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法科大学院擁護者について思うこと
現在、法科大学院の広告塔みたいな存在が菊間弁護士だと思いますが、少しご発言が気になります。
私は、菊間さんはチャーミングで魅力的な女性だと思うし、司法関係以外のコメントは極めてノーマルで健康的かつ常識的でいらして、まったく文句はないんです。
ところが、法科大学院、現在の司法情勢的なご発言となるとあれっ???と思うことがままあります。
修習生向けのセミナーで、修習生に対し、「現実を知ってほしい」とコメントされているのですが、普通の法曹関係者は「現実」と聞くと「法曹界の厳しい現実のことか」と思うのが99パーセントだと思います。
ところが、彼女が語る「現実」とは、人と人とのつながりを大切にしていれば、就職先などあるという趣旨のご発言なんですね。驚きました。。。
断片的に物事を見てご発言するのは危険だと思います。
たしかに、周りの人を大切にしていれば、引きがあることもあります。
しかし、弁護士人員急増と案件自体の減少(この原因については割愛)で、仮に人物的に良くてもひきとって面倒をみてあげられない、そういう汲々とした事態にまで陥っているのが「現実」です。
これは誇張でもなんでもありません。
これから修習という人にあえて悲観的なことを言う必要もないと思いますが、ご自身の尺度で違う立場や状況の人についても語るというのは、少し良くないかなと感じました。
それと、法科大学院のことを皆が「めんどうだから行きたくない」と言っているとご発言されたそうですが、申し訳ないですが、そういう発言は聞いたことがないです。
多くの人は、経済的、物理的、時間的な制約で通いたくても通えない、と言っていました。
今は、「法科いかずに予備に受かりたい」にかわってしまいましたが。。。
司法関係以外のご発言はとてもすばらしいし、ルックスも私的には好みなので、法科大学院、司法についてのご発言だけもう少し注意していただけたらなと思います。
なお、現役学生の予備受験資格を制限することは、断固反対です。
優秀層を確保することが未来の法曹界にとって必要なことだからです。
私は、菊間さんはチャーミングで魅力的な女性だと思うし、司法関係以外のコメントは極めてノーマルで健康的かつ常識的でいらして、まったく文句はないんです。
ところが、法科大学院、現在の司法情勢的なご発言となるとあれっ???と思うことがままあります。
修習生向けのセミナーで、修習生に対し、「現実を知ってほしい」とコメントされているのですが、普通の法曹関係者は「現実」と聞くと「法曹界の厳しい現実のことか」と思うのが99パーセントだと思います。
ところが、彼女が語る「現実」とは、人と人とのつながりを大切にしていれば、就職先などあるという趣旨のご発言なんですね。驚きました。。。
断片的に物事を見てご発言するのは危険だと思います。
たしかに、周りの人を大切にしていれば、引きがあることもあります。
しかし、弁護士人員急増と案件自体の減少(この原因については割愛)で、仮に人物的に良くてもひきとって面倒をみてあげられない、そういう汲々とした事態にまで陥っているのが「現実」です。
これは誇張でもなんでもありません。
これから修習という人にあえて悲観的なことを言う必要もないと思いますが、ご自身の尺度で違う立場や状況の人についても語るというのは、少し良くないかなと感じました。
それと、法科大学院のことを皆が「めんどうだから行きたくない」と言っているとご発言されたそうですが、申し訳ないですが、そういう発言は聞いたことがないです。
多くの人は、経済的、物理的、時間的な制約で通いたくても通えない、と言っていました。
今は、「法科いかずに予備に受かりたい」にかわってしまいましたが。。。
司法関係以外のご発言はとてもすばらしいし、ルックスも私的には好みなので、法科大学院、司法についてのご発言だけもう少し注意していただけたらなと思います。
なお、現役学生の予備受験資格を制限することは、断固反対です。
優秀層を確保することが未来の法曹界にとって必要なことだからです。
賛成です
この件に関しては「奇跡的」に猪野先生の主張にほぼ完全に賛成です・・・私から付け加えることも何もありません。
がん細胞は切らねば
がん細胞は、放っておくと増殖し、転移します。
がん細胞のうちステージ4まで進展した下位ローを早急に切りとらなければなりません。
どうしても切り取れないがん細胞である上位ロー(5校で十分)は仕方がないので、温存させて、予備試験という健全な細胞を破壊させないように時々抗がん剤を投与しましょう。
がん細胞のうちステージ4まで進展した下位ローを早急に切りとらなければなりません。
どうしても切り取れないがん細胞である上位ロー(5校で十分)は仕方がないので、温存させて、予備試験という健全な細胞を破壊させないように時々抗がん剤を投与しましょう。
司法試験の門戸
かつて合格率3%という日本最高峰の資格試験だったはずの司法試験は、今年も合格率25%を超えて、運転免許試験場の一発試験よりも合格率が高い極めて門戸の広い資格試験になってしまいました。
また予備試験組の合格率は7割を超え、東大や慶応よりも優秀であることを証明しました。
民間は気づいていますが、お花畑な役所は、日本の院卒は学部卒よりはるかに劣る能力しかない事実を認めません。
本来高卒で就職すべき人が、就職先送りのため大学に進学、当然ここでも就職できるわけがないので、大学院に進学して就職問題先送り。このなれの果てがニートということになります。
崩壊した大学院を廃校にしただけでは、何も問題は解決しません。大学をもっと減らし、門戸を狭めなければ、日本の大学は全て崩壊します。
また予備試験組の合格率は7割を超え、東大や慶応よりも優秀であることを証明しました。
民間は気づいていますが、お花畑な役所は、日本の院卒は学部卒よりはるかに劣る能力しかない事実を認めません。
本来高卒で就職すべき人が、就職先送りのため大学に進学、当然ここでも就職できるわけがないので、大学院に進学して就職問題先送り。このなれの果てがニートということになります。
崩壊した大学院を廃校にしただけでは、何も問題は解決しません。大学をもっと減らし、門戸を狭めなければ、日本の大学は全て崩壊します。
悪政のつけを払うのは誰か
法科大学院は、多くの人の人生を狂わせ、不幸にしてきました。そういう意味においても「がん細胞」といえると思います。
それに、悪政のつけを払わされるのは、いつも国民ですね。補助金だけでなく、将来国家財政を圧迫させても平気ということなんでしょうか。
自分の腹が痛まなければ、やりたい放題とは、いやはや賢者だらけの国ですこと。
それに、悪政のつけを払わされるのは、いつも国民ですね。補助金だけでなく、将来国家財政を圧迫させても平気ということなんでしょうか。
自分の腹が痛まなければ、やりたい放題とは、いやはや賢者だらけの国ですこと。
補助金傾斜配分について
定評のないローに対するイライラ感が伝わってきます。
受験資格剥奪案という乱暴な策をつきつけられた時点で、下位ロー包囲網に気づかないものなんでしょうかね。
受験生や社会にとって最善の制度を構築するべきです。
法科大学院全廃というのは、実現困難という気がするので、東大、慶應、早大、中央、一橋、京大の6校を残すというのが折衷案です。
予備試験受験については、現役学生制限、経済的な理由による制限などは一切しないことを希望します。
受験資格剥奪案という乱暴な策をつきつけられた時点で、下位ロー包囲網に気づかないものなんでしょうかね。
受験生や社会にとって最善の制度を構築するべきです。
法科大学院全廃というのは、実現困難という気がするので、東大、慶應、早大、中央、一橋、京大の6校を残すというのが折衷案です。
予備試験受験については、現役学生制限、経済的な理由による制限などは一切しないことを希望します。
2校を体験して思ったこと
まず、猪野先生のおっしゃることに全く異論がありません。
また、法科大学院に対する評価として「定評のない」ローは論外ときちんと二分されているところも正確な分析だと思います。
私は、下位ローを中退して上位5位以内のローに入学しましたが、両者を同じ法科大学院として括るのは失当であると思います。
下位校というのは、今まで司法試験と無縁だった学者さんが個人的趣味の内容ややり方を押し付けてきて、しかも自己保身しか興味がないというような印象をうけました。中退したので、講義をうけていない実務家の先生についてはよくわかりませんが。
上位校では、入学ガイダンスで「我々の目指すところは、ここにいる皆が全員司法試験に合格すること・・・。2年あるいは3年間、合格のことだけを考えて生活してください。」と言われ、常に合格を意識した講義、それと雰囲気でした。
とはいっても、私は、司法試験の本道は、予備試験であるべきと考えています。既にそうなっていますね。
猪野先生がおっしゃるように、法科大学院は、費用対効果という面で受験生にとって魅力がなさすぎるんですね。
予備試験を敵視するのは筋違いで、法科大学院こそ、反省して制度自体を改めるべきです。
例えば、2年を1年にするとか、いろいろ講じる手はあると思うのですが...。1年でできることをちんたら2年かけてやっているんですから、短縮してもどうってことはありません。
一般の方は、従来の試験で良かったんじゃないかとおっしゃる声が多いように思います。
納税者の声もききつつ、また最も切実な立場にある受験生の声にもっと耳を傾けるべきだと思います。
予備の受験制限は絶対にしていただきたくないです。優秀な受験生にそっぽむかれてしまうと思いますが、本当にそれでいいのでしょうか?
また、法科大学院に対する評価として「定評のない」ローは論外ときちんと二分されているところも正確な分析だと思います。
私は、下位ローを中退して上位5位以内のローに入学しましたが、両者を同じ法科大学院として括るのは失当であると思います。
下位校というのは、今まで司法試験と無縁だった学者さんが個人的趣味の内容ややり方を押し付けてきて、しかも自己保身しか興味がないというような印象をうけました。中退したので、講義をうけていない実務家の先生についてはよくわかりませんが。
上位校では、入学ガイダンスで「我々の目指すところは、ここにいる皆が全員司法試験に合格すること・・・。2年あるいは3年間、合格のことだけを考えて生活してください。」と言われ、常に合格を意識した講義、それと雰囲気でした。
とはいっても、私は、司法試験の本道は、予備試験であるべきと考えています。既にそうなっていますね。
猪野先生がおっしゃるように、法科大学院は、費用対効果という面で受験生にとって魅力がなさすぎるんですね。
予備試験を敵視するのは筋違いで、法科大学院こそ、反省して制度自体を改めるべきです。
例えば、2年を1年にするとか、いろいろ講じる手はあると思うのですが...。1年でできることをちんたら2年かけてやっているんですから、短縮してもどうってことはありません。
一般の方は、従来の試験で良かったんじゃないかとおっしゃる声が多いように思います。
納税者の声もききつつ、また最も切実な立場にある受験生の声にもっと耳を傾けるべきだと思います。
予備の受験制限は絶対にしていただきたくないです。優秀な受験生にそっぽむかれてしまうと思いますが、本当にそれでいいのでしょうか?
No title
金銭面の事情から、下位ロー出身者です。
出身学部は法学部で最高レベルとされています
(大学教育自体問題山積で意見したいことはありますが、今は置きます)。
ロー擁護派によると、何の根拠もなくローの教育は素晴らしいことになっています。
ですが、法科大学院教育は結局学部の教授が兼任して授業をやっています。
学部教育に問題があったことは制度設計時から認識されており、
これがロー設立の大きな立法事実になっています。
しかし、結局、学部教育の責任を取らない学者がさらに焼け太りでポストを
得た結果になりました。
上位と下位とで別扱いすべき存在なのはその通りですが、
なぜ、こんなにも学者のレベルが違うのでしょうか。
この問題をなおざりにして、ごく一部の定評ある学者があまねく
全国のローに存在するかのような幻想を振りまいていることが
そもそも誤りなのです。
学者に試験を課して学力を測る。
新制度であることを強調するなら、司法試験合格の学者には新司法試験合格を求める
(法律上受験資格として法科大学院教員枠を作る)、
司法試験に合格していない大多数の教員には予備試験を受けさせ、最終合格しない場合には教えられないようにする。
一見すると違和感を持つ方も多いと思います。
失礼ではないか!とおっしゃる方もいるでしょう。
ですが、高校の英語の先生にTOEFLやTOEICの一定以上のスコアを要求して教育の
充実を図れなんてことは新聞の社説でも主張したりします。
高校の英語の先生には要求して、大学の「偉い」学者は失礼なんですか?
私はローで訴訟物も請求の趣旨も全く理解していない民法の教員
から現に授業を受けました。この教員は授業中、
「裁判でこの請求は認められるか?」と言った後、
「先生のおっしゃる請求の意味は訴訟を前提としていますよね」
と学生から念を押され、「そうだ」と答えたにも関わらず、
訴訟物を答えた学生に対し、途端に不機嫌になって、怒鳴り始めました。
「裁判で請求と言ったら、論点として問題となっている条文の要件が認められるかに決まっているだろ。条文に書いてある要件が認められるかが裁判で問題となるのだから。」
と衝撃の説教を威圧しながら始めました。
法律上の主張と事実上の主張の違いも理解せず、弁論主義と処分権主義の違いも全くわかっていませんでした。
この先生は司法試験の問題を見たことがなく(短答を含む)、法律関係のごく初歩的なことでも明らかな間違いを平気で言うのです。
これでどれだけ学生が疲弊したか・・・
こんな授業の方が必修科目では多いのに、学部で「4年間」在籍した法学部の学生がなぜ予備試験を受けることが「抜け道」なのでしょう?
出身学部は法学部で最高レベルとされています
(大学教育自体問題山積で意見したいことはありますが、今は置きます)。
ロー擁護派によると、何の根拠もなくローの教育は素晴らしいことになっています。
ですが、法科大学院教育は結局学部の教授が兼任して授業をやっています。
学部教育に問題があったことは制度設計時から認識されており、
これがロー設立の大きな立法事実になっています。
しかし、結局、学部教育の責任を取らない学者がさらに焼け太りでポストを
得た結果になりました。
上位と下位とで別扱いすべき存在なのはその通りですが、
なぜ、こんなにも学者のレベルが違うのでしょうか。
この問題をなおざりにして、ごく一部の定評ある学者があまねく
全国のローに存在するかのような幻想を振りまいていることが
そもそも誤りなのです。
学者に試験を課して学力を測る。
新制度であることを強調するなら、司法試験合格の学者には新司法試験合格を求める
(法律上受験資格として法科大学院教員枠を作る)、
司法試験に合格していない大多数の教員には予備試験を受けさせ、最終合格しない場合には教えられないようにする。
一見すると違和感を持つ方も多いと思います。
失礼ではないか!とおっしゃる方もいるでしょう。
ですが、高校の英語の先生にTOEFLやTOEICの一定以上のスコアを要求して教育の
充実を図れなんてことは新聞の社説でも主張したりします。
高校の英語の先生には要求して、大学の「偉い」学者は失礼なんですか?
私はローで訴訟物も請求の趣旨も全く理解していない民法の教員
から現に授業を受けました。この教員は授業中、
「裁判でこの請求は認められるか?」と言った後、
「先生のおっしゃる請求の意味は訴訟を前提としていますよね」
と学生から念を押され、「そうだ」と答えたにも関わらず、
訴訟物を答えた学生に対し、途端に不機嫌になって、怒鳴り始めました。
「裁判で請求と言ったら、論点として問題となっている条文の要件が認められるかに決まっているだろ。条文に書いてある要件が認められるかが裁判で問題となるのだから。」
と衝撃の説教を威圧しながら始めました。
法律上の主張と事実上の主張の違いも理解せず、弁論主義と処分権主義の違いも全くわかっていませんでした。
この先生は司法試験の問題を見たことがなく(短答を含む)、法律関係のごく初歩的なことでも明らかな間違いを平気で言うのです。
これでどれだけ学生が疲弊したか・・・
こんな授業の方が必修科目では多いのに、学部で「4年間」在籍した法学部の学生がなぜ予備試験を受けることが「抜け道」なのでしょう?
下位ロー生の悲劇
定評のないローに対する風当たりが厳しくなっていますが、気の毒なのは学生だと思います。
下位ロー生でも優秀な人はいらして、合格率の低迷は学生に原因があるというよりは、学校側にあると私は見ています。
お偉い先生に向かって失礼だとは思いますが、学者教員の講義があまりにひどすぎるし、それに対する学校側の対応もまずいと感じました。
比較の対象をもってしまうと、その酷さは克明なんですね。
修了した上位校では、現試験委員、旧、新試験委員を歴任された先生方がずらっといらっしゃったのですが、有力な先生方の問題意識を知ることができるのは、それだけでもありがたいことなんですね。そして、それだけでなく、ご講義もひきつけられるような内容で、いい意味で楽しかったです。
しかも、年齢層が比較的お若いためか、とにかく腰が低くていらして謙虚ときているので、学生は尊敬しますよね。
下位ローの先生は、ご高齢の先生が多いためか、威圧的、尊大で、学生が教授のまちがいを指摘しようものなら、真っ赤になって激高して、いつまでもその学生を睨み付けていたことを思い出します。
上の方が民訴法の講義のことを指摘されていましたが、民訴法の講義は酷いというのを超えて、石を投げつけたくなるくらい粗悪なものでした。
この方のローでは、「訴訟物」、「弁論主義」、「処分権主義」など主要項目が飛び交っているだけましでしょう。
まあ、私が上位校移転を強く希望したきっかけでもあり、中途半端に「ここでもまあいいか」と思わなかった点で、自分にとっては良かったかもしれませんが。
全国のローの学者さんの講義をテレビ放映でもして比較していただきたいものです。
上位ロー出身者がロー批判をしないのは、合格できるというだけでなく、大学のブランド力の恩恵に預かれるということもあるのだろうと思います。
下位ロー修了生の就職状況を明らかにしてほしいと思います。
9割の方が合格できないわけですから、その方たちが正規雇用されている割合をぜひ知りたいです。
「ニート養成機関」といわれて、それに対する反論ができないのでしょうか。
下位ロー生でも優秀な人はいらして、合格率の低迷は学生に原因があるというよりは、学校側にあると私は見ています。
お偉い先生に向かって失礼だとは思いますが、学者教員の講義があまりにひどすぎるし、それに対する学校側の対応もまずいと感じました。
比較の対象をもってしまうと、その酷さは克明なんですね。
修了した上位校では、現試験委員、旧、新試験委員を歴任された先生方がずらっといらっしゃったのですが、有力な先生方の問題意識を知ることができるのは、それだけでもありがたいことなんですね。そして、それだけでなく、ご講義もひきつけられるような内容で、いい意味で楽しかったです。
しかも、年齢層が比較的お若いためか、とにかく腰が低くていらして謙虚ときているので、学生は尊敬しますよね。
下位ローの先生は、ご高齢の先生が多いためか、威圧的、尊大で、学生が教授のまちがいを指摘しようものなら、真っ赤になって激高して、いつまでもその学生を睨み付けていたことを思い出します。
上の方が民訴法の講義のことを指摘されていましたが、民訴法の講義は酷いというのを超えて、石を投げつけたくなるくらい粗悪なものでした。
この方のローでは、「訴訟物」、「弁論主義」、「処分権主義」など主要項目が飛び交っているだけましでしょう。
まあ、私が上位校移転を強く希望したきっかけでもあり、中途半端に「ここでもまあいいか」と思わなかった点で、自分にとっては良かったかもしれませんが。
全国のローの学者さんの講義をテレビ放映でもして比較していただきたいものです。
上位ロー出身者がロー批判をしないのは、合格できるというだけでなく、大学のブランド力の恩恵に預かれるということもあるのだろうと思います。
下位ロー修了生の就職状況を明らかにしてほしいと思います。
9割の方が合格できないわけですから、その方たちが正規雇用されている割合をぜひ知りたいです。
「ニート養成機関」といわれて、それに対する反論ができないのでしょうか。
>弁護士人口激増の阻止
私はさしあたって、弁護士が増えても減ってもどっちでもいいのですが、弁護士と並んでエリートと言われている医者の数を増やして欲しいのです。
ところが、自民党は医者の数は増やさないで、弁護士の数は増やそうとする。
なぜか?
・弁護士には、「権力者=自民党」に楯突く人が多い
そのペナルティーとして、
・それなら弁護士を増やしてしまえ!と「権力者=自民党」が思った
はないですか?
ところが、自民党は医者の数は増やさないで、弁護士の数は増やそうとする。
なぜか?
・弁護士には、「権力者=自民党」に楯突く人が多い
そのペナルティーとして、
・それなら弁護士を増やしてしまえ!と「権力者=自民党」が思った
はないですか?
No title
だから、弁護士会が、
「権力者さま=自民党さま」に今後一切、楯突きません宣言をすれば、
「権力者さま=自民党さま」が、昔のように弁護士試験を狭き門にしてくれるんじゃないの?www
「権力者さま=自民党さま」に今後一切、楯突きません宣言をすれば、
「権力者さま=自民党さま」が、昔のように弁護士試験を狭き門にしてくれるんじゃないの?www
ちなみに、
司法試験受験者は、
憲法や憲法の理念等もみっちり勉強されるのですか?
憲法や憲法の理念等もみっちり勉強されるのですか?
法科大学院制度と予備試験について
予備試験の受験制限の不合理性を法科大学院制度とも絡めて整理しました。
拙い部分は、どうか猪野先生の援護射撃と補足をお願いしたいと思います。
1 若手が欲しいという市場のニーズはどうなるのか。
優秀な若手が欲しいというニーズは、旧試験時代からいわれていたことで あり、現在も、大手の法律事務所は、予備ルートの若年合格者の青田買いを していることからして、若手がほしいという要請は、依然として根強いもの があるということは明らかである。このことは、裁判所、検察においてさら にその要請が高いと考えられる。
だとするならば、年齢制限を課すことは、法曹界の要請に逆行することと なり、妥当でない。
2 「多様性の確保」という要請があるのなら、むしろ門戸を広く開放しなけ ればならないのではないか。
多くの法科大学院が理念として掲げる「多様な人材の確保」であるが、多 様な人材を確保したいなら、法科大学院の進学を強制して、資力の乏しいも の、あるいは様々な理由で通学の機会をもたない者を排斥してはならないは ず。
このような自己矛盾を抱えておきながら、資力のない者、機会のない者に も受験を可能とする予備試験の受験を制限すること自体背理であり、傲慢も いいところである。
3 「経済的な理由」の判断(審査)基準をいかに設定するのか。
できるはずがない。
なぜなら、個々人の家庭の経済状態など、第三者からはブラックボックス であり、親の収入だけでは推し測れないからである。
例えば、本人が自宅生か下宿生か、就学中の兄弟が何人いるか、また、親 の収入以外に資産があるか借金があるか(家のローン等)によっても異な る。
こういった個別事情をまったく加味しないのなら実質的に不公平となろ うし、加味するとしたら、審査は困難を極めるであろう。
絶対にこんな制限は無理であるから、早く引っ込めた方が恥をかかなくて すむと思う。
4 「法曹養成のプロセス重視」?
理はわかるが、それなら、プロのスタッフをきちんと用意してからスター トするべきではなかったのか?各大学院間で格差がありすぎるということも
ある。
法科大学院を経由していないことが、法曹としての資質や適格性にどれ ほど影響するというのか?どれほど良質な法曹養成に貢献したというのか。 実証していただきたい。
逆に、いたずらに年齢を重ね、借金を抱えて、社会に放り出される人を量 産したということで、看過しがたい社会的功罪が認められるのではないだろ うか?
法科大学院制度の理念と結果との矛盾は、他にもいろいろある。
なぜ、法科大学院の実務家教員は、ご自分の受験生時代に課されていなかっ た法科大学院の強制と修習の給費制廃止という重荷を背負う学生のために動い ては下さらないのだろうか。
権威の上にあぐらをかけば、そのつけはいつか必ずご自分に返ってこよう。
以上
拙い部分は、どうか猪野先生の援護射撃と補足をお願いしたいと思います。
1 若手が欲しいという市場のニーズはどうなるのか。
優秀な若手が欲しいというニーズは、旧試験時代からいわれていたことで あり、現在も、大手の法律事務所は、予備ルートの若年合格者の青田買いを していることからして、若手がほしいという要請は、依然として根強いもの があるということは明らかである。このことは、裁判所、検察においてさら にその要請が高いと考えられる。
だとするならば、年齢制限を課すことは、法曹界の要請に逆行することと なり、妥当でない。
2 「多様性の確保」という要請があるのなら、むしろ門戸を広く開放しなけ ればならないのではないか。
多くの法科大学院が理念として掲げる「多様な人材の確保」であるが、多 様な人材を確保したいなら、法科大学院の進学を強制して、資力の乏しいも の、あるいは様々な理由で通学の機会をもたない者を排斥してはならないは ず。
このような自己矛盾を抱えておきながら、資力のない者、機会のない者に も受験を可能とする予備試験の受験を制限すること自体背理であり、傲慢も いいところである。
3 「経済的な理由」の判断(審査)基準をいかに設定するのか。
できるはずがない。
なぜなら、個々人の家庭の経済状態など、第三者からはブラックボックス であり、親の収入だけでは推し測れないからである。
例えば、本人が自宅生か下宿生か、就学中の兄弟が何人いるか、また、親 の収入以外に資産があるか借金があるか(家のローン等)によっても異な る。
こういった個別事情をまったく加味しないのなら実質的に不公平となろ うし、加味するとしたら、審査は困難を極めるであろう。
絶対にこんな制限は無理であるから、早く引っ込めた方が恥をかかなくて すむと思う。
4 「法曹養成のプロセス重視」?
理はわかるが、それなら、プロのスタッフをきちんと用意してからスター トするべきではなかったのか?各大学院間で格差がありすぎるということも
ある。
法科大学院を経由していないことが、法曹としての資質や適格性にどれ ほど影響するというのか?どれほど良質な法曹養成に貢献したというのか。 実証していただきたい。
逆に、いたずらに年齢を重ね、借金を抱えて、社会に放り出される人を量 産したということで、看過しがたい社会的功罪が認められるのではないだろ うか?
法科大学院制度の理念と結果との矛盾は、他にもいろいろある。
なぜ、法科大学院の実務家教員は、ご自分の受験生時代に課されていなかっ た法科大学院の強制と修習の給費制廃止という重荷を背負う学生のために動い ては下さらないのだろうか。
権威の上にあぐらをかけば、そのつけはいつか必ずご自分に返ってこよう。
以上
No title
1について
予備試験の年齢制限を本気で考えているのは法科大学院関係者だけだと思いますよ。企業も法務省も裁判所も考えてはいないのではないですか。
ただ、文科省が強力に主張すれば流されそうですけれど。
2について
もともとの「理念」は未修者コースが原則で、法律を全く知らない者が3年間で修得し、司法試験に合格するというものだったのですが、それが全く機能しなかった時点で、本来は法科大学院の失敗を認めなければならなかったのですね。
3 「経済的な理由」の判断(審査)基準をいかに設定するのか。
できるはずがない。
なぜなら、個々人の家庭の経済状態など、第三者からはブラックボックス であり、親の収入だけでは推し測れないからである。
例えば、本人が自宅生か下宿生か、就学中の兄弟が何人いるか、また、親 の収入以外に資産があるか借金があるか(家のローン等)によっても異な る。
こういった個別事情をまったく加味しないのなら実質的に不公平となろ うし、加味するとしたら、審査は困難を極めるであろう。
絶対にこんな制限は無理であるから、早く引っ込めた方が恥をかかなくて すむと思う。
3について
だから法務省は制度設計のときに制限を設けなかったのですよ。到底、基準を設けることは不可能だということで。
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-589.html
4について
プロセスとは最初から空疎なものです。
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-686.html
聞こえのよい言葉だけであって、これほど内容のないものはありません。
もっとも、これが詭弁の類だということはもう常識でしょうね。
未だに法科大学院は「プロセス重視だ」なんて言っていたら恥ずかしい人だと思います。
予備試験の年齢制限を本気で考えているのは法科大学院関係者だけだと思いますよ。企業も法務省も裁判所も考えてはいないのではないですか。
ただ、文科省が強力に主張すれば流されそうですけれど。
2について
もともとの「理念」は未修者コースが原則で、法律を全く知らない者が3年間で修得し、司法試験に合格するというものだったのですが、それが全く機能しなかった時点で、本来は法科大学院の失敗を認めなければならなかったのですね。
3 「経済的な理由」の判断(審査)基準をいかに設定するのか。
できるはずがない。
なぜなら、個々人の家庭の経済状態など、第三者からはブラックボックス であり、親の収入だけでは推し測れないからである。
例えば、本人が自宅生か下宿生か、就学中の兄弟が何人いるか、また、親 の収入以外に資産があるか借金があるか(家のローン等)によっても異な る。
こういった個別事情をまったく加味しないのなら実質的に不公平となろ うし、加味するとしたら、審査は困難を極めるであろう。
絶対にこんな制限は無理であるから、早く引っ込めた方が恥をかかなくて すむと思う。
3について
だから法務省は制度設計のときに制限を設けなかったのですよ。到底、基準を設けることは不可能だということで。
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-589.html
4について
プロセスとは最初から空疎なものです。
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-686.html
聞こえのよい言葉だけであって、これほど内容のないものはありません。
もっとも、これが詭弁の類だということはもう常識でしょうね。
未だに法科大学院は「プロセス重視だ」なんて言っていたら恥ずかしい人だと思います。
No title
猪野先生
ご丁寧に修正、解説をしていただきましてありがとうございました。
過去の記事を読まさせていただいて、非常に勉強になりました。
なお、推敲したつもりでしたが、文面が乱れてしまい、お見苦しい文章になってしまったことをお詫びします。
今後とも、公平かつ適正な制度実現へ向けて、
ご尽力を賜りますよう、お願い申し上げます。
ご丁寧に修正、解説をしていただきましてありがとうございました。
過去の記事を読まさせていただいて、非常に勉強になりました。
なお、推敲したつもりでしたが、文面が乱れてしまい、お見苦しい文章になってしまったことをお詫びします。
今後とも、公平かつ適正な制度実現へ向けて、
ご尽力を賜りますよう、お願い申し上げます。
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君死にたまふことなかれ
底辺ローを受験する人がわずかながら存在することに深い悲しみの淵に沈んでいます。
君死にたまふことなかれ。
親は、崩壊寸前のローの捨て駒になり、先は社会のお荷物になれ、朽ち果てて逝けとこれまで育てしや。
下位になればなるほど単位が取得しにくく、留年しやすいということをご存じか?
留年すれば、さらに試験に関係のないことで煩わされ、30万円から90万円の追徴金を取り立てられる。このことは、受験上極めて不利な状況に追い込まれることを意味する。
これをわからずに留年者を量産する学校は、司法試験がわかっていないあんぽんたん集団ということであり、わかっていてやっているなら、その学生は、学校の捨て駒(投資家)とみなされているということである。
文科省からも見捨てられているローの存続のために一学生としてカウントしたにもかかわらず、ローから捨て駒にされる可能性もあるのである。
仮に運よく規定修了年限で修了したとしても、今度は、受験資格が付与されないかもしれない。
剥奪案は生きている。
付与されても約9割が三振し、そこから社会人生活をスタートさせなければならない。
企業が新卒の歳から4年も5年も経ったローと受験でくたびれた人間を正規採用するとでもお思いか。
世間をなめてはいけない。
ローの修了生の多くがニートになり、あるいは派遣社員として働いて食いつないでいることは、もう周知の事実である。
いやいや自分だけは合格できる、と勘違いしている人は、本試験や卒業試験で好成績をとれる自信がおありか?
底辺ロー出身であることは、今やビハインドをおっての法曹デビューとなることを知らないのか。
君は、とてつもないリスクを背負ってまで、なぜ底辺ローへ行く?
君死にたまふことなかれ。
君死にたまふことなかれ。
親は、崩壊寸前のローの捨て駒になり、先は社会のお荷物になれ、朽ち果てて逝けとこれまで育てしや。
下位になればなるほど単位が取得しにくく、留年しやすいということをご存じか?
留年すれば、さらに試験に関係のないことで煩わされ、30万円から90万円の追徴金を取り立てられる。このことは、受験上極めて不利な状況に追い込まれることを意味する。
これをわからずに留年者を量産する学校は、司法試験がわかっていないあんぽんたん集団ということであり、わかっていてやっているなら、その学生は、学校の捨て駒(投資家)とみなされているということである。
文科省からも見捨てられているローの存続のために一学生としてカウントしたにもかかわらず、ローから捨て駒にされる可能性もあるのである。
仮に運よく規定修了年限で修了したとしても、今度は、受験資格が付与されないかもしれない。
剥奪案は生きている。
付与されても約9割が三振し、そこから社会人生活をスタートさせなければならない。
企業が新卒の歳から4年も5年も経ったローと受験でくたびれた人間を正規採用するとでもお思いか。
世間をなめてはいけない。
ローの修了生の多くがニートになり、あるいは派遣社員として働いて食いつないでいることは、もう周知の事実である。
いやいや自分だけは合格できる、と勘違いしている人は、本試験や卒業試験で好成績をとれる自信がおありか?
底辺ロー出身であることは、今やビハインドをおっての法曹デビューとなることを知らないのか。
君は、とてつもないリスクを背負ってまで、なぜ底辺ローへ行く?
君死にたまふことなかれ。
企業側の本音
「弁護士需要の拡大」というおもしろいテーマを聞いて、企業側の真の意見をお伝えしようと思いました。
端的に申しまして、東証一部上場の一流企業において、ロー卒弁護士も修了生も需要はないと思います。
まず、修了生については、上の方のコメントの通りです。
企業としては、年功序列を保ちたいという根強い要請があるので、新卒の従順なしかも優秀な若者が欲しいわけです。
その際、重視されるのは、今もやはり大学名です。学部はあまり関係がありません。
なぜ、企業が難関大学出身者を採用したいかというと、地道な作業の繰り返しである企業の仕事をそつなく淡々とこなしていけるだろうという推定が働くからです。
勉強というのは、地味で苦痛を伴う作業ですから
受験勉強を黙々とやれる人間は、会社の業務もできるだろうというそういうものさしなんです。
他にも学閥とか、上層部の好みというのもありますが。
ですので、新卒でもない、年齢を重ねた三流ロー出身者(一流ローも難しい)を正規雇用する余地はありません。
はっきり言って、中小企業やベンチャー優良企業でも、ロー修了者は
「つぶしがきかない」
という評価だと思います。
法律について詳しいよりも語学力があった方が役に立ちますし、歳だけくって、プライドが高いとくれば、企業は敬遠したくなりますよ。
次に、企業法務です。
先日ここのコメント欄で怒りを爆発させてしまったのですが、
我が社では、今後、法学部卒の新卒者を育てるという方針で一致しています。
なぜかというと、企業での業務運営では、紛争勃発というイレギュラーなケースは少なくて、法律家が必要な場面というのは極めて限られており、有資格者や合格者がいなくても、有事の際には顧問弁護士に依頼すればすむからです。
例えば、契約書というものは、後日紛争とならないようにするためにあらかじめ先方と協議し、交渉したうえで、取り決めを作成するものですが、そこでは、法的観点よりもむしろ、業界の相場や取引通念といった業務内容に精通していることの方が大事だったりするので、法律家である必要性が高くはないのです。
とある地方銀行では、ロー卒弁護士を採用して、その登録料や弁護士会費を会社が負担することについてもめたとも聞きました。
企業内弁護士を採用することは、就職難を回避するためのボランテイア活動に等しいともいえ、
営利目的である企業にとっては、迷惑ともいえるかもしれません。
需要拡大は、無理でしょうね。
端的に申しまして、東証一部上場の一流企業において、ロー卒弁護士も修了生も需要はないと思います。
まず、修了生については、上の方のコメントの通りです。
企業としては、年功序列を保ちたいという根強い要請があるので、新卒の従順なしかも優秀な若者が欲しいわけです。
その際、重視されるのは、今もやはり大学名です。学部はあまり関係がありません。
なぜ、企業が難関大学出身者を採用したいかというと、地道な作業の繰り返しである企業の仕事をそつなく淡々とこなしていけるだろうという推定が働くからです。
勉強というのは、地味で苦痛を伴う作業ですから
受験勉強を黙々とやれる人間は、会社の業務もできるだろうというそういうものさしなんです。
他にも学閥とか、上層部の好みというのもありますが。
ですので、新卒でもない、年齢を重ねた三流ロー出身者(一流ローも難しい)を正規雇用する余地はありません。
はっきり言って、中小企業やベンチャー優良企業でも、ロー修了者は
「つぶしがきかない」
という評価だと思います。
法律について詳しいよりも語学力があった方が役に立ちますし、歳だけくって、プライドが高いとくれば、企業は敬遠したくなりますよ。
次に、企業法務です。
先日ここのコメント欄で怒りを爆発させてしまったのですが、
我が社では、今後、法学部卒の新卒者を育てるという方針で一致しています。
なぜかというと、企業での業務運営では、紛争勃発というイレギュラーなケースは少なくて、法律家が必要な場面というのは極めて限られており、有資格者や合格者がいなくても、有事の際には顧問弁護士に依頼すればすむからです。
例えば、契約書というものは、後日紛争とならないようにするためにあらかじめ先方と協議し、交渉したうえで、取り決めを作成するものですが、そこでは、法的観点よりもむしろ、業界の相場や取引通念といった業務内容に精通していることの方が大事だったりするので、法律家である必要性が高くはないのです。
とある地方銀行では、ロー卒弁護士を採用して、その登録料や弁護士会費を会社が負担することについてもめたとも聞きました。
企業内弁護士を採用することは、就職難を回避するためのボランテイア活動に等しいともいえ、
営利目的である企業にとっては、迷惑ともいえるかもしれません。
需要拡大は、無理でしょうね。
No title
「難波の弁護士、梁栄哲弁護士のブログ」にこれは鋭いと思うご指摘が書かれてありました。
2013.9.27付のブログから引用
「ロースクール教員が持つ単位認定の権限は司法試験の受験資格へ直結します。この権限は司法制度改革の名の下の『思想統制』の目的に行使されかねないとも言われる絶大な権限ですが、予備試験に目を向けるとどうでもよいことになります。
予備試験組がしきりに攻撃される理由も新司法試験制度が生み出したこの絶大な権限を守るためではないかと思いたくなります。」
この先生は、広島修道ローブログについても感想を付されています。
パブコメでも80パーセント以上の人が「法科大学院制度に批判的」な意見を述べているのですから、いい加減民意を尊重していただけないものでしょうか?
2013.9.27付のブログから引用
「ロースクール教員が持つ単位認定の権限は司法試験の受験資格へ直結します。この権限は司法制度改革の名の下の『思想統制』の目的に行使されかねないとも言われる絶大な権限ですが、予備試験に目を向けるとどうでもよいことになります。
予備試験組がしきりに攻撃される理由も新司法試験制度が生み出したこの絶大な権限を守るためではないかと思いたくなります。」
この先生は、広島修道ローブログについても感想を付されています。
パブコメでも80パーセント以上の人が「法科大学院制度に批判的」な意見を述べているのですから、いい加減民意を尊重していただけないものでしょうか?
弁護士目指したために自己破産?
産経新聞(11/18付)によると、
「奨学金返還請求訴訟」が8年前と比べて106倍に増加しているそうです。106倍ですよ。
もちろん、被告にはロー修了生もいます。
これは、何と皮肉な結果でしょうか?
弁護士目指してローに入学して、そのために新卒資格を失い、派遣でしか収入を得られず、毎月2~6万円の奨学金返済も不可能となるとは・・・。
でも、これは当然予測できた結果です。
現在、ローに進学していいのは、借金せずに上位10校に通える人だけです。
下位校は9割の人が三振するんですよ。その後どうするんですか?
特待生の権利を得たとしても、新卒の身分は、それとは比較にならないほどの価値があります。
上位校に合格した人も今やローは借金してまでいくところではありません。
独立行政法人 日本学生機構もおかしいと思います。
こういう結果は予測できたはずなんです。
ローの弁護士先生は、このことをどう受け止めるのでしょうか?
修了生に自己破産の人生を引き受けさせてでもまだ「ローは法曹養成の中核だ。」と言い続けられるのでしょうか?
弁護士の先生なら就職先もなく路頭に迷う修了生の力になってあげてください。そして、下位ローはどうかもう速やかに募集停止をしてください。
「奨学金返還請求訴訟」が8年前と比べて106倍に増加しているそうです。106倍ですよ。
もちろん、被告にはロー修了生もいます。
これは、何と皮肉な結果でしょうか?
弁護士目指してローに入学して、そのために新卒資格を失い、派遣でしか収入を得られず、毎月2~6万円の奨学金返済も不可能となるとは・・・。
でも、これは当然予測できた結果です。
現在、ローに進学していいのは、借金せずに上位10校に通える人だけです。
下位校は9割の人が三振するんですよ。その後どうするんですか?
特待生の権利を得たとしても、新卒の身分は、それとは比較にならないほどの価値があります。
上位校に合格した人も今やローは借金してまでいくところではありません。
独立行政法人 日本学生機構もおかしいと思います。
こういう結果は予測できたはずなんです。
ローの弁護士先生は、このことをどう受け止めるのでしょうか?
修了生に自己破産の人生を引き受けさせてでもまだ「ローは法曹養成の中核だ。」と言い続けられるのでしょうか?
弁護士の先生なら就職先もなく路頭に迷う修了生の力になってあげてください。そして、下位ローはどうかもう速やかに募集停止をしてください。
No title
ローの弁護士先生に「奨学金訴訟」の相談をしたら、自己破産の手続きをしてくれそうですね。
ローって、形式上は、法曹養成所で、実質的には、ニート&自己破産者養成所ってことですか?
すいません。こういうの本当にアリですか?理解に苦しむんですが...。誰が考えてもおかしくないですか?
設立時は、認可要件を満たしているからということで、74校も認可しちゃったわけですよね。それは、営業の自由という点から仕方なかったかもしれないですが、ここまで人の人生を狂わせて、実害を発生させているわけだから、受験資格を剥奪しても全然OKだし、強行閉鎖しても文句言う方がおかしいと思いますよ。
その前に、受験生があぶない学校に入学するのやめましょうよ。それは、自分の為だし、社会のためでもありませんか?
これからあぶないローに入学する人ってね、合理的な判断ができない人だから、他人の財産を預かるなんて絶対に無理だから...。お願いだから法曹にならないでください。国民が迷惑します。
ローって、形式上は、法曹養成所で、実質的には、ニート&自己破産者養成所ってことですか?
すいません。こういうの本当にアリですか?理解に苦しむんですが...。誰が考えてもおかしくないですか?
設立時は、認可要件を満たしているからということで、74校も認可しちゃったわけですよね。それは、営業の自由という点から仕方なかったかもしれないですが、ここまで人の人生を狂わせて、実害を発生させているわけだから、受験資格を剥奪しても全然OKだし、強行閉鎖しても文句言う方がおかしいと思いますよ。
その前に、受験生があぶない学校に入学するのやめましょうよ。それは、自分の為だし、社会のためでもありませんか?
これからあぶないローに入学する人ってね、合理的な判断ができない人だから、他人の財産を預かるなんて絶対に無理だから...。お願いだから法曹にならないでください。国民が迷惑します。
やはりレベル低下?
「黒猫のつぶやき」というブログを
拝読して思ったことがある。
記事自体は参考になるものなのに
コメント欄のえげつなさといったら・・・。
とてもコメントする気にはなれない。
修習生らしき人のコメントを見て、
やはり分析が甘いと思った。
旧試より新試の問題の方が難易度が高い
だから新試出身の人の方が優秀という結論
づけは乱暴すぎる。
比較検討すべき視点が抜けすぎである。
たしかに論文問題は、新試の方が難易度が
高いと思う。旧試は晩年を除き、ほとんどが
実質1行問題であるから。
しかし、短答式ははるかに旧試の方が難易度
が高い。実力者でもこの段階で涙をのんだ人も
多いときく。
さらに、母集団が違うという大きな視点が抜け
ている。
今の新試は、ロー生という恵まれた人にげたを
はかせて、ロー強制の下で戦線離脱した優秀な
人がいないという事実に触れられていないのは、
遺憾だ。予備試験軍はあまりに少ない。
旧試で10回目に合格したから能力が低い
というわけではないと思う。
そんなことは、ご自分のローの実務家教員に
言ってみればいいのに。
「先生より自分の方が頭いいっすよ。新試に3回
目でうかりましたから。」と。
現行の試験内容自体はこれでいいと思う。
問題なのは、ロースクール修了を受験資格とし
ていることである。
司法試験を資力戦にしてはいけない。
また、時間の浪費もさせるべきではない。
そして、プロ意識をもって教壇に立って
おられる先生がどれほどいらっしゃるのか?
プロなのである。水準を満たしていなけれ
ば、批判されるのは当然である。
単位認定権限で学生を威嚇するなど、もって
のほかである。
だからこそ、フェアな予備試験を中核とした
司法試験制度にするべきであると私は思う。
拝読して思ったことがある。
記事自体は参考になるものなのに
コメント欄のえげつなさといったら・・・。
とてもコメントする気にはなれない。
修習生らしき人のコメントを見て、
やはり分析が甘いと思った。
旧試より新試の問題の方が難易度が高い
だから新試出身の人の方が優秀という結論
づけは乱暴すぎる。
比較検討すべき視点が抜けすぎである。
たしかに論文問題は、新試の方が難易度が
高いと思う。旧試は晩年を除き、ほとんどが
実質1行問題であるから。
しかし、短答式ははるかに旧試の方が難易度
が高い。実力者でもこの段階で涙をのんだ人も
多いときく。
さらに、母集団が違うという大きな視点が抜け
ている。
今の新試は、ロー生という恵まれた人にげたを
はかせて、ロー強制の下で戦線離脱した優秀な
人がいないという事実に触れられていないのは、
遺憾だ。予備試験軍はあまりに少ない。
旧試で10回目に合格したから能力が低い
というわけではないと思う。
そんなことは、ご自分のローの実務家教員に
言ってみればいいのに。
「先生より自分の方が頭いいっすよ。新試に3回
目でうかりましたから。」と。
現行の試験内容自体はこれでいいと思う。
問題なのは、ロースクール修了を受験資格とし
ていることである。
司法試験を資力戦にしてはいけない。
また、時間の浪費もさせるべきではない。
そして、プロ意識をもって教壇に立って
おられる先生がどれほどいらっしゃるのか?
プロなのである。水準を満たしていなけれ
ば、批判されるのは当然である。
単位認定権限で学生を威嚇するなど、もって
のほかである。
だからこそ、フェアな予備試験を中核とした
司法試験制度にするべきであると私は思う。
No title
黒猫先生が、昨日、特定秘密保護法案について丁寧な記事を更新されていますが、法科大学院に無関係な記事だととたんに粘着下品コメントがなりをひそめます。
最低ですね。
最低ですね。
No title
全くの同感です。
私は法科大学院の亜流のような会計大学院を修了しています。
(修了すると公認会計士試験の短答式試験の一部が免除になります)
会計実務も学べると聞いて入学しましたが、結局教室の中で教科書主体に勉強すると先生は実務を話しているつもりでも、学生は現場が想像できず、結局普通の講義と同じに見えてしまうのです。
法科大学院を行ったことないので想像ですが、法科大学院の法律実務講座も同じではないでしょうか。座学で実務が分かるわけがない。
実務は知識を身に付けた後、就職しながら覚えれば十分です。
私も旧司法試験復活希望組ですが、法科大学院もあってもいいかな、と
会計大学院のように法科大学院修了者は短答免除などにして、受験資格にしなければいいのです
私は法科大学院の亜流のような会計大学院を修了しています。
(修了すると公認会計士試験の短答式試験の一部が免除になります)
会計実務も学べると聞いて入学しましたが、結局教室の中で教科書主体に勉強すると先生は実務を話しているつもりでも、学生は現場が想像できず、結局普通の講義と同じに見えてしまうのです。
法科大学院を行ったことないので想像ですが、法科大学院の法律実務講座も同じではないでしょうか。座学で実務が分かるわけがない。
実務は知識を身に付けた後、就職しながら覚えれば十分です。
私も旧司法試験復活希望組ですが、法科大学院もあってもいいかな、と
会計大学院のように法科大学院修了者は短答免除などにして、受験資格にしなければいいのです
No title
大学は高校の続きではありません。
自分で目的を選択して学ぶところです。教授は単にその手助けをするに過ぎません。ましてや大学院なら尚更です。
あの教授は教え方が下手だ、とか黒板を使わないからわからない、とか言うのはお門違いです。
自分で目的を選択して学ぶところです。教授は単にその手助けをするに過ぎません。ましてや大学院なら尚更です。
あの教授は教え方が下手だ、とか黒板を使わないからわからない、とか言うのはお門違いです。
No title
法科大学院は、専門職大学院として少人数双方向というのが売りで、普通の大学院とは違います。
また、そのようにも宣伝され、法科大学院に行けば7~8割が司法試験に合格できるという大嘘の宣伝までされました。
なので、イーグル氏の言うことは筋違いです。
もし、イーグル氏の言うような大学院が法科大学院であるならば、そのように宣伝すべきであり、今までの宣伝が間違っていたと謝罪すべきでしょう。
また、そのようにも宣伝され、法科大学院に行けば7~8割が司法試験に合格できるという大嘘の宣伝までされました。
なので、イーグル氏の言うことは筋違いです。
もし、イーグル氏の言うような大学院が法科大学院であるならば、そのように宣伝すべきであり、今までの宣伝が間違っていたと謝罪すべきでしょう。
No title
法科大学院は、専門職大学院として少人数双方向というのが売りで、普通の大学院とは違います。
↑
いや、法科大学院に限らず大学院の募集要項を見るとそのほとんどが募集人員を「若干名」と書かれています。
また、そのようにも宣伝され、法科大学院に行けば7~8割が司法試験に合格できるという大嘘の宣伝までされました。
↑
現実に7~8割の合格者を出さなかっただけマシでしょう。
本当に7~8割の合格者を出すと思って法科大学院に行った人は第1回の発表でその現実を悟ったはずです。少なくともその後数年経過してから入学した学生は最初からわかっていたことでは?
不合理かと問われれば不合理でしょうが社会に於ける許容範囲内のことだと思います。
○○大学附属××高等学校と名乗り、パンフレットには内部優先進学と書いていながら半数程度しか進学できない高校もありますからね。
ブログ主氏のロー反対はわかるが、ロー修了不合格(三振)者に対する発言は寛容すぎると思う。
↑
いや、法科大学院に限らず大学院の募集要項を見るとそのほとんどが募集人員を「若干名」と書かれています。
また、そのようにも宣伝され、法科大学院に行けば7~8割が司法試験に合格できるという大嘘の宣伝までされました。
↑
現実に7~8割の合格者を出さなかっただけマシでしょう。
本当に7~8割の合格者を出すと思って法科大学院に行った人は第1回の発表でその現実を悟ったはずです。少なくともその後数年経過してから入学した学生は最初からわかっていたことでは?
不合理かと問われれば不合理でしょうが社会に於ける許容範囲内のことだと思います。
○○大学附属××高等学校と名乗り、パンフレットには内部優先進学と書いていながら半数程度しか進学できない高校もありますからね。
ブログ主氏のロー反対はわかるが、ロー修了不合格(三振)者に対する発言は寛容すぎると思う。
No title
>いや、法科大学院に限らず大学院の募集要項を見るとそのほと
>んどが募集人員を「若干名」と書かれています。
法科大学院の場合には「若干」ではなく、双方向というのは、1クラス10~20人が予定されています。
なので、学生間の「双方向」も予定されています。
この「双方向」が無理だったのですが。
あくまで専門職大学院は、文科省の利権で法科大学院に限らず、大量に受け入れることでパイ自体を大きくして、しかし、質は落とさないということですから、手取り足取りやってやらなければ制度自体が成り立たないということです。
>ブログ主氏のロー反対はわかるが、ロー修了不合格(三振)者に
>対する発言は寛容すぎると思う。
寛容過ぎるとまでは思いませんが、現状でなお法科大学院に進学しようとしている人たちは、確かに私にとっても不思議です。
>んどが募集人員を「若干名」と書かれています。
法科大学院の場合には「若干」ではなく、双方向というのは、1クラス10~20人が予定されています。
なので、学生間の「双方向」も予定されています。
この「双方向」が無理だったのですが。
あくまで専門職大学院は、文科省の利権で法科大学院に限らず、大量に受け入れることでパイ自体を大きくして、しかし、質は落とさないということですから、手取り足取りやってやらなければ制度自体が成り立たないということです。
>ブログ主氏のロー反対はわかるが、ロー修了不合格(三振)者に
>対する発言は寛容すぎると思う。
寛容過ぎるとまでは思いませんが、現状でなお法科大学院に進学しようとしている人たちは、確かに私にとっても不思議です。
No title
寛容過ぎるとまでは思いませんが、現状でなお法科大学院に進学しようとしている人たちは、確かに私にとっても不思議です。
↑
これが将来の法曹、自分の後輩になろうとしている人たちへの言葉ですか。
↑
これが将来の法曹、自分の後輩になろうとしている人たちへの言葉ですか。
No title
それは揚げ足取りのつもりですか。
先輩、後輩って何ですか。従来と同じ同質性を備えていると思っているのですか。
普通に法曹を目指すなら、もう予備試験の時代ですからね。
法科大学院を目指すなど不思議で仕方ないですよ。
そのようなことは多くの法曹の共通認識です。
先輩、後輩って何ですか。従来と同じ同質性を備えていると思っているのですか。
普通に法曹を目指すなら、もう予備試験の時代ですからね。
法科大学院を目指すなど不思議で仕方ないですよ。
そのようなことは多くの法曹の共通認識です。
No title
従来と同じ同質性を備えていると思っているのですか。
↑
同じ弁護士でも私見が違うから同質では無く異質と仰いたいのですか。
普通に法曹を目指すなら、もう予備試験の時代ですからね。
↑
さあ?どうでしょうか。
法科大学院を目指すなど不思議で仕方ないですよ。
↑
しかしながら法科大学院制度は未来永劫続くと思いますよ。法務省と日弁連の調整で多少合格者は減らすでしょうが。間違いなく続くと思います。
↑
同じ弁護士でも私見が違うから同質では無く異質と仰いたいのですか。
普通に法曹を目指すなら、もう予備試験の時代ですからね。
↑
さあ?どうでしょうか。
法科大学院を目指すなど不思議で仕方ないですよ。
↑
しかしながら法科大学院制度は未来永劫続くと思いますよ。法務省と日弁連の調整で多少合格者は減らすでしょうが。間違いなく続くと思います。