この間、ハンガーストライキを面会交流の手段としていたフランス国籍の男性がいました。
「生命の危険」というようなやり方で面会を迫るやり方は脅迫そのものです。
それがいよいよ過激となりました。
支援団体と称する人たちが、母側代理人弁護士に対し、脅迫的な要求を公開しています。
「
公開書簡:露木肇子弁護士への依頼 – ヴィンセント・フィショと子供たちの再会に向けて」
「そこで貴姉におきましては、貴姉のクライアントである本人の配偶者を説得し、最悪の事態が起こる前に、二人の子供たちをJR千駄ヶ谷駅に連れて本人に再会させることをここに依頼します。(具体的な方法についての連絡窓口は本人代理人の上野晃弁護士)」
上野晃弁護士は、はすみとしこ氏の『実子誘拐』でも執筆されていますが、そういう立場の弁護士です。
※現在では上野晃弁護士の名は削除されています。
恐ろしいとしか言いようがありません。その窓口は代理人弁護士だというのですが、この代理人は、かかる脅迫的なやり方に承諾したのでしょうか。
法的手続(面会交流調停等)を用いることなく、死をちらつかせて面会交流を迫るやり方は常軌を逸しています。
それに、このハンストというパフォーマンスに対して、激励をしてきた国会議員たちの責任も重いものがあります。この常軌を逸した行動を助長させたからです。
このパフォーマンスによって事態が好転することはなく(当たり前なのですが)、その結果、さらに行動を過激化させたのです。
こうした状況を見ても、このフランス人男性の妻子が避難したのは当然だったということを図らずも証明する結果となってしまいました。普通の感覚があればハンストを始めた段階で「異様」ということはわかるのですが(モラハラ系だよね)、それがさらに本性を現したということになったのです。
これに触発されたのが橋本崇載八段です。
今度は、関係者をさらすなどと言い出しています。このようなことは現役のプロ棋士だったら当然にできません。立場があるし、常識的に誰もがおかしいという行動だからです。
フランス人男性、橋本八段のいずれも、子どもたちの写真や実名を公開し、世間にさらしてしまっている点で親失格でした。これらの行為が許されるはずもありません。
ますます面会交流実現を遠のけています。ここまで来てしまうと面会交流ができないのは自業自得としか言えません。
2021年7月19日撮影 子に会えない親の辛さがわかるかというツイートも散見しますが、むしろ、何故、会えないのかを考えるべきでしょう。
ましてやこれが「共同親権」という法的な枠組みができれば会えるというものではありません。本気で会えると思っている人たちの思考は全く理解できません。中には当然に会えると思い込んでいる人たちもいますが、実力行使を想定しているとしか思えない姿勢です。その会えるという過程を全く説明できないからです。つまり、親権があろうがなかろうが(離婚前であれば親権はあります)、現在の家裁では監護側の親に一定の面会を命じていますから、会えないという原因に親権がないからは理由にはなり得ないからです。
それにも関わらず、会えないという原因(理由)については曖昧にし、拉致だ、連れ去りだということだけを騒ぎ、子をネット上にさらすという行為はどうみても異常です。
こうした人たちが推進する、離婚後の共同親権や連れ去り禁止と厳罰化が何を意味するのか、よくよく考えましょう。
子どもに会えないかわいそうなお父さん
では決してありません。このような報じ方をするマスコミ報道もありますが、欺されてはいけません。マスコミでありながら、相手方からも取材するという当たり前のことをしていないからです。あるいは裁判所の判断を示すものが全く報じられていないのも特徴です。
「連れ去り」記事をよく見てください。一方通行のものだけですから。
「
離婚後の親権は「連れ去り勝ち」というデマ 裁判所はそんなに甘くはない」
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