コメント
律令制に戻るのでは?
現在日本の農業は、元々の農民しかできません。仕事に困った人が百姓を始めようにも、農協に退職金を注ぎ込む位の出資をしないと口分田は貰えませんし、耕作の仕方も教えてもらえません。
若きガッツマンに口分田を与え、耕作の仕方も教え、農作物の販売までやってくれる農協もありますが、まだ少数派です。
若きガッツマンに口分田を与え、耕作の仕方も教え、農作物の販売までやってくれる農協もありますが、まだ少数派です。
No title
私は元農家です。
それなりの規模で農業を営んでおりました。
もちろん、生産物の質を重視した経営を行っておりましたが、ある程度まで質を上げてしまうと、それ以上は規模拡大をするしかなくなります。
しかし、兼業農家や小さい農家を保護してしまっているために、規模拡大のための農地が簡単に確保できません。
耕作放棄地があるじゃないかと思われるかもしれませんが、放棄されるにはされるなりの理由があります。
放棄地を手に入れることすら困難なのです。
補助金の問題は農家に楽をさせているというところにはありません。
極限まで集約されている日本の農業がこれ以上に効率化を図るには、強い農家が残るようにするしかないのです。
小さい農家ばかりあっても効率が悪く、投資と収入のバランスが取れず成り立たなくなるから、後継者も生まれないのです。
大きな農家を作って企業のようにその中で働く人たち一人一人がしっかりと生活できるように経営を成り立たせ、その中から新しい経営者を生んでいく。
他の産業と同じように、家族経営から早く脱却し、産業として農業を発展させなければならないのです。
もっと現実を知ってから発言してください。
それなりの規模で農業を営んでおりました。
もちろん、生産物の質を重視した経営を行っておりましたが、ある程度まで質を上げてしまうと、それ以上は規模拡大をするしかなくなります。
しかし、兼業農家や小さい農家を保護してしまっているために、規模拡大のための農地が簡単に確保できません。
耕作放棄地があるじゃないかと思われるかもしれませんが、放棄されるにはされるなりの理由があります。
放棄地を手に入れることすら困難なのです。
補助金の問題は農家に楽をさせているというところにはありません。
極限まで集約されている日本の農業がこれ以上に効率化を図るには、強い農家が残るようにするしかないのです。
小さい農家ばかりあっても効率が悪く、投資と収入のバランスが取れず成り立たなくなるから、後継者も生まれないのです。
大きな農家を作って企業のようにその中で働く人たち一人一人がしっかりと生活できるように経営を成り立たせ、その中から新しい経営者を生んでいく。
他の産業と同じように、家族経営から早く脱却し、産業として農業を発展させなければならないのです。
もっと現実を知ってから発言してください。
No title
企業のように?
効率が悪いという発想自体についていけませんね。小規模を潰して、そこで田畑を放棄せざるを得なかった農家から田畑を買いあさり、そして今までのようにその農地で働かせるという発想でしょうか。
農家がみなあなたと同じ発想であれば、農家は諸手を挙げて今回の政策に賛成するはずですよね。
小規模農家は保護されている対象だから反対するということでしょうか。
そうなるとあなたとは全く立場が違いますよね。
要は、あなたが困っているだけではないですか。元というと離農してしまったようですし。
それをよくも「もっと現実を知ってから」などと言えるものだと感心してしまいます。
効率が悪いという発想自体についていけませんね。小規模を潰して、そこで田畑を放棄せざるを得なかった農家から田畑を買いあさり、そして今までのようにその農地で働かせるという発想でしょうか。
農家がみなあなたと同じ発想であれば、農家は諸手を挙げて今回の政策に賛成するはずですよね。
小規模農家は保護されている対象だから反対するということでしょうか。
そうなるとあなたとは全く立場が違いますよね。
要は、あなたが困っているだけではないですか。元というと離農してしまったようですし。
それをよくも「もっと現実を知ってから」などと言えるものだと感心してしまいます。
No title
私の実家は、農家で両親が年で働けなくなりつつあり、農業で食っていこうとしている最中のものです。
猪野さんの意見に感情的には同意しますし、自民党が農業を潰そうとしているのは間違いないでしょう。
しかし、小規模農家を潰す ということは何か勘違いをされていると思います。
よく話題になる稲作農家の場合の収入を考えると
10a 当たりコシヒカリで7~8俵ほど収穫できます。 1俵当たり13,000円くらいで取引されていますので、8俵の収穫で104,000円になります。
1,000万円の収入を確保するには、960aの田んぼが必要になります。
100aで1haですから約10ha(100,000m2)ですかね。
これを一人でやらなければなりません。 しかし、実際には到底一人では出来ません。
この中から、機械の購入費・修理費、肥料代、燃料費など必要経費を支払わなくてはなりません。
これだけの広さですと、機械もかなり大型になり高額になりますから、実際の収入はサラリーマンよりずっと少なくなるでしょう。 (例: コンバインで700万、トラクターで1000万、田植機で400万)
子供を育てることを考えたら、私にはとても真似できるとは思いません。
このような農家は、収入からすれば小規模農家です。しかし世間ではこのくらいの規模は大規模農家と呼ばれ、保護する対象ではないと言われます。
収入がないのに保護する対象ではないのですか?
よく言われる小規模農家は、稲作だけでは食べていけないので他に収入源を持っています。
私の周のほとんどの方は、会社勤務をしており、自分で耕作を行う時間が無いため、作業の殆どを委託しています。
生活費を農業に依存していない農家、このような方は保護する対象でしょうか。
私の家も稲作では、この小規模農家になりますが自宅の消費分をしょうがなく作っているだけですので保護されようとは思いませんし、行政からお金をもらったことなどありません。保護されているというお金がどんなものかも知りません。
もう少し、農業生産だけで生活していく という観点から見ていただけないでしょうか。
猪野さんの意見に感情的には同意しますし、自民党が農業を潰そうとしているのは間違いないでしょう。
しかし、小規模農家を潰す ということは何か勘違いをされていると思います。
よく話題になる稲作農家の場合の収入を考えると
10a 当たりコシヒカリで7~8俵ほど収穫できます。 1俵当たり13,000円くらいで取引されていますので、8俵の収穫で104,000円になります。
1,000万円の収入を確保するには、960aの田んぼが必要になります。
100aで1haですから約10ha(100,000m2)ですかね。
これを一人でやらなければなりません。 しかし、実際には到底一人では出来ません。
この中から、機械の購入費・修理費、肥料代、燃料費など必要経費を支払わなくてはなりません。
これだけの広さですと、機械もかなり大型になり高額になりますから、実際の収入はサラリーマンよりずっと少なくなるでしょう。 (例: コンバインで700万、トラクターで1000万、田植機で400万)
子供を育てることを考えたら、私にはとても真似できるとは思いません。
このような農家は、収入からすれば小規模農家です。しかし世間ではこのくらいの規模は大規模農家と呼ばれ、保護する対象ではないと言われます。
収入がないのに保護する対象ではないのですか?
よく言われる小規模農家は、稲作だけでは食べていけないので他に収入源を持っています。
私の周のほとんどの方は、会社勤務をしており、自分で耕作を行う時間が無いため、作業の殆どを委託しています。
生活費を農業に依存していない農家、このような方は保護する対象でしょうか。
私の家も稲作では、この小規模農家になりますが自宅の消費分をしょうがなく作っているだけですので保護されようとは思いませんし、行政からお金をもらったことなどありません。保護されているというお金がどんなものかも知りません。
もう少し、農業生産だけで生活していく という観点から見ていただけないでしょうか。
悪い冗談です。
元農家の息子です。
『今までのようにその農地で働かせるという発想でしょうか。』
ありえません。そんなの不可能でしょう。
『今までのようにその農地で働かせるという発想でしょうか。』
ありえません。そんなの不可能でしょう。
No title
>『今までのようにその農地で働かせるという発想でしょうか。』
おっしゃっている意味がわかりません。
稲作の場合、小規模農家は専業農家としては成り立っていません。
稲作農家として経営が成り立っていないのに農地を維持管理させるのは、もはや苦痛でしかなくなっています。その農地を稲作専業農家として経営をしている人に管理してもらうのがなぜいけないのでしょうか?
しかし、政府のこのような施策はもう手遅れで、その受け皿となる専業農家も高齢化して受け入れを拒み始めています。(私の地域の話です)
行政は新規就農者を募ってはいますが、稲作は初期投資がかかりすぎるため、また最初から広大な土地を借り受けることが出来ないこともあり稲作で新規就農する方はいません。
私も新規就農をして数年たち信用していただいたのか、後をやらないかと誘われもしましたが初期投資が掛かり過ぎるのと、収入の少なさ、稲作の経験の少なさでお断りしました。
米の値段が倍以上になれば何とかやれるかもしれませんが、魅力は感じません。
値段を上げるために、一部完全無農薬でやられている方もいますが、手間がかかりすぎるため割りには合わないと感じています。
今年になって、耕作放棄地の解消だの、集約だの実際に私の回りでも色々言い始めたようですが、もう農地は誰も欲しがりません。売りに出た所で誰も買い手がいません。
もう農業は崩壊していると言っても過言ではありません。小手先の改革をしてもなんの解決にもなりません。
きちんと農家が安定した不安のない生活していけるだけの収入を確保できるように、全てをぶっ潰すくらいに根本から変えなければならないと思っています。
成り行きと勢いで新規就農しましたが、半分は後悔しています。
新しい技術で改革をと、自分では一筋の光が見えていると思ってやっていますが、いつ挫折するかわかりません。
小規模でコツコツやれば なんて方がいますがそれでは食ってはいけません。
家族を養えなければなんの意味もありません。田んぼに数万円の補助金なんてなんの意味もないのです。
おっしゃっている意味がわかりません。
稲作の場合、小規模農家は専業農家としては成り立っていません。
稲作農家として経営が成り立っていないのに農地を維持管理させるのは、もはや苦痛でしかなくなっています。その農地を稲作専業農家として経営をしている人に管理してもらうのがなぜいけないのでしょうか?
しかし、政府のこのような施策はもう手遅れで、その受け皿となる専業農家も高齢化して受け入れを拒み始めています。(私の地域の話です)
行政は新規就農者を募ってはいますが、稲作は初期投資がかかりすぎるため、また最初から広大な土地を借り受けることが出来ないこともあり稲作で新規就農する方はいません。
私も新規就農をして数年たち信用していただいたのか、後をやらないかと誘われもしましたが初期投資が掛かり過ぎるのと、収入の少なさ、稲作の経験の少なさでお断りしました。
米の値段が倍以上になれば何とかやれるかもしれませんが、魅力は感じません。
値段を上げるために、一部完全無農薬でやられている方もいますが、手間がかかりすぎるため割りには合わないと感じています。
今年になって、耕作放棄地の解消だの、集約だの実際に私の回りでも色々言い始めたようですが、もう農地は誰も欲しがりません。売りに出た所で誰も買い手がいません。
もう農業は崩壊していると言っても過言ではありません。小手先の改革をしてもなんの解決にもなりません。
きちんと農家が安定した不安のない生活していけるだけの収入を確保できるように、全てをぶっ潰すくらいに根本から変えなければならないと思っています。
成り行きと勢いで新規就農しましたが、半分は後悔しています。
新しい技術で改革をと、自分では一筋の光が見えていると思ってやっていますが、いつ挫折するかわかりません。
小規模でコツコツやれば なんて方がいますがそれでは食ってはいけません。
家族を養えなければなんの意味もありません。田んぼに数万円の補助金なんてなんの意味もないのです。
ブログ主こそ現実を知らない
米農家の平均耕作面積は1ha程度です。
ブログ主の言われている小規模農家とはどの規模なんでしょうね。平均耕作面積でいくと農家の収入は100万足らずです(経費別)。当然生活できませんから兼業か、高齢者が年金貰いながらやっている。 この小規模農家も専業でやっていけるようにしようとしたら、米いくらにするんですか?
とんでもない金額になります。
私は北海道に1haの水田を相続していますが、耕作放棄地です。 山間地で水田に適していない土地です。戦後のコメ不足の時代なら兎も角、コメを食べなくなったこの時代、役割は終わったと思ってますよ。周りもコメを作っていません。
今住んでいる名古屋のベットタウンコメ農家結構あります。兼業で自分で耕作していない。まあ昔の地主と一緒ですかね。市街化区域もあります。なぜやっているか。農地ですから税金が安いですし、補助金ももらえる。そして金が必要になったら売る。これが実態です。
ブログ主の言われている小規模農家とはどの規模なんでしょうね。平均耕作面積でいくと農家の収入は100万足らずです(経費別)。当然生活できませんから兼業か、高齢者が年金貰いながらやっている。 この小規模農家も専業でやっていけるようにしようとしたら、米いくらにするんですか?
とんでもない金額になります。
私は北海道に1haの水田を相続していますが、耕作放棄地です。 山間地で水田に適していない土地です。戦後のコメ不足の時代なら兎も角、コメを食べなくなったこの時代、役割は終わったと思ってますよ。周りもコメを作っていません。
今住んでいる名古屋のベットタウンコメ農家結構あります。兼業で自分で耕作していない。まあ昔の地主と一緒ですかね。市街化区域もあります。なぜやっているか。農地ですから税金が安いですし、補助金ももらえる。そして金が必要になったら売る。これが実態です。
書き忘れましたが
耕作放棄地が増えたのは、農家の高齢化がありますが、実はもう一つあります。米主体農家は野菜農家等と比較して、収穫は1回ですので比較的時間がある。小規模農家は専業で食えないので地元の建設業に携わっている例が多かった。
ところが公共事業は大幅にカットされましたので仕事がない。結局地元を出るか、新しい仕事に就くことになります。建設業は日当仕事がほとんどですから、ある程度自由がききますが、他産業では
簡単には休めない。結局農家を止めることになります。長野県は特に多いですね。北海道もそうじゃないのかな。
ところが公共事業は大幅にカットされましたので仕事がない。結局地元を出るか、新しい仕事に就くことになります。建設業は日当仕事がほとんどですから、ある程度自由がききますが、他産業では
簡単には休めない。結局農家を止めることになります。長野県は特に多いですね。北海道もそうじゃないのかな。
No title
ケイさん
それが実態ですか。一面、当たっていますが、一面的ですね。
公共事業に頼るという土建国家の縮図が農村にありますが、それ自体が問題でしょう。
専業農家として食えなくさせた上での集票構造ですから。
それから米離れなんていってみても、今後の食糧事情を考えれば稲作を放棄して済む話ではないのですね。
「公共事業」がなくても農業で食えるようにすること。それにカネが掛かるからダメ?
食料生産にカネが掛かったとしても当然のことですよ。命の源ですからね。
休耕はともかく、現状で農家が楽をしているとは思いませんね。
ところで、現状がいいとは思いませんよ。休耕によってお金になるというのは、本来はあるべき姿ではなく、耕作できてこその農業政策である必要があるでしょう。
ただ、結局のところ、ケイさんが言いたいことの趣旨がよく分かりませんが、要は補助金等はすべて打ち切り、自由競争に任せればいいという主張ですか。
それならそうとはっきり言えばいいのではないかな。
それが実態ですか。一面、当たっていますが、一面的ですね。
公共事業に頼るという土建国家の縮図が農村にありますが、それ自体が問題でしょう。
専業農家として食えなくさせた上での集票構造ですから。
それから米離れなんていってみても、今後の食糧事情を考えれば稲作を放棄して済む話ではないのですね。
「公共事業」がなくても農業で食えるようにすること。それにカネが掛かるからダメ?
食料生産にカネが掛かったとしても当然のことですよ。命の源ですからね。
休耕はともかく、現状で農家が楽をしているとは思いませんね。
ところで、現状がいいとは思いませんよ。休耕によってお金になるというのは、本来はあるべき姿ではなく、耕作できてこその農業政策である必要があるでしょう。
ただ、結局のところ、ケイさんが言いたいことの趣旨がよく分かりませんが、要は補助金等はすべて打ち切り、自由競争に任せればいいという主張ですか。
それならそうとはっきり言えばいいのではないかな。
No title
小沼さん
農機具を購入し、それによって借金漬けになっている状況についてこそ問題だと思います。
このような生産手段は極めて高コスト、それこそ競争が働いているのでしょうか。押し売りの被害者になっていないでしょうか。
私は、農家だけで食べられるようにならなければ担い手がいなくなるのではないかと思います。
兼業農家が結局、他から現金収入を得ているとなると農業離れに拍車が掛かります。今の現状はどうみても現金収入は農業以外のところから得なければならないし、手っ取り早いということになりますが、それでは農業は潰れてしまいます。
今、一番重要なことは後継者が育つかどうかです。
将来が見通せないところに後継は育ちません。
(余談ですが、法曹の世界も同じ、将来がないから志望者が激減)
農機具を購入し、それによって借金漬けになっている状況についてこそ問題だと思います。
このような生産手段は極めて高コスト、それこそ競争が働いているのでしょうか。押し売りの被害者になっていないでしょうか。
私は、農家だけで食べられるようにならなければ担い手がいなくなるのではないかと思います。
兼業農家が結局、他から現金収入を得ているとなると農業離れに拍車が掛かります。今の現状はどうみても現金収入は農業以外のところから得なければならないし、手っ取り早いということになりますが、それでは農業は潰れてしまいます。
今、一番重要なことは後継者が育つかどうかです。
将来が見通せないところに後継は育ちません。
(余談ですが、法曹の世界も同じ、将来がないから志望者が激減)
No title
(食料生産にカネが掛かったとしても当然のことですよ。命の源ですからね。)
ですから最初に質問しています。
(この小規模農家も専業でやっていけるようにしようとしたら、米いくらにするんですか? )
最低でも専業で食えるようにするには5倍は必要です。これで良いんですか?
(要は補助金等はすべて打ち切り、自由競争に任せればいいという主張ですか。 )
少なくても、自分で耕作しない農家には退場してもらいましょう。これ農地改革以前の地主と一緒ですから。そして意欲ある農家にどんどん生産してもらえばいいんです。
ですから最初に質問しています。
(この小規模農家も専業でやっていけるようにしようとしたら、米いくらにするんですか? )
最低でも専業で食えるようにするには5倍は必要です。これで良いんですか?
(要は補助金等はすべて打ち切り、自由競争に任せればいいという主張ですか。 )
少なくても、自分で耕作しない農家には退場してもらいましょう。これ農地改革以前の地主と一緒ですから。そして意欲ある農家にどんどん生産してもらえばいいんです。
また書き忘れましたが
私は公共事業を減らすなと言ってるわけではありません。現状を書いただけです。
それと米専業で1hrで食えたらコメ農家は間違いなく楽ですね。先に書きましたが元農家で現在も所有していますからよくわかります。
それと米専業で1hrで食えたらコメ農家は間違いなく楽ですね。先に書きましたが元農家で現在も所有していますからよくわかります。
No title
コメントされた方の名前を見間違えていました。失礼しました。
>農機具を購入し、それによって借金漬けになっている状況についてこそ問題だと思います。
企業経営者から見た場合、収入も見込めないのに高効率な生産機械を導入したのは経営者の責任と見られるのではないでしょうか。導入した機械の返済が出来るだけの生産をしなければならないのは中小企業、工業・農業にかかわらず当然のことだと思っています。
現状のほとんどの小規模農家はその返済ができる規模に満たないわけですから当然借金漬けになってしまいます。最悪借金の返済ができる規模まで、すべての農家が規模拡大しなければならないのではないでしょうか。
> このような生産手段は極めて高コスト、それこそ競争が働いているのでしょうか。
短時間で仕事が終了するのですから、時間で考えれば高コストではないと思います。行った仕事量が少なく収穫・収入が少ないことが高コストにつながるのではないでしょうか。
>押し売りの被害者になっていないでしょうか。
私のところは規模が小さく稲作はコンバインなど使わず(購入できず)バインダーでやっていましたが、農機具屋が機械の売り込みに来たことなど一度もありません。作業の辛さに負けて自分から欲しいと農機具屋に行くのがほとんどではないでしょうか。
やってみればわかると思いますが年寄りには無理です。
> 私は、農家だけで食べられるようにならなければ担い手がいなくなるのではないかと思います。
> 兼業農家が結局、他から現金収入を得ているとなると農業離れに拍車が掛かります。今の現状はどうみても現金収入は農業以外のところから得なければならないし、手っ取り早いということになりますが、それでは農業は潰れてしまいます。
> 今、一番重要なことは後継者が育つかどうかです。
> 将来が見通せないところに後継は育ちません。
なぜこのように、農業だけで食べられなくなったのか、それは規模が小さくなったことが主な原因だと思っています。
ではなぜ規模が小さくなったのでしょうか。
人の平等を謳い家制度を廃止したことが農業の規模を縮小させ、衰退を招いたのではないでしょうか。
農家にとって農地は収入の要です。農地が少なくなれば、減った分だけ収入が少なくなります。
その収入の基盤となるものを、相続というもので子の数だけ均等に分けてしまいます。
分ければ分けただけ収入が少なくなります。当然のことですね。
農業をやるものから見れば、これほどの愚行はありませんが、この愚行は現在も行われ続けています。
政府は、この分割する法律を何ら変更すること無く、農地集約と言っているのです。
分割しながら、集約しようとしているのです。どう考えても集約など出来るはずがありません。
また、いつ分割されるかもわからない土地を安心して借りられますか?集約できますか?
一番の根本が矛盾しているのです。
法律は農家の収入が少なくなるようにしているのです。農家から見ると、後継者がいなくなるのは相続制度の趣旨ですし、農業が破綻するのも相続制度の趣旨です。
少なくともそのようにしか受け取れません。
相続制度を変えない限り何を言っても・やっても無駄でしょう。
>農機具を購入し、それによって借金漬けになっている状況についてこそ問題だと思います。
企業経営者から見た場合、収入も見込めないのに高効率な生産機械を導入したのは経営者の責任と見られるのではないでしょうか。導入した機械の返済が出来るだけの生産をしなければならないのは中小企業、工業・農業にかかわらず当然のことだと思っています。
現状のほとんどの小規模農家はその返済ができる規模に満たないわけですから当然借金漬けになってしまいます。最悪借金の返済ができる規模まで、すべての農家が規模拡大しなければならないのではないでしょうか。
> このような生産手段は極めて高コスト、それこそ競争が働いているのでしょうか。
短時間で仕事が終了するのですから、時間で考えれば高コストではないと思います。行った仕事量が少なく収穫・収入が少ないことが高コストにつながるのではないでしょうか。
>押し売りの被害者になっていないでしょうか。
私のところは規模が小さく稲作はコンバインなど使わず(購入できず)バインダーでやっていましたが、農機具屋が機械の売り込みに来たことなど一度もありません。作業の辛さに負けて自分から欲しいと農機具屋に行くのがほとんどではないでしょうか。
やってみればわかると思いますが年寄りには無理です。
> 私は、農家だけで食べられるようにならなければ担い手がいなくなるのではないかと思います。
> 兼業農家が結局、他から現金収入を得ているとなると農業離れに拍車が掛かります。今の現状はどうみても現金収入は農業以外のところから得なければならないし、手っ取り早いということになりますが、それでは農業は潰れてしまいます。
> 今、一番重要なことは後継者が育つかどうかです。
> 将来が見通せないところに後継は育ちません。
なぜこのように、農業だけで食べられなくなったのか、それは規模が小さくなったことが主な原因だと思っています。
ではなぜ規模が小さくなったのでしょうか。
人の平等を謳い家制度を廃止したことが農業の規模を縮小させ、衰退を招いたのではないでしょうか。
農家にとって農地は収入の要です。農地が少なくなれば、減った分だけ収入が少なくなります。
その収入の基盤となるものを、相続というもので子の数だけ均等に分けてしまいます。
分ければ分けただけ収入が少なくなります。当然のことですね。
農業をやるものから見れば、これほどの愚行はありませんが、この愚行は現在も行われ続けています。
政府は、この分割する法律を何ら変更すること無く、農地集約と言っているのです。
分割しながら、集約しようとしているのです。どう考えても集約など出来るはずがありません。
また、いつ分割されるかもわからない土地を安心して借りられますか?集約できますか?
一番の根本が矛盾しているのです。
法律は農家の収入が少なくなるようにしているのです。農家から見ると、後継者がいなくなるのは相続制度の趣旨ですし、農業が破綻するのも相続制度の趣旨です。
少なくともそのようにしか受け取れません。
相続制度を変えない限り何を言っても・やっても無駄でしょう。
小沼さん
農機具などは私は押し売りだと思いますよ。
農地を抵当に入れ、借金漬けになったり(農協が融資)、一昔前は商工ローンも農家に貸付をしていましたね。
しかも、将来に希望が持てない中で、今後、さらに借金をしてまで投資なんてあり得ない選択でしょう。
(法科大学院に状況がとてもよく似ていると思いました。)
働いても働いても借金の返済、利子の返済では気力が出てこないのも無理もないと思いますけれど。
相続によって細分化していくという問題は中々、考えさせられますね。農地法による縛りがどこまで機能するのか。
一昔前であれば当然のごとく長男以外は相続放棄していましたが、現代はそれも厳しいでしょう。
その点は確かに考える必要がありますね。
農地を抵当に入れ、借金漬けになったり(農協が融資)、一昔前は商工ローンも農家に貸付をしていましたね。
しかも、将来に希望が持てない中で、今後、さらに借金をしてまで投資なんてあり得ない選択でしょう。
(法科大学院に状況がとてもよく似ていると思いました。)
働いても働いても借金の返済、利子の返済では気力が出てこないのも無理もないと思いますけれど。
相続によって細分化していくという問題は中々、考えさせられますね。農地法による縛りがどこまで機能するのか。
一昔前であれば当然のごとく長男以外は相続放棄していましたが、現代はそれも厳しいでしょう。
その点は確かに考える必要がありますね。
No title
>農地を抵当に入れ、借金漬けになったり(農協が融資)、一昔前は商工ローンも農家に貸付をしていましたね。
小規模農家が、これほどの高額の農機具を購入するとはどんなものを購入するのでしょうか?
いままで具体例が何も書かれていないので正確に判断できませんが、私はそんなことを聞いたことがありません。
働いても働いても借金の返済 になるほどの農機具を購入させられ、法律家であるあなたが「押し売り」であると言う
これはまさに犯罪ではないのですか?
補助金云々ということより、法律家であるあなたが借金漬けにされている農家を助けてあげるべきではないのでしょうか?
>相続によって細分化していくという問題は中々、考えさせられますね。農地法による縛りがどこまで機能するのか。
> 一昔前であれば当然のごとく長男以外は相続放棄していましたが、現代はそれも厳しいでしょう。
> その点は確かに考える必要がありますね。
私のような法律のド素人より、あなたのような農業の未来を案じている法律家が法律のおかしな点を指摘したほうが何百倍も早く行政が動くのではないでしょうか。
問題があると認識されたのであれば、「考える必要がある」などと政治家みたいなことを言っていないで、行動して頂いたほうがあなたが案じている小規模農家のためになると思います。
小規模農家が、これほどの高額の農機具を購入するとはどんなものを購入するのでしょうか?
いままで具体例が何も書かれていないので正確に判断できませんが、私はそんなことを聞いたことがありません。
働いても働いても借金の返済 になるほどの農機具を購入させられ、法律家であるあなたが「押し売り」であると言う
これはまさに犯罪ではないのですか?
補助金云々ということより、法律家であるあなたが借金漬けにされている農家を助けてあげるべきではないのでしょうか?
>相続によって細分化していくという問題は中々、考えさせられますね。農地法による縛りがどこまで機能するのか。
> 一昔前であれば当然のごとく長男以外は相続放棄していましたが、現代はそれも厳しいでしょう。
> その点は確かに考える必要がありますね。
私のような法律のド素人より、あなたのような農業の未来を案じている法律家が法律のおかしな点を指摘したほうが何百倍も早く行政が動くのではないでしょうか。
問題があると認識されたのであれば、「考える必要がある」などと政治家みたいなことを言っていないで、行動して頂いたほうがあなたが案じている小規模農家のためになると思います。
No title
>働いても働いても借金の返済 になるほどの農機具を購入させ
>られ、法律家であるあなたが「押し売り」であると言う
>これはまさに犯罪ではないのですか?
>補助金云々ということより、法律家であるあなたが借金漬け
>にされている農家を助けてあげるべきではないのでしょうか?
犯罪ではありません。本人の「同意」の元に契約していますから。
借金漬けで法律家(弁護士)が何とかできるのは「破産」のような整理だけ。借金を帳消しにするような魔法使いではありません。
実際には農協は抵当権を実行しないようですし(できないのでしょうね。競売で落ちないから。)、他方で農協って大丈夫なんだろうかと思うこともあります(感想レベルですけれど。ただ都市部の銀行であれば、このような融資はないだろうと思うようなレベルです。)。「借金漬け」がそのまま続いていくのでしょう。
それから、「押し売り」ですけれど、比喩的に言っていることくらい、ご理解くださいね。
>私のような法律のド素人より、あなたのような農業の未来を案
>じている法律家が法律のおかしな点を指摘したほうが何百倍も
>早く行政が動くのではないでしょうか。
動きません。私も単なる一弁護士に過ぎませんから。
むしろ現場から大いに声を上げていかなければ政治は動きません。
それから行政というよりは立法的な処置ではないでしょうか。
>られ、法律家であるあなたが「押し売り」であると言う
>これはまさに犯罪ではないのですか?
>補助金云々ということより、法律家であるあなたが借金漬け
>にされている農家を助けてあげるべきではないのでしょうか?
犯罪ではありません。本人の「同意」の元に契約していますから。
借金漬けで法律家(弁護士)が何とかできるのは「破産」のような整理だけ。借金を帳消しにするような魔法使いではありません。
実際には農協は抵当権を実行しないようですし(できないのでしょうね。競売で落ちないから。)、他方で農協って大丈夫なんだろうかと思うこともあります(感想レベルですけれど。ただ都市部の銀行であれば、このような融資はないだろうと思うようなレベルです。)。「借金漬け」がそのまま続いていくのでしょう。
それから、「押し売り」ですけれど、比喩的に言っていることくらい、ご理解くださいね。
>私のような法律のド素人より、あなたのような農業の未来を案
>じている法律家が法律のおかしな点を指摘したほうが何百倍も
>早く行政が動くのではないでしょうか。
動きません。私も単なる一弁護士に過ぎませんから。
むしろ現場から大いに声を上げていかなければ政治は動きません。
それから行政というよりは立法的な処置ではないでしょうか。
覧古考新:農業について
<小沼さんのコメント>
もう農業は崩壊していると言っても過言ではありません。
小手先の改革をしてもなんの解決にもなりません。
<ケイさんのコメント>
悪い冗談です。
ブログ主こそ現実を知らない
↑
猪野先生のスタンスに対する厳しい指摘。
<小沼さんのコメント>
その収入の基盤となるもの(農地)を、相続というもので子の数だけ均等に分けてしまいます。
<猪野亨さんのコメント>
その点は確かに考える必要がありますね。
↑
「たわけ=田分け」ということ。
狩猟・タバコ・高齢者の自動車運転・カジノ、そして農業の問題。
猪野先生のブログの守備範囲は、たいへん広い。
また、コメント欄に反対意見も掲示することでブログ自体の厚みが増す。
これは評価できることだ。
もう農業は崩壊していると言っても過言ではありません。
小手先の改革をしてもなんの解決にもなりません。
<ケイさんのコメント>
悪い冗談です。
ブログ主こそ現実を知らない
↑
猪野先生のスタンスに対する厳しい指摘。
<小沼さんのコメント>
その収入の基盤となるもの(農地)を、相続というもので子の数だけ均等に分けてしまいます。
<猪野亨さんのコメント>
その点は確かに考える必要がありますね。
↑
「たわけ=田分け」ということ。
狩猟・タバコ・高齢者の自動車運転・カジノ、そして農業の問題。
猪野先生のブログの守備範囲は、たいへん広い。
また、コメント欄に反対意見も掲示することでブログ自体の厚みが増す。
これは評価できることだ。
No title
農民は、労働者ではなく自営業者です。
農地は生産手段で分割すべき不動産ではないのです。
それを72年前に、錯覚が起きて、農地は相続財産としての不動産。
自営業者であるならば、法人化は当然ですが,耕作者こそ農地所有何て言う農地法が幅を利かせ、その上に農振法何て言う法律でがんじがらめ。
生物としての農民は、高齢化。
行く先は耕作放棄地で突然作物の不足現象。
サー誰が困るのでしょうね?
都市住民も金さえ出せば食料が購入できる時代が突然終了するかもしれません。
生産年齢人口の平均が70歳?
農地は生産手段で分割すべき不動産ではないのです。
それを72年前に、錯覚が起きて、農地は相続財産としての不動産。
自営業者であるならば、法人化は当然ですが,耕作者こそ農地所有何て言う農地法が幅を利かせ、その上に農振法何て言う法律でがんじがらめ。
生物としての農民は、高齢化。
行く先は耕作放棄地で突然作物の不足現象。
サー誰が困るのでしょうね?
都市住民も金さえ出せば食料が購入できる時代が突然終了するかもしれません。
生産年齢人口の平均が70歳?