コメント
No title
いつも、楽しく拝読させていただいています。
法曹人口削減はあまり説得性がないと思えてなりません。
というのも、なぜ弁護士会という削減によって競争制限を
することで超過利益を得るであろう方々が、適正人員数を
客観的に算定できるかが不明だからです。
人員が多すぎるのか少なすぎるのかわかりませんが、少なくとも
それについて答えを出すのは消費者と法曹市場に入ろうとしている
学生の行動によってであって、利害が一致する弁護士会の圧力によって
ではないように思います。
法曹人口増加の意義は、法曹関連市場の拡大にあるはずで、法曹関係者
が従来にない市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計の
はずです。これを棚上げにして、合格者数を減らして多様な、市場拡大に非常に有益な人材を排除するなら、社会厚生の観点からいっても有益でないと思えて
しまいます。
タクシーの規制緩和によって、消費者(客)は多様なサービスを得られて
それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
りようになりました。弁護士はタクシー運転手以上にサービスの多様性を
提供できるはずですから法曹人口の増加による法曹市場の拡大は消費者に
大きなメリットを与えるはずではないでしょうか。
法曹人口削減はあまり説得性がないと思えてなりません。
というのも、なぜ弁護士会という削減によって競争制限を
することで超過利益を得るであろう方々が、適正人員数を
客観的に算定できるかが不明だからです。
人員が多すぎるのか少なすぎるのかわかりませんが、少なくとも
それについて答えを出すのは消費者と法曹市場に入ろうとしている
学生の行動によってであって、利害が一致する弁護士会の圧力によって
ではないように思います。
法曹人口増加の意義は、法曹関連市場の拡大にあるはずで、法曹関係者
が従来にない市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計の
はずです。これを棚上げにして、合格者数を減らして多様な、市場拡大に非常に有益な人材を排除するなら、社会厚生の観点からいっても有益でないと思えて
しまいます。
タクシーの規制緩和によって、消費者(客)は多様なサービスを得られて
それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
りようになりました。弁護士はタクシー運転手以上にサービスの多様性を
提供できるはずですから法曹人口の増加による法曹市場の拡大は消費者に
大きなメリットを与えるはずではないでしょうか。
こんなん出てますね
紛らわしいのでハンドルに「いつもの」を加えておきます(^^;)
弁護士界の憂鬱 バブルと改革に揺れた10年
“ポスト過払いバブル”は何でもあり 顕在化する弁護士界の憂鬱な現実
ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/16546
アディーレの地方支店は良くない筋の客相手なのに、各地域の一等地に建てて
明らかなミスマッチ。あまりうまくいってないように見えるけれど、だから
こその出張過払いになるんでしょうね。
弁護士界の憂鬱 バブルと改革に揺れた10年
“ポスト過払いバブル”は何でもあり 顕在化する弁護士界の憂鬱な現実
ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/16546
アディーレの地方支店は良くない筋の客相手なのに、各地域の一等地に建てて
明らかなミスマッチ。あまりうまくいってないように見えるけれど、だから
こその出張過払いになるんでしょうね。
No title
>タクシーの規制緩和によって、消費者(客)は多様なサービスを得られて
>それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
>りようになりました。
その割には売上が上がりませんねえ。
タクシーの規制緩和が始まってから2つの地域に居住していますが、両方とも
地域の最大手タクシー会社が潰れました。
要はマクロ的に経済が縮小する中で労働ダンピングをやったところで、乗車数も
伸びず客単価も減って、得するのはタクシーチケットで乗り降りする客と
その金を出す企業くらいのものじゃないかな。
自費でタクシーに乗る一般社会人で、年々タクシーの利用回数が増えてる御仁が
いらっしゃるなら会ってみたいものです。
>それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
>りようになりました。
その割には売上が上がりませんねえ。
タクシーの規制緩和が始まってから2つの地域に居住していますが、両方とも
地域の最大手タクシー会社が潰れました。
要はマクロ的に経済が縮小する中で労働ダンピングをやったところで、乗車数も
伸びず客単価も減って、得するのはタクシーチケットで乗り降りする客と
その金を出す企業くらいのものじゃないかな。
自費でタクシーに乗る一般社会人で、年々タクシーの利用回数が増えてる御仁が
いらっしゃるなら会ってみたいものです。
No title
>それについて答えを出すのは消費者
たぶんどこの消費者も、
「ロースクールにお金払えない人の合格枠は、減らして減らしまくるべきだ。でも税金をたっぷり使い続けてロースクールを維持し、あくまでそこの卒業者限定で、大増員すべきだ。」
なんて要望はしてないですよね。
>法曹関係者が市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計のはず
初耳ですね。「弁護士が足りなさすぎる・需要はいっぱいある」という論拠だったのでは。
「市場拡大努力~」とかの話は、当初の論拠がデタラメだったことが明白になった後で、大増員に利害関係ある方々が、後付けで言い出した話では。
たぶんどこの消費者も、
「ロースクールにお金払えない人の合格枠は、減らして減らしまくるべきだ。でも税金をたっぷり使い続けてロースクールを維持し、あくまでそこの卒業者限定で、大増員すべきだ。」
なんて要望はしてないですよね。
>法曹関係者が市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計のはず
初耳ですね。「弁護士が足りなさすぎる・需要はいっぱいある」という論拠だったのでは。
「市場拡大努力~」とかの話は、当初の論拠がデタラメだったことが明白になった後で、大増員に利害関係ある方々が、後付けで言い出した話では。
No title
タクシー業界が規制緩和で消費者にとって利益って、本当ですか。
いつもの通りすがりさんのコメントのとおりだと思いますけど。
むしろ、それによってタクシー乗務員の労働条件は悪化していますけど、それは考慮外ですか?
私もいざタクシーに乗りたいと思ったときに限って、目の前を走っていない、台数を倍くらいにすれば、それこそいつでも乗りたいときにタクシーを利用できるかもしれない。
しかし、タクシー乗務員の労働条件を悪化させてまで、必要なサービスではありません。
弁護士業界は、少々、異なる側面はありますが、基本的に、市場原理にゆだねてうまくいくものではありませんね。
また、「従来にない市場を拡大する努力」とありますが、なぜ、弁護士会がそのようなことをしなければならないの?
という根本的な疑問があります。
結局、必要だからという理由だけで増やし、しかし、必要なかったことが明らかになった以上、減らせばいいだけの話だと思います。
いつもの通りすがりさん
いつも情報、ありがとうございます。
いつもの通りすがりさんのコメントのとおりだと思いますけど。
むしろ、それによってタクシー乗務員の労働条件は悪化していますけど、それは考慮外ですか?
私もいざタクシーに乗りたいと思ったときに限って、目の前を走っていない、台数を倍くらいにすれば、それこそいつでも乗りたいときにタクシーを利用できるかもしれない。
しかし、タクシー乗務員の労働条件を悪化させてまで、必要なサービスではありません。
弁護士業界は、少々、異なる側面はありますが、基本的に、市場原理にゆだねてうまくいくものではありませんね。
また、「従来にない市場を拡大する努力」とありますが、なぜ、弁護士会がそのようなことをしなければならないの?
という根本的な疑問があります。
結局、必要だからという理由だけで増やし、しかし、必要なかったことが明らかになった以上、減らせばいいだけの話だと思います。
いつもの通りすがりさん
いつも情報、ありがとうございます。
No title
え”~!?
>法曹人口増加の意義は、法曹関連市場の拡大にあるはずで、法曹関係者
>が従来にない市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計の
>はずです。これを棚上げにして、合格者数を減らして多様な、市場拡大に非常>に有益な人材を排除するなら、社会厚生の観点からいっても有益でないと思え>てしまいます。
そんな話,初めて聞きました。
需要があるんだからもっと増やせっていうのがそもそもの制度設計だったのでは?
そも需要がなかったのだから,増やす必要ないでしょう。
激増派が新たな需要の開拓などと言い出したのは最近でしょう。
需要がなかったもんだからあわてて言い出しただけですね。
ローに「莫大な」税金をつぎ込んで仕事のない弁護士を大量に排出することのどこが社会厚生の観点から有益なのでしょうか。よく分かりません。
>タクシーの規制緩和によって、消費者(客)は多様なサービスを得られて
>それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
>りようになりました。
えっ…。いったいどこの地域の話でしょうか?タクシー労働者がますます苦しめられている話しか聞きません。利用者にとって良くなったなんて話聞いたことないですが。別に安くもなっていないし。人通りのない真夜中を空車のタクシーがバンバン走っているのを見て,何のための規制緩和なんだとしか思いませんでしたが…。
>法曹人口増加の意義は、法曹関連市場の拡大にあるはずで、法曹関係者
>が従来にない市場を拡大する努力がなくては成り立たない制度設計の
>はずです。これを棚上げにして、合格者数を減らして多様な、市場拡大に非常>に有益な人材を排除するなら、社会厚生の観点からいっても有益でないと思え>てしまいます。
そんな話,初めて聞きました。
需要があるんだからもっと増やせっていうのがそもそもの制度設計だったのでは?
そも需要がなかったのだから,増やす必要ないでしょう。
激増派が新たな需要の開拓などと言い出したのは最近でしょう。
需要がなかったもんだからあわてて言い出しただけですね。
ローに「莫大な」税金をつぎ込んで仕事のない弁護士を大量に排出することのどこが社会厚生の観点から有益なのでしょうか。よく分かりません。
>タクシーの規制緩和によって、消費者(客)は多様なサービスを得られて
>それによりタクシー利用は従来の規制下よりもより多くの消費者に利用でき
>りようになりました。
えっ…。いったいどこの地域の話でしょうか?タクシー労働者がますます苦しめられている話しか聞きません。利用者にとって良くなったなんて話聞いたことないですが。別に安くもなっていないし。人通りのない真夜中を空車のタクシーがバンバン走っているのを見て,何のための規制緩和なんだとしか思いませんでしたが…。
仕方ないでしょう。
法曹足るに十分な知識を備えているなら、ようするに試験を受かったなら、何万人であろうが受からせるしかないでしょう。それが資格試験でしょう?
で、法曹足るに十分な知識を備えていない人ばかしが受かっているのですか?
なら、試験問題や合格基準を上げればいいでしょう。
で、法曹足るに十分な知識を備えていない人ばかしが受かっているのですか?
なら、試験問題や合格基準を上げればいいでしょう。
No title
>弁護士会という削減によって競争制限を
することで超過利益を得るであろう方々が、適正人員数を
客観的に算定できるかが不明
これは結構大切な指摘だと思うのですが。
結局のところ、弁護士会の減員要請と、ロースクールなどの増員要請を
いかに国がバランシングできるかなんだと思います。
だから、1000人要請と3000人要請の間をとって2000人というのも
非常に合理的に思えてしまうんですが。。。
することで超過利益を得るであろう方々が、適正人員数を
客観的に算定できるかが不明
これは結構大切な指摘だと思うのですが。
結局のところ、弁護士会の減員要請と、ロースクールなどの増員要請を
いかに国がバランシングできるかなんだと思います。
だから、1000人要請と3000人要請の間をとって2000人というのも
非常に合理的に思えてしまうんですが。。。
No title
>法曹足るに十分な知識を備えているなら、ようするに試験を受かったなら、何万人であろうが受からせるしかないでしょう。それが資格試験でしょう?
違うと思いますねえ。資格試験で裁量的に合格者数を上下させている(→一応
知識を備えているなら合格させていると自称してる)間抜けな試験は新司法
試験だけで、それ以外の資格試験は点数か定員か合格率のどれかで選抜して
います。
点数で切ってるのは一見知識水準で選抜しているかに見えますけど、問題の
出来不出来で合格者数が極端に上下する(特定の資格試験に顕著ですが、その
資格者の名誉もあるので名指しはしません)ので、お世辞にも一定の知識水準を
担保しているわけではありません。
合格数を裁量的に決定している新司法試験も現在は明らかに2000名をターゲ
ットにしていますが、十分な知識水準が500人や1000人なのか、1500人なのか
3000人なのかは自明な話では決してないわけで(確かに2000人がOKなら2500位
との差なんて微々たるものでしょう)、仮に「十分な知識」をターゲットと
するにしても現在の合格者数あるいはこれ以上の増員を合理化する根拠には
ならないと思いますね。
違うと思いますねえ。資格試験で裁量的に合格者数を上下させている(→一応
知識を備えているなら合格させていると自称してる)間抜けな試験は新司法
試験だけで、それ以外の資格試験は点数か定員か合格率のどれかで選抜して
います。
点数で切ってるのは一見知識水準で選抜しているかに見えますけど、問題の
出来不出来で合格者数が極端に上下する(特定の資格試験に顕著ですが、その
資格者の名誉もあるので名指しはしません)ので、お世辞にも一定の知識水準を
担保しているわけではありません。
合格数を裁量的に決定している新司法試験も現在は明らかに2000名をターゲ
ットにしていますが、十分な知識水準が500人や1000人なのか、1500人なのか
3000人なのかは自明な話では決してないわけで(確かに2000人がOKなら2500位
との差なんて微々たるものでしょう)、仮に「十分な知識」をターゲットと
するにしても現在の合格者数あるいはこれ以上の増員を合理化する根拠には
ならないと思いますね。
No title
>これは結構大切な指摘だと思うのですが。
>
>結局のところ、弁護士会の減員要請と、ロースクールなどの増員要請を
>いかに国がバランシングできるかなんだと思います。
現代ビジネスかblogosで見た、上場企業の管理職から息子をLSに進ませるべきか
相談を受けたという経営コンサルタント氏によれば、リサーチの結果、市場縮小
の中で適正な数はせいぜい800人だから止めておけと答えたと書いてました。
これが正しいとは言い切れないけれども、法律サービス市場に何ら関係がない
ロースクールの言い分よりは実感に近いのではないかと思いますw
大体、みなさんがお好きな「民間だったら」論に即して考えれば、明らかに
法律サービス市場は縮小しているわけだから、既存事務所が採用を控えて
合格者が行き場を失うのは「民間だから当たり前」なわけだし、需要が減退して
いるロースクールへの補助金なんて「民間だったら」バッサリ切ってしまえば
良いのではないかな。
>
>結局のところ、弁護士会の減員要請と、ロースクールなどの増員要請を
>いかに国がバランシングできるかなんだと思います。
現代ビジネスかblogosで見た、上場企業の管理職から息子をLSに進ませるべきか
相談を受けたという経営コンサルタント氏によれば、リサーチの結果、市場縮小
の中で適正な数はせいぜい800人だから止めておけと答えたと書いてました。
これが正しいとは言い切れないけれども、法律サービス市場に何ら関係がない
ロースクールの言い分よりは実感に近いのではないかと思いますw
大体、みなさんがお好きな「民間だったら」論に即して考えれば、明らかに
法律サービス市場は縮小しているわけだから、既存事務所が採用を控えて
合格者が行き場を失うのは「民間だから当たり前」なわけだし、需要が減退して
いるロースクールへの補助金なんて「民間だったら」バッサリ切ってしまえば
良いのではないかな。
No title
「客観的な適正人数・合理的」という話をするのであれば、
・ローに大金を上納できない人は、「50人」の、お金を上納できる人は、「2000人」枠の合格者枠の試験を受けなさい。だってそうでもしないとローに入学者が集まらないだろ
なんて制度が、客観的に不合理であることは明白でしょう。
一部ブログに現れるこの手の方々はなぜか、自分の意見と反する政策を、国が税金かけて現実に実行し続けていることには、全く批判しないのに、
弁護士会が要請しようとすることに対しては、必死で批判しようとしますね。
・ローに大金を上納できない人は、「50人」の、お金を上納できる人は、「2000人」枠の合格者枠の試験を受けなさい。だってそうでもしないとローに入学者が集まらないだろ
なんて制度が、客観的に不合理であることは明白でしょう。
一部ブログに現れるこの手の方々はなぜか、自分の意見と反する政策を、国が税金かけて現実に実行し続けていることには、全く批判しないのに、
弁護士会が要請しようとすることに対しては、必死で批判しようとしますね。
憶測ではね。
>資格試験で裁量的に合格者数を上下させている(→一応
知識を備えているなら合格させていると自称してる)間抜けな試験は新司法
試験だけで、それ以外の資格試験は点数か定員か合格率のどれかで選抜して
います。
その根拠は?
>問題の 出来不出来で合格者数が極端に上下する(特定の資格試験に顕著ですが、その資格者の名誉もあるので名指しはしません)ので、お世辞にも一定の知識水準を
担保しているわけではありません。
出来不出来で合格者数が上下するというのは、要するに一定水準に達しているかどうか見ているということになりますが。そうすると一定の知識は担保されているという結論になりますが。
>十分な知識水準が500人や1000人なのか、1500人なのか
3000人なのかは自明な話では決してないわけで(確かに2000人がOKなら2500位
との差なんて微々たるものでしょう)、
一般的には、知識水準を上げれば合格人数は減ると思いますが、合格人数から知識水準を設定するわけではありません。あくまでも専権を持つに足りる資質を問うのが主眼です。
>仮に「十分な知識」をターゲットとするにしても現在の合格者数あるいはこれ以上の増員を合理化する根拠にはならないと思いますね。
一定の知識は別に増員を合理化するための根拠ではありません。資格試験として求める当然のものです。そして法律でも明記されているようですが。
司法試験法
(司法試験の目的等)第1条 司法試験は、裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする国家試験とする。
ゆえに、一定水準にだれも達しなかったら合格者ゼロもあり得るというわけです。
でもね、実際、毎年受験生の質がそれほど大きく変動するものではないですから、問題の質が一定であれば、ゼロとか1万人とかなったりはしません。
貴方の主張だと、先ず適性人数なるものがあり、それに足りなければ知識のない者も合格させろということになりますか。
おそらく、試験の目的を適正は競争という本来の法目的とは異なる点においているので、議論がめちゃくちゃになっているのでは?
知識を備えているなら合格させていると自称してる)間抜けな試験は新司法
試験だけで、それ以外の資格試験は点数か定員か合格率のどれかで選抜して
います。
その根拠は?
>問題の 出来不出来で合格者数が極端に上下する(特定の資格試験に顕著ですが、その資格者の名誉もあるので名指しはしません)ので、お世辞にも一定の知識水準を
担保しているわけではありません。
出来不出来で合格者数が上下するというのは、要するに一定水準に達しているかどうか見ているということになりますが。そうすると一定の知識は担保されているという結論になりますが。
>十分な知識水準が500人や1000人なのか、1500人なのか
3000人なのかは自明な話では決してないわけで(確かに2000人がOKなら2500位
との差なんて微々たるものでしょう)、
一般的には、知識水準を上げれば合格人数は減ると思いますが、合格人数から知識水準を設定するわけではありません。あくまでも専権を持つに足りる資質を問うのが主眼です。
>仮に「十分な知識」をターゲットとするにしても現在の合格者数あるいはこれ以上の増員を合理化する根拠にはならないと思いますね。
一定の知識は別に増員を合理化するための根拠ではありません。資格試験として求める当然のものです。そして法律でも明記されているようですが。
司法試験法
(司法試験の目的等)第1条 司法試験は、裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする国家試験とする。
ゆえに、一定水準にだれも達しなかったら合格者ゼロもあり得るというわけです。
でもね、実際、毎年受験生の質がそれほど大きく変動するものではないですから、問題の質が一定であれば、ゼロとか1万人とかなったりはしません。
貴方の主張だと、先ず適性人数なるものがあり、それに足りなければ知識のない者も合格させろということになりますか。
おそらく、試験の目的を適正は競争という本来の法目的とは異なる点においているので、議論がめちゃくちゃになっているのでは?
No title
>「客観的な適正人数・合理的」という話をするのであれば、
・ローに大金を上納できない人は、「50人」の、お金を上納できる人は、「2000人」枠の合格者枠の試験を受けなさい。だってそうでもしないとローに入学者が集まらないだろ
なんて制度が、客観的に不合理であることは明白でしょう。
客観的な適正人数と、政策の合理性は全く別の話ですよね?議論をすり替えないでください。
>一部ブログに現れるこの手の方々はなぜか、自分の意見と反する政策を、国が税金かけて現実に実行し続けていることには、全く批判しないのに、
弁護士会が要請しようとすることに対しては、必死で批判しようとしますね。
「自分の意見に反する政策」の意味が分かりません。
私もロースクール制度がいいなどとはまったく思いませんよ。
ただし、一方で一つの利益団体である弁護士会の要請を無批判に
受け入れることはできないということです。
もちろんロースクール側の意見を無批判に受け入れることもできません。
・ローに大金を上納できない人は、「50人」の、お金を上納できる人は、「2000人」枠の合格者枠の試験を受けなさい。だってそうでもしないとローに入学者が集まらないだろ
なんて制度が、客観的に不合理であることは明白でしょう。
客観的な適正人数と、政策の合理性は全く別の話ですよね?議論をすり替えないでください。
>一部ブログに現れるこの手の方々はなぜか、自分の意見と反する政策を、国が税金かけて現実に実行し続けていることには、全く批判しないのに、
弁護士会が要請しようとすることに対しては、必死で批判しようとしますね。
「自分の意見に反する政策」の意味が分かりません。
私もロースクール制度がいいなどとはまったく思いませんよ。
ただし、一方で一つの利益団体である弁護士会の要請を無批判に
受け入れることはできないということです。
もちろんロースクール側の意見を無批判に受け入れることもできません。
No title
別の通りすがりさんは、「客観的な適正人数であるべき」という意見なんですよね。
かつ、「ロースクール側の意見を無批判に受け入れることもできません」と。
貴方の主張と、「ローにお金払えない人の合格人数は徹底的に減らして、しまいにゃ50人だけにするよ。でもお金払える人は2000人合格させるよ」 との政策とは、相反するものではないのでしょうか。
かつ、「ロースクール側の意見を無批判に受け入れることもできません」と。
貴方の主張と、「ローにお金払えない人の合格人数は徹底的に減らして、しまいにゃ50人だけにするよ。でもお金払える人は2000人合格させるよ」 との政策とは、相反するものではないのでしょうか。
No title
>ローにお金払えない人の合格人数は徹底的に減らして、しまいにゃ50人だけにするよ。でもお金払える人は2000人合格させるよ」との政策
50人とはおそらく2010年旧司法試験の合格者を指しているのでしょう。
たしかに制度ありきで、恣意的な人数調整が行われることには怒りを感じます。
しかし、それと「司法試験合格者を削減せよ」という話は別問題です。
「制度が不合理だ。だから合格者数を削減せよ」っておかしいと思いませんか?
ロースクールの問題と合格者数の問題は分けて考えるべきということです。
たとえば、不合理なロースクール制度を廃止して、合格者数を維持するということだってありうるわけです。
えもさんから見ても、ローにお金を払えない人が平等に合格できるなら文句ないわけでしょう?
しかしながら、もし適正数を議論する(猪野先生は1000名と主張なされている)なら、弁護士会の減員要請も、一つの意見にすぎないと言っているのです。
50人とはおそらく2010年旧司法試験の合格者を指しているのでしょう。
たしかに制度ありきで、恣意的な人数調整が行われることには怒りを感じます。
しかし、それと「司法試験合格者を削減せよ」という話は別問題です。
「制度が不合理だ。だから合格者数を削減せよ」っておかしいと思いませんか?
ロースクールの問題と合格者数の問題は分けて考えるべきということです。
たとえば、不合理なロースクール制度を廃止して、合格者数を維持するということだってありうるわけです。
えもさんから見ても、ローにお金を払えない人が平等に合格できるなら文句ないわけでしょう?
しかしながら、もし適正数を議論する(猪野先生は1000名と主張なされている)なら、弁護士会の減員要請も、一つの意見にすぎないと言っているのです。
No title
なるほど。司法改革が恣意的な合格枠調整をやり続けたことを承知の上で、
「それはそれ、これはこれ」というスタンスでの話ですかね。それならある程度理解できます。
繰り返しますが私が疑問に感じてるのは、一番上の通りすがりさんのように、「合格者数は適正であるべき」 と主張する人達が、
「適正」 とは完全に真逆の方向を、国が血税投入して実行してることついては、全くなに一つも批判しない(と見える)のに、
なぜか弁護士会が単に主張しようとすることに関してだけは、必死に適正さを求めようとする姿勢についてです。
最近一部ブログを見ていて、「貴方の意見ならさ、ブログ主の弁護士さんに必死に噛みつくよりも、その百倍ぐらいの勢いで現政策を批判すべきじゃないの?」と、よく感じています。
別の通りすがりさんが、司法改革が「適正な合格人数」とは真逆をやってることを理解された上で、別次元の話として疑問提起されているのであればまだわかります。
「それはそれ、これはこれ」というスタンスでの話ですかね。それならある程度理解できます。
繰り返しますが私が疑問に感じてるのは、一番上の通りすがりさんのように、「合格者数は適正であるべき」 と主張する人達が、
「適正」 とは完全に真逆の方向を、国が血税投入して実行してることついては、全くなに一つも批判しない(と見える)のに、
なぜか弁護士会が単に主張しようとすることに関してだけは、必死に適正さを求めようとする姿勢についてです。
最近一部ブログを見ていて、「貴方の意見ならさ、ブログ主の弁護士さんに必死に噛みつくよりも、その百倍ぐらいの勢いで現政策を批判すべきじゃないの?」と、よく感じています。
別の通りすがりさんが、司法改革が「適正な合格人数」とは真逆をやってることを理解された上で、別次元の話として疑問提起されているのであればまだわかります。
No title
いろいろとご意見を頂いている間、私はすっかり、乗り遅れてしまいました。
私自身は、別の通りすがりさんが主張するような間をとって2000人という主張には、合理性を感じません。
法科大学院側の合格者数を増やせという主張は、弁護士制度を見据えてというわけではなく、単に法科大学院制度が維持できないから、というに過ぎません。
しかも、法科大学院制度自体は、単なる養成手段に過ぎません。
養成手段と比較して、間を取るのが合理的かと言われても、それは違うでしょう。
だから、本末転倒の議論に聞こえるのです。
えもさんが感じた根本的な疑問は、そこじゃないですか?
私自身は、別の通りすがりさんが主張するような間をとって2000人という主張には、合理性を感じません。
法科大学院側の合格者数を増やせという主張は、弁護士制度を見据えてというわけではなく、単に法科大学院制度が維持できないから、というに過ぎません。
しかも、法科大学院制度自体は、単なる養成手段に過ぎません。
養成手段と比較して、間を取るのが合理的かと言われても、それは違うでしょう。
だから、本末転倒の議論に聞こえるのです。
えもさんが感じた根本的な疑問は、そこじゃないですか?
No title
「間を取るのが合理的」の部分については、もう突っ込もうとも思わなかったです。
そもそも不合理なロー制度を、延命させるための要望にこれ以上配慮する意味など全くないと思います。
私が最近個人的に疑問に感じてるのは、一部書き込みの内容それ自体の当否とは別次元の部分です。
「貴方の意見なら、国がやってる司法改革こそが最も批判されるべき対象とちゃうの? なんで国に対して全く批判してなさそうなのに、一部弁護士会やブログ主弁護士に対して必死で批判してるの?」と。
そもそも不合理なロー制度を、延命させるための要望にこれ以上配慮する意味など全くないと思います。
私が最近個人的に疑問に感じてるのは、一部書き込みの内容それ自体の当否とは別次元の部分です。
「貴方の意見なら、国がやってる司法改革こそが最も批判されるべき対象とちゃうの? なんで国に対して全く批判してなさそうなのに、一部弁護士会やブログ主弁護士に対して必死で批判してるの?」と。
No title
>しかも、法科大学院制度自体は、単なる養成手段に過ぎません。
したがって、ローの意義は一定の品質の卒業生を送り出しているかどうかでしょう。
新司法試験で合格者が増えたにもかかわらず、質に関しての問題が出てこないなら、養成手段としてのローは問題ないということになります。
そして、議論は、合格者の質にではなく、弁護士間の競争の適正化について行われているようですが、司法試験の目的が競争の適正化でないことは既に述べたとおりです。競争の適正化のための合格者の増減は法目的を逸脱して、法を執行する立場の法務省にとっては無意味な主張といえます。
したがって、ローの意義は一定の品質の卒業生を送り出しているかどうかでしょう。
新司法試験で合格者が増えたにもかかわらず、質に関しての問題が出てこないなら、養成手段としてのローは問題ないということになります。
そして、議論は、合格者の質にではなく、弁護士間の競争の適正化について行われているようですが、司法試験の目的が競争の適正化でないことは既に述べたとおりです。競争の適正化のための合格者の増減は法目的を逸脱して、法を執行する立場の法務省にとっては無意味な主張といえます。