コメント
ローを擁護する立場からは、既得権益や医師との比較、理念という言葉が濫発されていますよね。
既得権益というのは、もはやロー側の人間に当てはまることだし、資格を得るために費やした労力(時間、費用、人生)の多大さを考慮せず、伝家の宝刀の如く既得権益を持ち出すのは少し強引過ぎるように感じます。
また、ローでは医師のように、特別な実務経験を学べるわけではないし、実務経験を積ませるのであれば、ローである必要性はなく、司法修習の充実化を図る方が、実務経験の習得により資するため、この批判も妥当ではありません。
理念については、言うまでもなく、仮に正しかったとしても、その達成のための手段の是非についての問題であり、論点のすり替えで論外と考えます。
以上のように、ローは不要で害を撒き散らす存在と私も考えています。
しかし、ローを擁護するという立場も当然あり得るとは思いますが、最大の疑問はこのような立場の方々から、説得的かつ論理的な主張がなされていないことにあります。猪野先生が取り上げた例はごく一部の事かも知れませんが、メディアを見ても検討委員会の議事録を見ても、とても無理がある主張で、だからこそ現在の法曹養成制度はいびつなものとなっていると考えます。
既得権益というのは、もはやロー側の人間に当てはまることだし、資格を得るために費やした労力(時間、費用、人生)の多大さを考慮せず、伝家の宝刀の如く既得権益を持ち出すのは少し強引過ぎるように感じます。
また、ローでは医師のように、特別な実務経験を学べるわけではないし、実務経験を積ませるのであれば、ローである必要性はなく、司法修習の充実化を図る方が、実務経験の習得により資するため、この批判も妥当ではありません。
理念については、言うまでもなく、仮に正しかったとしても、その達成のための手段の是非についての問題であり、論点のすり替えで論外と考えます。
以上のように、ローは不要で害を撒き散らす存在と私も考えています。
しかし、ローを擁護するという立場も当然あり得るとは思いますが、最大の疑問はこのような立場の方々から、説得的かつ論理的な主張がなされていないことにあります。猪野先生が取り上げた例はごく一部の事かも知れませんが、メディアを見ても検討委員会の議事録を見ても、とても無理がある主張で、だからこそ現在の法曹養成制度はいびつなものとなっていると考えます。
理系文系両方イケる人材を求めてます
30歳近くなってようやく社会人1年生になるキャリアプランの法曹界が、理系文系両方イケる人材を求めてはどうでしょうか。
フランスでは、哲学科修業後医学部に入るのが一般的なようです。これだと、研修医を終わると30歳になり、女房と畳は新しいほどよいという新卒至上主義の日本では誰も真似しません。
法曹界で数学、理科必修になると、数学Ⅰさえ捨てて大学受験に臨んだ私大系学生が全滅します。
フランスでは、哲学科修業後医学部に入るのが一般的なようです。これだと、研修医を終わると30歳になり、女房と畳は新しいほどよいという新卒至上主義の日本では誰も真似しません。
法曹界で数学、理科必修になると、数学Ⅰさえ捨てて大学受験に臨んだ私大系学生が全滅します。
さらに門戸を狭くするのはどうかなあ
陸奥の防人さん
たしかに理系の学生は、現在、企業から求められています。
そして、脳の柔らかい小、中学生くらいに数学を叩きこむことは、脳を発達させるとともに論理的思考の礎となるので、文系に進むとしても数学はできるだけやっておいた方がいいと言われています。
ただ、数学、理科は、先天的な能力で決定づけられる部分もあるので、これを法律学という社会学分野(最低限度の社会性と理解力があれば十分)で義務付けるのは少しずれると思いますね。
法律学の天才はいない、とよくいうじゃないですか。
それに受験生に酷でしょう。
勉学の過程では、必要だと思いますが、法曹になった後ではむしろ文章を書くという国語力の方が必要になるわけですから、実務でのニーズという観点からすると、理系もできるというオールマイテイさは不要であると考えます。
たしかに理系の学生は、現在、企業から求められています。
そして、脳の柔らかい小、中学生くらいに数学を叩きこむことは、脳を発達させるとともに論理的思考の礎となるので、文系に進むとしても数学はできるだけやっておいた方がいいと言われています。
ただ、数学、理科は、先天的な能力で決定づけられる部分もあるので、これを法律学という社会学分野(最低限度の社会性と理解力があれば十分)で義務付けるのは少しずれると思いますね。
法律学の天才はいない、とよくいうじゃないですか。
それに受験生に酷でしょう。
勉学の過程では、必要だと思いますが、法曹になった後ではむしろ文章を書くという国語力の方が必要になるわけですから、実務でのニーズという観点からすると、理系もできるというオールマイテイさは不要であると考えます。
No title
性懲りもなく、また来ました!
「で?
回答がないけど?
一発医師試験があったとしたら、医学部出身医師を罵倒して、喜んで受診するんですね?」
これって何の意味がある質問なんでしょう。
それにしても、この決めぜりふ(?)で法科大学院制度が守れる! と思っているんですから、ネットローは哀れですね。
「で?
回答がないけど?
一発医師試験があったとしたら、医学部出身医師を罵倒して、喜んで受診するんですね?」
これって何の意味がある質問なんでしょう。
それにしても、この決めぜりふ(?)で法科大学院制度が守れる! と思っているんですから、ネットローは哀れですね。
ネトローさんにお答えしましょう
>一発医師試験があったとしたら、医学部出身医師を罵倒して、喜んで受診するんですね?
受診する人はいると思います。
だってね。外科のオペなど医学部時代やインターン時代になんてやらせてもらえなくて、医者になった後で、先輩医師に教わりながら身に着けていく技術なんだから。
ですから、一発試験合格の医者でもその後の訓練を同じように受けていれば、「技術的には」何ら遜色ないと思います。
しかし、実際には医学部、院があり、我が国では、他には医師になれる途がないのに、比較すること自体、意味のないことだと思いますよ。
それは、医学というものがやはり人の身体を扱うということで、国民からの技術的な信用性を担保していなければならず、一発試験屋を許すと、仮にその後の訓練で技術を身に着けていたとしても国民が自分の生命や健康を脅かされるのではないかと不安に感じるからだと思います。
司法の分野というのは、裁判官や弁護士が法科大学院を出ていなければ、国民が不安に思うかというとそんなことは絶対にありません。
ここが医学部との違いでしょう。
ましてや「市民に身近な法曹」をスローガンに掲げるのであれば、なおさら大学院卒の法曹など要請されていないということになります。
日本の大企業は、文系の大学院卒は即戦力になるわけではないので、どうせ育てるならと若い学部卒を好む傾向にあります。すなわち院卒という学歴は、一般社会よりもはるかに上の層になるわけです(大学院卒だからという理由で尊敬されることはないですが)。
医学部と共通するのは、大学及び大学院において実務で必要なスキルを身に着けることなど無理だということです。
重要なことは、国民の信頼がどこに向けられているか、ということです。
学歴を重視する人もいるかもしれませんが、東大卒と中下位ロー卒であれば前者に価値を置く人も多いでしょうし、だとするならば、法科大学院の価値とはいったいなんなんだということになりませんか?
だいたい、クライアントが目の前にいる弁護士の学歴について深く考えるでしょうか?
依頼者にとって重要なことは、いかに自分の希望にそった解決をしてくれるか、寄り添ってくれるかではないかと思います。
現在では、これにさらに、ぼったくられたり、不正をしない弁護士であること、という条件もつきましたが。法科大学院卒だったら、借金まみれでやばいと思う国民も増えつつありますが。。。
最後に、医師と弁護士とでは、国民が向ける信頼の質が違う、ということを再度強調しておきます。
受診する人はいると思います。
だってね。外科のオペなど医学部時代やインターン時代になんてやらせてもらえなくて、医者になった後で、先輩医師に教わりながら身に着けていく技術なんだから。
ですから、一発試験合格の医者でもその後の訓練を同じように受けていれば、「技術的には」何ら遜色ないと思います。
しかし、実際には医学部、院があり、我が国では、他には医師になれる途がないのに、比較すること自体、意味のないことだと思いますよ。
それは、医学というものがやはり人の身体を扱うということで、国民からの技術的な信用性を担保していなければならず、一発試験屋を許すと、仮にその後の訓練で技術を身に着けていたとしても国民が自分の生命や健康を脅かされるのではないかと不安に感じるからだと思います。
司法の分野というのは、裁判官や弁護士が法科大学院を出ていなければ、国民が不安に思うかというとそんなことは絶対にありません。
ここが医学部との違いでしょう。
ましてや「市民に身近な法曹」をスローガンに掲げるのであれば、なおさら大学院卒の法曹など要請されていないということになります。
日本の大企業は、文系の大学院卒は即戦力になるわけではないので、どうせ育てるならと若い学部卒を好む傾向にあります。すなわち院卒という学歴は、一般社会よりもはるかに上の層になるわけです(大学院卒だからという理由で尊敬されることはないですが)。
医学部と共通するのは、大学及び大学院において実務で必要なスキルを身に着けることなど無理だということです。
重要なことは、国民の信頼がどこに向けられているか、ということです。
学歴を重視する人もいるかもしれませんが、東大卒と中下位ロー卒であれば前者に価値を置く人も多いでしょうし、だとするならば、法科大学院の価値とはいったいなんなんだということになりませんか?
だいたい、クライアントが目の前にいる弁護士の学歴について深く考えるでしょうか?
依頼者にとって重要なことは、いかに自分の希望にそった解決をしてくれるか、寄り添ってくれるかではないかと思います。
現在では、これにさらに、ぼったくられたり、不正をしない弁護士であること、という条件もつきましたが。法科大学院卒だったら、借金まみれでやばいと思う国民も増えつつありますが。。。
最後に、医師と弁護士とでは、国民が向ける信頼の質が違う、ということを再度強調しておきます。
No title
この荒らしさんはさすがにロー関係者ではなく、なにも知らない・知ろうともしてない人が、マスコミの偏向記事だけ見て知ったかしてるのでは。
本人は気付いてないでしょうが、この人の「試験だけでなく教育も~」との主張は、むしろ司法改革への批判になります。
司法改革によって、法曹志望者にとって最も重要な教育期間であろう司法修習は短期化されてしまいました。また、借金漬けと未曾有の就職難により、以前よりはるかに集中できにくくされたと思われます。
さらに修習後も、就職できずに実務未経験で、即独して一人で業務せざるを得ない人も増えました。
荒らしさんの主張によれば、このような事態こそ避けるべきはずでは。
あと、荒らしさんの意見は、ローが法曹教育機関として価値が高いことを前提にしてると思われます。
しかし、当のロー自身が、国家権力側で「非ロー卒者大減員」を続けてくれない限り、ローなんて誰にも選ばれない程度のシロモノであることを、認めていますよ。
本人は気付いてないでしょうが、この人の「試験だけでなく教育も~」との主張は、むしろ司法改革への批判になります。
司法改革によって、法曹志望者にとって最も重要な教育期間であろう司法修習は短期化されてしまいました。また、借金漬けと未曾有の就職難により、以前よりはるかに集中できにくくされたと思われます。
さらに修習後も、就職できずに実務未経験で、即独して一人で業務せざるを得ない人も増えました。
荒らしさんの主張によれば、このような事態こそ避けるべきはずでは。
あと、荒らしさんの意見は、ローが法曹教育機関として価値が高いことを前提にしてると思われます。
しかし、当のロー自身が、国家権力側で「非ロー卒者大減員」を続けてくれない限り、ローなんて誰にも選ばれない程度のシロモノであることを、認めていますよ。
No title
マスコミの記事だけをみてロー関係者でもない人があそこまでムキになることはないのでは?
むしろ関係者だから「知っている」内容だと思いますよ。特にその一昔前は、「医学部でも6年やっているのに、司法試験が1発勝負なのはおかしい。」というのが決まり文句でしたし、マスコミはあまり医学部との比較での報道はほとんどなかったと思いますよ。
それにしても、このネットローですが、医学部の試験が一発だけでというのは、無知をさらけ出した言い掛かりですね。
旧制度では司法修習という養成のための期間があったということを全く無視し、医師試験でも、その後の養成をどのようにするのかという視点がまるで欠如している、不思議としかいいようがありません。
むしろ、法科大学院制度を作り上げたときに言われたことは、あくまで選抜方法として点という司法試験のみでいいのかという言われ方でしたし、それに養成課程をくっつけるんだというものでした。
確かに、その点の経緯もわかっていないということになると、全くの素人なのかなあ。
いや、もしかすると法科大学院生かもしれませんね。
むしろ関係者だから「知っている」内容だと思いますよ。特にその一昔前は、「医学部でも6年やっているのに、司法試験が1発勝負なのはおかしい。」というのが決まり文句でしたし、マスコミはあまり医学部との比較での報道はほとんどなかったと思いますよ。
それにしても、このネットローですが、医学部の試験が一発だけでというのは、無知をさらけ出した言い掛かりですね。
旧制度では司法修習という養成のための期間があったということを全く無視し、医師試験でも、その後の養成をどのようにするのかという視点がまるで欠如している、不思議としかいいようがありません。
むしろ、法科大学院制度を作り上げたときに言われたことは、あくまで選抜方法として点という司法試験のみでいいのかという言われ方でしたし、それに養成課程をくっつけるんだというものでした。
確かに、その点の経緯もわかっていないということになると、全くの素人なのかなあ。
いや、もしかすると法科大学院生かもしれませんね。
気の毒な下位ロー生
あらしさんの正体は、(下位)法科大学院生だと思いますよ。
法科大学院関係者の上層は、そんな暇はないでしょう。
また、下位ローの教員は、ご自分が一流学者だとの錯誤があり(実務家も大学教授というプレミア付の別格弁護士との錯覚があり)、ブログのコメント欄に書き込むという行為は、プライドが許さないと思います。
下位ロー生は、教員に洗脳されて、一部だそうですが、ローや教授、法科大学院制度に対して狂信的信者になっているとよく聞きます。
弁護士教員など口八丁手八丁で「君に期待している。」と言いながら、影では「うちのローは優秀な学生は入ってこないから合格率が上がらないんだよ。」と嘆いてますよ。これは、もうよく聞きます。
自分の学校の学生をよくそんなふうに言えるなあとさびしく思いますが。
だから、ネトローさんの本当の敵は、猪野先生ではなく(むしろ味方かもしれない)、自分のローの教授やその他既得権者だということに早く気が付いてほしいですね。
下位ローの受験資格剥奪案を出してきたのは確か井上先生だったはずです。
下位ローを潰しにかかっているのは、文部科学省や御用学者ですよ。
強大な権力には抗えないからといって、独り闘っておられる猪野先生に嫌がらせをするというのはどうかと思います。
法科大学院関係者の上層は、そんな暇はないでしょう。
また、下位ローの教員は、ご自分が一流学者だとの錯誤があり(実務家も大学教授というプレミア付の別格弁護士との錯覚があり)、ブログのコメント欄に書き込むという行為は、プライドが許さないと思います。
下位ロー生は、教員に洗脳されて、一部だそうですが、ローや教授、法科大学院制度に対して狂信的信者になっているとよく聞きます。
弁護士教員など口八丁手八丁で「君に期待している。」と言いながら、影では「うちのローは優秀な学生は入ってこないから合格率が上がらないんだよ。」と嘆いてますよ。これは、もうよく聞きます。
自分の学校の学生をよくそんなふうに言えるなあとさびしく思いますが。
だから、ネトローさんの本当の敵は、猪野先生ではなく(むしろ味方かもしれない)、自分のローの教授やその他既得権者だということに早く気が付いてほしいですね。
下位ローの受験資格剥奪案を出してきたのは確か井上先生だったはずです。
下位ローを潰しにかかっているのは、文部科学省や御用学者ですよ。
強大な権力には抗えないからといって、独り闘っておられる猪野先生に嫌がらせをするというのはどうかと思います。
反原発デモだって陳腐な連呼
猪野先生
とんだ災難に遭われていることは同情いたしますが
では、反原発再稼働だの反秘密保護法だのと言って
霞ヶ関でシュプレヒコールを連呼している方々はどうなのですか?
候補者名を連呼するだけの選挙カーはどうなのですか?
・個々の氏名は明かさない
・陳腐な根拠で同じ事を連呼する
同じでしょう。
反原発デモなんて酷いですよね。陳腐なことをひたすら連呼するし、
おまけに何で太鼓なんて叩くんでしょう。
仕事中の人たちもいるのに、ほんとウルサイです。
デモ行進なんて、シュプレヒコールを連呼するだけで
ちゃんとした議論になってないですよね。
自分の意見とは違うけれど、労働者の地位を守ってもらうために
組合に入っていて、動員されてデモに加わっている人も多いので
そういう人は、議論どころか連呼している内容にすら実は反対という事すらあります。
さらに、私のようにメーカー勤務の若者だと、ユニオンショップ制で半強制的に
組合員にさせられるので、デモ行進も嫌々やってますし、
あんな馬鹿なことはやめたいです。
候補者名を連呼するだけの選挙カーも同様です。
動員された人は連呼以外の事をわざわざやる気などないでしょう。
そういう馬鹿なことはもうやめにして、まともな議論だけにしたいですよね。
今回、おかしな連呼厨に絡まれたことで、デモの連呼で嫌な思いをする方々の気持ちは
お分かりになったでしょう。
反原発デモをやっているお味方にも、その辺をぜひ説いてください。
とんだ災難に遭われていることは同情いたしますが
では、反原発再稼働だの反秘密保護法だのと言って
霞ヶ関でシュプレヒコールを連呼している方々はどうなのですか?
候補者名を連呼するだけの選挙カーはどうなのですか?
・個々の氏名は明かさない
・陳腐な根拠で同じ事を連呼する
同じでしょう。
反原発デモなんて酷いですよね。陳腐なことをひたすら連呼するし、
おまけに何で太鼓なんて叩くんでしょう。
仕事中の人たちもいるのに、ほんとウルサイです。
デモ行進なんて、シュプレヒコールを連呼するだけで
ちゃんとした議論になってないですよね。
自分の意見とは違うけれど、労働者の地位を守ってもらうために
組合に入っていて、動員されてデモに加わっている人も多いので
そういう人は、議論どころか連呼している内容にすら実は反対という事すらあります。
さらに、私のようにメーカー勤務の若者だと、ユニオンショップ制で半強制的に
組合員にさせられるので、デモ行進も嫌々やってますし、
あんな馬鹿なことはやめたいです。
候補者名を連呼するだけの選挙カーも同様です。
動員された人は連呼以外の事をわざわざやる気などないでしょう。
そういう馬鹿なことはもうやめにして、まともな議論だけにしたいですよね。
今回、おかしな連呼厨に絡まれたことで、デモの連呼で嫌な思いをする方々の気持ちは
お分かりになったでしょう。
反原発デモをやっているお味方にも、その辺をぜひ説いてください。
横槍で申し訳ありません。
上の方へなのですが、少し話が違うと思います。
上の方は、①個々の氏名を明かさず②陳腐な根拠で同じ事を連呼する
という2点において、反原発デモ等と今回のネトローは共通し、そして、上記2点はダメだから、今回のネトローと同様に反原発デモ等も良くないと主張されています。
しかし、今回のネトローでの本質的な問題は、表現手段ではなく、下品な表現方法や特定の個人に対する表現内容等だと考えます。特に、特定の相手に対する個人攻撃は、デモ等の不特定多数者に向けたものよりも、個人に対する影響力は大きく、この両者を同一視することは妥当ではありません。つまり、上記2点は付随的な問題に過ぎないと考えます。
また、デモ等は社会的弱者が権力者に対して、憲法上保障された権限を行使しているのであり、そもそもまともな議論が期待できないからこそ、体制派に訴えかえているものです。これに対し、ネトローは体制派の見解であり、わざわざ猪野先生を攻撃する必要性もないのです。デモ等が、少数者が権力者に立ち向かう数少ない手段の一つであるから、その重要性は極めて高いのに対し、ネトローはそうではないという点も重要な相違点です。
結局、上記2点は、デモ等とネトローの共通点ではあるものの、本質的には異なっており、同一に述べることは妥当ではないと考えます。
それに、上の方は、デモがなくとも適切な議論が可能な事を前提としていますが、その前提の認識は誤りだと思います。そのため、デモ等が必要であり、そのデモ等においては、権力者から弾圧を受けぬよう①匿名性が必要になり、よりインパクトを残すために②単調にならざるを得ません。そのため、上記2点が良くないとする前提も誤りだと考えます。
上の方へなのですが、少し話が違うと思います。
上の方は、①個々の氏名を明かさず②陳腐な根拠で同じ事を連呼する
という2点において、反原発デモ等と今回のネトローは共通し、そして、上記2点はダメだから、今回のネトローと同様に反原発デモ等も良くないと主張されています。
しかし、今回のネトローでの本質的な問題は、表現手段ではなく、下品な表現方法や特定の個人に対する表現内容等だと考えます。特に、特定の相手に対する個人攻撃は、デモ等の不特定多数者に向けたものよりも、個人に対する影響力は大きく、この両者を同一視することは妥当ではありません。つまり、上記2点は付随的な問題に過ぎないと考えます。
また、デモ等は社会的弱者が権力者に対して、憲法上保障された権限を行使しているのであり、そもそもまともな議論が期待できないからこそ、体制派に訴えかえているものです。これに対し、ネトローは体制派の見解であり、わざわざ猪野先生を攻撃する必要性もないのです。デモ等が、少数者が権力者に立ち向かう数少ない手段の一つであるから、その重要性は極めて高いのに対し、ネトローはそうではないという点も重要な相違点です。
結局、上記2点は、デモ等とネトローの共通点ではあるものの、本質的には異なっており、同一に述べることは妥当ではないと考えます。
それに、上の方は、デモがなくとも適切な議論が可能な事を前提としていますが、その前提の認識は誤りだと思います。そのため、デモ等が必要であり、そのデモ等においては、権力者から弾圧を受けぬよう①匿名性が必要になり、よりインパクトを残すために②単調にならざるを得ません。そのため、上記2点が良くないとする前提も誤りだと考えます。
弁護士は権力者と思われてますよ
>デモ等の不特定多数者に向けたものよりも、個人に対する影響力は大きく、
>この両者を同一視することは妥当ではありません
弁護士の大先生は、行政の委員会等にも参加することが多い有識者なので
今は体制派ではなくとも
野党議員と同様に「体制派予備軍」とみなされても仕方ないのでは
ないでしょうか。
少なくとも、一般国民やロースクール学生等とは違う立場です。
例えば、私は博士(工学)の学位をもっている一方、身分は会社員なので
どの立場で意見表明するのかによって、実名匿名を分けており、
実名で書き込むときは、それなりに覚悟しています。
・学位論文と同分野の内容→非難は自分にふりかかることを覚悟して、実名で書き込む
・担当している製品に関係する内容→会社が責任を持つことなので、有識者としても個人としても書き込まない
・政治など、業務や専門とは無関係の内容→一般国民として匿名で書き込む
もちろん、第四の権力であるマスコミも「体制派予備軍」ですよね。
彼らが政治家に向かって、庶民感覚が云々と言ってるのを見ると
こいつら何言ってるのかと思います。
>この両者を同一視することは妥当ではありません
弁護士の大先生は、行政の委員会等にも参加することが多い有識者なので
今は体制派ではなくとも
野党議員と同様に「体制派予備軍」とみなされても仕方ないのでは
ないでしょうか。
少なくとも、一般国民やロースクール学生等とは違う立場です。
例えば、私は博士(工学)の学位をもっている一方、身分は会社員なので
どの立場で意見表明するのかによって、実名匿名を分けており、
実名で書き込むときは、それなりに覚悟しています。
・学位論文と同分野の内容→非難は自分にふりかかることを覚悟して、実名で書き込む
・担当している製品に関係する内容→会社が責任を持つことなので、有識者としても個人としても書き込まない
・政治など、業務や専門とは無関係の内容→一般国民として匿名で書き込む
もちろん、第四の権力であるマスコミも「体制派予備軍」ですよね。
彼らが政治家に向かって、庶民感覚が云々と言ってるのを見ると
こいつら何言ってるのかと思います。
No title
権力者から弾圧を受けぬよう①匿名性が必要になり、よりインパクトを残すために②単調にならざるを得ません。
ここは日本であり、中国等非民主国家ではありません。権力者からの弾圧なんてありえません。
ここは日本であり、中国等非民主国家ではありません。権力者からの弾圧なんてありえません。
No title
さきほどの書き込みに追記です。
上記の理由で、反原発デモ等と今回のネトローはやはり共通しており、
権力者、権力者予備軍、有識者といった方々に対する批判は、
きちんとした議論として意見表明することで行い
フレーズの連呼だの、太鼓を叩いて騒音を起こすだの、
下品な表現方法だのといった方法を行うべきではないと思います。
上記の理由で、反原発デモ等と今回のネトローはやはり共通しており、
権力者、権力者予備軍、有識者といった方々に対する批判は、
きちんとした議論として意見表明することで行い
フレーズの連呼だの、太鼓を叩いて騒音を起こすだの、
下品な表現方法だのといった方法を行うべきではないと思います。
No title
ゆうじさんのおっしゃっていることはよくわかります。
ただ、法科大学院制度推進派とそれをとりまく関係者、信者のロー生は少し常軌を逸していて
おそろしいところがあります。
たしかに、猪野先生は、弁護士で権力者予備軍なのかもしれません。
しかし、猪野先生だけでなく、法科大学院反対派の弁護士は、これまで手ひどい仕打ちを受けてきました。弁護士といえども一人なんですよ。一人に対して、ロー関係者は、団体で攻撃してくるのです。これは、完全にアンフェアです。
シュプレヒコールをする人たちは、権力者におよそ耳を傾けてもらえないから、そういう迷惑行為に出るわけでしょう?
少し事情が違うような気がします。
ネトローが本当に下位ロー生だとしたら、これほど哀れなことはないと思います。
高いお金を上納して、申し訳なさ程度の講義を聴かされて、多くは三振で、世に放り出される。。
他方、下位ローの教授は、私立の専任教授だと高いところでは、年収1500万円、他に書籍代、研究費などの名目で100万円ほど支給されています。
週に2、3日、2,3時間ローに来るだけで、この待遇ですよ。
それで学生からは、天皇陛下扱いされる
、こんな恵まれた職の人はなかなかいないと思いますよ。まさに既得権益の恩恵を被っています。おまけに、学生が馬鹿だから自分のおいしい職場が奪われると学生を非難するんだから、もう開いた口が塞がりません。
数人のそれも質の低下した弁護士を輩出して、「法曹養成」をしていますとは、言わないでいただきたいですね。
猪野先生が既得権益の保持者ですか?司法改悪の被害者の一人だと思いますが。。
誰が既得権益をむさぼっているかは明白でしょう。
こういう税金の無駄使いをするんじゃなくて、
修習を給費制にした方がよほど合理的だと思いますが。
下位ロー生よ、目をさませ。
自分が将来ニートでも教授様が金持ちならいいのか?
どんな宗教なんですか?
安倍さんや石原さんならニートは軍隊で鍛えろと言い出しかねませんよ。おおこわっ。
ただ、法科大学院制度推進派とそれをとりまく関係者、信者のロー生は少し常軌を逸していて
おそろしいところがあります。
たしかに、猪野先生は、弁護士で権力者予備軍なのかもしれません。
しかし、猪野先生だけでなく、法科大学院反対派の弁護士は、これまで手ひどい仕打ちを受けてきました。弁護士といえども一人なんですよ。一人に対して、ロー関係者は、団体で攻撃してくるのです。これは、完全にアンフェアです。
シュプレヒコールをする人たちは、権力者におよそ耳を傾けてもらえないから、そういう迷惑行為に出るわけでしょう?
少し事情が違うような気がします。
ネトローが本当に下位ロー生だとしたら、これほど哀れなことはないと思います。
高いお金を上納して、申し訳なさ程度の講義を聴かされて、多くは三振で、世に放り出される。。
他方、下位ローの教授は、私立の専任教授だと高いところでは、年収1500万円、他に書籍代、研究費などの名目で100万円ほど支給されています。
週に2、3日、2,3時間ローに来るだけで、この待遇ですよ。
それで学生からは、天皇陛下扱いされる
、こんな恵まれた職の人はなかなかいないと思いますよ。まさに既得権益の恩恵を被っています。おまけに、学生が馬鹿だから自分のおいしい職場が奪われると学生を非難するんだから、もう開いた口が塞がりません。
数人のそれも質の低下した弁護士を輩出して、「法曹養成」をしていますとは、言わないでいただきたいですね。
猪野先生が既得権益の保持者ですか?司法改悪の被害者の一人だと思いますが。。
誰が既得権益をむさぼっているかは明白でしょう。
こういう税金の無駄使いをするんじゃなくて、
修習を給費制にした方がよほど合理的だと思いますが。
下位ロー生よ、目をさませ。
自分が将来ニートでも教授様が金持ちならいいのか?
どんな宗教なんですか?
安倍さんや石原さんならニートは軍隊で鍛えろと言い出しかねませんよ。おおこわっ。
ネトローよりも呆れたロー教授
既にすたれた決め台詞(ダサ)で、見当違いの敵に攻撃してくるネトローは、おそらく弱者でしょう。
気の毒な方なので、腹も立ちません。
はらわた煮えくり返るのは、下位ローの実務家教員に対してです。
さすがに、現時点では、どこの下位ローも廃校を覚悟している様子で、教授は次の職場確保で頭がいっぱいのようです。
学者教員は、自校の学部、院の椅子に、というのは、普通だと思いますので何とも思いません。
しかし、弁護士教員が学部、院で教壇に立とうとし、今も研究者という肩書を用いていることに対して、憤りを禁じえません。
そういうところで営業力を発揮するのはやめていただきたい。
法科大学院は、法曹養成機関なので、学者など不要、実務家教員だけでも構わないんじゃないかとも思いますが、学部、院は、本来、学者の領域です。
そして、ローの実務家教員には、学部の教壇に立つ資格はないと考えます。
なぜなら、受験生に自分たちは経ていないローを強制しておきながら、自分が学者、研究者になる分には、学部卒でOKというのは、勝手すぎないでしょうか?
私は、学部卒で助手から学者になるルートや学部卒の弁護士からも学者に転身できるルートがあっていいと考えていましたが、今は断固反対です。
まだ、ロー教授でない学部卒弁護士なら教壇に立っても許されるでしょうが、「プロセスの教育」が必要だとして受験生に大学院を強制したのですから、研究者、学者になるのにも「プロセスの教育」は必要でしょう。
大学をなめているんですよね。この人たち。。
そもそも、今、実務家教員がやるべきことは、人生を狂わせた不幸な受験生の救済やごく少数の合格者の就職先の確保でしょう。
自分のことばっかりですか?
ご自分には責任がまったくないとでも?
大学側ももっと考えるべきです。
現在、学者志望の30代、40代の講師は、任期切れで、高学歴プアになっている人が続出しています。
弁護士を教員として採用するくらいなら、こうした後進の若い講師にチャンスを与えるべきです。
彼らは、チャンスを活かそうと必死で講義に臨むでしょう。
法科大学院反対派の弁護士なんて今や90パーセント以上だと思いますよ。
今頃、ブログで華やかに批判している弁護士に誹謗中傷するのは、時代遅れもいいところです。
ロー教授で恩恵をこうむっていたことをチャラにして、ちゃっかり学部の教授になろうとしている弁護士にひれ伏すネトローの惨めさは、筆舌につくしがたいところがあります。
どこまでも自分の利益には貪欲で無責任な下位ローの教授には、きっと、必ず報いがくると思います。この野望をもっと困っている人たちのために向けたらどうなんだ?それでも弁護士か。。
この人たちがいつも弁明しているのが「優秀な学生が集まらないから。。。」ということですが、
その前に司法試験合格実績のない大学にローを設置したことがまちがっているんだし、少なくとも
多くの騙された学生のおかげで貴方がたの懐が潤ったんじゃないんですか?」と言いたいですね。
法曹界の崩壊と引き換えにね。
学者の敵も下位ローの実務家教員ですよ。
文科省も受験生に不利益を課すんじゃなくて、こういう強欲で無責任な弁護士に制裁を加えるべきです。
気の毒な方なので、腹も立ちません。
はらわた煮えくり返るのは、下位ローの実務家教員に対してです。
さすがに、現時点では、どこの下位ローも廃校を覚悟している様子で、教授は次の職場確保で頭がいっぱいのようです。
学者教員は、自校の学部、院の椅子に、というのは、普通だと思いますので何とも思いません。
しかし、弁護士教員が学部、院で教壇に立とうとし、今も研究者という肩書を用いていることに対して、憤りを禁じえません。
そういうところで営業力を発揮するのはやめていただきたい。
法科大学院は、法曹養成機関なので、学者など不要、実務家教員だけでも構わないんじゃないかとも思いますが、学部、院は、本来、学者の領域です。
そして、ローの実務家教員には、学部の教壇に立つ資格はないと考えます。
なぜなら、受験生に自分たちは経ていないローを強制しておきながら、自分が学者、研究者になる分には、学部卒でOKというのは、勝手すぎないでしょうか?
私は、学部卒で助手から学者になるルートや学部卒の弁護士からも学者に転身できるルートがあっていいと考えていましたが、今は断固反対です。
まだ、ロー教授でない学部卒弁護士なら教壇に立っても許されるでしょうが、「プロセスの教育」が必要だとして受験生に大学院を強制したのですから、研究者、学者になるのにも「プロセスの教育」は必要でしょう。
大学をなめているんですよね。この人たち。。
そもそも、今、実務家教員がやるべきことは、人生を狂わせた不幸な受験生の救済やごく少数の合格者の就職先の確保でしょう。
自分のことばっかりですか?
ご自分には責任がまったくないとでも?
大学側ももっと考えるべきです。
現在、学者志望の30代、40代の講師は、任期切れで、高学歴プアになっている人が続出しています。
弁護士を教員として採用するくらいなら、こうした後進の若い講師にチャンスを与えるべきです。
彼らは、チャンスを活かそうと必死で講義に臨むでしょう。
法科大学院反対派の弁護士なんて今や90パーセント以上だと思いますよ。
今頃、ブログで華やかに批判している弁護士に誹謗中傷するのは、時代遅れもいいところです。
ロー教授で恩恵をこうむっていたことをチャラにして、ちゃっかり学部の教授になろうとしている弁護士にひれ伏すネトローの惨めさは、筆舌につくしがたいところがあります。
どこまでも自分の利益には貪欲で無責任な下位ローの教授には、きっと、必ず報いがくると思います。この野望をもっと困っている人たちのために向けたらどうなんだ?それでも弁護士か。。
この人たちがいつも弁明しているのが「優秀な学生が集まらないから。。。」ということですが、
その前に司法試験合格実績のない大学にローを設置したことがまちがっているんだし、少なくとも
多くの騙された学生のおかげで貴方がたの懐が潤ったんじゃないんですか?」と言いたいですね。
法曹界の崩壊と引き換えにね。
学者の敵も下位ローの実務家教員ですよ。
文科省も受験生に不利益を課すんじゃなくて、こういう強欲で無責任な弁護士に制裁を加えるべきです。
医学部、医師と比較することの愚かさについて
先ほど、知人の医者から現在の医師国家試験の合格率を聞いて驚きました。9割弱だというので、念のため調べてみたところ、
全体の平均は約89パーセントで、1位の自治医大は約98パーセント、不合格だったのは一人。
しかも就職先が見つからなかったという話は、身近では聞いたことがない、ということ。
もっとも、その医者は有名国立大出身なので、底辺校の事情は知らないだけなのかもしれませんが。
司法試験の合格率は、約25パーセント、合格後の就職率は良く見積もって70パーセントです。
さらに、勤務医は給与が保証されるのに対し、弁護士は保証されない場合もあります。
これだけ受験生や合格者をとりまく境遇が過酷であって、しかも税金を投入しているという事情の下、この先、法科大学院を存続させることについて、国民や司法関係者からコンセンサスを得られるという方が不思議です。
あと印象的だったのが、自治医大は、学費は無料で、ただ、その後就職の際にいろいろ拘束されるのだそうですが、結局、勉強することが仕事となるため、当然、その姿勢も真剣になる、だから合格率も高くなるのかなあと思いました。
このことは、修習を給費制から貸与制に変更したことに通ずるものがあるのではないかという気もいたしました。
公給をいただいてする仕事だと思って取り組むのとそうでないのとでは雲泥の差があるような気がします。
気持ちに差がないとしても、経済的に余裕がないようでは、勉強や修習に集中するというのも難しいのではないでしょうか。このことは、ロー生にもあてはまると思います。
ついでに、大手法律事務所による予備試験合格者の囲い込みは、予測されていたことであります。
「若くて優秀な人が欲しい。」というのは、法曹界に限らず、どの実務業界でもそうでしょう。
法科大学院による法科大学院のための「プロセスによる教育」がすばらしいと信用している実務家は、まずいないと思います。ローの教員ですら、そこまで本気で思っている方はいらっしゃらないと信じます。
それと、ある弁護士によれば、「予備試験経由合格者」はある意味、旧試に合格したのと同列扱いなんだそうです。
やはり、フェアではない制度に対する拒否反応というものがあるのではないかとそんな気がします。
全体の平均は約89パーセントで、1位の自治医大は約98パーセント、不合格だったのは一人。
しかも就職先が見つからなかったという話は、身近では聞いたことがない、ということ。
もっとも、その医者は有名国立大出身なので、底辺校の事情は知らないだけなのかもしれませんが。
司法試験の合格率は、約25パーセント、合格後の就職率は良く見積もって70パーセントです。
さらに、勤務医は給与が保証されるのに対し、弁護士は保証されない場合もあります。
これだけ受験生や合格者をとりまく境遇が過酷であって、しかも税金を投入しているという事情の下、この先、法科大学院を存続させることについて、国民や司法関係者からコンセンサスを得られるという方が不思議です。
あと印象的だったのが、自治医大は、学費は無料で、ただ、その後就職の際にいろいろ拘束されるのだそうですが、結局、勉強することが仕事となるため、当然、その姿勢も真剣になる、だから合格率も高くなるのかなあと思いました。
このことは、修習を給費制から貸与制に変更したことに通ずるものがあるのではないかという気もいたしました。
公給をいただいてする仕事だと思って取り組むのとそうでないのとでは雲泥の差があるような気がします。
気持ちに差がないとしても、経済的に余裕がないようでは、勉強や修習に集中するというのも難しいのではないでしょうか。このことは、ロー生にもあてはまると思います。
ついでに、大手法律事務所による予備試験合格者の囲い込みは、予測されていたことであります。
「若くて優秀な人が欲しい。」というのは、法曹界に限らず、どの実務業界でもそうでしょう。
法科大学院による法科大学院のための「プロセスによる教育」がすばらしいと信用している実務家は、まずいないと思います。ローの教員ですら、そこまで本気で思っている方はいらっしゃらないと信じます。
それと、ある弁護士によれば、「予備試験経由合格者」はある意味、旧試に合格したのと同列扱いなんだそうです。
やはり、フェアではない制度に対する拒否反応というものがあるのではないかとそんな気がします。