大阪12区の補欠選挙では、共産党がそれまでの予定候補者を下げ、現職で知名度のある宮本たけし氏に候補を差し替えました。
これをもって共産党は議員を将棋のコマにするのかという批判もありましたが、そういうことではありません。もちろんその補選に宮本氏が落選すれば議員の身分を失います。
しかし、現実に補選で勝ち抜くためには候補は誰でもいいというわけでもありません。それでは逆に有権者の負託に答えることはできません。ここぞというというときにはこうした判断はその政党としての英断でもあります。
沖縄県知事選挙で玉城デニーさんが衆議院議員を辞職して立候補したというのと同じです。
この宮本たけし氏に対し、自由党は早々に推薦を決めました。
「
自由党が衆院大阪12区補選で共産党候補の推薦を発表」(産経新聞2019年4月5日)
「自由党は5日、共産党が衆院大阪12区補欠選挙(4月21日投開票)に無所属で擁立する宮本岳志衆院議員(共産、比例近畿)を推薦すると発表した。関係者によると、他の野党が、事実上の共産党候補を推薦するのは異例。」
立憲民主党も国民民主党にもこの宮本候補を推薦してもらいし、そうすべきです。
自主投票という傍観者であって良いはずもなく、積極的に宮本候補を支援すべきでしょう。
「
立憲民主党、国民民主党ともに共産党候補を推すべき 大阪12区補選」
安倍政権を支える自民党やその補完勢力に議席を与えない、これが当面の目標なのですから、共産候補の支援は、その目的にかなうものです。
共産候補の支援を口で言うのは簡単とも思いません。その意味でも自由党の判断は英断です。
他の野党、立憲民主党、国民民主党、社民党も自由党に続くべきです。
野党の一本化、これこそが今の安倍政権に対抗するために求められていることです。
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