コメント
No title
記事の主旨は分かるような気がします。
しかし、
鈴木直道氏の問題以上に、
石川知裕氏に魅力(政策と人柄)が無かったということではないでしょうか。
私の独断と偏見かもしれませんが、
北海道の有権者は東京都の有権者よりも政治意識は高いと思うんで。
東京都民は…あのオバサンにコロッと騙されるレベル(^_^;)
しかし、
鈴木直道氏の問題以上に、
石川知裕氏に魅力(政策と人柄)が無かったということではないでしょうか。
私の独断と偏見かもしれませんが、
北海道の有権者は東京都の有権者よりも政治意識は高いと思うんで。
東京都民は…あのオバサンにコロッと騙されるレベル(^_^;)
No title
候補者自身の魅力ということであれば、そのご指摘は一理あるとは思います。
事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。
その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
ただやっぱり候補者のせいにしてはダメなんだろとうは思います。
「勝てる候補」は存在するのも事実なんで、候補者選びは重要ではありますが、そこの論評はしない、というのが私の立場です。候補者選びに責任を負う立場ではないからです。
事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。
その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
ただやっぱり候補者のせいにしてはダメなんだろとうは思います。
「勝てる候補」は存在するのも事実なんで、候補者選びは重要ではありますが、そこの論評はしない、というのが私の立場です。候補者選びに責任を負う立場ではないからです。
No title
この票差・・・野党や与党の他の候補が逃げるわけだ・・・
候補者に問題がないとすると、有権者に問題があるとしか言いようがないですね。
候補者に問題がないとすると、有権者に問題があるとしか言いようがないですね。
政党隠し
>政党隠しは、こうしたところでも重要になっています。
>北海道を問わず、地方選挙は、自民党隠しというか、自民党の公約そのものはどこかにすっ飛んでしまっているのが特徴です。
↑
「政党隠し」は自民党に限らず、野党も同じだと思うがなあ。
そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった。
政党に魅力がないのなら、「若さ」とか「イケメン」とか、候補者個人の属性的魅力に頼らざるを得ない。(あと当然、「カネと人情」)
もちろん、それが正しいとは全く思わないが、「公約」で勝負とはなかなかなりにくいのではと考える。
<参考記事>
野党、共闘の北海道道知事選で敗北 参院選に暗雲(産経4/8)
https://www.sankei.com/politics/news/190407/plt1904070048-n1.html
【引用開始】
野党陣営の選対事務局は立憲民主党のスタッフが中心となり、連合が手足となってポスター貼りなどを担った。表向きは党派色を薄め、水面下では一定の地力を持つ政党や労働組合が選挙活動の中核を担う「政党隠し」の戦術は、今後大型選挙で共闘する際の基本的なスタイルとなりそうだ。
【引用終了】
>北海道を問わず、地方選挙は、自民党隠しというか、自民党の公約そのものはどこかにすっ飛んでしまっているのが特徴です。
↑
「政党隠し」は自民党に限らず、野党も同じだと思うがなあ。
そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった。
政党に魅力がないのなら、「若さ」とか「イケメン」とか、候補者個人の属性的魅力に頼らざるを得ない。(あと当然、「カネと人情」)
もちろん、それが正しいとは全く思わないが、「公約」で勝負とはなかなかなりにくいのではと考える。
<参考記事>
野党、共闘の北海道道知事選で敗北 参院選に暗雲(産経4/8)
https://www.sankei.com/politics/news/190407/plt1904070048-n1.html
【引用開始】
野党陣営の選対事務局は立憲民主党のスタッフが中心となり、連合が手足となってポスター貼りなどを担った。表向きは党派色を薄め、水面下では一定の地力を持つ政党や労働組合が選挙活動の中核を担う「政党隠し」の戦術は、今後大型選挙で共闘する際の基本的なスタイルとなりそうだ。
【引用終了】
No title
鈴木氏の公約は、抽象的でこの人に北海道を任せて大丈夫?
「道民目線で・・・」って意味がわからん
「道民目線で・・・」って意味がわからん
No title
今度の参院選で安倍総理や菅官房長官、二階幹事長ら自民党幹部が最も恐れているのは32ある一人区で野党に統一候補を立てられ軒並み苦戦する様な状況になる事でしょう。
すでに情勢を探る独自調査などで数ポイント以上のかなりの差をつけられている選挙区がある事が判明して危機感を募らせているという報道がありました。
実際、これまでの参院選でも野党の選挙協力はほとんど例外無く威力を発揮していて1971年には社公民を中心として一人区で、1989年には連合統一候補として、1998年にも石川県や徳島県など保守の地盤で共産党を除く統一候補が当選していますし、沖縄県では共産党も入った統一候補が当選しています。
2004年、2007年の民主党候補を中心とする野党勝利を挟んで安倍政権下での2016年には共産党を含む野党共闘が東日本を中心に威力を発揮し与党に打撃を与えました。。
産経の記事は安倍政権側から見た願望に近いもので、警戒感の裏返しに過ぎないと思います。
今回の統一地方選でも顕著に示されたような、選挙が政策や政党に対する選択と信任の機会にならず、候補者個人のイメージ、印象度、特に若さと勢いなどを有権者とマスメディアが選択判断や報道の基準にしてしまう傾向が年々強まっている事は民主主義にとって憂慮すべき事態であり、ポピュリズムと排外主義ナショナリズム、フェィクやヘイトに寛容な反民主主義強権政治、社会への扉を開きかねない事を有権者及びメディアは自覚する必要が有ります。
すでに情勢を探る独自調査などで数ポイント以上のかなりの差をつけられている選挙区がある事が判明して危機感を募らせているという報道がありました。
実際、これまでの参院選でも野党の選挙協力はほとんど例外無く威力を発揮していて1971年には社公民を中心として一人区で、1989年には連合統一候補として、1998年にも石川県や徳島県など保守の地盤で共産党を除く統一候補が当選していますし、沖縄県では共産党も入った統一候補が当選しています。
2004年、2007年の民主党候補を中心とする野党勝利を挟んで安倍政権下での2016年には共産党を含む野党共闘が東日本を中心に威力を発揮し与党に打撃を与えました。。
産経の記事は安倍政権側から見た願望に近いもので、警戒感の裏返しに過ぎないと思います。
今回の統一地方選でも顕著に示されたような、選挙が政策や政党に対する選択と信任の機会にならず、候補者個人のイメージ、印象度、特に若さと勢いなどを有権者とマスメディアが選択判断や報道の基準にしてしまう傾向が年々強まっている事は民主主義にとって憂慮すべき事態であり、ポピュリズムと排外主義ナショナリズム、フェィクやヘイトに寛容な反民主主義強権政治、社会への扉を開きかねない事を有権者及びメディアは自覚する必要が有ります。
No title
鈴木氏は批判的なことも言える人を幹部やブレーンに起用してほしいです。
65万票の大差
惨敗したにも関わらず、立憲の長妻氏が「惜敗」なんて言っているのだから、自民には勝てないわけだ。自分たちが何故弱いかが、全く分かっていないということだろう。
No title
>候補者選びは重要ではありますが、そこの論評はしない、というのが私の立場です。
なるほど。お立場、理解いたしました。
それにしても、
>事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。
その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
分かるなあ。。。そのお気持ち。。。
女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。
それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、
の時代だったのですから、
女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
しかし、それにしても。。(-_-;)
なるほど。お立場、理解いたしました。
それにしても、
>事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。
その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
分かるなあ。。。そのお気持ち。。。
女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。
それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、
の時代だったのですから、
女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
しかし、それにしても。。(-_-;)
石川で勝てるわけないやん!
どんなに選挙民が馬鹿でも、あからさまな地雷は踏まない。
・・・と書きつつ、日本人はポッポ鳩山というあからさまな地雷を踏み抜きに行ったよなぁ、と
まあ、未だに共産主義車とか主体思想家とかが居るしね
・・・と書きつつ、日本人はポッポ鳩山というあからさまな地雷を踏み抜きに行ったよなぁ、と
まあ、未だに共産主義車とか主体思想家とかが居るしね
No title
> それだけ北海道が疲弊しているともいえるのですが、そうした状況を作り出したのは自民党政権であるにもかかわらず、
かつて自民党から出馬した本間奈々さんでさえ、
「北海道には国に振り回されてきた歴史がある」という趣旨のことを言ってるので、これは与野党共通の認識なのでしょう。
そうした状況を作り出したのは、小沢が居た時代の自民党によるところが大きく、
石川=小沢=古い自民党=北海道疲弊の一味
という図式が成り立ちます。
北海道は左派王国という印象がありますよね。
組合専従の方でも、市民運動家の方でも
左派政党の県議でも、
無難な方が出ていてば、ここまで負けなかったんじゃないかな。
かつて自民党から出馬した本間奈々さんでさえ、
「北海道には国に振り回されてきた歴史がある」という趣旨のことを言ってるので、これは与野党共通の認識なのでしょう。
そうした状況を作り出したのは、小沢が居た時代の自民党によるところが大きく、
石川=小沢=古い自民党=北海道疲弊の一味
という図式が成り立ちます。
北海道は左派王国という印象がありますよね。
組合専従の方でも、市民運動家の方でも
左派政党の県議でも、
無難な方が出ていてば、ここまで負けなかったんじゃないかな。
どうしんを鵜呑みにするほど市民は愚かではない。
選挙で示された、これが民意でしょ?
貴方がグレーに感じる公約でも良しとする、そういう民意が示されたんです。恨むなら、北海道の全市民を恨んでください。力不足の反対候補を支持した市民も含めて。
ただし、恨んでばかりじゃ、次の選挙も負けますよ。
貴方がグレーに感じる公約でも良しとする、そういう民意が示されたんです。恨むなら、北海道の全市民を恨んでください。力不足の反対候補を支持した市民も含めて。
ただし、恨んでばかりじゃ、次の選挙も負けますよ。
No title
初コメントです。
今回の北海道知事は非常に注目していました。
鈴木氏の公約が曖昧だというのはその通りだと思うし、もう1期か2期夕張市長で実績を作ってからでも遅くはないと思ったが・・・。
今回の記事とコメントで気になった点があった。
>>夕張市長という職を踏み台にして
夕張市の票を見ると鈴木氏の得票率は圧倒的だ。自らの市を踏み台にするような人間に、市民はこれほどの票を投じるだろうか?(票の出典:夕張市HP)
https://www.city.yubari.lg.jp/kurashi/senkyo/h31chijidogi.html
もちろん踏み台と思った人もいるだろうし、その意見を否定するつもりはないが、
少なくとも夕張市民の多数はそうは思っていないのではないだろうか。
もう一点は猪野先生宛ではないが、
>>女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。
>>それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、の時代だったのですから、
>>女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
このコメントに愕然とした。
なんだろうこの女性差別発言。
これってヘイトスピーチにあたるのではないですか?
「ヘイトスピーチ」
・デジタル大辞泉では
《ヘイトは憎悪の意》憎悪をむき出しにした発言。特に、公の場で、特定の人種・民族・宗教・性別・職業・身分に属する個人や集団に対してする、極端な悪口や中傷のこと。
・朝日新聞出版 知恵蔵miniでは
憎悪に基づく差別的な言動。人種や宗教、性別、性的指向など自ら能動的に変えることが不可能な、あるいは困難な特質を理由に、特定の個人や集団をおとしめ、暴力や差別をあおるような主張をすることが特徴。
憎悪に基づかないにしても、変えようのない性別を理由にこのような発言をするって非常に失礼極まりないですよね。
百万歩譲って本当に”女性の政治意識が低い”としても、根拠が婦人参政権から70年「しか」経ってないことだなんておかしいでしょ。
導入年度とか次年度というならまだ分からなくはないが、70年は人の一生に匹敵する年齢である。
これだけの時間があれば政治意識を高いのも低いのも(男女関係なく)その人次第、としか言えないでしょう。
今回の北海道知事は非常に注目していました。
鈴木氏の公約が曖昧だというのはその通りだと思うし、もう1期か2期夕張市長で実績を作ってからでも遅くはないと思ったが・・・。
今回の記事とコメントで気になった点があった。
>>夕張市長という職を踏み台にして
夕張市の票を見ると鈴木氏の得票率は圧倒的だ。自らの市を踏み台にするような人間に、市民はこれほどの票を投じるだろうか?(票の出典:夕張市HP)
https://www.city.yubari.lg.jp/kurashi/senkyo/h31chijidogi.html
もちろん踏み台と思った人もいるだろうし、その意見を否定するつもりはないが、
少なくとも夕張市民の多数はそうは思っていないのではないだろうか。
もう一点は猪野先生宛ではないが、
>>女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。
>>それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、の時代だったのですから、
>>女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
このコメントに愕然とした。
なんだろうこの女性差別発言。
これってヘイトスピーチにあたるのではないですか?
「ヘイトスピーチ」
・デジタル大辞泉では
《ヘイトは憎悪の意》憎悪をむき出しにした発言。特に、公の場で、特定の人種・民族・宗教・性別・職業・身分に属する個人や集団に対してする、極端な悪口や中傷のこと。
・朝日新聞出版 知恵蔵miniでは
憎悪に基づく差別的な言動。人種や宗教、性別、性的指向など自ら能動的に変えることが不可能な、あるいは困難な特質を理由に、特定の個人や集団をおとしめ、暴力や差別をあおるような主張をすることが特徴。
憎悪に基づかないにしても、変えようのない性別を理由にこのような発言をするって非常に失礼極まりないですよね。
百万歩譲って本当に”女性の政治意識が低い”としても、根拠が婦人参政権から70年「しか」経ってないことだなんておかしいでしょ。
導入年度とか次年度というならまだ分からなくはないが、70年は人の一生に匹敵する年齢である。
これだけの時間があれば政治意識を高いのも低いのも(男女関係なく)その人次第、としか言えないでしょう。
No title
誰がやっても「成果」自体は、変わりません。逆に今になって2億円での安売りをしたことの問題が出てきましたね。
後段の女性に関する批評は、今回の選挙では、女性の支持率が格段の差があったという顕著な事実がありました。
その原因をどこに求めるのか、ということかと思います。
以前、もてはやされた「美人すぎる市議」で投票する男どもはなんて意識が低いんだ(女性票はどれくらい入っているんだろうか?)とは思いますね。
今回の選挙とは両極をなしますね。その意味では男性普通選挙権が実施された時期とは大きくは変わりませんからね。
但し、投票行動に差はありますね。
これは参考になりました。
https://blogos.com/article/369774/
後段の女性に関する批評は、今回の選挙では、女性の支持率が格段の差があったという顕著な事実がありました。
その原因をどこに求めるのか、ということかと思います。
以前、もてはやされた「美人すぎる市議」で投票する男どもはなんて意識が低いんだ(女性票はどれくらい入っているんだろうか?)とは思いますね。
今回の選挙とは両極をなしますね。その意味では男性普通選挙権が実施された時期とは大きくは変わりませんからね。
但し、投票行動に差はありますね。
これは参考になりました。
https://blogos.com/article/369774/
知事選に想う
久しぶりに猪野弁護士のブログを拝見しました。知事選と道議選に一言。高橋春美さんが最初に当選した際、当選証書を息子に取りに行かせ、自分は自民党、公明党の本部に挨拶回りにいったということ、それ以来、彼女を全く信用していません。今回の場合も鈴木さんは将来性には不透明感がありますが、しょせん無所属とはいえ、中身は高橋さんと一緒です。1000億円の営業収益が報道されたニトリが確か後援会長。高橋知事に組合幹部らは「春美ちゃん」と親しげにしていましたよね。こちらの主張はともかく、それ自体違和感がありました。
今回、選挙結果をみて驚きましたが、札幌北区の市議選に元道労連事務局長が立候補して落選していました。政党の本音と本質が見え隠れしているように思いました。活動歴から国政レベルの選挙がふさわしいでしょうがいかがなものでしょう。
今回、選挙結果をみて驚きましたが、札幌北区の市議選に元道労連事務局長が立候補して落選していました。政党の本音と本質が見え隠れしているように思いました。活動歴から国政レベルの選挙がふさわしいでしょうがいかがなものでしょう。
大阪市民が北海道知事選について考える。
猪野先生が紹介されているブルゴスの木走氏という、私がこれまで聞いた事の無い方(どういう人か過去の論を見ていたら『新元号「令和」が浮き彫りにする「生きる化石」まさに「昭和学生運動左翼の残滓」な社民党の存在』みたいな右翼的な感じの記事を読んで、生きる化石はむしろ、という風には思わない人らしいのですが)
の論を読んだんですけど、野党が弱体化しているという論旨はその通りだと思うんですが、
<日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。>という結論部分には、私はそれはむしろ逆でしょうと異論を覚えたのです。
結論部分に至る論旨や当選した鈴木氏や吉村氏に対する『異様なほどの絶賛』といえる評価に対してもですが。
今回、鈴木氏が石川氏に162万対96万という結果で勝利した北海道知事選ですが、過去の北海道における知事選は社会党王国といわれるほど堅固な地盤を持っていた革新社会党候補と根強いけれども他の保守的な県ほど強い地盤を持たない保守自民党候補の激戦となっていて結果的に大差がつく事はあっても、何度も野党革新候補が勝利していた歴史があり、民主党に地盤が移行しても北海道の政治状況が大きく保守自民に有利となっているのかといえばそうではないでしょう。
大阪の場合は維新が地域政党として、いわば大坂冬の陣みたいな感じで寄せ手を退けたというのが今回の結果であって、得票差の大きさは吉村氏の候補としての『圧倒的魅力』や維新の政党としての強さ、組織や政策の優秀性に因るものでないと大阪市民で反維新として投票した私は思う訳です。
本当にそんな強さやカリスマ的魅力があるのなら、なぜ投票率がほんの少し上がっただけの低投票率だったのかと思うのです。
しかも大阪市長当選時に吉村氏をどれだけの人が知っていたか(これは府知事当選時の松井氏にも当てはまると思いますが)を思うとなおそう感じます。
橋下知事誕生を好機として立ち上げられた右翼地域政党としての維新に今回も有利な選挙状況になったというだけであると思いますが、これを繰り返させない工夫を今頃といえど早く考えねばならないと思います。
今回、大阪市民として大阪の選挙ほどではないにせよ、北海道知事選に関心を持ったのも十分野党候補である石川氏に勝機があると考えたからであって、結果を見れば鈴木氏に立候補表明でも先を越された様に準備不足が響いたのだと思います。
それが大抵の選挙においては最初にほとんど差が無くてもしり上がりに大きく票差の開く要因だと思います。
思えば私が北海道知事選に関心を持ったのは1979年頃でしょうか、大学の図書館で1975年と79年の二度にわたって現職の堂垣内知事に挑んだ五十嵐広三さんを描いたルポルタージュ風の本を読んで北海道はそういう政治状況なのかと知ったのですが、その1975年、79年の北海道知事選の投票率たるや84%と82%です。
本当はここにこそ野党革新側の弱体化の原因や問題点があると思います。
の論を読んだんですけど、野党が弱体化しているという論旨はその通りだと思うんですが、
<日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。>という結論部分には、私はそれはむしろ逆でしょうと異論を覚えたのです。
結論部分に至る論旨や当選した鈴木氏や吉村氏に対する『異様なほどの絶賛』といえる評価に対してもですが。
今回、鈴木氏が石川氏に162万対96万という結果で勝利した北海道知事選ですが、過去の北海道における知事選は社会党王国といわれるほど堅固な地盤を持っていた革新社会党候補と根強いけれども他の保守的な県ほど強い地盤を持たない保守自民党候補の激戦となっていて結果的に大差がつく事はあっても、何度も野党革新候補が勝利していた歴史があり、民主党に地盤が移行しても北海道の政治状況が大きく保守自民に有利となっているのかといえばそうではないでしょう。
大阪の場合は維新が地域政党として、いわば大坂冬の陣みたいな感じで寄せ手を退けたというのが今回の結果であって、得票差の大きさは吉村氏の候補としての『圧倒的魅力』や維新の政党としての強さ、組織や政策の優秀性に因るものでないと大阪市民で反維新として投票した私は思う訳です。
本当にそんな強さやカリスマ的魅力があるのなら、なぜ投票率がほんの少し上がっただけの低投票率だったのかと思うのです。
しかも大阪市長当選時に吉村氏をどれだけの人が知っていたか(これは府知事当選時の松井氏にも当てはまると思いますが)を思うとなおそう感じます。
橋下知事誕生を好機として立ち上げられた右翼地域政党としての維新に今回も有利な選挙状況になったというだけであると思いますが、これを繰り返させない工夫を今頃といえど早く考えねばならないと思います。
今回、大阪市民として大阪の選挙ほどではないにせよ、北海道知事選に関心を持ったのも十分野党候補である石川氏に勝機があると考えたからであって、結果を見れば鈴木氏に立候補表明でも先を越された様に準備不足が響いたのだと思います。
それが大抵の選挙においては最初にほとんど差が無くてもしり上がりに大きく票差の開く要因だと思います。
思えば私が北海道知事選に関心を持ったのは1979年頃でしょうか、大学の図書館で1975年と79年の二度にわたって現職の堂垣内知事に挑んだ五十嵐広三さんを描いたルポルタージュ風の本を読んで北海道はそういう政治状況なのかと知ったのですが、その1975年、79年の北海道知事選の投票率たるや84%と82%です。
本当はここにこそ野党革新側の弱体化の原因や問題点があると思います。
No title
木走という人の実態は全くわかりません。単なるウヨクです。
これを読んで思ったのは、北海道は参議院選挙でも自民党が下回るのに(衆議院選挙だって負けてはいません)、最近は知事選挙では全く勝てない状況を言い当てている部分もあるなと思ったからです。
今回は、まさに候補者のイメージだけに負けたという感じをその論考は示していたし、考えてみれば野党系の知事候補が決まるのはいつも直前です。しかも二転三転するという状況では、仮に基礎票で上回っていても勝てないだろうなと思いました。
これを読んで思ったのは、北海道は参議院選挙でも自民党が下回るのに(衆議院選挙だって負けてはいません)、最近は知事選挙では全く勝てない状況を言い当てている部分もあるなと思ったからです。
今回は、まさに候補者のイメージだけに負けたという感じをその論考は示していたし、考えてみれば野党系の知事候補が決まるのはいつも直前です。しかも二転三転するという状況では、仮に基礎票で上回っていても勝てないだろうなと思いました。
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>木走という人の実態は全くわかりません。単なるウヨクです。
↑
この方を「単なるウヨク」で片づければ楽ですが、彼の論調で「単なるウヨク」なら新潮も文春も「単なるウヨク」です。
ブログ主より説得力がある論調ですけど。
↑
この方を「単なるウヨク」で片づければ楽ですが、彼の論調で「単なるウヨク」なら新潮も文春も「単なるウヨク」です。
ブログ主より説得力がある論調ですけど。
No title
新潮や文春ですか?
No title
4月14日に告示された帯広市議会選挙。老若男女入り乱れ29議席に42人が立候補して、21日の投票日にむかって、連日連呼を繰り広げています。地元新聞には42人の決意などが書かれていますが、全員、具体性に欠け、抽象的な言い回しで有権者のひとりとして情けなくなってしまいます。帯広市には八方美人の米澤市長の元、空港民営化問題や都心部の再開発問題、自衛隊十勝飛行場へのオスプレイ乗り入れ、巨大地震に対する防災対策など生命と財産に関する緊急問題がやま積みしています。それらに対する立候補者の姿勢や決意などは宣伝カーからは聞こえてきません。日常的に活動していればこれらのことは意識せざるを得ないと思いますが、市民に訴える選挙という場では一律に口を閉ざすことは不思議でなりません。帯広市議の議員報酬は年収800万ぐらいです。一度やったら、やめられないんだろうなと思います。帯広は定数を29に削減した際、議員の活動が増えるだろうと、そこそ忖度して、議員歳費を値上げしたはずです。議会が発行している広報誌も町内会ルートで強制配布しています。町内会ではこのことを問題視していますが、現在は続行しています。いずれにしても帯広市の行政は議会・議員とは、なれ合い関係にあり、市民の目からは恥ずべきことです。仲がいいだけでなく、それを踏まえて活動内容を充実させるべきだと思います。
再読愚考:北海道知事選、戦い終わって 3-1
>北海道新聞の2019年4月6日付夕刊では、「鈴木氏 外国人客500万人に」なんて報じられているんですが、正直、これって公約ですか、という次元のものでした。
↑
まあ、猪野先生、そういわずに。
観光立県は誰が北海道知事になっても目指す一つのあり方。
応援した方がよいのでは。
<参考コメント>
それはそれ、これはこれ<2019/08/25(07:05)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-4167.html
<猪野亨さんのコメント>
事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
↑
そりゃ、しかたないって。先生。
<なごやんのコメント>
「政党隠し」は自民党に限らず、野党も同じだと思うがなあ。そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった。政党に魅力がないのなら、「若さ」とか「イケメン」とか、候補者個人の属性的魅力に頼らざるを得ない。(あと当然、「カネと人情」)もちろん、それが正しいとは全く思わないが、「公約」で勝負とはなかなかなりにくいのではと考える。
↑
こういう傾向は嘆いても治らない。
「いかに利用するか」をしぶとく考えるべきでは?
(つづく)
↑
まあ、猪野先生、そういわずに。
観光立県は誰が北海道知事になっても目指す一つのあり方。
応援した方がよいのでは。
<参考コメント>
それはそれ、これはこれ<2019/08/25(07:05)>
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-4167.html
<猪野亨さんのコメント>
事前の世論調査では、女性支持率で鈴木氏が圧倒したそうですから。その記事を見たときは、正直、がっくりも来ました。
↑
そりゃ、しかたないって。先生。
<なごやんのコメント>
「政党隠し」は自民党に限らず、野党も同じだと思うがなあ。そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった。政党に魅力がないのなら、「若さ」とか「イケメン」とか、候補者個人の属性的魅力に頼らざるを得ない。(あと当然、「カネと人情」)もちろん、それが正しいとは全く思わないが、「公約」で勝負とはなかなかなりにくいのではと考える。
↑
こういう傾向は嘆いても治らない。
「いかに利用するか」をしぶとく考えるべきでは?
(つづく)
再読愚考:北海道知事選、戦い終わって 3-2
<rotさんのコメント>
今度の参院選で安倍総理や菅官房長官、二階幹事長ら自民党幹部が最も恐れているのは32ある一人区で野党に統一候補を立てられ軒並み苦戦する様な状況になる事でしょう。
今回の統一地方選でも顕著に示されたような、選挙が政策や政党に対する選択と信任の機会にならず、候補者個人のイメージ、印象度、特に若さと勢いなどを有権者とマスメディアが選択判断や報道の基準にしてしまう傾向が年々強まっている事は民主主義にとって憂慮すべき事態であり、ポピュリズムと排外主義ナショナリズム、フェィクやヘイトに寛容な反民主主義強権政治、社会への扉を開きかねない事を有権者及びメディアは自覚する必要が有ります。
↑
今般、参院選では一人区での野党候補の統一化が行われた。
結果、ある程度の効果はあったが、安倍自民党が青ざめるまでには行かなかったのでは?
なお、ポピュリズムという点では、れいわ新選組とN国党が、獲得議席以上のインパクトを日本社会に与えた。
これがどう今後変化していくかはまだ何ともいえない。
<片割月さんのコメント>
女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、の時代だったのですから、女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
<グルグルランドさんのコメント>
この(片割月さんの)コメントに愕然とした。なんだろうこの女性差別発言。これってヘイトスピーチにあたるのではないですか?
↑
片割月さんは女性だから。
ヘイトスピーチとは言えません(自虐か?)。
逆に、男性だとあそこまでハッキリとは言えない。
わたしは男性なので、片割月さんのコメントには「そうなのかなあ」とあいまいな返事しかできません。
敢えて言えば、女性であることが判明している弁護士さんには一言ご意見を伺いたい気がする。
(つづく)
今度の参院選で安倍総理や菅官房長官、二階幹事長ら自民党幹部が最も恐れているのは32ある一人区で野党に統一候補を立てられ軒並み苦戦する様な状況になる事でしょう。
今回の統一地方選でも顕著に示されたような、選挙が政策や政党に対する選択と信任の機会にならず、候補者個人のイメージ、印象度、特に若さと勢いなどを有権者とマスメディアが選択判断や報道の基準にしてしまう傾向が年々強まっている事は民主主義にとって憂慮すべき事態であり、ポピュリズムと排外主義ナショナリズム、フェィクやヘイトに寛容な反民主主義強権政治、社会への扉を開きかねない事を有権者及びメディアは自覚する必要が有ります。
↑
今般、参院選では一人区での野党候補の統一化が行われた。
結果、ある程度の効果はあったが、安倍自民党が青ざめるまでには行かなかったのでは?
なお、ポピュリズムという点では、れいわ新選組とN国党が、獲得議席以上のインパクトを日本社会に与えた。
これがどう今後変化していくかはまだ何ともいえない。
<片割月さんのコメント>
女性が参政権を得た(政治への参加)のはまだ70余年前のこと。それまでは長い事、女子供は政治に口出しするな、の時代だったのですから、女性の政治意識がまだまだ低いのは無理もありません。
<グルグルランドさんのコメント>
この(片割月さんの)コメントに愕然とした。なんだろうこの女性差別発言。これってヘイトスピーチにあたるのではないですか?
↑
片割月さんは女性だから。
ヘイトスピーチとは言えません(自虐か?)。
逆に、男性だとあそこまでハッキリとは言えない。
わたしは男性なので、片割月さんのコメントには「そうなのかなあ」とあいまいな返事しかできません。
敢えて言えば、女性であることが判明している弁護士さんには一言ご意見を伺いたい気がする。
(つづく)
再読愚考:北海道知事選、戦い終わって 3-3
<猪野亨さんのコメント>
これは参考になりました。
https://blogos.com/article/369774/
↑
なんと、木走まさみず氏のブログ記事。
猪野先生とは正反対の立ち位置だが、参考にされている。
当該ブログの結論部分を引用してみよう。
【抜粋引用開始】
「安倍一強」などとメディアで揶揄されるこの自民党「選挙無双」状態なのでありますが、自民党が強いというよりも野党が弱すぎるというのが実情のようです。そしてなぜ野党はここまで選挙に弱くなってしまったのか?要因のひとつには間違いなく、よいタマ(候補者)が用意できていないからなのだと考えます。日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。
【抜粋引用終了】
↑
ウーン。
候補者の問題ねえ・・・
<rotさんのコメント>
猪野先生が紹介されているブルゴスの木走氏という、私がこれまで聞いた事の無い方・・・
<日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。>という結論部分には、私はそれはむしろ逆でしょうと異論を覚えたのです。本当はここ(準備不足と低投票率)にこそ野党革新側の弱体化の原因や問題点があると思います。
↑
ブロゴスの木走氏は割と有名な右派ブロガー。
rotさんの言われる野党側の準備不足と低投票率を問題視するのは分からないわけではないが、
>そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった
現状は受け入れて、選挙戦を戦うしかない。
<猪野亨さんのコメント>
木走という人の実態は全くわかりません。単なるウヨクです。これを読んで思ったのは、北海道は参議院選挙でも自民党が下回るのに(衆議院選挙だって負けてはいません)、最近は知事選挙では全く勝てない状況を言い当てている部分もあるなと思ったからです。
↑
候補者個人の問題。
まあ、地方選挙だとそういう面はありますなあ。
<イーグルさんのコメント>
この方(木走まさみず氏)を「単なるウヨク」で片づければ楽ですが、彼の論調で「単なるウヨク」なら新潮も文春も「単なるウヨク」です。ブログ主より説得力がある論調ですけど。
↑
木走まさみず氏は親安倍派で、改憲論者だからねえ。
イーグルさんが説得力を感じるのは、そういうところで同調できるのでしょうなあ。
【再読愚考:北海道知事選、戦い終わって:完】
これは参考になりました。
https://blogos.com/article/369774/
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なんと、木走まさみず氏のブログ記事。
猪野先生とは正反対の立ち位置だが、参考にされている。
当該ブログの結論部分を引用してみよう。
【抜粋引用開始】
「安倍一強」などとメディアで揶揄されるこの自民党「選挙無双」状態なのでありますが、自民党が強いというよりも野党が弱すぎるというのが実情のようです。そしてなぜ野党はここまで選挙に弱くなってしまったのか?要因のひとつには間違いなく、よいタマ(候補者)が用意できていないからなのだと考えます。日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。
【抜粋引用終了】
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ウーン。
候補者の問題ねえ・・・
<rotさんのコメント>
猪野先生が紹介されているブルゴスの木走氏という、私がこれまで聞いた事の無い方・・・
<日本の野党弱体化、その真の問題はその深刻な人材不足にあると考えます。>という結論部分には、私はそれはむしろ逆でしょうと異論を覚えたのです。本当はここ(準備不足と低投票率)にこそ野党革新側の弱体化の原因や問題点があると思います。
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ブロゴスの木走氏は割と有名な右派ブロガー。
rotさんの言われる野党側の準備不足と低投票率を問題視するのは分からないわけではないが、
>そもそも政治そのものに対する不信感が国民全体に広がり、「与党の無恥・野党の無能」がディファクトになってしまった
現状は受け入れて、選挙戦を戦うしかない。
<猪野亨さんのコメント>
木走という人の実態は全くわかりません。単なるウヨクです。これを読んで思ったのは、北海道は参議院選挙でも自民党が下回るのに(衆議院選挙だって負けてはいません)、最近は知事選挙では全く勝てない状況を言い当てている部分もあるなと思ったからです。
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候補者個人の問題。
まあ、地方選挙だとそういう面はありますなあ。
<イーグルさんのコメント>
この方(木走まさみず氏)を「単なるウヨク」で片づければ楽ですが、彼の論調で「単なるウヨク」なら新潮も文春も「単なるウヨク」です。ブログ主より説得力がある論調ですけど。
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木走まさみず氏は親安倍派で、改憲論者だからねえ。
イーグルさんが説得力を感じるのは、そういうところで同調できるのでしょうなあ。
【再読愚考:北海道知事選、戦い終わって:完】