もう新しいリーダーを選ぼう!? 山岸陣営の焦り

　昨日、またさらに山岸憲司氏の選挙母体である「弁護士未来セッション（太田治夫事務局長）」からＦＡＸが来ました。
　立て続けに２枚です。
題して、
「もう新しいリーダーを選ぼう！」
　選挙公示前の駆け込みのＦＡＸなのでしょうが、山岸陣営の焦りが見て取れます。

　「東北から初の事務総長が。地方も東京も一つの日弁連を創ろう。」
　山岸氏の選挙公約でしょうか、事務総長は、「東北から初の事務総長が仙台弁護士会会員から選出され、地方も東京も一つの体制が生まれます。」

　まだ選出されていないのですが、表現はいささか勇み足の感がありますが、それはさておき、いかにも集票のための姑息な手段といえます。
　東北地方は、すべて山岸氏が惨敗しています。
　また、東北地方から、「復興」を旗印にすれば、他会からも批判がおきにくいということを踏んだ上でのことでしょう。
　地方（本当は、「反派閥」）対策のためということが露骨にわかるものであり、いかにも山岸陣営の焦りがあることを示しています。

　「日弁連内の争いを続けている場合ではありません。」
　路線が異なる以上、争いになるのは当然です。派閥の論理を持ち込み、自己満足のためだけに日弁連会長になりたい山岸陣営が言うべきことではありません。
　「１５００名への減員」について、「多くの会員の思いは同じです。」とありますが、多くの会員の思いは、「まず１５００名、そして、さらなる減員」です。
　減員になったとしても、１５００名以下にはするな、最低限１５００名を死守せよという東弁派閥の利害を代表する山岸陣営とは決定的に異なります。
　同じ思いでないのは山岸憲司氏です。


山岸憲司先生

　もう会員を騙したり、振り回したりするのは、やめてください。



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