英国による劣化ウラン弾の供与 放射性と一段と強力な武器へ

　英国がウクライナに供与する戦車ですが、劣化ウラン弾も含まれるということでした。
「劣化ウラン弾 イギリスがウクライナに引き渡しか プーチン氏“相応の対応”と反発 ウクライナにはドローン攻撃」（TBS2023年3月22日）
「プーチン氏、イギリスからウクライナへの劣化ウラン弾供与に警告」（BBC2023年3月22日）

　これがそのままプーチン大統領の言うように核使用そのものになるのかという問題はさておき、これが一段と強力な武器供与になっていくことは間違いありません。
　何でもありの状況になっていく様相は歯止めがかからないということを意味します。

　この問題は白井邦彦先生が論考をまとめられています。
「ついに劣化ウラン弾も供与、「武力には武力で」の軍事支援が招く恐ろしさ、その先にあるのは・・・・」

　ロシア側による戦術核の使用の口実にもされかねない状況を招いています。


2023年1月2日撮影


　核戦争と隣り合わせの状況をどのように考えるのか。
　核戦争になんて起こりようがない、と思っていませんか。
　それはロシアがウクライナ領内で核兵器を使用しても米国・NATO側がロシアに対して核兵器のみならず通常兵器でも報復使用しないという確信ですか。
　どこからその確信が出てくるのでしょう。
　しかし、そうなるとロシアは安心してウクライナに対し、核兵器を使用することができるということになりますね。

　フランス大統領は以前、核兵器は使用しないと述べて袋だたきにあっていましたが、欧州諸国は核兵器の使用はロシアと近距離ですから直ちに核兵器による攻撃の対象になりかねないという危機感があるのでしょう。
　それこそロシアも弾薬の限りがあるとすればその後に使用できるのは核兵器になります。
　西側報道ではロシアの弾薬が尽きるという報道がずっとこの間、なされてきましたが、ロシアが弾薬が尽きたら撤退するとでも考えているのでしょうか。
　あまりにおめでたいと思います。



ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ