憲だとする立場からは、同法を廃止できない現状に鑑みれば、9条は、もはや国家権力を縛れていないでしょうという御指摘は、確かに、我々護憲派の痛いところを突かれていると私には思えます。
安保法の「存立危機状態」を恣意的に解釈してしまえば、安倍総理がアメリカの意を受けて自衛隊にやらせたいことで、9条が邪魔になってできないことって何か思い浮かぶでしょうか?9条は、もはや安倍政権の縛りとしては現実には機能していないのではないでしょうか。
もはや、総理の主たる動機は、「愛国」改憲総理として名を残したいというところにあって、具体的に9条が何らかの行動の邪魔になっているようにも見えないのですが。
安保法制を廃止にすらできない現状を踏まえて、現実に権力を縛れる憲法に作り直そうという山尾議員の御提案も確かに立憲主義に基づく考え方で、立憲主義を誤解されている訳ではないと思います。
憲法で権力を縛ろう(そのためには、現実に、権力を縛り得る憲法でなければなりません。)立憲主義と現行憲法を守ろうという護憲主義とは必ずしも同一ではありませんので。
ところで、私を含む改憲反対の護憲論支持者だけで、安倍加憲を阻めるだけの票数は無理だと思います。
土俵に乗るべきでないと言っても、与党と補完野党の合計で2/3超の議席を得ている以上、公明党が賛成に回れば、野党がいくら審議拒否等で抵抗しても、土俵に吊り上げられてしまい、発議されることを防ぐ手立てはないでしょう。
国民投票になれば、改憲を急ぐ必要はないという大多数の国民も、災害の時に一生懸命助けてくれる自衛隊さんが憲法違反とされたままでいいのでしょうかと選択を迫られれば、政府見解の明文化に過ぎないという説得に応じてしまうのではないでしょうか。
その説得のインチキを見破れる層は、今だに、安保法制に反対の層とほぼ重なるでしょうから、国民投票になれば、このままでは、護憲派はダブルスコアで敗れるでしょう。
かと言って、左から、いくら護憲護憲とアピールしても、無党派層や自民党ハト派層は、また、ヒダリの護憲論ですかと、耳を傾けはしないでしょう。立憲が同調しても、結局、社民化したのねと支持率が益々下がるだけだと思います。
その点、山尾加憲案には、アメリカに追随しようとする政府権力を、明文化された自衛隊への縛りと憲法裁判所で拘束し得るという点で、右へのアピール度は高いと思います。
しかも、従来の護憲主義と異なり、立憲主義という新しい視点からのアピ-ルは耳目を集め、右への伸びしろは大きいと思います。
さらに、現実に権力を縛れる山尾加憲案と、縛りになっていない安倍加憲案を比較することによって、安倍案の欠点に自然に国民の目が集まるというメリットも大きいです。
そして、伸ばしてくれた山尾改憲案賛成票の多くは、国民投票になれば、安倍加憲反対票になるのですから、敵の敵は味方ということでしょう。
しかも、現在の護憲派の護憲主義は強固ですので、山尾案に流れたり、共闘により護憲に背を向ける心配もないはずです。
こういう姑息な票読み思考は、私も本来好きではありませんが、今は、与党側に2/3超の議席を握られている非常事態です。
来年の、参院選では、野党が全く別々に候補者を立て、選挙協力もしないような、すごくマズい戦い方をしない限り、2/3超は崩れるでしょうから、国民投票は参院選前にやるはずです。
公明党が安倍加憲賛成に回ってしまっても、国民投票で何とか互角の戦いに持ち込める状況にして、安倍総理に負けるかもしれないと思わせ、発議を断念させるためには、護憲派も、山尾加憲案を、賛成はできないとしても、注目すべきアイディアとして声援を送り、票を伸ばして貰うしか策が無いように思われます。
護憲派からは、与党と補完野党に2/3超の議席を握られている国会で、どうやって土俵に乗らないようにできるのか、あるいは、安保法制を廃止できない現状で、かつ、追認する国民の方が多数の現状を変えられないのに、どうやって国民投票で勝つ気なのか、現実的な具体策が全く出て来ないので、このままで行くと、以前書いたように「負けに不思議の負けなし」という結果になってしまうだろうと案ぜられます。
護憲派は、勝ち負けの票読みから目を背けて、土俵にのらないぞと頑張ればのらずに済むとか信じようとしていて、本音は、負けを覚悟し、護憲派として戦って負けるのは本望だと考えているのかなとも思えて来てしまうのですが、
一旦、安倍加憲を許せば、野党が国会で2/3超の議席を占めて再改正を発議するのは夢のまた夢ですし、他に勝てそうな具体策が無いのなら、次期参院選までの非常手段として、山尾加憲との共闘を考えて欲しいと思います。
そうだとすると、集団的自衛権を認めた安保法制を違憲だとする立場からは、同法を廃止できない現状に鑑みれば、9条は、もはや国家権力を縛れていないでしょうという御指摘は、確かに、我々護憲派の痛いところを突かれていると私には思えます。
安保法の「存立危機状態」を恣意的に解釈してしまえば、安倍総理がアメリカの意を受けて自衛隊にやらせたいことで、9条が邪魔になってできないことって何か思い浮かぶでしょうか?9条は、もはや安倍政権の縛りとしては現実には機能していないのではないでしょうか。
もはや、総理の主たる動機は、「愛国」改憲総理として名を残したいというところにあって、具体的に9条が何らかの行動の邪魔になっているようにも見えないのですが。
安保法制を廃止にすらできない現状を踏まえて、現実に権力を縛れる憲法に作り直そうという山尾議員の御提案も確かに立憲主義に基づく考え方で、立憲主義を誤解されている訳ではないと思います。
憲法で権力を縛ろう(そのためには、現実に、権力を縛り得る憲法でなければなりません。)立憲主義と現行憲法を守ろうという護憲主義とは必ずしも同一ではありませんので。
ところで、私を含む改憲反対の護憲論支持者だけで、安倍加憲を阻めるだけの票数は無理だと思います。
土俵に乗るべきでないと言っても、与党と補完野党の合計で2/3超の議席を得ている以上、公明党が賛成に回れば、野党がいくら審議拒否等で抵抗しても、土俵に吊り上げられてしまい、発議されることを防ぐ手立てはないでしょう。
国民投票になれば、改憲を急ぐ必要はないという大多数の国民も、災害の時に一生懸命助けてくれる自衛隊さんが憲法違反とされたままでいいのでしょうかと選択を迫られれば、政府見解の明文化に過ぎないという説得に応じてしまうのではないでしょうか。
その説得のインチキを見破れる層は、今だに、安保法制に反対の層とほぼ重なるでしょうから、国民投票になれば、このままでは、護憲派はダブルスコアで敗れるでしょう。
かと言って、左から、いくら護憲護憲とアピールしても、無党派層や自民党ハト派層は、また、ヒダリの護憲論ですかと、耳を傾けはしないでしょう。立憲が同調しても、結局、社民化したのねと支持率が益々下がるだけだと思います。
その点、山尾加憲案には、アメリカに追随しようとする政府権力を、明文化された自衛隊への縛りと憲法裁判所で拘束し得るという点で、右へのアピール度は高いと思います。
しかも、従来の護憲主義と異なり、立憲主義という新しい視点からのアピ-ルは耳目を集め、右への伸びしろは大きいと思います。
さらに、現実に権力を縛れる山尾加憲案と、縛りになっていない安倍加憲案を比較することによって、安倍案の欠点に自然に国民の目が集まるというメリットも大きいです。
そして、伸ばしてくれた山尾改憲案賛成票の多くは、国民投票になれば、安倍加憲反対票になるのですから、敵の敵は味方ということでしょう。
しかも、現在の護憲派の護憲主義は強固ですので、山尾案に流れたり、共闘により護憲に背を向ける心配もないはずです。
こういう姑息な票読み思考は、私も本来好きではありませんが、今は、与党側に2/3超の議席を握られている非常事態です。
来年の、参院選では、野党が全く別々に候補者を立て、選挙協力もしないような、すごくマズい戦い方をしない限り、2/3超は崩れるでしょうから、国民投票は参院選前にやるはずです。
公明党が安倍加憲賛成に回ってしまっても、国民投票で何とか互角の戦いに持ち込める状況にして、安倍総理に負けるかもしれないと思わせ、発議を断念させるためには、護憲派も、山尾加憲案を、賛成はできないとしても、注目すべきアイディアとして声援を送り、票を伸ばして貰うしか策が無いように思われます。
護憲派からは、与党と補完野党に2/3超の議席を握られている国会で、どうやって土俵に乗らないようにできるのか、あるいは、安保法制を廃止できない現状で、かつ、追認する国民の方が多数の現状を変えられないのに、どうやって国民投票で勝つ気なのか、現実的な具体策が全く出て来ないので、このままで行くと、以前書いたように「負けに不思議の負けなし」という結果になってしまうだろうと案ぜられます。
護憲派は、勝ち負けの票読みから目を背けて、土俵にのらないぞと頑張ればのらずに済むとか信じようとしていて、本音は、負けを覚悟し、護憲派として戦って負けるのは本望だと考えているのかなとも思えて来てしまうのですが、
一旦、安倍加憲を許せば、野党が国会で2/3超の議席を占めて再改正を発議するのは夢のまた夢ですし、他に勝てそうな具体策が無いのなら、次期参院選までの非常手段として、山尾加憲との共闘を考えて欲しいと思います。
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立憲主義とは
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
法の支配 rule of the lawに類似した意味を持ち,およそ権力保持者の恣意によってではなく,法に従って権力が行使されるべきであるという政治原則をいう。
権力保持者→安倍首相
世界大百科事典 第2版の解説
政治権力の恣意的支配に対抗し,権力を制限しようとする原理をさす。
政治権力の恣意的支配→安倍政権による改憲企図
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
政治権力の専制化や政治の恣意(しい)的支配を憲法や法律あるいは民主的な政治制度の確立などによって防止・制限・抑制しようとする思想原理。
安倍首相が改憲に動いて来るのに、それに対して自分達も改憲で応じてどうするのか、立憲主義が根本からわかっていない、それでは立憲ではなく改憲だろ!山尾氏と立憲民主党はしっかりせよ!という・・・
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
法の支配 rule of the lawに類似した意味を持ち,およそ権力保持者の恣意によってではなく,法に従って権力が行使されるべきであるという政治原則をいう。
権力保持者→安倍首相
世界大百科事典 第2版の解説
政治権力の恣意的支配に対抗し,権力を制限しようとする原理をさす。
政治権力の恣意的支配→安倍政権による改憲企図
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
政治権力の専制化や政治の恣意(しい)的支配を憲法や法律あるいは民主的な政治制度の確立などによって防止・制限・抑制しようとする思想原理。
安倍首相が改憲に動いて来るのに、それに対して自分達も改憲で応じてどうするのか、立憲主義が根本からわかっていない、それでは立憲ではなく改憲だろ!山尾氏と立憲民主党はしっかりせよ!という・・・
だから
>ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
法の支配 rule of the lawに類似した意味を持ち,およそ権力保持者の恣意によってではなく,法に従って権力が行使されるべきであるという政治原則をいう。
立憲主義が上記の通りなものであれば、行政権が従うべきは、法の条文と、最高裁判例ですよ。過去の政府見解や内閣法制局の意見ではなく。
法の支配 rule of the lawに類似した意味を持ち,およそ権力保持者の恣意によってではなく,法に従って権力が行使されるべきであるという政治原則をいう。
立憲主義が上記の通りなものであれば、行政権が従うべきは、法の条文と、最高裁判例ですよ。過去の政府見解や内閣法制局の意見ではなく。
No title
御新茶磨さんへ、
貴方は本当に護憲派なんでしょうか?
おためごかしの様に見えますが。
現在の安倍政権の姿勢から見て国民投票で反対を示すしか護憲派の防波堤はないと思います。
その場合に、山尾氏や立憲民主党がこの様な有様では何のプラス要因にもなりません。
もちろん参院選にもマイナス要因です。
貴方は本当に護憲派なんでしょうか?
おためごかしの様に見えますが。
現在の安倍政権の姿勢から見て国民投票で反対を示すしか護憲派の防波堤はないと思います。
その場合に、山尾氏や立憲民主党がこの様な有様では何のプラス要因にもなりません。
もちろん参院選にもマイナス要因です。
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ところで、私を含む改憲反対の護憲論支持者だけで、安倍加憲を阻めるだけの票数は無理だと思います。
変な表現ですね? <改憲反対の護憲論支持者>
しかも最近の世論調査では安倍改憲に反対というのは少数派じゃないんですが。
<集団的自衛権を認めた安保法制を違憲だとする立場からは、同法を廃止できない現状に鑑みれば、9条は、もはや国家権力を縛れていないでしょうという御指摘は、確かに、我々護憲派の痛いところを突かれていると私には思えます。>
むしろ安保法制をゴリ押しした安倍政権が護憲論を強めていると思ううのですが?
<安保法制を廃止にすらできない現状を踏まえて、現実に権力を縛れる憲法に作り直そうという山尾議員の御提案も確かに立憲主義に基づく考え方で、立憲主義を誤解されている訳ではないと思います。>
それは山尾氏の論すら読み間違えているんじゃないですか?
まして立憲主義に対しては完全に曲解じゃないんですか?
<憲法で権力を縛ろう(そのためには、現実に、権力を縛り得る憲法でなければなりません。)立憲主義と現行憲法を守ろうという護憲主義とは必ずしも同一ではありませんので。>
なんだ、改憲派なら改憲派で改憲的立場から考えてと最初から書いてくださいね。
変な表現ですね? <改憲反対の護憲論支持者>
しかも最近の世論調査では安倍改憲に反対というのは少数派じゃないんですが。
<集団的自衛権を認めた安保法制を違憲だとする立場からは、同法を廃止できない現状に鑑みれば、9条は、もはや国家権力を縛れていないでしょうという御指摘は、確かに、我々護憲派の痛いところを突かれていると私には思えます。>
むしろ安保法制をゴリ押しした安倍政権が護憲論を強めていると思ううのですが?
<安保法制を廃止にすらできない現状を踏まえて、現実に権力を縛れる憲法に作り直そうという山尾議員の御提案も確かに立憲主義に基づく考え方で、立憲主義を誤解されている訳ではないと思います。>
それは山尾氏の論すら読み間違えているんじゃないですか?
まして立憲主義に対しては完全に曲解じゃないんですか?
<憲法で権力を縛ろう(そのためには、現実に、権力を縛り得る憲法でなければなりません。)立憲主義と現行憲法を守ろうという護憲主義とは必ずしも同一ではありませんので。>
なんだ、改憲派なら改憲派で改憲的立場から考えてと最初から書いてくださいね。
バルデイオスさんへ、
バルデイオスさんの云う< 護憲派の主張通り、自衛隊違憲を主張するならば、個別的自衛権が認められた瞬間から、憲法9条が国家権力を縛る役割は終わりました。
それとは別に、立憲主義の意義を、誤解されているのではないでしょうか。立憲主義なるものが存在するなら、それは三権分立を通じて行われるのであって、行政権が憲法上の機関ではない内閣法制局の解釈に拘束されることは、立憲主義というに値しません。内閣法制局が、上部に位置する内閣に従って憲法解釈を改めることは、当然のことです。>
これは解釈改憲の為に自民党政権が内閣法制局の解釈をよりどころにして個別自衛権を含む自衛隊合憲合法を進めてきた事に対する無自覚ではないでしょうか?
自民党が結党以来改憲を党是としながら現実的に改憲が無理だったために解釈改憲が必要だったのですから、憲法9条が自民党政権を縛る条文である事は変わらない訳です。
だから福田康夫元首相が安倍改憲案に対して、じゃあ何で変えるのかという話、と感想を言ったのは解釈改憲では権力が縛られている事を安倍政権は意識しているという事でしょう。
それとは別に、立憲主義の意義を、誤解されているのではないでしょうか。立憲主義なるものが存在するなら、それは三権分立を通じて行われるのであって、行政権が憲法上の機関ではない内閣法制局の解釈に拘束されることは、立憲主義というに値しません。内閣法制局が、上部に位置する内閣に従って憲法解釈を改めることは、当然のことです。>
これは解釈改憲の為に自民党政権が内閣法制局の解釈をよりどころにして個別自衛権を含む自衛隊合憲合法を進めてきた事に対する無自覚ではないでしょうか?
自民党が結党以来改憲を党是としながら現実的に改憲が無理だったために解釈改憲が必要だったのですから、憲法9条が自民党政権を縛る条文である事は変わらない訳です。
だから福田康夫元首相が安倍改憲案に対して、じゃあ何で変えるのかという話、と感想を言ったのは解釈改憲では権力が縛られている事を安倍政権は意識しているという事でしょう。
No title
私は、9条に関しては、集団的自衛権を認める前の政府見解が現実的ではないかナアと思ってきたので、9条を変えて欲しくないという点では護憲派なのだろうと思っていました。
国民投票で勝てそうなら心配はしないのですけれど。本当に現実がそうなら、そもそも2/3超にはなっていないと思います。
最近の世論調査は、改憲は優先事項ではないと考える国民が多数ということで、それはそうだと思います。
ただ、いざ国民投票に持ち込まれて選択を迫られた場合に、政府見解の明文化による自衛隊合憲案には賛成してしまう人が多いだろうと思いますよ。そうでなければ、安保法制廃止意見が今ではどうして少数派になってしまったのでしょうか。
立憲主義については、憲法で権力を縛る考え方だと思いますので、現行憲法を守る考え方の人だけでなく、山尾議員のように、現行憲法を改正し、改正された憲法を政府に守らせようという御意見の方も立憲主義に立っておられるのだと思います。
むしろ、護憲派にあらざれば、立憲主義にあらずとして、護憲派だけで戦ってみて国民投票で勝ち目があるという説得的な御意見をみないものですから案じているのです。
最近は、内閣支持率も上がってるようですし、内閣府不支持率が高かった時でさえ野党各党の支持率は殆ど伸びないし、立憲の支持率も当初の勢いを失い一桁台ですし、これでどうして、国民投票で強気の見通しが立てられるのかわからないので、左の護憲派は現実から目を背けているように思える訳なんです。
国民投票で勝てそうなら心配はしないのですけれど。本当に現実がそうなら、そもそも2/3超にはなっていないと思います。
最近の世論調査は、改憲は優先事項ではないと考える国民が多数ということで、それはそうだと思います。
ただ、いざ国民投票に持ち込まれて選択を迫られた場合に、政府見解の明文化による自衛隊合憲案には賛成してしまう人が多いだろうと思いますよ。そうでなければ、安保法制廃止意見が今ではどうして少数派になってしまったのでしょうか。
立憲主義については、憲法で権力を縛る考え方だと思いますので、現行憲法を守る考え方の人だけでなく、山尾議員のように、現行憲法を改正し、改正された憲法を政府に守らせようという御意見の方も立憲主義に立っておられるのだと思います。
むしろ、護憲派にあらざれば、立憲主義にあらずとして、護憲派だけで戦ってみて国民投票で勝ち目があるという説得的な御意見をみないものですから案じているのです。
最近は、内閣支持率も上がってるようですし、内閣府不支持率が高かった時でさえ野党各党の支持率は殆ど伸びないし、立憲の支持率も当初の勢いを失い一桁台ですし、これでどうして、国民投票で強気の見通しが立てられるのかわからないので、左の護憲派は現実から目を背けているように思える訳なんです。
しかし現実には
>憲法9条が自民党政権を縛る条文である事は変わらない訳です。
個別的自衛権、そして集団的自衛権が合憲化されました。憲法9条が縛りになっていないことは、現実が示しています。日本がベトナム戦争や湾岸戦争に直接参加しなかったことは、憲法ではなく、その実力がなかったという物理的制約によるものです。憲法故ではありません。
現在俎上に上っている改憲は、自衛権ではなくて自衛隊の憲法への明記ではありませんか。自衛権は既にクリアされた問題です。
個別的自衛権、そして集団的自衛権が合憲化されました。憲法9条が縛りになっていないことは、現実が示しています。日本がベトナム戦争や湾岸戦争に直接参加しなかったことは、憲法ではなく、その実力がなかったという物理的制約によるものです。憲法故ではありません。
現在俎上に上っている改憲は、自衛権ではなくて自衛隊の憲法への明記ではありませんか。自衛権は既にクリアされた問題です。
「日本国憲法《代理作文説》」ってなーに?
「日本国憲法《代理作文説》」とは何か?
以下は引用
「私(兵頭二十八)は旧著『「日本国憲法」廃棄論』(草思社文庫)で力説した〈形式的にでもいったんは廃棄しなければ、将来の安全保障上の禍根になる=旧連合国が幾度でも脅迫や間接侵略によって新手の不平等条約を日本人民に押し付けられるものと思い込みかねない〉説を引っ込める。
理由は、AIの急進が世の中をかきまわすはずなので、日本人民が落ち着いて改憲(または廃憲)論議に付き合う時間も、じきになくなるはずであるから。いまの調子だと、わが国の「法令空間の正常化」は、世界の進運に致命的に間に合わなくなるおそれがある。
それよりもむしろ、一刻も早くケリをつける「オプション」が求められているのだと、篠田英朗先生の著作を読んでいるうちに、思えてきた。
そこで、ここに私は豹変し、日本国憲法「代理作文説」を唱える。
大日本帝国憲法は、日本国政府が「五箇条の御誓文」を蹂躙して、国民を道連れにして自爆を遂げたことにより、無効化した。
火急に新憲法が必要になったが、わが国の指導層の法学教養レベルは「セルフ ディフェンス」の国際的通念すら持てない「12歳の子供」だと近過去の歴史が暴露し、且つ敗戦後に自覚もされたので、とりいそぎ、「45歳以上」の大人であったアメリカ人に作文を頼んだ。
こうして現行「日本国憲法」が仕立てられ、通用させられることにもなった。
しかし9条2項が、「セルフ ディフェンス」を否定しているようにも読めてしまうことは日本人民を危険にするとわれら人民は大人になって憂うようになったので、ここに、民主主義的に選挙されている政府が、最高裁判所から「9条2項は制定時に遡って無効」という判決(判断)を引き出す。
これにより、「代理作文」された日本国憲法の
総体は、外見的にも実体上も、日本人民が撰文した憲法として、磨き上げられ、いちだんと完整した。それは中外に闡明されもした。
「制定時に遡って無効」の最高裁判断が、9条2項についてだけでもこのように為され得た以上は、爾後、この憲法を誰も「押し付け憲法」と呼ぶことはできない。
われらは今上天皇を、旧連合国とその第五列の魔の手から守り抜いた。国体は、危機的なピリオドを乗り切ったのである。」
以上、引用終わり
出典:http://sorceress.raindrop.jp/blog/2018/09/#a002108
有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。9条2項のみ、最高裁の判断で「成立時に遡って無効」とすることが、手っ取り早くていい。
以下は引用
「私(兵頭二十八)は旧著『「日本国憲法」廃棄論』(草思社文庫)で力説した〈形式的にでもいったんは廃棄しなければ、将来の安全保障上の禍根になる=旧連合国が幾度でも脅迫や間接侵略によって新手の不平等条約を日本人民に押し付けられるものと思い込みかねない〉説を引っ込める。
理由は、AIの急進が世の中をかきまわすはずなので、日本人民が落ち着いて改憲(または廃憲)論議に付き合う時間も、じきになくなるはずであるから。いまの調子だと、わが国の「法令空間の正常化」は、世界の進運に致命的に間に合わなくなるおそれがある。
それよりもむしろ、一刻も早くケリをつける「オプション」が求められているのだと、篠田英朗先生の著作を読んでいるうちに、思えてきた。
そこで、ここに私は豹変し、日本国憲法「代理作文説」を唱える。
大日本帝国憲法は、日本国政府が「五箇条の御誓文」を蹂躙して、国民を道連れにして自爆を遂げたことにより、無効化した。
火急に新憲法が必要になったが、わが国の指導層の法学教養レベルは「セルフ ディフェンス」の国際的通念すら持てない「12歳の子供」だと近過去の歴史が暴露し、且つ敗戦後に自覚もされたので、とりいそぎ、「45歳以上」の大人であったアメリカ人に作文を頼んだ。
こうして現行「日本国憲法」が仕立てられ、通用させられることにもなった。
しかし9条2項が、「セルフ ディフェンス」を否定しているようにも読めてしまうことは日本人民を危険にするとわれら人民は大人になって憂うようになったので、ここに、民主主義的に選挙されている政府が、最高裁判所から「9条2項は制定時に遡って無効」という判決(判断)を引き出す。
これにより、「代理作文」された日本国憲法の
総体は、外見的にも実体上も、日本人民が撰文した憲法として、磨き上げられ、いちだんと完整した。それは中外に闡明されもした。
「制定時に遡って無効」の最高裁判断が、9条2項についてだけでもこのように為され得た以上は、爾後、この憲法を誰も「押し付け憲法」と呼ぶことはできない。
われらは今上天皇を、旧連合国とその第五列の魔の手から守り抜いた。国体は、危機的なピリオドを乗り切ったのである。」
以上、引用終わり
出典:http://sorceress.raindrop.jp/blog/2018/09/#a002108
有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。9条2項のみ、最高裁の判断で「成立時に遡って無効」とすることが、手っ取り早くていい。
バルデイオスさんへ
<日本がベトナム戦争や湾岸戦争に直接参加しなかったことは、憲法ではなく、その実力がなかったという物理的制約によるものです。憲法故ではありません。>
ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
湾岸戦争も然り。
<現在俎上に上っている改憲は、自衛権ではなくて自衛隊の憲法への明記ではありませんか。自衛権は既にクリアされた問題です。>
Q 「自衛隊を明記しても今と変わらないというが」
「じゃあ、なんで変えるのかという話」
ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
湾岸戦争も然り。
<現在俎上に上っている改憲は、自衛権ではなくて自衛隊の憲法への明記ではありませんか。自衛権は既にクリアされた問題です。>
Q 「自衛隊を明記しても今と変わらないというが」
「じゃあ、なんで変えるのかという話」
バルディオスさんへ
<自衛権は既にクリアされた問題です。>
安保法制の集団的自衛権を容認する根拠に高村正彦前副総裁が挙げた砂川事件最高裁判決は司法の独立を放棄した政治的な判決として批判されるものですが、
主権国として有する固有の自衛権を何ら否定するものではなく,
原文
「すなわち9条1項においては『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求』することを宣言し、また『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』と規定し、さらに同条2項においては『前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』と規定した。かくのごとく、同条は、同条にいわゆる戦争を放棄し、いわゆる戦力の保持を禁止しているのであるが、しかしもちろんこれによりわが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではないのである。」
としても後記の様に
従って、第九条第二項の法意は、わが国がみずからの戦力により侵略戦争を行うことを禁じたものであり、「いわゆる自衛のための戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として、そこで禁ぜられているのは、わが国自体の戦力をさし、
原文
「そこで、右のような憲法9条の趣旨に即して同条2項の法意を考えてみるに、同条項におい
て戦力の不保持を規定したのは、わが国がいわゆる戦力を保持し、自らその主体となってこれ
に指揮権、管理権を行使することにより、同条1項において永久に放棄することを定めたいわ
ゆる侵略戦争を引き起こすがごときことのないようにするためであると解するを相当とする。
従って同条2項がいわゆる自衛のための戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として、
同条項がその保持を禁止した戦力とは、わが国がその主体となってこれに指揮権、管理権を行
使し得る戦力をいうものであり、結局わが国自体の戦力を指し、外国の軍隊は、たとえそれが
わが国に駐留するとしても、ここにいう戦力には該当しないと解すべきである」。
と原文ではなっていますから、自衛権と、戦力である事が明白な自衛隊は別であると解され、もちろん高村前副総裁が挙げた集団的自衛権の行使の根拠とする事は出来ないのは明らかでしょう。
個別的自衛権にしても9条2項は「同条項がその保持を禁止した戦力とは、わが国がその主体となってこれに指揮権、管理権を行使し得る戦力をいうものであり、結局わが国自体の戦力を指し、」ですから自衛隊を『実力』と称して戦力でないとする詭弁で正当化しているだけですから、軍事力による自衛権は否定されていると解するしかないでしょう。
参考書籍 佐藤 功著 全訂新版21刷 日本国憲法概説 学陽書房
安保法制の集団的自衛権を容認する根拠に高村正彦前副総裁が挙げた砂川事件最高裁判決は司法の独立を放棄した政治的な判決として批判されるものですが、
主権国として有する固有の自衛権を何ら否定するものではなく,
原文
「すなわち9条1項においては『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求』することを宣言し、また『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』と規定し、さらに同条2項においては『前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』と規定した。かくのごとく、同条は、同条にいわゆる戦争を放棄し、いわゆる戦力の保持を禁止しているのであるが、しかしもちろんこれによりわが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではないのである。」
としても後記の様に
従って、第九条第二項の法意は、わが国がみずからの戦力により侵略戦争を行うことを禁じたものであり、「いわゆる自衛のための戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として、そこで禁ぜられているのは、わが国自体の戦力をさし、
原文
「そこで、右のような憲法9条の趣旨に即して同条2項の法意を考えてみるに、同条項におい
て戦力の不保持を規定したのは、わが国がいわゆる戦力を保持し、自らその主体となってこれ
に指揮権、管理権を行使することにより、同条1項において永久に放棄することを定めたいわ
ゆる侵略戦争を引き起こすがごときことのないようにするためであると解するを相当とする。
従って同条2項がいわゆる自衛のための戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として、
同条項がその保持を禁止した戦力とは、わが国がその主体となってこれに指揮権、管理権を行
使し得る戦力をいうものであり、結局わが国自体の戦力を指し、外国の軍隊は、たとえそれが
わが国に駐留するとしても、ここにいう戦力には該当しないと解すべきである」。
と原文ではなっていますから、自衛権と、戦力である事が明白な自衛隊は別であると解され、もちろん高村前副総裁が挙げた集団的自衛権の行使の根拠とする事は出来ないのは明らかでしょう。
個別的自衛権にしても9条2項は「同条項がその保持を禁止した戦力とは、わが国がその主体となってこれに指揮権、管理権を行使し得る戦力をいうものであり、結局わが国自体の戦力を指し、」ですから自衛隊を『実力』と称して戦力でないとする詭弁で正当化しているだけですから、軍事力による自衛権は否定されていると解するしかないでしょう。
参考書籍 佐藤 功著 全訂新版21刷 日本国憲法概説 学陽書房
憲法学者の学説
なんかいくら読まされても、不毛なだけです。所詮は学者に過ぎないので。学説は、判例ではありません。
>ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
>湾岸戦争も然り。
少なくとも、ベトナム戦争で重要だったゲリラ討伐では、韓国軍は豊富な経験を有していましたよ。当初は戦果も上がったようですが、ベトナム側の抵抗が激しくなると、韓国軍も残虐行為を頻発させるようになりましたが。
湾岸戦争に至っては、地球の裏側まで部隊を派遣して、兵站を継続させるだけの組織力は、日本にあるとでも思っているのですか? そもそも、自衛隊は日本国土の環境を前提として創設された組織ですから、砂漠で戦えるとでも本気で考えているのですか?
>ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
>湾岸戦争も然り。
少なくとも、ベトナム戦争で重要だったゲリラ討伐では、韓国軍は豊富な経験を有していましたよ。当初は戦果も上がったようですが、ベトナム側の抵抗が激しくなると、韓国軍も残虐行為を頻発させるようになりましたが。
湾岸戦争に至っては、地球の裏側まで部隊を派遣して、兵站を継続させるだけの組織力は、日本にあるとでも思っているのですか? そもそも、自衛隊は日本国土の環境を前提として創設された組織ですから、砂漠で戦えるとでも本気で考えているのですか?
No title
民進党時代は党内最右派の前原グループに所属していた山尾議員の9条改憲論は、9条改憲を悲願とする安倍政権を援護射撃する以外の何物でもありません。
立憲民主党は安倍政権での9条改憲には反対の立場をとっています。
しかし党内には山尾議員のような隠れ9条改憲派がひそんでいます。
自分のイデオロギーとは相いれなくても議員に当選するには有利だから立憲民主党に入党した議員もいますから。
立憲民主党は安倍政権での9条改憲には反対の立場をとっています。
しかし党内には山尾議員のような隠れ9条改憲派がひそんでいます。
自分のイデオロギーとは相いれなくても議員に当選するには有利だから立憲民主党に入党した議員もいますから。
♪出番ですよ!
ボドサケラス・三郎四郎・モヤマテオン さ~ん!
ようやく9条&専守防衛のエントリーが出てきました。ご教授お願いします!
憲法9条は個別自衛権までも否定するものではない、という意見をよく聞きます。
そしてその個別自衛権は専守防衛以外にあり得ない、という声も多いです。
ではでは、その専守防衛が発動される状況とは日本は一体どのような状況であるのか。
「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。
よって「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」としてしまうと
私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
つまりこのままでは国民は座して死を覚悟するか国外に逃亡するしかないのです。
この本土決戦という戦略、旧大日本帝国でさえ出来なかった戦略です。
護憲派はものすごいことを国民に押しつけていませんか?
余談ですが私には集団自衛権が本土決戦をどの程度緩和させるかわかりませんが
本土手前で食い止める効果は少なくとも上がったと思っています。
ところが護憲派のほとんどが集団自衛権には猛反対でした。
専守防衛で十分ではないかという声も多かったです。
他国を信じろ!でももし裏切られたら本土決戦やむなし!と護憲派は言いたいのでしょうか。
ご指導の程よろしくお願いします。
首を長くしてこのときをお待ちしておりました。(*^o^*)
ようやく9条&専守防衛のエントリーが出てきました。ご教授お願いします!
憲法9条は個別自衛権までも否定するものではない、という意見をよく聞きます。
そしてその個別自衛権は専守防衛以外にあり得ない、という声も多いです。
ではでは、その専守防衛が発動される状況とは日本は一体どのような状況であるのか。
「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。
よって「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」としてしまうと
私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
つまりこのままでは国民は座して死を覚悟するか国外に逃亡するしかないのです。
この本土決戦という戦略、旧大日本帝国でさえ出来なかった戦略です。
護憲派はものすごいことを国民に押しつけていませんか?
余談ですが私には集団自衛権が本土決戦をどの程度緩和させるかわかりませんが
本土手前で食い止める効果は少なくとも上がったと思っています。
ところが護憲派のほとんどが集団自衛権には猛反対でした。
専守防衛で十分ではないかという声も多かったです。
他国を信じろ!でももし裏切られたら本土決戦やむなし!と護憲派は言いたいのでしょうか。
ご指導の程よろしくお願いします。
首を長くしてこのときをお待ちしておりました。(*^o^*)
No title
>よって「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」としてしまうと
私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
どのような理屈を突き詰めるとそのような結論になりますか。
そのような主張をしている人は全く皆無ですが、ご説明ください。
私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
どのような理屈を突き詰めるとそのような結論になりますか。
そのような主張をしている人は全く皆無ですが、ご説明ください。
No title
>そのような主張をしている人は全く皆無ですが、
わたしがご指導頂きたい疑問は「主張をしている人が皆無か否か」というものではありません。
疑問の主旨はそこではなく「専守防衛とは本土決戦ではないのですか?」です。
あくまで「専守防衛」に危惧を抱いているだけなので「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」は
そのように限定してしまえば危険だ、という命題の一つです。
合わせ技で「専守防衛」+αがあるのであれば、それはそれで「専守防衛」の補正議論の幅が広がるでしょう。
そういう議論を私は望んでいます。
よって「専守防衛」とは本土決戦ではないというご意見も頂きたいのです。
私は「専守防衛」とは本土決戦と考えます。
先生はどのようなご意見がお有りですか?
ご指導いただきたいのですが。
わたしがご指導頂きたい疑問は「主張をしている人が皆無か否か」というものではありません。
疑問の主旨はそこではなく「専守防衛とは本土決戦ではないのですか?」です。
あくまで「専守防衛」に危惧を抱いているだけなので「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」は
そのように限定してしまえば危険だ、という命題の一つです。
合わせ技で「専守防衛」+αがあるのであれば、それはそれで「専守防衛」の補正議論の幅が広がるでしょう。
そういう議論を私は望んでいます。
よって「専守防衛」とは本土決戦ではないというご意見も頂きたいのです。
私は「専守防衛」とは本土決戦と考えます。
先生はどのようなご意見がお有りですか?
ご指導いただきたいのですが。
No title
だから、専守防衛だということになると、何故、本土決戦になるのですか。
その本土決戦とは太平洋戦争中に用いられたものと同義という前提で使っていますよ。
その本土決戦とは太平洋戦争中に用いられたものと同義という前提で使っていますよ。
No title
そもそも戦力は矛と盾。
専守防衛は矛は盾の影に隠れています。
盾が破れたときに初めて盾の出番です。
盾とは言うまでも無く本土。
では9条下で尖閣諸島が侵略されたら自衛隊は専守防衛として攻撃できますか?
専守防衛は矛は盾の影に隠れています。
盾が破れたときに初めて盾の出番です。
盾とは言うまでも無く本土。
では9条下で尖閣諸島が侵略されたら自衛隊は専守防衛として攻撃できますか?
>ひまわりさん
>憲法9条は個別自衛権までも否定するものではない、という意見をよく聞きます。
一応、そういう解釈らしいですな。
>そしてその個別自衛権は専守防衛以外にあり得ない、という声も多いです。
左翼的解釈だと、そうなります。
専守防衛と個別的自衛は別概念であり、専守防衛は九条と整合するが、別に九条下で専守防衛という主義をとらねばならぬ訳でもないと思うんですがね(いつものようにアクロバティックな解釈が必要だが)。
たとえば、地球の裏側に拉致被害者を取り返しに殴り込むのは個別的自衛権の行使としてOKだが、専守防衛には反するのかも。
また、集団的自衛権を行使しつつ専守防衛を成立することも解釈によっては全然可能(つか、今の政府解釈だとそうなってるかな)。
>ではでは、その専守防衛が発動される状況とは日本は一体どのような状況であるのか。
>「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。
日米安保を否定し、かつ専守防衛を左翼的に解釈すると(すなわち原理主義的に狭義な解釈をすると)、自ずと本土決戦になります。
専守防衛という概念は解釈に揺れがあり、各議論を見るに左翼的解釈ではスタンドオフ攻撃(長距離ミサイルなどによる敵基地攻撃など)も専守防衛に反するっぽいので本土決戦にならざるを得ない。一方で、政府解釈なら防御的先制攻撃を含む敵基地攻撃は専守防衛に反しないから、仮に日米安保が無くても「理屈上」なら本土決戦にならない余地が残されている。
一般論として言うと、専守防衛という主義に基づいて安保を成立させるには、懲罰的抑止力(要するに敵への打撃力)を如何に調達するか、が要点です。
手段としては2つ。
親分国に股開いて打撃力をやってもらうか、専守防衛を形骸化するか。
本邦は両方を部分的に採用している。
>余談ですが私には集団自衛権が本土決戦をどの程度緩和させるかわかりませんが
>本土手前で食い止める効果は少なくとも上がったと思っています。
日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。
日米安保を否定するなら本土決戦。
>ところが護憲派のほとんどが集団自衛権には猛反対でした。
正確には、多くの護憲派が反対するのは「日本による集団的自衛権の行使」です。
で、集団的自衛権それ自体を「平和に反するわるいもの」と思っている奴らは、断言するが集団的自衛権という言葉の意味が分かってない。
ちな、米国の集団的自衛権行使を前提として日本が護られている現在の日米安保体制にネガティブなのは全国民の一割くらい(内閣府調査)。
>専守防衛で十分ではないかという声も多かったです。
>他国を信じろ!でももし裏切られたら本土決戦やむなし!と護憲派は言いたいのでしょうか。
この場合の他国とは米国ですね。
護憲派はアメリカをボロクソに貶しつつも、なぜか絶対的にアメリカ兄貴を信頼しているのでしょう。
安倍政権や保守はアメリカをそこまで信頼しないから、何とか繋ぎ止める為に日米安保の偏務性を少しだけ解消してみせたんですがね。
つかね、個別的自衛権、集団的自衛権、って言葉を日本人はテキトーに独自解釈しすぎ。これは日本政府も独自解釈して答弁しちゃっている。
日本人が(特に左翼が)「個別的自衛権ならOK」って思い込んでるヤツは正確には個別的自衛権じゃねぇ謎の概念だし、日本人の言ってる「集団的自衛権」は多くの場合で集団防衛という別概念。俺自身、上の文章で混同して使っている。
で、専守防衛に関しては最早厳密な定義を決めて喋っている人は居ないんじゃねぇかってレベル。
そら主義主張以前に議論に成りませんて。
言葉がガバガバなんだもんw
一応、そういう解釈らしいですな。
>そしてその個別自衛権は専守防衛以外にあり得ない、という声も多いです。
左翼的解釈だと、そうなります。
専守防衛と個別的自衛は別概念であり、専守防衛は九条と整合するが、別に九条下で専守防衛という主義をとらねばならぬ訳でもないと思うんですがね(いつものようにアクロバティックな解釈が必要だが)。
たとえば、地球の裏側に拉致被害者を取り返しに殴り込むのは個別的自衛権の行使としてOKだが、専守防衛には反するのかも。
また、集団的自衛権を行使しつつ専守防衛を成立することも解釈によっては全然可能(つか、今の政府解釈だとそうなってるかな)。
>ではでは、その専守防衛が発動される状況とは日本は一体どのような状況であるのか。
>「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。
日米安保を否定し、かつ専守防衛を左翼的に解釈すると(すなわち原理主義的に狭義な解釈をすると)、自ずと本土決戦になります。
専守防衛という概念は解釈に揺れがあり、各議論を見るに左翼的解釈ではスタンドオフ攻撃(長距離ミサイルなどによる敵基地攻撃など)も専守防衛に反するっぽいので本土決戦にならざるを得ない。一方で、政府解釈なら防御的先制攻撃を含む敵基地攻撃は専守防衛に反しないから、仮に日米安保が無くても「理屈上」なら本土決戦にならない余地が残されている。
一般論として言うと、専守防衛という主義に基づいて安保を成立させるには、懲罰的抑止力(要するに敵への打撃力)を如何に調達するか、が要点です。
手段としては2つ。
親分国に股開いて打撃力をやってもらうか、専守防衛を形骸化するか。
本邦は両方を部分的に採用している。
>余談ですが私には集団自衛権が本土決戦をどの程度緩和させるかわかりませんが
>本土手前で食い止める効果は少なくとも上がったと思っています。
日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。
日米安保を否定するなら本土決戦。
>ところが護憲派のほとんどが集団自衛権には猛反対でした。
正確には、多くの護憲派が反対するのは「日本による集団的自衛権の行使」です。
で、集団的自衛権それ自体を「平和に反するわるいもの」と思っている奴らは、断言するが集団的自衛権という言葉の意味が分かってない。
ちな、米国の集団的自衛権行使を前提として日本が護られている現在の日米安保体制にネガティブなのは全国民の一割くらい(内閣府調査)。
>専守防衛で十分ではないかという声も多かったです。
>他国を信じろ!でももし裏切られたら本土決戦やむなし!と護憲派は言いたいのでしょうか。
この場合の他国とは米国ですね。
護憲派はアメリカをボロクソに貶しつつも、なぜか絶対的にアメリカ兄貴を信頼しているのでしょう。
安倍政権や保守はアメリカをそこまで信頼しないから、何とか繋ぎ止める為に日米安保の偏務性を少しだけ解消してみせたんですがね。
つかね、個別的自衛権、集団的自衛権、って言葉を日本人はテキトーに独自解釈しすぎ。これは日本政府も独自解釈して答弁しちゃっている。
日本人が(特に左翼が)「個別的自衛権ならOK」って思い込んでるヤツは正確には個別的自衛権じゃねぇ謎の概念だし、日本人の言ってる「集団的自衛権」は多くの場合で集団防衛という別概念。俺自身、上の文章で混同して使っている。
で、専守防衛に関しては最早厳密な定義を決めて喋っている人は居ないんじゃねぇかってレベル。
そら主義主張以前に議論に成りませんて。
言葉がガバガバなんだもんw
本土決戦以外に
>専守防衛だということになると、何故、本土決戦になるのですか。
どんな戦いの形態があるのか、教えていただきたいものです。
どんな戦いの形態があるのか、教えていただきたいものです。
No title
尖閣諸島は日本の国土ですから、本土決戦には違いありません。本土=領土です。
ボドサケラス・三郎四郎・モヤマテオンさん
ありがとうございます。
要約すると専守防衛というものは各々の立場で都合の良いように解釈されているということですね。
憲法9条の賛否論議にはこの専守防衛の定義を統一することは必須のようですね。
>日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。
>日米安保を否定するなら本土決戦。
まさにそうですね。
結局、日本の国防は日米安保次第ってことですね。
同盟国だからといってもアメリカにはアメリカの諸事情があるでしょう。
相手国によっては非常に都合の悪い国もあるでしょう。
つまりアメリカの事情で日米安保の履行がままならなくなれば専守防衛もクソもないってことですね。
今回のご指導でいかに日米安保が重要であるか再認識できました。
と同時に9条下の日本は国民の生命と財産は完全にアメリカに委ねられていることも分かりました。
9条を守りたい人が日本の首相をアメリカのポチだとバカにするのはやめた方がいいですね。
とてもご丁寧なご回答、ありがとうございました。(*^o^*)/
要約すると専守防衛というものは各々の立場で都合の良いように解釈されているということですね。
憲法9条の賛否論議にはこの専守防衛の定義を統一することは必須のようですね。
>日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。
>日米安保を否定するなら本土決戦。
まさにそうですね。
結局、日本の国防は日米安保次第ってことですね。
同盟国だからといってもアメリカにはアメリカの諸事情があるでしょう。
相手国によっては非常に都合の悪い国もあるでしょう。
つまりアメリカの事情で日米安保の履行がままならなくなれば専守防衛もクソもないってことですね。
今回のご指導でいかに日米安保が重要であるか再認識できました。
と同時に9条下の日本は国民の生命と財産は完全にアメリカに委ねられていることも分かりました。
9条を守りたい人が日本の首相をアメリカのポチだとバカにするのはやめた方がいいですね。
とてもご丁寧なご回答、ありがとうございました。(*^o^*)/
宇宙戦士バルディオスさん
本土=領土という考えであれば尖閣諸島でも個別的自衛権は発動できるはずですね。
では、果たして憲法9条下で自衛隊は尖閣諸島にて武力行使できるのでしょうか。
なんか難しい気がするのです。
まあ可能か否かは別にして憲法9条の賛否論議には先ほどの専守防衛のように
国内で個別的自衛権の発動可能である地域も共通認識として統一しておくことが必須のようですね。
では、果たして憲法9条下で自衛隊は尖閣諸島にて武力行使できるのでしょうか。
なんか難しい気がするのです。
まあ可能か否かは別にして憲法9条の賛否論議には先ほどの専守防衛のように
国内で個別的自衛権の発動可能である地域も共通認識として統一しておくことが必須のようですね。
No title
私も大変勉強になりました。三四郎さん、宇宙戦士さん、体制派さんが保守で片割月さん、rotさんがリベラルで、色々参考になります。
問題はありません
>果たして憲法9条下で自衛隊は尖閣諸島にて武力行使できるのでしょうか。
何故なら、尖閣列島は日本固有の領域であり、それを守ることは国際紛争の解決には当たらないからです。
何故なら、尖閣列島は日本固有の領域であり、それを守ることは国際紛争の解決には当たらないからです。
混乱です。宇宙戦士バルディオスさん 教えてください。
>問題はありません
私もそうだと思うので。
でもそれだとつじつまが合わないことがあるのです。
例えば私は竹島は侵略されたと思っています。
そして侵略されたまま手出し出来ないのは9条があるからだ、
と今まで私はそう思っていました。
でもおっしゃるように尖閣諸島が問題なく個別的自衛権を行使できるのなら竹島も問題ないはず。
つまり竹島の場合でも個別的自衛権の実力行使は国際紛争の解決には当たらないはず。
うーん、ならばなぜ現実は竹島は現状維持のままなのでしょう?
日本は長い間、9条下で防衛をやりくりしてきました。
その結果、外交と日米同盟の2本立てという日本独自の平和的な解決方法を見いだしたといえます。
つまり日本は即武力行使に走るようなことは無意識に避けてきた、といえます。
よく言えばそうですが悪く言えば個別的自衛権の行使の仕方を忘れてしまった、とも言えます。
それとも竹島はそももそも尖閣諸島とは事情が違い個別的自衛権には該当しない、
つまり竹島は侵略されている訳ではない、ということでしょうか?
?個別的自衛権の行使を避けてきた?
?または忘れてしまった?
?またはそもそも竹島は尖閣諸島とは事情が違う?
うーん、どれなんでしょ?
私もそうだと思うので。
でもそれだとつじつまが合わないことがあるのです。
例えば私は竹島は侵略されたと思っています。
そして侵略されたまま手出し出来ないのは9条があるからだ、
と今まで私はそう思っていました。
でもおっしゃるように尖閣諸島が問題なく個別的自衛権を行使できるのなら竹島も問題ないはず。
つまり竹島の場合でも個別的自衛権の実力行使は国際紛争の解決には当たらないはず。
うーん、ならばなぜ現実は竹島は現状維持のままなのでしょう?
日本は長い間、9条下で防衛をやりくりしてきました。
その結果、外交と日米同盟の2本立てという日本独自の平和的な解決方法を見いだしたといえます。
つまり日本は即武力行使に走るようなことは無意識に避けてきた、といえます。
よく言えばそうですが悪く言えば個別的自衛権の行使の仕方を忘れてしまった、とも言えます。
それとも竹島はそももそも尖閣諸島とは事情が違い個別的自衛権には該当しない、
つまり竹島は侵略されている訳ではない、ということでしょうか?
?個別的自衛権の行使を避けてきた?
?または忘れてしまった?
?またはそもそも竹島は尖閣諸島とは事情が違う?
うーん、どれなんでしょ?
いいのでは?
安倍政権の改憲には反対だけど、あくまで9条を変えてはならないって考えにも賛成できないって国民も多いはずですし選択肢が増えるぶんより民主的といえます。それに立憲民主党にしたって色んな意見があるわけだから改憲案をだすなっていうのは非民主的な考えでは?
No title
シローさんの仰るように選択肢が増える分、結果的には、護憲派以外の安倍加憲反対票がかなり掘り起こせます。
特に、対米従属を潔しとせず、アフガン・イラク戦争のようなアメリカの戦争に巻き込まれるのを防止したいと考える層に、自衛隊の活動範囲を明文化して国内に留めるという点はアピールするでしょう。
もちろん、山尾議員は、本気で立憲的改憲を目指されている訳ですが、予想されうる将来において、山尾案が国会で2/3超を得る可能性はありません。だから、大いに、立憲的改憲支持票を掘り起こして頂いて、国民投票では安倍加憲反対に回って頂きましょう。
もちろん、山尾案本気で支持という方も大いに結構、国民投票では味方になる訳ですもの。そして、山尾加憲案対安倍加憲案の論争を通じて、安保法制が成立してしまった現在、何の歯止めにもならない安倍加憲案の欺瞞性が国民の目に露わにされるというメリットも大きいのです。
従来の政府解釈に基づく護憲派の私としては、社会主義や共産主義ではない9条護憲政党が欲しいところなので、「立憲」民主党が、いっそ、「護憲」民主党になってくれたら嬉しいのですが、今それをやられると、安倍加憲阻止の戦いは負けだとわかっているので、党内の改憲・護憲の決着は、独自の改憲案をお持ちの改憲派である枝野代表と護憲派候補との次期党首選に委ねることとし、次期参院選までは山尾案による立憲的改憲路線で行って欲しいという苦肉の選択です。
護憲派票については、社・共は少数ですが堅固ですし、私のようにノン・ポリでいまだに安保法制反対の層も安倍加憲の欺瞞性に気が付いている層という点で、安倍加憲には回りませんので、合わせて投票総数の3割くらいは確保できていると見てよいと思います。
特に、対米従属を潔しとせず、アフガン・イラク戦争のようなアメリカの戦争に巻き込まれるのを防止したいと考える層に、自衛隊の活動範囲を明文化して国内に留めるという点はアピールするでしょう。
もちろん、山尾議員は、本気で立憲的改憲を目指されている訳ですが、予想されうる将来において、山尾案が国会で2/3超を得る可能性はありません。だから、大いに、立憲的改憲支持票を掘り起こして頂いて、国民投票では安倍加憲反対に回って頂きましょう。
もちろん、山尾案本気で支持という方も大いに結構、国民投票では味方になる訳ですもの。そして、山尾加憲案対安倍加憲案の論争を通じて、安保法制が成立してしまった現在、何の歯止めにもならない安倍加憲案の欺瞞性が国民の目に露わにされるというメリットも大きいのです。
従来の政府解釈に基づく護憲派の私としては、社会主義や共産主義ではない9条護憲政党が欲しいところなので、「立憲」民主党が、いっそ、「護憲」民主党になってくれたら嬉しいのですが、今それをやられると、安倍加憲阻止の戦いは負けだとわかっているので、党内の改憲・護憲の決着は、独自の改憲案をお持ちの改憲派である枝野代表と護憲派候補との次期党首選に委ねることとし、次期参院選までは山尾案による立憲的改憲路線で行って欲しいという苦肉の選択です。
護憲派票については、社・共は少数ですが堅固ですし、私のようにノン・ポリでいまだに安保法制反対の層も安倍加憲の欺瞞性に気が付いている層という点で、安倍加憲には回りませんので、合わせて投票総数の3割くらいは確保できていると見てよいと思います。
No title
宇宙戦士バルディオス さん
*何故なら、尖閣列島は日本固有の領域であり、それを守ることは国際紛争の解決には当たらない?
尖閣諸島、竹島同様、北方4島もわが国固有の領土ですね。
それでは自衛隊がロシアと一戦交えますか?
自衛隊による領土奪還作戦ですかね?
アメリカ軍に頼んで自衛隊と共同防衛活動?
確か、アメリカ軍も安保条約第5条は、米国の対日防衛義務を定めており、安保条約の中核的な規定である。
どうして北方4島奪還作戦を自衛隊はしないのかな?
*何故なら、尖閣列島は日本固有の領域であり、それを守ることは国際紛争の解決には当たらない?
尖閣諸島、竹島同様、北方4島もわが国固有の領土ですね。
それでは自衛隊がロシアと一戦交えますか?
自衛隊による領土奪還作戦ですかね?
アメリカ軍に頼んで自衛隊と共同防衛活動?
確か、アメリカ軍も安保条約第5条は、米国の対日防衛義務を定めており、安保条約の中核的な規定である。
どうして北方4島奪還作戦を自衛隊はしないのかな?
国際法上の主権が存在すること
があっても、その主権(自衛権)の行使を、政治的判断によって当面行わないという選択肢は、当然に存在します。
竹島についていえば、経済の悪化が著しい韓国が、この上北朝鮮との融和を推進すれば、嫌でも最悪の状況が訪れるでしょう。そして我が国に泣きついて来てから、足を机の上に投げ出して、「竹島を返せば、助けてやらないこともない」と申し渡せばいいのです。
竹島についていえば、経済の悪化が著しい韓国が、この上北朝鮮との融和を推進すれば、嫌でも最悪の状況が訪れるでしょう。そして我が国に泣きついて来てから、足を机の上に投げ出して、「竹島を返せば、助けてやらないこともない」と申し渡せばいいのです。
リアルにナニ金の世界
>そして我が国に泣きついて来てから、足を机の上に投げ出して、「竹島を返せば、助けてやらないこともない」と申し渡せばいいのです。
↑
リアルにナニ金の世界だなあ。
しかし、東アジアのプレイヤーは、日本・韓国・北朝鮮だけではないことをお忘れなく。
<参考コメント>
再読愚考:「朝鮮人のケンカ」と「日本人のケンカ」 再考<2018/11/04(23:45)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2693.html
↑
リアルにナニ金の世界だなあ。
しかし、東アジアのプレイヤーは、日本・韓国・北朝鮮だけではないことをお忘れなく。
<参考コメント>
再読愚考:「朝鮮人のケンカ」と「日本人のケンカ」 再考<2018/11/04(23:45)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2693.html
現実の国際社会は
ナニワ金融道より、もっとえげつないですよ。国際経済の実態は、経済ヤクザのシノギと変わらないし、国際政治は時として仁義なき戦いになります。
そらそうだ
>ナニワ金融道より、もっとえげつないですよ。
まあ当たり前ですわな。
国際関係はアナーキーですから。人もいっぱい死ぬし。
まあ当たり前ですわな。
国際関係はアナーキーですから。人もいっぱい死ぬし。
再読愚考:山尾改憲論について 5-1
>護憲というのであれば、その場合の対応は、「反対」のみですよ。これが立憲主義を守るという場合にとるべき対応です。
↑
全くその通り。
護憲派の対案は現行の「平和憲法」。
>今、憲法9条は今なお国家権力を縛る役割をはたしています。だからこそ邪魔な憲法9条を改憲したいのが安倍自民党なのです。従って、どのような9条が理想かという議論は全く意味を持ちません。
↑
たとえるなら、リバイアサンをつないでいる鉄製の鎖を古くなったからと言って藁綱に変えようという話し。
>現実にも9条改憲に対する反対運動の中に分裂を持ち込むものという批判もあります。
↑
わたしも猪野先生ご指摘の視点で山尾改憲案を批難している。
立憲主義の観点からの批判は、私には荷が重い。
それは猪野先生のような法律のプロにお願いしたい。
<バルディオスさんのコメント>
護憲派の主張通り、自衛隊違憲を主張するならば、個別的自衛権が認められた瞬間から、憲法9条が国家権力を縛る役割は終わりました。
↑
わたしは護憲派だが、自衛隊は合憲だと考えている。
憲法9条はまだ効力を発揮しており、だからこそ改憲派は目の敵にして9条改悪を図っているのではないか。
<よしださんのコメント>
ポスト安倍時代の憲法論議では、山尾氏が間違いなく「改憲派」として派手に活躍することは間違いありません。最近、石破氏と山尾氏がお互いにブログや発言などを通じてラブコールを送り合っていたのも頷けます。
↑
なるほど。
これはありうる話。
政界再編の動向次第では、石破氏と山尾氏が同じ政党に所属する可能性もゼロとはいえない。
(つづく)
↑
全くその通り。
護憲派の対案は現行の「平和憲法」。
>今、憲法9条は今なお国家権力を縛る役割をはたしています。だからこそ邪魔な憲法9条を改憲したいのが安倍自民党なのです。従って、どのような9条が理想かという議論は全く意味を持ちません。
↑
たとえるなら、リバイアサンをつないでいる鉄製の鎖を古くなったからと言って藁綱に変えようという話し。
>現実にも9条改憲に対する反対運動の中に分裂を持ち込むものという批判もあります。
↑
わたしも猪野先生ご指摘の視点で山尾改憲案を批難している。
立憲主義の観点からの批判は、私には荷が重い。
それは猪野先生のような法律のプロにお願いしたい。
<バルディオスさんのコメント>
護憲派の主張通り、自衛隊違憲を主張するならば、個別的自衛権が認められた瞬間から、憲法9条が国家権力を縛る役割は終わりました。
↑
わたしは護憲派だが、自衛隊は合憲だと考えている。
憲法9条はまだ効力を発揮しており、だからこそ改憲派は目の敵にして9条改悪を図っているのではないか。
<よしださんのコメント>
ポスト安倍時代の憲法論議では、山尾氏が間違いなく「改憲派」として派手に活躍することは間違いありません。最近、石破氏と山尾氏がお互いにブログや発言などを通じてラブコールを送り合っていたのも頷けます。
↑
なるほど。
これはありうる話。
政界再編の動向次第では、石破氏と山尾氏が同じ政党に所属する可能性もゼロとはいえない。
(つづく)
再読愚考:山尾改憲論について 5-2
<HNを検討中さんのコメント>
「憲法第九条を守る」ということは、自衛隊を解消させることであり、自衛隊の存在を認めず反対することです。
↑
わたしはそうは思わない。
自衛隊・日米安保・憲法9条はどれもわが国の平和安定に貢献したと考えている。
<御新茶麿さんのコメント>
もはや、総理の主たる動機は、「愛国」改憲総理として名を残したいというところにあって、具体的に9条が何らかの行動の邪魔になっているようにも見えないのですが。
来年の、参院選では、野党が全く別々に候補者を立て、選挙協力もしないような、すごくマズい戦い方をしない限り、2/3超は崩れるでしょうから、国民投票は参院選前にやるはずです。
↑
名誉欲だけで「改憲」という危ない橋を安倍総理は渡ろうとするのだろうか?
わたしは9条のしばりはまだ効いていると考える。
もちろん、安穏とはしていられない。
鋼鉄の鎖はサビが目立ち不安感もあるが、ワザワザ藁綱に変えるような必要はない。
なお、参院選は一人区ですべて野党共闘が成立し、戦い方としては悪くはなかった。
改憲勢力は2/3を割り込んだが、安倍総理が慌てているようには見えない。
国民党から寝返り議員を引張ってくる魂胆ではないか。
また、連合と裏で手を結んで国民党ごと改憲勢力に組み込むのではないか。
不安は絶えない。
<rotさんのコメント>
御新茶磨さんへ、貴方は本当に護憲派なんでしょうか?おためごかしの様に見えますが。
↑
イヤ。
わたしは、御新茶麿さんは護憲派だと思う。
護憲という目的は同じだが、方法論で違いがあるだけ。
自衛隊合憲論に立っており、私と似た立ち位置にいる。
(つづく)
「憲法第九条を守る」ということは、自衛隊を解消させることであり、自衛隊の存在を認めず反対することです。
↑
わたしはそうは思わない。
自衛隊・日米安保・憲法9条はどれもわが国の平和安定に貢献したと考えている。
<御新茶麿さんのコメント>
もはや、総理の主たる動機は、「愛国」改憲総理として名を残したいというところにあって、具体的に9条が何らかの行動の邪魔になっているようにも見えないのですが。
来年の、参院選では、野党が全く別々に候補者を立て、選挙協力もしないような、すごくマズい戦い方をしない限り、2/3超は崩れるでしょうから、国民投票は参院選前にやるはずです。
↑
名誉欲だけで「改憲」という危ない橋を安倍総理は渡ろうとするのだろうか?
わたしは9条のしばりはまだ効いていると考える。
もちろん、安穏とはしていられない。
鋼鉄の鎖はサビが目立ち不安感もあるが、ワザワザ藁綱に変えるような必要はない。
なお、参院選は一人区ですべて野党共闘が成立し、戦い方としては悪くはなかった。
改憲勢力は2/3を割り込んだが、安倍総理が慌てているようには見えない。
国民党から寝返り議員を引張ってくる魂胆ではないか。
また、連合と裏で手を結んで国民党ごと改憲勢力に組み込むのではないか。
不安は絶えない。
<rotさんのコメント>
御新茶磨さんへ、貴方は本当に護憲派なんでしょうか?おためごかしの様に見えますが。
↑
イヤ。
わたしは、御新茶麿さんは護憲派だと思う。
護憲という目的は同じだが、方法論で違いがあるだけ。
自衛隊合憲論に立っており、私と似た立ち位置にいる。
(つづく)
再読愚考:山尾改憲論について 5-3
<御新茶麿さんのコメント>
私は、9条に関しては、集団的自衛権を認める前の政府見解が現実的ではないかナアと思ってきたので、9条を変えて欲しくないという点では護憲派なのだろうと思っていました。
ただ、いざ国民投票に持ち込まれて選択を迫られた場合に、政府見解の明文化による自衛隊合憲案には賛成してしまう人が多いだろうと思いますよ。左の護憲派は現実から目を背けているように思える訳なんです。
↑
御新茶麿さんの不安もわからないわけではない。
ただ、憲法をディールという側面で見てしまうと、結局、「どう変えるか」という条件闘争に入ってしまい、安倍総理の思う壺にはまることになる。
そもそも改憲は必要がなく、憲法を変えれば現実をより悪化させる恐れが強い。
平和憲法に合わせて、いかに現実の政治を変えていくのか、この視点で多くの人に訴えかけることが重要。
キリスト教会の多くは、護憲と言う視点で個別の小さな集まりを定期的に持っている。
これは浄土真宗やその他の新宗教でも平和指向の宗教団体なら同様かもしれない。
創価学会など「平和と福祉」を金看板とした公明党の支持母体なのだから、もっと平和憲法を守る姿勢があってもいいはずなのだが、自民党と組んで与党である「御利益」がよほどおいしいのだろう、護憲について積極的とは見えない。
「戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。」と書かれた人間革命の冒頭を創価学会員ひとりひとりはもう忘れたのだろうか?
<バルディオスさんのコメント>
個別的自衛権、そして集団的自衛権が合憲化されました。憲法9条が縛りになっていないことは、現実が示しています。日本がベトナム戦争や湾岸戦争に直接参加しなかったことは、憲法ではなく、その実力がなかったという物理的制約によるものです。憲法故ではありません。
↑
現在の日本の集団的自衛権はフリーハンドにはなっていない。これは憲法の制約があるから。バルディオスさんのコメントだと、わが国の実力が整備されれば、いつでも海外出兵が可能なように受け取れるが、そんな簡単なものではないだろう。
<社労士さんのコメント>
有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。9条2項のみ、最高裁の判断で「成立時に遡って無効」とすることが、手っ取り早くていい。
↑
おもしろいギャグを紹介いただき感謝。
(つづく)
私は、9条に関しては、集団的自衛権を認める前の政府見解が現実的ではないかナアと思ってきたので、9条を変えて欲しくないという点では護憲派なのだろうと思っていました。
ただ、いざ国民投票に持ち込まれて選択を迫られた場合に、政府見解の明文化による自衛隊合憲案には賛成してしまう人が多いだろうと思いますよ。左の護憲派は現実から目を背けているように思える訳なんです。
↑
御新茶麿さんの不安もわからないわけではない。
ただ、憲法をディールという側面で見てしまうと、結局、「どう変えるか」という条件闘争に入ってしまい、安倍総理の思う壺にはまることになる。
そもそも改憲は必要がなく、憲法を変えれば現実をより悪化させる恐れが強い。
平和憲法に合わせて、いかに現実の政治を変えていくのか、この視点で多くの人に訴えかけることが重要。
キリスト教会の多くは、護憲と言う視点で個別の小さな集まりを定期的に持っている。
これは浄土真宗やその他の新宗教でも平和指向の宗教団体なら同様かもしれない。
創価学会など「平和と福祉」を金看板とした公明党の支持母体なのだから、もっと平和憲法を守る姿勢があってもいいはずなのだが、自民党と組んで与党である「御利益」がよほどおいしいのだろう、護憲について積極的とは見えない。
「戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。」と書かれた人間革命の冒頭を創価学会員ひとりひとりはもう忘れたのだろうか?
<バルディオスさんのコメント>
個別的自衛権、そして集団的自衛権が合憲化されました。憲法9条が縛りになっていないことは、現実が示しています。日本がベトナム戦争や湾岸戦争に直接参加しなかったことは、憲法ではなく、その実力がなかったという物理的制約によるものです。憲法故ではありません。
↑
現在の日本の集団的自衛権はフリーハンドにはなっていない。これは憲法の制約があるから。バルディオスさんのコメントだと、わが国の実力が整備されれば、いつでも海外出兵が可能なように受け取れるが、そんな簡単なものではないだろう。
<社労士さんのコメント>
有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。9条2項のみ、最高裁の判断で「成立時に遡って無効」とすることが、手っ取り早くていい。
↑
おもしろいギャグを紹介いただき感謝。
(つづく)
再読愚考:山尾改憲論について 5-4
<rotさんのコメント>
ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
Q 「自衛隊を明記しても今と変わらないというが」「じゃあ、なんで変えるのかという話」
↑
バルディオスさんはベトナム戦争の事例については反論しているも、「じゃあ、なんで変えるのかという話」には反応していない。
それこそ御新茶麿さんの言う通り、安倍総理の名誉欲ゆえなのか?
それでは社労士さんの言う通り、「有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。」というのが正解になる。
改憲派は無意味なことに邁進するヘンなクセがあるのだろうか?
<ひまわりさんのコメント>
「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。よって「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」としてしまうと私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
<猪野亨さんのコメント>
どのような理屈を突き詰めるとそのような結論になりますか。専守防衛だということになると、何故、本土決戦になるのですか。
↑
ひまわりさん自身が「そもそも戦力は矛と盾。」と言っているように、日本の防衛は日米安保(矛)+自衛隊(盾)でワンセット。
ひまわりさんとしては「アメリカが必ず日本を守ってくれるのか?」という疑念があり、そこを突き詰めていくと「専守防衛=本土決戦」という考え方にたどり着く。
わたしは、アメリカは「契約を守る国」と、その点は信用している。
また、「専守防衛=本土決戦」なら、スイスやスウェーデンなどの永世中立国はみなそうであり、ことさら危険視するのもどうか。
効率から言えば集団安全保障のほうが、永世中立より費用対効果が高く、特に日米安保は日米双方にメリットがある。
「専守防衛=本土決戦」はイヤとなれば、戦前の「前進防衛」と同じで朝鮮半島に影響力を持とうとしたり、現代なら「シーレーン防衛」のための海外拠点を作ったりで、際限がない。
(つづく)
ベトナム戦争には明らかに自衛隊より『実力』が有ったか疑問な、韓国軍やフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド軍、その他も参戦してますね。
Q 「自衛隊を明記しても今と変わらないというが」「じゃあ、なんで変えるのかという話」
↑
バルディオスさんはベトナム戦争の事例については反論しているも、「じゃあ、なんで変えるのかという話」には反応していない。
それこそ御新茶麿さんの言う通り、安倍総理の名誉欲ゆえなのか?
それでは社労士さんの言う通り、「有限の政治的リソースを、憲法改正などで浪費する余裕は我が国には無い。」というのが正解になる。
改憲派は無意味なことに邁進するヘンなクセがあるのだろうか?
<ひまわりさんのコメント>
「専守防衛とは本土決戦ではないのか?」これが私の疑問です。よって「9条下での自衛権は専守防衛に限る!」としてしまうと私の疑問が正しければ9条は本土決戦を国民に押しつけていることになります。
<猪野亨さんのコメント>
どのような理屈を突き詰めるとそのような結論になりますか。専守防衛だということになると、何故、本土決戦になるのですか。
↑
ひまわりさん自身が「そもそも戦力は矛と盾。」と言っているように、日本の防衛は日米安保(矛)+自衛隊(盾)でワンセット。
ひまわりさんとしては「アメリカが必ず日本を守ってくれるのか?」という疑念があり、そこを突き詰めていくと「専守防衛=本土決戦」という考え方にたどり着く。
わたしは、アメリカは「契約を守る国」と、その点は信用している。
また、「専守防衛=本土決戦」なら、スイスやスウェーデンなどの永世中立国はみなそうであり、ことさら危険視するのもどうか。
効率から言えば集団安全保障のほうが、永世中立より費用対効果が高く、特に日米安保は日米双方にメリットがある。
「専守防衛=本土決戦」はイヤとなれば、戦前の「前進防衛」と同じで朝鮮半島に影響力を持とうとしたり、現代なら「シーレーン防衛」のための海外拠点を作ったりで、際限がない。
(つづく)
再読愚考:山尾改憲論について 5-5
<ボドサケラスさんのコメント>
日米安保を否定し、かつ専守防衛を左翼的に解釈すると(すなわち原理主義的に狭義な解釈をすると)、自ずと本土決戦になります。
(集団的自衛権の効果について)日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。日米安保を否定するなら本土決戦。
個別的自衛権、集団的自衛権、って言葉を日本人はテキトーに独自解釈しすぎ。これは日本政府も独自解釈して答弁しちゃっている。専守防衛に関しては最早厳密な定義を決めて喋っている人は居ないんじゃねぇかってレベル。
↑
言葉の定義が定まっていないというのはその通り。
そもそも「本土決戦」という言葉が悲壮感漂う、マイナスイメージが先行してしまっている。
日米安保がキーになるというのも同意。
<ひまわりさんのコメント>
要約すると専守防衛というものは各々の立場で都合の良いように解釈されているということですね。憲法9条の賛否論議にはこの専守防衛の定義を統一することは必須のようですね。
結局、日本の国防は日米安保次第ってことですね。今回のご指導でいかに日米安保が重要であるか再認識できました。と同時に9条下の日本は国民の生命と財産は完全にアメリカに委ねられていることも分かりました。
↑
日本国憲法と日米安保の二つが戦後日本の背骨となっていることは間違いない。
この二つはリンクしている。
<参考コメント>
天使と悪魔の双子<2017/05/03(05:19)>
再読愚考:天使と悪魔の双子 再考<2018/11/18(22:26)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2743.html
<ひまわりさんのコメント>
例えば私は竹島は侵略されたと思っています。尖閣諸島が問題なく個別的自衛権を行使できるのなら竹島も問題ないはず。つまり竹島の場合でも個別的自衛権の実力行使は国際紛争の解決には当たらないはず。うーん、ならばなぜ現実は竹島は現状維持のままなのでしょう?
↑
李承晩ラインが引かれた時には、わが国は主権回復前であり、海上警備隊・警備隊も発足前だった。
韓国は、戦後の混乱に乗じて、勝手に「平和線」なるものを引いて、竹島占有を既成事実化した。
駅前になぜパチンコ屋が多いのかと同じ理屈か?
<バルディオスさんのコメント>
竹島についていえば、経済の悪化が著しい韓国が、この上北朝鮮との融和を推進すれば、嫌でも最悪の状況が訪れるでしょう。そして我が国に泣きついて来てから、足を机の上に投げ出して、「竹島を返せば、助けてやらないこともない」と申し渡せばいいのです。
<なごやんのコメント>
リアルにナニ金の世界だなあ。
<バルディオスさんのコメント>
現実の国際社会はナニワ金融道より、もっとえげつないですよ。
<ボドサケラスさんのコメント>
まあ当たり前ですわな。国際関係はアナーキーですから。
↑
国際関係が、「騙し、騙され」のディプロマシーの世界であることは認める。
但し、バーリトゥード(なんでもあり)ではない。
それなりのルールがある世界。
また、そのルールはより平和的な仕組みを強めていくべき。
【再読愚考:山尾改憲論について:完】
日米安保を否定し、かつ専守防衛を左翼的に解釈すると(すなわち原理主義的に狭義な解釈をすると)、自ずと本土決戦になります。
(集団的自衛権の効果について)日米安保が十全に機能するなら全く問題ない。日米安保を否定するなら本土決戦。
個別的自衛権、集団的自衛権、って言葉を日本人はテキトーに独自解釈しすぎ。これは日本政府も独自解釈して答弁しちゃっている。専守防衛に関しては最早厳密な定義を決めて喋っている人は居ないんじゃねぇかってレベル。
↑
言葉の定義が定まっていないというのはその通り。
そもそも「本土決戦」という言葉が悲壮感漂う、マイナスイメージが先行してしまっている。
日米安保がキーになるというのも同意。
<ひまわりさんのコメント>
要約すると専守防衛というものは各々の立場で都合の良いように解釈されているということですね。憲法9条の賛否論議にはこの専守防衛の定義を統一することは必須のようですね。
結局、日本の国防は日米安保次第ってことですね。今回のご指導でいかに日米安保が重要であるか再認識できました。と同時に9条下の日本は国民の生命と財産は完全にアメリカに委ねられていることも分かりました。
↑
日本国憲法と日米安保の二つが戦後日本の背骨となっていることは間違いない。
この二つはリンクしている。
<参考コメント>
天使と悪魔の双子<2017/05/03(05:19)>
再読愚考:天使と悪魔の双子 再考<2018/11/18(22:26)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2743.html
<ひまわりさんのコメント>
例えば私は竹島は侵略されたと思っています。尖閣諸島が問題なく個別的自衛権を行使できるのなら竹島も問題ないはず。つまり竹島の場合でも個別的自衛権の実力行使は国際紛争の解決には当たらないはず。うーん、ならばなぜ現実は竹島は現状維持のままなのでしょう?
↑
李承晩ラインが引かれた時には、わが国は主権回復前であり、海上警備隊・警備隊も発足前だった。
韓国は、戦後の混乱に乗じて、勝手に「平和線」なるものを引いて、竹島占有を既成事実化した。
駅前になぜパチンコ屋が多いのかと同じ理屈か?
<バルディオスさんのコメント>
竹島についていえば、経済の悪化が著しい韓国が、この上北朝鮮との融和を推進すれば、嫌でも最悪の状況が訪れるでしょう。そして我が国に泣きついて来てから、足を机の上に投げ出して、「竹島を返せば、助けてやらないこともない」と申し渡せばいいのです。
<なごやんのコメント>
リアルにナニ金の世界だなあ。
<バルディオスさんのコメント>
現実の国際社会はナニワ金融道より、もっとえげつないですよ。
<ボドサケラスさんのコメント>
まあ当たり前ですわな。国際関係はアナーキーですから。
↑
国際関係が、「騙し、騙され」のディプロマシーの世界であることは認める。
但し、バーリトゥード(なんでもあり)ではない。
それなりのルールがある世界。
また、そのルールはより平和的な仕組みを強めていくべき。
【再読愚考:山尾改憲論について:完】