エンジンブレーキ（エンブレ）論争 続き

　先日、エンジンブレーキについて述べました。
「エンジンブレーキを使用するなら合図がなくて当たり前なのか」
　その続きです。
　そこで取り上げたツイートもそうですが、エンジンブレーキでは合図がないのが当たり前、むしろオートマ車（を前提としていると重うのですが）がしょっちゅう、ブレーキランプが光るのがうっとうしいというツイートも散見しました。
　私もマニュアル車を使用していますが、二速、三速に入れて走行すると速度調整がしやすく、アクセルを離すとブレーキを踏むまでもなく減速します。オートマ車の場合は調整のためにブレーキを踏むことになるのかもしれません。
　そうなるといちいちブレーキランプが点灯することになりますが、それがうっとおしいということなのでしょう。
　本来であれば一定の速度で走るのが理想ですが、前方の状況の影響が大きく、なかなかうまくは走行できません。


2023年3月11日撮影


　これらのやり取りの中で感じたのは、マニュアル車という立場に優越感を持っているのではないかということでした。
　そうした姿勢だと、合図がなくて何が悪いんだ、という発想にしかなり得ないように思いました。
　ブレーキランプが点灯するということは減速するという合図でもあり、それは意味があります。
　道交法上では減速する際にブレーキランプをつけよとはなっていませんが、後続車両にはわかりやすい合図になっているわけです。
　それを車間さえ空けておけばいい、とか、前の車が減速したら目視でわかるだろ、それに合わせれば済むことというのは、やはり違うだろうと思うわけです。

　方向指示器の場合には違反車両はあまりに多すぎます。いきなり右折の合図を出したり（後続車両が非常に迷惑）、合図のないまま右左折する、右左折を開始してから合図を出す、３秒、３０ｍルールを全く知らないという車が多すぎるわけです。
　エンジンブレーキで合図を出す必要はない、と言っている人たちは、この合図をいうものをどのように考えているのか、聞いてみたいものです。
　こうした方々は、恐らくは方向指示器にも拘りがあって遵守しているんだろうな思います。
　ただそれは決まりだから行うのか、合図の意味を考えてのものなのか、よくよく考えた方がよいと思います。



ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ