トランプ氏の起訴は正当なんだろうか 民主主義のあり方が問われる

　大統領経験者トランプ氏が起訴されました。その内容はよくわかりません。
　口止め料の支払が犯罪になるということですが、その内容はよくわかりません。
「トランプ氏起訴、米大統領経験者で初　元ポルノ女優への「口止め料」めぐり」（BBC2023年3月31日）

　起訴陪審により起訴が決まったということですが、これは本当に公平なのでしょうか。
　起訴陪審に党派性が入り込んでいないと言えるものでしょうか。
　その起訴自体に無理があるという論評もあるようです。トランプ氏は滅茶苦茶な大統領でしたが、次期大統領選に出ることを表明していました。そこに起訴となるとかなり政治的です。
　こうした形で司法が政治に介入するのは、民主主義に反するように思えます。


2023年3月11日撮影


　以前も日本でもありました。民主党政権時代の小澤幹事長の起訴です。
　これはあまりにも政治的でした。東京弁護士会まで関わっていたといういわく付きの事件でした。
「小沢元代表無罪判決と検察審査会「強制起訴」制度の危険性」
「東京弁護士会の前会長斎藤義房氏の疑惑　自ら弁明せよ」

　小沢氏は最終的には無罪判決であり、当初から予想されていたものでしたが、しかし、起訴による影響は大きく、結果は民主党政権の瓦解へと向かう大きなきっかけの１つとなりました。

　トランプ氏の起訴が当然だという認識になっているとき、トランプ氏に対する感情が先行していないか、考えるべきだと思います。



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