極めて残念だった会員懇談会での法科大学院信奉者たちの発言 その2
- 2013/03/06
- 08:22
先日、札幌弁護士会で開催された会員懇談会の様子をお伝えしました。
「極めて残念だった会員懇談会での法科大学院信奉者たちの発言」
それ以外にも札幌の会員がそのときの状況を伝えたブログ記事がありましたので、ここにご紹介しておきます。
「法科大学院~終わりのはじまり」
私などが発言をすると、法科大学院信奉者たちは露骨に嫌な顔をするだけでなく、あんたの意見など聞いてない、などという人もいたりして敵意剥き出しになってくるのですが(本部会議での議論。もっとも、私も、法科大学院信奉者が発言をすると、直ちに強い口調で「反論」を展開するのですが、内容で反論もできないのに、あまり偉そうな態度はとって欲しくないですね。)、法科大学院信奉者、特に理事者経験者たちは、一般の会員がどのような目で見ているのかは、知るべきでしょう。
先日、次期常議員会でも、少々、問題意識が薄いんじゃないかと思う発言が、次期会長からありました。
(私は、次期常議員になりました。)
次期会長の常議員会での発言の要旨
個々の問題では対立することはあっても、やはり同じ会員であり、理解し合える関係だと思う。
本当にそうでしょうか。
会員間の対立は、単に方針の違いとか意見の違いではなく、自分たちの存立基盤がどうなるかという問題ですから、無責任な長老たちに対して、憎悪の念が生じても当然だし、怒りが込み上げている会員がいったて不思議はないのです。
昨年度の1000人決議のときも総会では、決議延期論が出されました。内容が不十分だとか、あるいは会を二分してしまうとか理由でね。
しかし、会場から最後の発言となったものですが、「いつまでこんな議論をしているんだ、ここで決めないと弁護士会に対する信頼を失う」という趣旨の発言が若手から出され、議決に付されました。結果は、263:28の圧勝でした。
仮にあの場で決議がなされなければ、当時の理事者は人としての信頼も失っていたでしょう。
次期会長が、会員間だからという理由でお互いに理解しあえるなんて思っているようでは認識は甘いんじゃないかな。
あるいは、そうやって懐柔しようとしているのでしょうか。
次期会長は、会長立候補の挨拶で、事実上、決議案反対を表明されました。
それを楯にとって、元理事者たちが「反対」を表明しているのですが、次期会長がどのような表明をしようと総会で決めることについて、「次期会長が反対しているんだから。」という言い方は、もう正気の沙汰とは思えないのですが、その意味を次期会長は理解しているのでしょうか。
会長と総会とどちらが上だと思っているのか、本当に嘆かわしいですし、当の次期会長自身が、そのような元理事者の発言に対して、その発言は誤りと言えないようでは同レベルと言わざるを得ないでしょう。
誰もが、対立関係なんて望んでいないんですよ。
でもね、会員の総意とは逆の方向に進んでおきながら、あるいは進もうとしながら、その当の本人が、「同じ会員だから理解してね。」なんていうことは通用しないし、言うべきセリフではないでしょう。それくらいは自覚しないと。
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それ以外にも札幌の会員がそのときの状況を伝えたブログ記事がありましたので、ここにご紹介しておきます。
「法科大学院~終わりのはじまり」
私などが発言をすると、法科大学院信奉者たちは露骨に嫌な顔をするだけでなく、あんたの意見など聞いてない、などという人もいたりして敵意剥き出しになってくるのですが(本部会議での議論。もっとも、私も、法科大学院信奉者が発言をすると、直ちに強い口調で「反論」を展開するのですが、内容で反論もできないのに、あまり偉そうな態度はとって欲しくないですね。)、法科大学院信奉者、特に理事者経験者たちは、一般の会員がどのような目で見ているのかは、知るべきでしょう。
先日、次期常議員会でも、少々、問題意識が薄いんじゃないかと思う発言が、次期会長からありました。
(私は、次期常議員になりました。)
次期会長の常議員会での発言の要旨
個々の問題では対立することはあっても、やはり同じ会員であり、理解し合える関係だと思う。
本当にそうでしょうか。
会員間の対立は、単に方針の違いとか意見の違いではなく、自分たちの存立基盤がどうなるかという問題ですから、無責任な長老たちに対して、憎悪の念が生じても当然だし、怒りが込み上げている会員がいったて不思議はないのです。
昨年度の1000人決議のときも総会では、決議延期論が出されました。内容が不十分だとか、あるいは会を二分してしまうとか理由でね。
しかし、会場から最後の発言となったものですが、「いつまでこんな議論をしているんだ、ここで決めないと弁護士会に対する信頼を失う」という趣旨の発言が若手から出され、議決に付されました。結果は、263:28の圧勝でした。
仮にあの場で決議がなされなければ、当時の理事者は人としての信頼も失っていたでしょう。
次期会長が、会員間だからという理由でお互いに理解しあえるなんて思っているようでは認識は甘いんじゃないかな。
あるいは、そうやって懐柔しようとしているのでしょうか。
次期会長は、会長立候補の挨拶で、事実上、決議案反対を表明されました。
それを楯にとって、元理事者たちが「反対」を表明しているのですが、次期会長がどのような表明をしようと総会で決めることについて、「次期会長が反対しているんだから。」という言い方は、もう正気の沙汰とは思えないのですが、その意味を次期会長は理解しているのでしょうか。
会長と総会とどちらが上だと思っているのか、本当に嘆かわしいですし、当の次期会長自身が、そのような元理事者の発言に対して、その発言は誤りと言えないようでは同レベルと言わざるを得ないでしょう。
誰もが、対立関係なんて望んでいないんですよ。
でもね、会員の総意とは逆の方向に進んでおきながら、あるいは進もうとしながら、その当の本人が、「同じ会員だから理解してね。」なんていうことは通用しないし、言うべきセリフではないでしょう。それくらいは自覚しないと。
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