コメント
制御不能というより
本文中で猪野先生が説明しているように、元よりロシアの特別軍事作戦に正当性があったと言うこともありますが、時が経つにつれて戦況がロシア有利になっているんですよ。
キエフ周辺ならともかく、東部なら補給もしやすく数でウクライナ軍を圧倒している。
これが秋になれば天然ガス問題で欧州の譲歩を引き寄せることができるんですから。
キエフ周辺ならともかく、東部なら補給もしやすく数でウクライナ軍を圧倒している。
これが秋になれば天然ガス問題で欧州の譲歩を引き寄せることができるんですから。
3日経ったらお忘れに・・・ (^^);
ありゃらあ~
( /_ _)/ドテッ
7/14付『米国によるNATOの東方拡大・・・』
の記事のコメント欄で、BONさまが
『NATO東方拡大元凶説by猪』を
明快に指摘されてます。
ただその際私は、
「こうした痛いところかも(?)の
反対意見をも掲載する
猪野先生の矜持はさすがです。」
と書きましたが、
今回の記事でその続きとして
「なお、痛い指摘で
ノックダウン喰らわれても
3日経ったらお忘れになり
また同じパンチで 攻め続ける
猪のセンセなのです」
と追加させて頂きます。
( /_ _)/ドテッ
7/14付『米国によるNATOの東方拡大・・・』
の記事のコメント欄で、BONさまが
『NATO東方拡大元凶説by猪』を
明快に指摘されてます。
ただその際私は、
「こうした痛いところかも(?)の
反対意見をも掲載する
猪野先生の矜持はさすがです。」
と書きましたが、
今回の記事でその続きとして
「なお、痛い指摘で
ノックダウン喰らわれても
3日経ったらお忘れになり
また同じパンチで 攻め続ける
猪のセンセなのです」
と追加させて頂きます。
しつこいけど、反論させてもらいます。NATO加盟はあくまで当事国の問題であって、それ自体は国際法上なんら問題ありません。もちろん、それを批判するのは問題ありませんが、それをロシアの侵略戦争を容認する材料にはなりません。確かに、ウクライナの腐敗は確かに深刻でした(ロシアに比べればマシですが)しかし、それは基本的にウクライナの内政問題です。今回のロシアの侵略はあきらかに国際法に反しています。先生には、まずこの点を理解していだきたい。停戦に関しても先生の主張は無責任がすぎます。停戦の条件にもよりますが、現時点での停戦は実質ウクライナ東部、南部をロシアに割譲するも同然です。これは、ナチスドイツに領土の割譲を認めるに等しいことです。先生はイラク戦争に否定的立場と記憶していますが、こういった主張をされてる先生にもはやアメリカを批判する資格はないと言わざるをえません。蛇足ですが、代理戦争であるかどうかは問題ではありません。国際法上どうかが問題なのです。
No title
ま、要するに、「国際法守って核戦争で世界滅ぶ」では、ダメですよね。
ロシアが核超大国でなければ問題ないのですが、現実には核超大国。
NATOでもアメリカの権限は圧倒的でしょう。そりゃ、対ロシアではアメリカがいないと話にならないもの。核保有数でもロシアの6000発超に対してイギリス220発、フランス290発程度(しかもフランスは及び腰)。イギリスの核保有数位では相手にならない。
確かに今回のロシアの侵略行為は国際法違反だし理不尽だと思いますが、既に画餅と化している国際法を順守して、ウクライナを犠牲にした徹底抗戦などどうかと思いますけど。
結局のとこ、ロシアとは交渉しかないでしょう。ちょろちょろとロシア領地には届かない武器しか提供しないバイデン大統領も本当は分かっているはずですよ。なら、無駄に死者を増やさず、とっとと停戦(休戦)しろという事ですな。
ロシアが核超大国でなければ問題ないのですが、現実には核超大国。
NATOでもアメリカの権限は圧倒的でしょう。そりゃ、対ロシアではアメリカがいないと話にならないもの。核保有数でもロシアの6000発超に対してイギリス220発、フランス290発程度(しかもフランスは及び腰)。イギリスの核保有数位では相手にならない。
確かに今回のロシアの侵略行為は国際法違反だし理不尽だと思いますが、既に画餅と化している国際法を順守して、ウクライナを犠牲にした徹底抗戦などどうかと思いますけど。
結局のとこ、ロシアとは交渉しかないでしょう。ちょろちょろとロシア領地には届かない武器しか提供しないバイデン大統領も本当は分かっているはずですよ。なら、無駄に死者を増やさず、とっとと停戦(休戦)しろという事ですな。
No title
しかし、核戦争懸念を抜いた発言が多いですな。
前に、御新茶麿さんからは「核戦争の方が嫌」との発言は頂きましたが、核戦争を考慮しない発言は「あまり意味ない」ですよ。
それとも、「核戦争になっても良いから、国際法順守・ウクライナ頑張れ」なのかな。
前に、御新茶麿さんからは「核戦争の方が嫌」との発言は頂きましたが、核戦争を考慮しない発言は「あまり意味ない」ですよ。
それとも、「核戦争になっても良いから、国際法順守・ウクライナ頑張れ」なのかな。
核兵器を恐れてロシアの要求を受けいるてしまったら、中小国は核開発にまっしぐらになりかねませんよ?それに、アフガニスタンはアメリカ、ソ連を撤退させましたが?
ボンさん
もう決着はついてますよ。
侵略は容認されるべきものではないでしょうが、容認されてきた歴史がある。
ロシアによるウクライナでの特別軍事作戦(侵攻)は、アメリカの世界一極支配による抑圧からの抵抗という側面がある。
ロシアや中国、DPRK朝鮮の核はアメリカの世界一極支配に抵抗するためのもの。
侵略は容認されるべきものではないでしょうが、容認されてきた歴史がある。
ロシアによるウクライナでの特別軍事作戦(侵攻)は、アメリカの世界一極支配による抑圧からの抵抗という側面がある。
ロシアや中国、DPRK朝鮮の核はアメリカの世界一極支配に抵抗するためのもの。
No title
>>>核兵器を恐れてロシアの要求を受けいるてしまったら、中小国は核開発にまっしぐらになりかねませんよ?それに、アフガニスタンはアメリカ、ソ連を撤退させましたが?
↑今回はロシア自身の安全保障が掛かっているので、他国の例えは意味が無いと思います。
で、ということは、核戦争になっても構わないという意味ですか?
そこ、はっきりお願いします。
↑今回はロシア自身の安全保障が掛かっているので、他国の例えは意味が無いと思います。
で、ということは、核戦争になっても構わないという意味ですか?
そこ、はっきりお願いします。
ロシアの安全保障というなら、まだアフガニスタン侵略のほうがまだ大義名分としてはまともだったとおもいますよ。その根拠を書くとなると長文になるのでご容赦を。確かに、核兵器の使用のリスクはかつてないほど高まっているのは確かです(キューバ危機以上という研究者もいますし)ただ、現時点での停戦と核兵器使用のリスクを秤にかけたときどうかといえば私は停戦という選択肢はないと考えますね。
ロシア 中国 DPRK朝鮮というメンツの 人類の面汚しである有り様を踏まえたら、 笑止千万な意見(笑)
赤い虚塔さん
>>ロシアや中国、DPRK朝鮮の核は
>>アメリカの世界一極支配に抵抗するためのもの。
はあ?(笑)
ならず者国家が核で民主主義国家を威嚇することが??
そんな理屈は、山賊追剥や窃盗団が
サツに対抗するためにハジキ持つしかねえだろ!
というのと同じようなものです。
ロシア 中国 DPRK朝鮮というそのメンツの
人類の面汚しである有り様を踏まえたら、
笑止千万な意見です。
>>ロシアや中国、DPRK朝鮮の核は
>>アメリカの世界一極支配に抵抗するためのもの。
はあ?(笑)
ならず者国家が核で民主主義国家を威嚇することが??
そんな理屈は、山賊追剥や窃盗団が
サツに対抗するためにハジキ持つしかねえだろ!
というのと同じようなものです。
ロシア 中国 DPRK朝鮮というそのメンツの
人類の面汚しである有り様を踏まえたら、
笑止千万な意見です。
第二次世界大戦後の国際秩序が、是か非か様々な意見がありますが、確実に言えるのは、五大国にとっては非常に都合のよいシステムであるということです。常任理事国の椅子は玉座に等しい。私が理解できないのは、ロシアが自ら玉座を破壊しかねない行動をとっていること。敗戦国である日本やドイツ、台頭しつつあるインドやイスラム国家がそういった行動をとるとうほうがまだ理屈にはあう。
No title
>>>ロシアの安全保障というなら、まだアフガニスタン侵略のほうがまだ大義名分としてはまともだったとおもいますよ。
↑NATOがウクライナにミサイル配備する可能性より、重大な安全保障上の懸念ってロシアにあるのかな? ロシアにとっては極めて現実的な問題で、大義名分とかの話ではないように思いますが。
>>>現時点での停戦と核兵器使用のリスクを秤にかけたときどうかといえば私は停戦という選択肢はないと考えますね。
↑なるほど、そういう考えもあるでしょう。
で、結局、どのようなオチを考えてますか? 私には交渉しかオチが見えないですね。
そりゃ、ロシアがウクライナから全面撤退すれば万々歳でしょうけど、NATO自体がロシアを撤退させれる武器を渡さないじゃないの。ボンさんのオチはいかほどに?
↑NATOがウクライナにミサイル配備する可能性より、重大な安全保障上の懸念ってロシアにあるのかな? ロシアにとっては極めて現実的な問題で、大義名分とかの話ではないように思いますが。
>>>現時点での停戦と核兵器使用のリスクを秤にかけたときどうかといえば私は停戦という選択肢はないと考えますね。
↑なるほど、そういう考えもあるでしょう。
で、結局、どのようなオチを考えてますか? 私には交渉しかオチが見えないですね。
そりゃ、ロシアがウクライナから全面撤退すれば万々歳でしょうけど、NATO自体がロシアを撤退させれる武器を渡さないじゃないの。ボンさんのオチはいかほどに?
No title
産経新聞より
米、ウクライナに兵力配備しないことなど提案 露への返答文書で
【ワシントン=大内清】緊迫するウクライナ情勢をめぐる米国とロシアの協議で、バイデン米政権が双方の安全保障上の懸念軽減に向けた措置として、ウクライナ領内にミサイルや兵力を配備しないことや、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドとルーマニアにある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に攻撃用兵器を搭載しないと保証することなどをロシアへ提案したことが明らかになった。
(中略)
バイデン政権は文書で、NATO加盟の門戸を閉じることはないとの従来の立場を改めて明言。その一方で、米露の「戦略的安定対話」や欧州安全保障協力機構(OSCE)での協議などを通じ、「両国の安全保障上の懸念についての合意や協定を検討する準備がある」とした。
具体的には、双方がウクライナ領内に攻撃用のミサイルシステムを配備したり兵力を常駐させたりしないことを提案。ポーランドとルーマニアにあるイージス・アショアに露本土まで届く巡航ミサイル「トマホーク」を搭載しない代わりに、露国内のミサイル基地2カ所の兵器配備状況について透明性を確保するよう求めた。
また、2026年に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の後継枠組みに関する協議を早期に開始することを提起したほか、戦略爆撃機の運用を含む軍事演習の透明性向上に向けた措置や、短・中距離ミサイルの軍備管理、海・空での偶発的な衝突を回避する仕組みの整備をめぐる協議を求めた。
以上引用
ロシアは、ウクライナにミサイルが配備される危険性を排除するために侵略をしたんだ!ウクライナへのミサイル配備を阻止するためにはウクライナを侵略する以外に方法がなかったのだ!
というプーチンの代弁をするような親ロ左翼の喚きは、嘘であることが証明されています。
アメリカは、ロシアがウクライナを侵攻する1か月前に、ウクライナに攻撃型ミサイルや兵力を配備しないことを保証することを提案して緊張緩和のための対話を求めていました。
それにも拘わらず、ロシアは「NATOにどこの国が加盟するかについてロシアに拒否権を寄越せ」と「1999年以降にNATOに加盟した国に兵器や兵力を一切配備するな」というNATOにとって到底受け入れ難い要求を完全に受け入れるように強要して対話の応じようとしませんでした。ロシアは、NATOが到底受け入れ難い要求だと認識したうえで相手が要求を拒否すると見越してのごり押しです。
交渉を拒否したのはアメリカ側だと印象操作をする目的でしょう。
ウクライナへのミサイル配備問題は交渉によって解決する手段があったのに、それに応じなかったのはロシア側です。
従って、ウクライナへのミサイル配備を阻止するというロシアの安全保障のためにロシアはウクライナに軍事侵攻したという主張は成立しません。
親ロ左翼が垂れ流すデマに騙されてはいけません。
米、ウクライナに兵力配備しないことなど提案 露への返答文書で
【ワシントン=大内清】緊迫するウクライナ情勢をめぐる米国とロシアの協議で、バイデン米政権が双方の安全保障上の懸念軽減に向けた措置として、ウクライナ領内にミサイルや兵力を配備しないことや、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドとルーマニアにある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に攻撃用兵器を搭載しないと保証することなどをロシアへ提案したことが明らかになった。
(中略)
バイデン政権は文書で、NATO加盟の門戸を閉じることはないとの従来の立場を改めて明言。その一方で、米露の「戦略的安定対話」や欧州安全保障協力機構(OSCE)での協議などを通じ、「両国の安全保障上の懸念についての合意や協定を検討する準備がある」とした。
具体的には、双方がウクライナ領内に攻撃用のミサイルシステムを配備したり兵力を常駐させたりしないことを提案。ポーランドとルーマニアにあるイージス・アショアに露本土まで届く巡航ミサイル「トマホーク」を搭載しない代わりに、露国内のミサイル基地2カ所の兵器配備状況について透明性を確保するよう求めた。
また、2026年に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の後継枠組みに関する協議を早期に開始することを提起したほか、戦略爆撃機の運用を含む軍事演習の透明性向上に向けた措置や、短・中距離ミサイルの軍備管理、海・空での偶発的な衝突を回避する仕組みの整備をめぐる協議を求めた。
以上引用
ロシアは、ウクライナにミサイルが配備される危険性を排除するために侵略をしたんだ!ウクライナへのミサイル配備を阻止するためにはウクライナを侵略する以外に方法がなかったのだ!
というプーチンの代弁をするような親ロ左翼の喚きは、嘘であることが証明されています。
アメリカは、ロシアがウクライナを侵攻する1か月前に、ウクライナに攻撃型ミサイルや兵力を配備しないことを保証することを提案して緊張緩和のための対話を求めていました。
それにも拘わらず、ロシアは「NATOにどこの国が加盟するかについてロシアに拒否権を寄越せ」と「1999年以降にNATOに加盟した国に兵器や兵力を一切配備するな」というNATOにとって到底受け入れ難い要求を完全に受け入れるように強要して対話の応じようとしませんでした。ロシアは、NATOが到底受け入れ難い要求だと認識したうえで相手が要求を拒否すると見越してのごり押しです。
交渉を拒否したのはアメリカ側だと印象操作をする目的でしょう。
ウクライナへのミサイル配備問題は交渉によって解決する手段があったのに、それに応じなかったのはロシア側です。
従って、ウクライナへのミサイル配備を阻止するというロシアの安全保障のためにロシアはウクライナに軍事侵攻したという主張は成立しません。
親ロ左翼が垂れ流すデマに騙されてはいけません。
No title
日経ビジネスより
ウクライナ侵攻はプーチンの“アフガン戦争”、終わりの始まり
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/022800313/
プーチン大統領がロシア軍にウクライナ侵攻を命じた際、この「特殊な軍事作戦」は、ウクライナに住むロシア系住民を「ジェノサイド(集団殺害)」から守るために必要だと述べた。同日、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使は、ロシアの軍事行動は国連憲章第51条が定める自衛権に基づくものだと主張した。
これらは、まったく根拠のない言い分だ。欧州安全保障協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団は2014年から、ウクライナ政府が管理する地域を綿密に監視していた。同特別監視団は今日まで、ジェノサイドどころか、ジェノサイドに近い行動の証拠も一切発見していない。同じように、自衛という主張もあり得ない。ロシアがウクライナを攻撃したのであって、その逆ではないからだ。
ロシアが侵攻した本当の理由は、ウクライナの独立を終わらせ、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことだ。具体的には、ウクライナの現政府を転覆させ、親ロシアの傀儡(かいらい)政権を樹立しようとしている可能性が高い。これは、ソ連崩壊時に失った国威を回復するためプーチン大統領が抱く計画の一部である。
しかし、この行動は同大統領にとって大きな誤算となる。ロシアを強化するどころか、経済的にはもちろん戦略的にも、はるかに弱体化させることになる。
以上引用
ロシアが、ウクライナへ軍事侵攻した理由はウクライナの独立を終わらせて、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことです。
ゼレンスキー政権を倒して、ロシアの傀儡政権を樹立することです。
NATOの東方拡大による軍事的な脅威からロシアを守るための安全保障上の理由でウクライナを侵攻したなどという言説は珍論でしょう。
yahooニュースより
「冷戦後最大」の防衛強化 ロシア対抗、即応部隊30万人超に NATO
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b43ac97101598ea1bc7723db119e73a0b6d983
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日、ブリュッセルの本部で記者会見し、ウクライナに侵攻したロシアの軍事的脅威に長期的に対抗するため検討中の防衛強化策について「冷戦以降で最大の集団防衛と抑止力の見直しになる」と語った。
マドリードで29、30両日に開く首脳会議での決定を目指す。
ストルテンベルグ氏は、欧州東部の8加盟国に展開している部隊を旅団級に格上げすると表明した。このほか、危機時に編成し投入する多国籍の即応部隊の規模を現行の4万人から30万人超に拡大するなど全面的な戦力増強を図る考えを示した。
以上引用
ロシアがウクライナへ侵攻したことにより、NATOが結束を強めて東欧に展開するNATO部隊の増強が行われました。
対ロシアの即応部隊も4万人から30万人以上に増強されるということです。冷戦後最大の防衛力強化です。
ロシアのウクライナ侵攻は、NATOの対ロシアの軍事力を強化してロシア包囲網を強める結果になりました。
また、フィンランド、スウェーデンのNATO加盟を実現させる結果となったのです。
ロシアの脅威となるNATOの拡大やNATOの軍事力がロシア領に接近するのを除去するための策として、ウクライナを侵略をするなんて下策以外の何ものでもありません。ウクライナへ侵攻すれば逆にNATOのロシア包囲網を強める結果になるということなんて余程の馬鹿でもない限り簡単に想像がつきますよ。「ロシアの安全保障のためにウクライナへ侵略をする!」なんて考えるほどプーチン政権は救いようのない馬鹿なのでしょうか?
ちなみに、フィンランドは、ロシアがウクライナに軍事的な威嚇を行っている時点でNATOへの加盟を示唆していました。
このような状況で、ロシアがウクライナへ侵攻すれば、ロシアの軍事的脅威に強い警戒感を与えてしまいフィンランドがNATOに加盟してしまうことは誰でも予想出来たことです。このような事態を招くことは猿にでも理解できるはずなのに「NATOの拡大や脅威を除去するためにロシアはウクライナを侵略したんだ!ロシアの安全保障のためにプーチンは侵略をしたんだ!」などと喚くのは愚論そのものですね。
ウクライナ侵攻はプーチンの“アフガン戦争”、終わりの始まり
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/022800313/
プーチン大統領がロシア軍にウクライナ侵攻を命じた際、この「特殊な軍事作戦」は、ウクライナに住むロシア系住民を「ジェノサイド(集団殺害)」から守るために必要だと述べた。同日、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使は、ロシアの軍事行動は国連憲章第51条が定める自衛権に基づくものだと主張した。
これらは、まったく根拠のない言い分だ。欧州安全保障協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団は2014年から、ウクライナ政府が管理する地域を綿密に監視していた。同特別監視団は今日まで、ジェノサイドどころか、ジェノサイドに近い行動の証拠も一切発見していない。同じように、自衛という主張もあり得ない。ロシアがウクライナを攻撃したのであって、その逆ではないからだ。
ロシアが侵攻した本当の理由は、ウクライナの独立を終わらせ、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことだ。具体的には、ウクライナの現政府を転覆させ、親ロシアの傀儡(かいらい)政権を樹立しようとしている可能性が高い。これは、ソ連崩壊時に失った国威を回復するためプーチン大統領が抱く計画の一部である。
しかし、この行動は同大統領にとって大きな誤算となる。ロシアを強化するどころか、経済的にはもちろん戦略的にも、はるかに弱体化させることになる。
以上引用
ロシアが、ウクライナへ軍事侵攻した理由はウクライナの独立を終わらせて、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことです。
ゼレンスキー政権を倒して、ロシアの傀儡政権を樹立することです。
NATOの東方拡大による軍事的な脅威からロシアを守るための安全保障上の理由でウクライナを侵攻したなどという言説は珍論でしょう。
yahooニュースより
「冷戦後最大」の防衛強化 ロシア対抗、即応部隊30万人超に NATO
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b43ac97101598ea1bc7723db119e73a0b6d983
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日、ブリュッセルの本部で記者会見し、ウクライナに侵攻したロシアの軍事的脅威に長期的に対抗するため検討中の防衛強化策について「冷戦以降で最大の集団防衛と抑止力の見直しになる」と語った。
マドリードで29、30両日に開く首脳会議での決定を目指す。
ストルテンベルグ氏は、欧州東部の8加盟国に展開している部隊を旅団級に格上げすると表明した。このほか、危機時に編成し投入する多国籍の即応部隊の規模を現行の4万人から30万人超に拡大するなど全面的な戦力増強を図る考えを示した。
以上引用
ロシアがウクライナへ侵攻したことにより、NATOが結束を強めて東欧に展開するNATO部隊の増強が行われました。
対ロシアの即応部隊も4万人から30万人以上に増強されるということです。冷戦後最大の防衛力強化です。
ロシアのウクライナ侵攻は、NATOの対ロシアの軍事力を強化してロシア包囲網を強める結果になりました。
また、フィンランド、スウェーデンのNATO加盟を実現させる結果となったのです。
ロシアの脅威となるNATOの拡大やNATOの軍事力がロシア領に接近するのを除去するための策として、ウクライナを侵略をするなんて下策以外の何ものでもありません。ウクライナへ侵攻すれば逆にNATOのロシア包囲網を強める結果になるということなんて余程の馬鹿でもない限り簡単に想像がつきますよ。「ロシアの安全保障のためにウクライナへ侵略をする!」なんて考えるほどプーチン政権は救いようのない馬鹿なのでしょうか?
ちなみに、フィンランドは、ロシアがウクライナに軍事的な威嚇を行っている時点でNATOへの加盟を示唆していました。
このような状況で、ロシアがウクライナへ侵攻すれば、ロシアの軍事的脅威に強い警戒感を与えてしまいフィンランドがNATOに加盟してしまうことは誰でも予想出来たことです。このような事態を招くことは猿にでも理解できるはずなのに「NATOの拡大や脅威を除去するためにロシアはウクライナを侵略したんだ!ロシアの安全保障のためにプーチンは侵略をしたんだ!」などと喚くのは愚論そのものですね。
No title
上記産経新聞の記事、探してました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
No title
この危機が始まる前から、ロシア経済はすでに失速している。ロシアの2020年のGDP(国内総生産)は前年比3%近く減少した。1人当たり名目GDPで見ると、ロシアは85位(1万1273ドル)で、コスタリカやイランよりも貧しい。一般のロシア人の実質可処分所得は、2014年以降、着実に減少しており、現在は2013年より10%低いレベルにとどまる。
ロシア経済は現在、石油・ガスに過度に依存しており、ここから脱却すべく大規模な投資が必要だ。例えば、ロシアエネルギー省は、ロシアを水素の主要輸出国にする計画を進めている。ロシア国内に5つの生産拠点を整備し、2030年までに年間230万トンの水素を輸出したい意向だ。
日本はその主要な顧客となることが予想される。しかし、この計画を実現するためには、334億ドルの投資が必要であると試算されている。ウクライナ侵攻の結果、このプロジェクトへの投資を希望する国際的な投資家は少なくなるだろう。
ロシア経済は孤立を深め、着実に衰退していく。このため、プーチン大統領の地政学的野望――ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すとともに、かつてのソ連構成国がロシアの影響圏から脱出するのを阻止する――を実現するための経済的資源はますます不足することになる。以上引用
ロシア経済を知り尽くす若者はロシアを脱出するはずですネ。
ロシア経済は現在、石油・ガスに過度に依存しており、ここから脱却すべく大規模な投資が必要だ。例えば、ロシアエネルギー省は、ロシアを水素の主要輸出国にする計画を進めている。ロシア国内に5つの生産拠点を整備し、2030年までに年間230万トンの水素を輸出したい意向だ。
日本はその主要な顧客となることが予想される。しかし、この計画を実現するためには、334億ドルの投資が必要であると試算されている。ウクライナ侵攻の結果、このプロジェクトへの投資を希望する国際的な投資家は少なくなるだろう。
ロシア経済は孤立を深め、着実に衰退していく。このため、プーチン大統領の地政学的野望――ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すとともに、かつてのソ連構成国がロシアの影響圏から脱出するのを阻止する――を実現するための経済的資源はますます不足することになる。以上引用
ロシア経済を知り尽くす若者はロシアを脱出するはずですネ。
体制派さん江‥交渉しかオチがないという意味がよくわからないのですが‥交渉はオチではなく、過程ですよね?停戦や、休戦がオチというのならまだわかりますが。現実的なラインだと、東部地域でロシアを損耗させ、南部地域を奪還するのが当面の目標でしょう。これは決して不可能ではないかと。
No title
結局のところ、反ロシアであるゼレンスキー政権の打倒、アメリカやNATOからの抵抗のためウクライナをロシアの勢力圏に取り戻すという安全保障上の理由は、特別軍事作戦を行うに十分な理由ですよ。
ウクライナはバカノフ保安局長官とベネディクトワ検事総長を解任ですか。時が経つにウクライナに焦りが見える。
>ロシアが、ウクライナへ軍事侵攻した理由はウクライナの独立を終わらせて、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことです。
>ゼレンスキー政権を倒して、ロシアの傀儡政権を樹立することです。
ウクライナはバカノフ保安局長官とベネディクトワ検事総長を解任ですか。時が経つにウクライナに焦りが見える。
>ロシアが、ウクライナへ軍事侵攻した理由はウクライナの独立を終わらせて、ウクライナに対するロシアの支配権を取り戻すことです。
>ゼレンスキー政権を倒して、ロシアの傀儡政権を樹立することです。
赤い巨塔さん江‥あなた、ひょっとして、反応を楽しむためにわざとおかしな主張をされてます?正当性があるかないか、あなたは何を基準にされてますか?確かに、国際法というのはグレーな面もあります。しかし、今回のウクライナ侵略はほんの少しでも国際法を学べば答えがでるはずです。あなたが、国際法など無意味だという立場なら別ですが。
No title
>、アメリカやNATOからの抵抗のためウクライナをロシアの勢力圏に取り戻すという安全保障上の理由は、特別軍事作戦を行うに十分な理由ですよ。
何を言ってるの?
ロシアは、NATO加盟国の拡大やNATOの軍事力が増強されてNATO勢力がロシア領内に接近することも読んだうえでロシアの勢力圏の拡大を図ったということだよ。
プーチン又はプーチン政権は、ソ連崩壊時に失ったロシアという国の威信を回復するために侵略をしたということだよ。
大体、プーチン又はプーチン政権は、NATOなんてそれほど脅威だと思っていないでしょう。
今まで散々NATOは。ロシアを甘やかしてきたんだから。プーチンもロシアがNATO加盟国に攻撃するとか大量破壊兵器を使用して余程非人道的な行為でもしない限りアメリカ、NATOは核兵器保有国であり、軍事大国であるロシアに直接の軍事力を行使して手出しするはずがないと考えてNATOを舐めていると思いますよ。
「NATOの拡大がロシアの安全保障を著しく脅かしているからロシアはNATOの拡大や脅威を排除するためにウクライナに侵攻した!」なんて珍論ですよね。
何を言ってるの?
ロシアは、NATO加盟国の拡大やNATOの軍事力が増強されてNATO勢力がロシア領内に接近することも読んだうえでロシアの勢力圏の拡大を図ったということだよ。
プーチン又はプーチン政権は、ソ連崩壊時に失ったロシアという国の威信を回復するために侵略をしたということだよ。
大体、プーチン又はプーチン政権は、NATOなんてそれほど脅威だと思っていないでしょう。
今まで散々NATOは。ロシアを甘やかしてきたんだから。プーチンもロシアがNATO加盟国に攻撃するとか大量破壊兵器を使用して余程非人道的な行為でもしない限りアメリカ、NATOは核兵器保有国であり、軍事大国であるロシアに直接の軍事力を行使して手出しするはずがないと考えてNATOを舐めていると思いますよ。
「NATOの拡大がロシアの安全保障を著しく脅かしているからロシアはNATOの拡大や脅威を排除するためにウクライナに侵攻した!」なんて珍論ですよね。
No title
このままNATO加盟国が増え、特にウクライナ側にNATO加盟となると、次はロシアそのものが、NATOやアメリカの配下に置かれる日も来る。
アメリカやNATOやだけでなく東に目を向ければ日本などの軍事的脅威は膨大だから、それに備えた国防力を整備するのは当然。
ロシアが旧ソ連崩壊以降、国力経済力の低下から、NATOの東方拡大、東欧圏のロシア離れを飲まざるを得なかったのだから、甘やかされてるのはNATOやアメリカでしょ。
言ってることが何から何までおかしくないですかね。
アメリカやNATOやだけでなく東に目を向ければ日本などの軍事的脅威は膨大だから、それに備えた国防力を整備するのは当然。
ロシアが旧ソ連崩壊以降、国力経済力の低下から、NATOの東方拡大、東欧圏のロシア離れを飲まざるを得なかったのだから、甘やかされてるのはNATOやアメリカでしょ。
言ってることが何から何までおかしくないですかね。
No title
>>>現実的なラインだと、東部地域でロシアを損耗させ、南部地域を奪還するのが当面の目標でしょう。これは決して不可能ではないかと。
↑まぁ、そうなったら良いですね。
ただ、ウクライナだけでは到底無理なのは周知の事実。
問題はそれが可能な武器供与をアメリカやNATOがするかどうかという事ですね。
その気なら、とっくにやっているとは思いますが。
私の予想では、ウクライナは欧米にどこかで見切られて終わりですかね。
↑まぁ、そうなったら良いですね。
ただ、ウクライナだけでは到底無理なのは周知の事実。
問題はそれが可能な武器供与をアメリカやNATOがするかどうかという事ですね。
その気なら、とっくにやっているとは思いますが。
私の予想では、ウクライナは欧米にどこかで見切られて終わりですかね。
皆さん、少し話を整理しますね。NATOの拡大を批判する事自体は問題ありません。ただ、NATO拡大を理由として、ロシアの侵略を容認するような主張は認めてはなりません。ある国際法学者曰く、国際社会に通用しない議論は独善であり国を誤らせる。満州事変は自衛権の行使だと当時の日本は主張しました。その主張が世界に認められましたか?
No title
>>>皆さん、少し話を整理しますね。NATOの拡大を批判する事自体は問題ありません。ただ、NATO拡大を理由として、ロシアの侵略を容認するような主張は認めてはなりません。
↑これは、赤い巨塔さんだけだと思いますよ。他の人は認めていない。
>>>ある国際法学者曰く、国際社会に通用しない議論は独善であり国を誤らせる。満州事変は自衛権の行使だと当時の日本は主張しました。その主張が世界に認められましたか?
↑その当時の日本は核6000発も持ってましたか?
前も書きましたが、状況が違う例えは、無意味だと思いますよ。
現実に、アメリカもNATOもロシアを本気で怒らせてませんよね。相手が核超大国だからなのはお分かりでしょう。残念ながら現実なんだから、そこを避けては議論はできないですね。
↑これは、赤い巨塔さんだけだと思いますよ。他の人は認めていない。
>>>ある国際法学者曰く、国際社会に通用しない議論は独善であり国を誤らせる。満州事変は自衛権の行使だと当時の日本は主張しました。その主張が世界に認められましたか?
↑その当時の日本は核6000発も持ってましたか?
前も書きましたが、状況が違う例えは、無意味だと思いますよ。
現実に、アメリカもNATOもロシアを本気で怒らせてませんよね。相手が核超大国だからなのはお分かりでしょう。残念ながら現実なんだから、そこを避けては議論はできないですね。
No title
コメントの承認が順序がバラバラになっていて申し訳ございません。
No title
>>皆さん、少し話を整理しますね。NATOの拡大を批判する事自体は問題ありません。ただ、NATO拡大を理由として、ロシアの侵略を容認するような主張は認めてはなりません。
>
>↑これは、赤い巨塔さんだけだと思いますよ。他の人は認めていない。
前にも書きましたが「赤い巨塔」なるハンドルが何を書いているのか自分には読めないのですが、今回のロシアによるウクライナへの特別軍事作戦は侵略ではないので、侵略を容認するような主張をなどというのは藁人形論法では?
>
>↑これは、赤い巨塔さんだけだと思いますよ。他の人は認めていない。
前にも書きましたが「赤い巨塔」なるハンドルが何を書いているのか自分には読めないのですが、今回のロシアによるウクライナへの特別軍事作戦は侵略ではないので、侵略を容認するような主張をなどというのは藁人形論法では?
No title
それと、侵略は容認されるべきではないでしょうが、歴史的に見れば侵略が容認されてきたことがあったのは事実です。
ボンさん
返事が遅くなりました。
つまるところは、
「現代世界の諸悪の根源はアメリカ帝国主義による世界一極支配にある」
という考えを基準にしています。
追記:「赤い巨塔」さん宛の書き込みでしたね。見間違え失礼しました。
>赤い巨塔さん江‥あなた、ひょっとして、反応を楽しむためにわざとおかしな主張をされてます?正当性があるかないか、あなたは何を基準にされてますか?確かに、国際法というのはグレーな面もあります。しかし、今回のウクライナ侵略はほんの少しでも国際法を学べば答えがでるはずです。あなたが、国際法など無意味だという立場なら別ですが。
つまるところは、
「現代世界の諸悪の根源はアメリカ帝国主義による世界一極支配にある」
という考えを基準にしています。
追記:「赤い巨塔」さん宛の書き込みでしたね。見間違え失礼しました。
>赤い巨塔さん江‥あなた、ひょっとして、反応を楽しむためにわざとおかしな主張をされてます?正当性があるかないか、あなたは何を基準にされてますか?確かに、国際法というのはグレーな面もあります。しかし、今回のウクライナ侵略はほんの少しでも国際法を学べば答えがでるはずです。あなたが、国際法など無意味だという立場なら別ですが。
ハンドルネーム巨塔と、虚塔で混乱しました。ハンドルネームはそこまでみてませんでした。ところでニュースでラブロフ外相が東部地域だけでなく、南部地域まで目標である旨インタビューで答えてましたね。そろそろロシアとの即時停戦がありえないという現実を直視すべきです。
No title
>米国がNATOの東方拡大を押し進め、その勢力を拡大してきたことが軍事的緊張を作り出し、その結果、ロシアによるウクライナの軍事侵攻を招きました。
前にも言ったけど、NAATOの加盟国は増加していったけど、同時にNATOはロシアを宥めて刺激しないように配慮をしているのだよ。
ウクライナのNATO加盟は2008年のブカレスト会議以降も、フランスやドイツなどロシアに配慮する国が消極的だったので一向に実現されなかったこと。
東欧のNATO加盟国へのNATOの戦力配備は抑制的に行われていたこと。
平和のためのパートナーシップやNATO・ロシア理事会を通じる形でNATOはロシアとの協力関係を築いてきたこと。
など。その結果2010年のリスボンでのNATO首脳会議では、当時のメドベージェフロシア大統領(プーチンの子分)が呼ばれて、ロシアとの関係改善とより強力な協力関係の構築を打ち出すまでになったのです。
imidasより
リスボンNATO首脳会議共同宣言
https://imidas.jp/genre/detail/D-120-0081.html
(抜粋)
2010年11月ポルトガルの首都リスボンで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議で採択された共同宣言。
ロシアとの関係改善を強力に打ち出した。アフガニスタンに関してはISAF要員のロシア領内通過の了解を取り付け、ドラッグ対策などの協力を行うことが決められた。またミサイル防衛(MD)をめぐる協力が模索されることになった。
同時に、グルジアをはじめとする旧ソ連地域への加盟国拡大の動きは大きく鈍化した。
以上引用
しかし、NATOとロシアとの良好な関係は長くは続かなかったのです。
2014年のロシアによるウクライナのクリミア半島への侵略やウクライナ東部のドンバス地域の紛争にロシアが裏から関与するなどの暴挙によって、NATOとロシアの関係は冷えてしまったのですよ。
ウクライナでも世論調査において、2014年より前はNATO加盟に賛成する意見は少数派だったのですが、2014年以降は賛成意見が多くなりポロシェンコ政権下でのNATO加盟方針の憲法への明記となったのです。
NHKより
NATO首脳会議 ロシアを脅威と位置づける「戦略概念」採択へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220629/k10013693201000.html
「戦略概念」はNATOの活動指針などをまとめたもので、およそ10年ごとに改定されます。
NATOは、今回の首脳会議で採択される「戦略概念」を「安全保障の新たな現実」に沿ったものだとしていて、このなかでロシアを「もっとも重大で直接的な脅威」と位置づけるとしています。
2010年に採択されたこれまでの戦略概念は、当時の北大西洋地域を「平和だ」としたうえで、ロシアとの関係について「真の戦略的パートナーシップを築きたい」としていました。
これについて、2010年当時NATOの事務総長を務めたラスムセン氏は、今月、NHKのインタビューに応じ「当時はロシアとの間で戦略的パートナーシップを発展させられるという期待が本当にあった。しかし、2014年の不法なクリミア併合で安全保障をめぐる環境は大きく変わった。われわれは旧ソビエトの地域でロシアの偉大さを取り戻したいというプーチン大統領の野望をあまりに低く見積もり、今思えば、あまりに遅くあまりに手ぬるく対応した」と当時の対応が誤っていたという認識を示しました。
そのうえで「もちろん今もこれからもロシアは戦略的パートナーにはならない。戦略上の敵だ。新しい戦略概念にはこうした認識が反映されるだろう」と述べました。
以上引用
2010年当時のNATO事務総長も、2010年には西側諸国もロシアと戦略的パートナーシップを本気で発展させられると思っていた。
しかし、クリミア半島へのロシアの侵略行為によって安全保障環境は大きく様変わりしたと言ってます。
そして、今回のウクライナへの全面侵攻によって、「われわれは旧ソビエトの地域でロシアの偉大さを取り戻したいというプーチン大統領の野望をあまりに低く見積もり、今思えば、あまりに遅くあまりに手ぬるく対応した」と当時の対応の過ちを認めるに至っています。
東欧において軍事的な緊張を高めているのはNATOではなくロシアです。
NATOは軍事的緊張を和らげようとロシアを信頼して戦略的パートナーシップを築こうと様々な努力をしたのですが、その期待を裏切って台無しにしてしまったのはロシアですよ。
ロシアによるウクライナ侵攻は、プーチンの「ロシアの偉大さをを取り戻したい」という個人的な野心、欲望の類によって引き起こされたのです。
前にも言ったけど、NAATOの加盟国は増加していったけど、同時にNATOはロシアを宥めて刺激しないように配慮をしているのだよ。
ウクライナのNATO加盟は2008年のブカレスト会議以降も、フランスやドイツなどロシアに配慮する国が消極的だったので一向に実現されなかったこと。
東欧のNATO加盟国へのNATOの戦力配備は抑制的に行われていたこと。
平和のためのパートナーシップやNATO・ロシア理事会を通じる形でNATOはロシアとの協力関係を築いてきたこと。
など。その結果2010年のリスボンでのNATO首脳会議では、当時のメドベージェフロシア大統領(プーチンの子分)が呼ばれて、ロシアとの関係改善とより強力な協力関係の構築を打ち出すまでになったのです。
imidasより
リスボンNATO首脳会議共同宣言
https://imidas.jp/genre/detail/D-120-0081.html
(抜粋)
2010年11月ポルトガルの首都リスボンで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議で採択された共同宣言。
ロシアとの関係改善を強力に打ち出した。アフガニスタンに関してはISAF要員のロシア領内通過の了解を取り付け、ドラッグ対策などの協力を行うことが決められた。またミサイル防衛(MD)をめぐる協力が模索されることになった。
同時に、グルジアをはじめとする旧ソ連地域への加盟国拡大の動きは大きく鈍化した。
以上引用
しかし、NATOとロシアとの良好な関係は長くは続かなかったのです。
2014年のロシアによるウクライナのクリミア半島への侵略やウクライナ東部のドンバス地域の紛争にロシアが裏から関与するなどの暴挙によって、NATOとロシアの関係は冷えてしまったのですよ。
ウクライナでも世論調査において、2014年より前はNATO加盟に賛成する意見は少数派だったのですが、2014年以降は賛成意見が多くなりポロシェンコ政権下でのNATO加盟方針の憲法への明記となったのです。
NHKより
NATO首脳会議 ロシアを脅威と位置づける「戦略概念」採択へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220629/k10013693201000.html
「戦略概念」はNATOの活動指針などをまとめたもので、およそ10年ごとに改定されます。
NATOは、今回の首脳会議で採択される「戦略概念」を「安全保障の新たな現実」に沿ったものだとしていて、このなかでロシアを「もっとも重大で直接的な脅威」と位置づけるとしています。
2010年に採択されたこれまでの戦略概念は、当時の北大西洋地域を「平和だ」としたうえで、ロシアとの関係について「真の戦略的パートナーシップを築きたい」としていました。
これについて、2010年当時NATOの事務総長を務めたラスムセン氏は、今月、NHKのインタビューに応じ「当時はロシアとの間で戦略的パートナーシップを発展させられるという期待が本当にあった。しかし、2014年の不法なクリミア併合で安全保障をめぐる環境は大きく変わった。われわれは旧ソビエトの地域でロシアの偉大さを取り戻したいというプーチン大統領の野望をあまりに低く見積もり、今思えば、あまりに遅くあまりに手ぬるく対応した」と当時の対応が誤っていたという認識を示しました。
そのうえで「もちろん今もこれからもロシアは戦略的パートナーにはならない。戦略上の敵だ。新しい戦略概念にはこうした認識が反映されるだろう」と述べました。
以上引用
2010年当時のNATO事務総長も、2010年には西側諸国もロシアと戦略的パートナーシップを本気で発展させられると思っていた。
しかし、クリミア半島へのロシアの侵略行為によって安全保障環境は大きく様変わりしたと言ってます。
そして、今回のウクライナへの全面侵攻によって、「われわれは旧ソビエトの地域でロシアの偉大さを取り戻したいというプーチン大統領の野望をあまりに低く見積もり、今思えば、あまりに遅くあまりに手ぬるく対応した」と当時の対応の過ちを認めるに至っています。
東欧において軍事的な緊張を高めているのはNATOではなくロシアです。
NATOは軍事的緊張を和らげようとロシアを信頼して戦略的パートナーシップを築こうと様々な努力をしたのですが、その期待を裏切って台無しにしてしまったのはロシアですよ。
ロシアによるウクライナ侵攻は、プーチンの「ロシアの偉大さをを取り戻したい」という個人的な野心、欲望の類によって引き起こされたのです。
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戦況はロシア有利になりつつあるのだから、ウクライナ軍を全滅させない限りロシア側から停戦する理由はありません。
何人もの方が言っていますが、ウクライナが一方的に戦闘行為を中止することで即時停戦は成立します。
>そろそろロシアとの即時停戦がありえないという現実を直視すべきです。
何人もの方が言っていますが、ウクライナが一方的に戦闘行為を中止することで即時停戦は成立します。
>そろそろロシアとの即時停戦がありえないという現実を直視すべきです。
赤い虚党さん江‥ウクライナ軍を武装解除すべきって意味ですか?
ボンさん
それに近いですね。
ボンさん
よく見たら「赤い虚党」さん宛のレスでしたね。
失礼しました。
失礼しました。
ウクライナの武装解除は降伏を意味します。それ以前に降伏したらウクライナ兵がどういった扱いをうけるか想像できませんか?歴史を学ばれたらいかがか?
ボンさん
で、それで?
人々が死んでいったのは、ウクライナだけだとお考えですか?
>ウクライナの武装解除は降伏を意味します。それ以前に降伏したらウクライナ兵がどういった扱いをうけるか想像できませんか?歴史を学ばれたらいかがか?
人々が死んでいったのは、ウクライナだけだとお考えですか?
>ウクライナの武装解除は降伏を意味します。それ以前に降伏したらウクライナ兵がどういった扱いをうけるか想像できませんか?歴史を学ばれたらいかがか?