配備強行なら全基地即時閉鎖!? 仲井真弘多沖縄県知事

　沖縄県普天間飛行場に米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイを配備されようとしています。
　米軍の要請に野田内閣は、追随するだけ。
　オスプレイの恐ろしさは、こちら。
「斜めになったり追い風が吹いたら墜落する未亡人製造機オスプレイ配備を容認する野ダメ日本は米国の属国か」（Everyone says I love you !）

　これに対し、沖縄県仲井真知事が、
「配備を強行したら、全基地即時閉鎖という動きに行かざるを得ない」
と述べたと報じられています（琉球新報2012年7月1日）

　仲井真知事、この発言、絶対に実行してください。
　もちろん、仲井真知事が米軍基地を閉鎖する権限がないのは承知しています。
　しかし、配備反対のために、いかなる行動を取るのか、そこが問われています。
　自民党推薦の知事は、最終的には「妥協」するのが常ですが、だからこそ、防衛施設庁の役人も仲井真知事を応援していたのだし、野田政権も同様でした。
　普天間基地問題でも、県外移設と言い出し、沖縄県民の世論に「相乗り」して争点をわざとぼけさせ、当選をむしり取ったものですが、本音は、普天間基地問題を解決する気など全くない人です。
　今回のオスプレイ配備問題でも、口では勇ましいことを言っていますが、果たして、それが本音なのかどうか、仲井真知事の行動、手腕に注目しましょう。
　配備反対のための県民集会を開催したら、素晴らしいと思いますが、やらないでしょう。
　仲井真知事は、絶対に何も具体的な行動はしないだろうし、いずれ説明責任が果たされたということで「承諾」するのがおちです。
　一応、県民向けのポーズは取っておかないと選挙のときが大変ですから。

　それにしても、マスコミは、争点そらしが大好きです。
　消費税問題といい、普天間基地問題といい、マスコミが意図的に争点をそらしているもので、マスコミが誰の意向でもって報道をしているのか、よくわかるというものです。
　でも、日本人って、この争点そらしに弱いですね。



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