鈴木直道氏に対する北海道新聞の記事を読み返しています。鈴木直道氏は、道新の記者から質問を受けて答えているのですが、かなり問題だなと思います。
2019年3月19日付朝刊より
問い 高レベル放射線廃棄物の受け入れを求められたら抵抗できるか。
答え 道民目線で、道民第一の姿勢で必要なものは求めていきますし、必要でないものは「必要じゃない」と言えばいいだけです。
それって、結局、答えをはぐらかしています。道民は反対というのははっきりしていて、道新記者の質問の意味は、まさに「道民目線」で反対するのかであって、問われいているのは、そんな一般論ではありません。高レベル放射線廃棄物の受け入れの是非が問われているのに、いくらなんでもこの答えはないでしょう。
菅官房長官と太いパイプがあるのが自慢のようですが、そうしたずぶずぶの関係があるからこそ逆に断らない、というよりも元々、大賛成だからこそ、ずぶずぶの関係になれるのですから、その本音は明確です。
問い 自民党の候補者選考で市町村長から反感を買ったが。
答え 「記者の皆さんは完璧な人間かもしれませんが、私には至らないところがいっぱいあります。(略)」
この発言はすごい。皮肉のつもりですか。
選考過程では、別の官僚候補が道内では多くの賛同を得ていたこと、それをトップダウンのような形で候補に得らればれたことの意味を問われていることくらいわかるはずです。
さすが菅官房長官とのパイプがあるだけあって、権力者の威光をちらつかせていることが、とてもよく伝わってきます。
問い カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)は誘致するのか。
答え 「情報をしっかり把握した中で、道民目線でどうするか、判断します」
ひどいですね。何故、本音の賛成と言わないのですか。票が減るからですよね。
「
「IR」知らない62% 行きたいとは思わない63% 北海道新聞世論調査」(北海道新聞2019年3月20日)
賛成が40%、反対が55%とその差は歴然としています。
賛成なんて言ったら、票が逃げることははっきりしているので本心は言わない、選挙が終わったら、「道民目線」というごまかしのためのキーワードですべてを正当化し、誘致を決め込む、そんな姿勢が露骨です。
問い 北電OBがトップを務める道経連の推薦を受けているが原発の再稼働については?
答え 「熟慮の上で判断します。推薦いただいた方がどうだから判断に影響する、ということはございません」
もう本心は決まっているんでしょうに。原発政策の問題なのだから再稼働の是非を未だ決めていないということの方がおかしいんですよ。
これもIRと同じで、泊原発再稼働に反対している道民が多数だから。
前任の髙橋はるみ氏も選挙のときは絶対に再稼働を進めるなんて口にもしませんでしたが、こうしたやり方ってどうなんでしょう。
問い JR夕張線の廃線をいち早く決断したが、知事になればどんどん廃線になるのではないか。
答え 「はっはっはっ。選挙は戦争ですから、そういうイメージ戦略がるのでしょう。残すべき鉄路は残します。(略)」
この答え方はひどくはありませんか。
イメージ戦略ではないです。この鈴木氏が夕張市長としてやったことといえば廃線への同意だけです。他の実績はありません。しかも、残すべきは残すなんて答えになっていません。
「
中央依存体質からの脱却 自民党系首長はコネ政治の自慢! 鈴木直道夕張市長の実績ってある?」
鉄路を守ると何故、石川知裕氏のように言えないのか。これもすべて共通、地方票が減るからですね。
廃線間際となった夕張線
問い JRや原発についてはっきりしない、これでは有権者は判断できないが。
答え 「政治家は発言に責任を持たなければいけません。得られた情報の中で、実現可能性を把握し、「Aで行きます。理由はこうです、財源はこうです」というのが政治です。「気合でいきます」というのは無責任です」
だから、どうなのと問われで、この答えですか。自分は何の実現を目指すのかが公約であって、それを答えない、鈴木氏こそ無責任ではないですか。
鈴木直道さんは道民目線ならぬ「官邸目線」です。
本当の政策を話したら票が逃げてしまうというだけで、グレーな公約ばかりを並べています。
このような状態で、鈴木直道氏が当選したら、どうなるのか、よくよく考えて欲しいものです。
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